フォグランプステーとは?選び方や取り付ける際の注意点について解説!

フォグランプステー

悪天候時や視界が悪い時に、前方や路面を照らすフォグランプ。ヘッドライトの補助灯として、夜間の安全運転には欠かせません。しかし、フォグランプを効果的に使用するためには、適切な位置にしっかりと固定する必要があります。

そこで重要な役割を果たすのが「フォグランプステー」です。

この記事では、フォグランプステーの役割や選び方、取り付けの注意点について解説します。さらに、よくある質問やまとめも紹介します。愛車の安全性を高めたい方やドレスアップしたい方は、ぜひ参考にしてください。

目次

フォグランプステーとは?

フォグランプステーは、フォグランプを車体に固定するための小さな部品です。一見地味な存在ですが、夜間の安全運転と愛車の個性を高める重要な役割を担っています。

フォグランプは、悪天候や視界不良時に前方や路面を照らす補助灯です。しかし、ただ車体に備えただけでは、その性能を最大限に発揮できません。フォグランプステーは、フォグランプを適切な位置にしっかりと固定することで、光軸を調整し、最適な照射範囲を実現します。

さらに、フォグランプステーは、愛車のドレスアップにも役立ちます。車種やフォグランプに合ったデザインを選ぶことで、フロント周りに個性的なアクセントを加えることができます。

フォグランプステーを取り付けるメリット

フォグランプステーを取り付けることで、以下のメリットがあります。

  • フォグランプを安全に取り付けられる
  • フォグランプの位置を調整できる
  • ドレスアップになる

ここからは、これらについて解説します。

フォグランプを安全に取り付けられる

悪天候や視界不良時の運転は、想像以上に危険を伴います。そんな状況下で頼りになるのが、フォグランプです。しかし、フォグランプをただ車体に装着しただけでは、その性能をフルに発揮できません。安全性を向上させるためには、フォグランプステーに正しくフォグランプを取り付ける必要があります。

フォグランプステーは、フォグランプを適切な位置にしっかりと固定することで、光軸を正確に調整し、最適な照射範囲を実現します。純正の取り付け位置では光軸がずれていたり、路面を照らしきれていない場合がありますが、このような問題を解決し、夜間走行における視界を改善します。さらに、フォグランプステーは、振動による緩みや脱落を防ぎ、フォグランプ本体の破損リスクを低減します。

愛車の安全を守り、長く快適に使用するためにも、フォグランプステーは欠かせない存在と言えるでしょう。安全性を高め、夜間走行の不安を解消したい方は、ぜひフォグランプステーの導入を検討してみてください。愛車の視界を劇的に改善し、安心安全なドライブを実現します。

フォグランプの位置を調整できる

フォグランプステーは、フォグランプの位置を自由に調整できるため、理想的な照射範囲を実現することができます。さらに、フォグランプステーにはフォグランプの角度を調整できるものもあります。路面を広く照らしたい場合は下向きに、前方遠くを照らしたい場合は上向きに調整することで、状況に合わせて最適な照射角度を設定できます。

なお、位置を調整する必要があるのは以下のようなケースです。

車高が低い車

純正位置では光軸が下向きになりすぎて、路面が十分に照らされない。フォグランプステーを使って光軸を調整することで、必要な範囲をしっかりと照らすことができる。

大型バンパーの車

純正の位置ではフォグランプが奥まってしまい、照射範囲が狭い。フォグランプステーを使って前に出すことで、照射範囲を広げることができる。

フォグランプを補助灯として使用したい場合

純正の位置では前方ばかり照らされてしまい、足元が暗い。フォグランプステーを使って下向きに調整することで、足元をしっかりと照らすことができる。

ドレスアップになる

愛車をより個性的に、スタイリッシュにしたいという方にとって、フォグランプステーは見逃せないアイテムです。フォグランプは、単なる補助灯ではなく、車全体の印象を大きく変えるドレスアップパーツとしての役割も担っています。

フォグランプステーには、様々な種類やデザインがあります。車種や好みに合わせて、素材や形状、カラーなどを選ぶことで、愛車の個性を演出することができます。

例えば、クロームメッキのステーは、高級感を演出する効果があります。また、ブラックやレッドなどのカラーステーは、スポーティーな印象を与えることができます。さらに、個性的なデザインのステーを選ぶことで、愛車を唯一無二の存在に仕上げることも可能です。

フォグランプステーは、比較的安価で簡単に取り付けられるため、手軽にドレスアップを楽しめるというメリットもあります。愛車の雰囲気を変えたい、ワンランク上のスタイルを目指したいという方は、ぜひフォグランプステーを活用してみてください。

