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レヴォーグのバックランプを2灯化する方法!注意点も解説

スバル レヴォーグ イメージ画像

スバル「レヴォーグ」のバックランプは1灯(片方のみ)が標準装備です。

2灯にしたい場合は、右側のリアフォグランプをバックランプにカスタマイズします。

この記事では、レヴォーグのバックランプを2灯化する方法と、それに伴う注意点について紹介します。

目次

レヴォーグのバックランプを2灯化する方法

レヴォーグのバックランプを2灯化する方法

レヴォーグのバックランプを2灯化するには、後部ライトユニット右側の「リアフォグランプ」をバックランプに変更するのが一般的な方法です。

レンズユニットごと交換すると失敗も少ないため、おすすめです。

バックランプユニットの交換(別売品)

レヴォーグの後部灯類はウィンカー、テールランプ、ブレーキランプなどが一体型となった「テールランプユニット」が採用されています。

ユニットの形状は左右対称ですが、左がバックランプ仕様・右がリアフォグランプ仕様という、左右の用途が異なる独特のデザインとなっています。

バックランプを2灯化するには、右のリアフォグをバックランプに変更します。電気回路やスイッチも変更し、右ランプがバックギアと連動するようにカスタマイズする必要があります。

テールランプユニットを交換せずに2灯化する方法(非推奨)

テールランプユニットを交換せずにバックランプを2灯にすることもできなくはありません。

後部レンズのリアフォグ(赤)の部分をバックランプ(クリア)に変えて、バルブをフォグランプ用からバックランプ用に交換すれば、バックランプは2灯になります。

電気回路の変更は必須であり、右ランプのスイッチをウィンカーレバー(手元スイッチ)から、バックギアに入れたとき点灯するように配線を変更します。

この方法であればランプユニットを交換する必要がないため、コストは下げられます。

ただし「殻割り」(レンズの分解のこと)を自分で行うのは難易度が高く失敗する可能性が高いため、おすすめしません。

レヴォーグのバックランプを2灯化しても車検に通る?

レヴォーグのバックランプを2灯化しても、基準を満たしていれば車検に通ります。

リアフォグランプは必須装備ではないため、なくても問題はありません。

ただし、レバースイッチに「点灯しないポイント」があることが車検で問題視される可能性があります。

バックランプの車検基準

バックランプには保安基準(車検に通るための基準)があり、以下のようになっています。

  • 位置:上側の縁が地面から1.2m以下、下側の縁が地面から25㎝以上に取り付けられていること
  • 個数:1灯または2灯。2灯の場合は左右対称であること
  • 電球の電力:15W以上75W以下が推奨
  • レンズの面積:20㎠以上
  • :白色のみ

リアフォグ(右側)の部分を2灯目のバックランプに交換する場合、位置の基準に関しては問題ありません。

しかし車をカスタマイズした際は、車検基準を満たしているか確認しておくと安心です。

ウィンカーレバーのスイッチの問題

ウィンカーレバーのスイッチの問題

レヴォーグのバックランプを2灯化すると、リアフォグを撤去することになります。(リアフォグの位置に2灯目のバックランプを設置するため)

そのため、リアフォグのオン/オフを操作するスイッチが不要になり、右ウィンカーレバーのスイッチに「点灯しないポイント」が生じることになります。

通常は、ウィンカーレバーのリアフォグのポイントを(黒テープなどで)消しておけば問題にならない場合も多いですが、車検官によっては不合格にされてしまう場合もあります。

万全を期すためには、右ウィンカースイッチも「バックフォグなしタイプ」のレバーに交換しましょう。

レヴォーグバックランプを2灯化する際の注意点

レヴォーグバックランプを2灯化する際の注意点

レヴォーグのバックランプを2灯にカスタマイズするときの注意点を2つ紹介します。

  • 年式や型式をよく確認して交換パーツを選ぶ
  • 2灯化するとリアフォグランプがなくなる

それぞれ解説します。

年式や型式をよく確認して交換パーツを選ぶ

同じスバルの「レヴォーグ」でも年式によって、テールランプユニットの形状が異なります。

バックランプ2灯化のために、右側テールランプユニットやバルブを別途購入する際は、自車の型式を確認して、同じ形状のユニットを選びましょう。

以下の一覧表でレヴォーグの年式や型式が確認できるので、参考にしてください。

レヴォーグの年式と型式一覧はこちら

2灯化するとリアフォグランプがなくなる

レヴォーグのバックランプ2灯化では、右側の後部灯をリアフォグ→バックライト仕様にカスタマイズします。

つまり、バックランプを2灯にすることでリアフォグの装備がなくなります。必須装備ではありませんが、ご自分の走行環境に影響するかを考慮して決めましょう。

リアフォグランプは撤去?それとも別の場所に設置?

リアフォグランプは撤去?それとも別の場所に設置?

レヴォーグのバックランプを2灯化したときには、リアに標準装備として付いていたフォグランプを「撤去する」または「別の場所に設置する」か、どちらかを選択することになります。

ここではリアフォグランプの役割やカスタマイズの選択肢を紹介し、バックランプを2灯化した際のリアフォグランプの装備について詳しく解説します。

リアフォグランプとは

リアフォグランプとは、車両後部のフォグランプ(霧灯)のことで「リアフォグ」と短縮して呼ばれることもあります。

フォグランプを前部(ヘッドライト側)に装備している車は多いですが、後部にもある車は、日本ではあまり見かけません。

リアフォグランプは雪や霧、豪雨など視界の悪い条件下で、後続車に自車の存在を知らせる重要な装備です。

欧州にはリアフォグを法律で義務付けている国もありますが、日本の平野部などでは、あまり必要のない装備かもしれません。

レヴォーグをカスタマイズするときの選択肢

レヴォーグの後部ライトユニットをカスタマイズする選択肢は、以下の3通りです。

※ノーマル(左:バックランプ 右:リアフォグ)を除く

  • バックランプ2灯(カスタマイズ)
  • バックランプ2灯+リアフォグ新設(バンパー下部や中央に新設)
  • 右側のリアフォグ撤去のみ

②のリアフォグ新設は、別売のパーツを取り付ける方法で、バックランプ2灯とリアフォグの両方が装備できます。(配線の変更が必要)

③は故障と見間違われる可能性もあるため、推奨しません。

リアフォグがあった方がいい環境とは

「バックランプを2灯化したいけど、リアフォグをどうするか悩ましい」という場合は、

ご自分の走行環境に照らして考えてみましょう。

霧や降雪、豪雨の多い地域を走ることが多い場合は、リアフォグランプがあることで後続車が自車を認識するのが早まり、追突防止に役立ちます。

ただし市街地の走行時にリアフォグを点灯させていると、後続車には眩しく迷惑になることもあるため、必要なときのみ点灯させるようにしましょう。

なぜレヴォーグのバックランプは1灯?

スバル車にはレヴォーグ以外にも「バックランプ1灯」が標準装備の車種があります。

レガシィアウトバック、インプレッサの一部の車種などは、レヴォーグと同様の構成(左がバックランプ、右がリアフォグランプ)です。

スバル車に特徴的なデザインともいえます。(欧州車や一部のトヨタ車などにも同様のデザインが見られます)

なぜスバル車に「バックランプ1灯タイプ」が多いのかというと、デザイン性と機能性を追求した結果と考えられます。

スバルはアウトドアユース(山や海など)を走行するユーザーが比較的多いため、リアフォグランプ搭載を標準装備としています。

シンプルなデザインを追求した結果、左がバックランプ、右がリアフォグというデザインに落ち着いたそうです。

※バックランプ1灯の理由について、Web情報誌などをリサーチした結果得られた情報であり、公式サイトに明記されているものではありません。筆者の判断で記載しました。

まと

スバルのレヴォーグの「バックランプ2灯化」について紹介しました。

標準装備でリアフォグランプが付いている部分を交換することで、バックランプが2灯になります。左側のテールランプユニットごと交換するのが一般的な方法です。

ただし、2灯化するとリアフォグランプがなくなるため、撤去するか別の場所に新設するか、ご自分の走行環境によって決めましょう。

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この記事はHID屋が監修しています

HID・LED専門店を運営。累計1,000社以上と取引しており、楽天月間優良ショップ14回受賞、お客様満足度97.4%。本メディアでは、HID・LEDを長年販売してきた経験から、車のヘッドライト・フォグランプ等の関するお役立ち情報を発信していきます。

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