フォグランプステーの選び方

フォグランプステーを選ぶ際には、以下のポイントに注意して選びましょう。

  • 車種にあったものを選ぶ
  • フォグランプのサイズに合ったものを選ぶ

ここからは、これらについて解説します。

車種にあったものを選ぶ

フォグランプステーを選ぶ上で最も重要なポイントの一つは、車種に合ったものを選ぶことです。フォグランプステーは、車種によって取り付け位置や形状が異なるため、適合するステーを選ぶ必要があります。

適合車種や取り付け部の構造部品の寸法が適合するかどうか、取り扱い説明書やカタログでしっかり確認して確認しください。車種に合っていないステーを選ぶと、取り付けがうまくできない、光軸が調整できない、車体に干渉するなどの問題が発生する可能性があります。安全性を確保するためにも、必ず車種に合ったフォグランプステーを選びましょう。

フォグランプのサイズにあったものを選ぶ

フォグランプステーを選ぶ上で、車種に次いで重要なポイントが、フォグランプのサイズに合ったものを選ぶことです。フォグランプステーは、フォグランプをしっかりと固定し、適切な位置に設置するための重要な役割を担っています。

フォグランプとフォグランプステーのサイズの適合を確認するポイントとしては、取り付け方法、取り付けパイプの直径が主となります。取り付け予定のフォグランプの取り扱い説明書もよく確認して選ぶようにしましょう。

フォグランプステーに関してよくある質問

ここからはフォグランプステーに関してよくある質問について、以下2点を解説します。

・フォグランプステーをつけても車検に通る?
・フォグランプは自分でも取り付けられる?

車検や自分での取り付けに関して詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

フォグランプステーをつけても車検に通る?

結論から言えば、フォグランプステー自体は車検に通るかどうかを判断する要素ではありません。車検に通るためには、以下の保安基準を満たす必要があります。

灯火類の保安基準

  • 前照灯、車幅灯、尾灯、方向指示灯、停止灯、後退灯など、すべての灯火類が正しく点灯・点滅すること
  • 光軸が適正であること
  • 灯火の色が規定に合致していること

フォグランプの取り付け位置の保安基準

  • 前方240mm以内、車幅灯より外側に設置すること
  • 地上高250mm以上、車体最外側から400mm以内
position

これらの保安基準を満たしていれば、フォグランプステーを取り付けていても車検に通ります。また、以下の点に注意が必要です。

  • 車種によっては、フォグランプステーの取り付け位置が制限されている場合がある
  • 車体の構造が変更になる場合は、事前に陸運局に構造変更の申請が必要です。

これらの点に注意すれば、車検を気にすることなくお気に入りのステーを取り付けられます。

フォグランプは自分でも取り付けられる?

結論から言えば、工具と知識があれば、DIYで取り付けは可能ですが、以下の点に注意して作業してください。

  • フォグランプとステーの取扱説明書をよく読み、手順通りに作業を進める。
  • 車体に傷をつけないように、養生テープなどを活用する。
  • 配線ミスに注意して作業を進める。
  • 保安基準を満たせるようなフォグランプの取り付け位置・光軸に調整する。
  • 作業前にバッテリーを外しておく。
  • 工具は適切なものを選ぶ。
  • 作業は安全に注意して行う。

これらのことに注意すれば、自分でも取り付けることが可能です。ただし、作業に自信のない人は、無理せず業者に依頼することや、DIY講習会などに参加して手順を熟知してから作業に取り掛かるようにしましょう。

フォグランプステーの適合に、バルブ形状や光源の種類は関係ある?

フォグランプステーは、フォグランプを取り付けるための部品です。ステーを選ぶ際には、バルブ形状や光源の種類を気にする必要がなく、フォグランプ自体を取り付けるための構造に注意する必要があります。具体的には、取り付けるために必要なパイプの直径がフォグランプごとに異なるため、確認してから選ぶようにしましょう。

まとめ

フォグランプステーは、フォグランプを安全に取り付けるために必要な部品です。

フォグランプステーを選ぶ際には、車種や取り付けるフォグランプのサイズにあったもの、好みの素材で選びましょう。また、取り付ける際には、取り付け位置、固定方法、車検に通るものかどうかに注意する必要があります。お気に入りの一台に仕上げるため、しっかり調べてフォグランプステーを選びましょう!

なお、フォグランプを選ぶ際には、フォグランプステーで位置を変更するだけでなく、色や明るさを変えることもできます。そういった場合は、バルブ形状(H8やH16など)を交換前のものと同じ形状を選び、ハロゲンからLEDに変更する場合にはユニット自体が大きくなるためランプケース内に収まるサイズのものかどうか事前に確認する必要があります。

フォグランプを変更して視認性を上げたりドレスアップしたい方は、実績豊富な当社のラインナップから適合したものを選んでください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次