カーコーティングにはさまざまな種類がありますが、その中でも耐久性が高く、艶出し効果が長持ちするのがガラスコーティングです。
そんなガラスコーティングに対して、
「DIYで施工するのにおすすめのコーティング剤は?」
「ディーラーや専門店にお願いするとコストが気になる」
とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
この記事ではDIYで施工できて艶が長持ちする、おすすめのガラスコーティング剤を紹介します。
あわせてガラスコーティング剤を選ぶ際のポイントも解説しますので、参考にしてください。
インフルエンサーもおすすめ!艶出し効果が長持ちするガラスコーティング剤を紹介
愛車の輝きを長持ちさせるためには、高品質なガラスコーティング剤の選択が重要です。
ここでは艶出し効果が長持ちするおすすめのガラスコーティング剤として、明るさとコスパの良さで注目を集めている車のライトブランド「HID屋」の商品をご紹介します。

HID屋のガラスコーティング剤は艶出し効果を長期間持続させるハイブリッドコーティング剤のため、塗装本来の美しさを最大限に引き出し、愛車に新車のような艶出し効果を与えてくれます。
コーティング剤に含まれる無機質成分がイオンデポジットやウォータースポットの付着を防ぎ、あわせて有機質成分が油汚れや排気ガス汚れから塗装面を守ります。
●イオンデポジット
水滴に含まれるミネラル分などがボディに付着し、白く残ったもの
●ウォータースポット
塗装面に残った水滴がレンズの働きをして、日光の熱を集め、塗装面に焼き付いた状態
施工を行ったHID屋ガラスコーティング剤のガラス硬度は、非常に高い「7H」を実現。
一般的な車両の塗装より硬いため、愛車に傷がつきにくくなります。
「H」は鉛筆の芯の硬さにも用いられている硬さを表す単位で、HB〜9Hの11段階で表されます。

このような高い防汚性と硬いガラス被膜によって、頻繁なメンテナンスをしなくても長く美しさをキープし、愛車の輝きを約3年間持続させる耐久性を備えています。

HID屋のガラスコーティング剤は初めての方でもムラなく塗れるよう、独自に成分調整を行い、適切な粘度でスムーズな施工が可能です。
また専用のスポンジ3個とタオル2枚がセットになっているため、すぐに作業を始められます。
そんなHID屋のガラスコーティング剤は、RED MemoryさんのYouTubeで紹介していただきましたので、ぜひ動画もご覧ください。
このようにHID屋のガラスコーティング剤は初めての方でもDIYで施工しやすく、深みのある艶とその持続力に優れており、愛車の美しさを長期間守りたい方におすすめの商品です。
ガラスコーティング剤選びのポイントを解説

DIYで施工できるガラスコーティング剤は、さまざまな種類が販売されています。
その中から艶出し効果と耐久性を兼ね備えたガラスコーティング剤を選ぶには、以下の3つのポイントに注目しましょう。
- 水の弾き方
- 成分
- 施工のしやすさ
水の弾き方

ガラスコーティング剤には「撥水性」「親水性」「疎水性」の3種類の水の弾き方があり、それぞれに特徴があります。
車の保管環境や洗車の頻度に合わせて水弾きのタイプを選ぶことが大切です。
撥水性
「撥水性」は水を玉のように弾くタイプで、洗車時に水と一緒に汚れが落ちやすく、艶やかな仕上がりになります。
しかし水滴が塗装面に残ることで、イオンデポジットやウォータースポットが発生しやすいというデメリットも。
撥水性のコーティング剤は、屋内駐車・こまめに洗車できる方におすすめです。
親水性
「親水性」は水が塗装面になじみ、広がりながら流れ落ちます。
ガラス面に水滴が残りにくく、イオンデポジットの発生を抑えやすいのが特徴です。
屋外での駐車が多い方や、洗車の頻度が少ない方には、雨によって汚れが落ちやすいためおすすめです。
疎水性
「疎水性」は撥水と親水の中間的な性質を持ち、水が塗装面になじみつつも適度に弾かれます。
洗車後の拭き上げがしやすく、ウォータースポットの発生も抑えやすくて、バランスの取れたタイプです。
成分

ガラスコーティング剤は、成分によって以下の3つに大きく分類されます。
- 無機質コーティング剤
- 有機質コーティング剤
- ハイブリッドコーティング剤
無機質コーティング剤
「無機質コーティング剤」は主にシリカ(二酸化ケイ素、SiO₂)を主成分とし、化学的に安定した硬い被膜を形成します。
耐久性に優れ、紫外線や酸性雨などの影響を受けにくいのが特徴です。
しかしコーティング被膜が硬いため、施工の難易度が高くなりがちです。
ガラスコーティング経験者や、長期間メンテナンスなしで効果を持続させたい人、紫外線や雨などの外的要因から愛車をしっかり守りたい人に無機質コーティング剤はおすすめです。
有機質コーティング剤
「有機質コーティング剤」はフッ素やポリマー系の成分を含み、柔軟性のある被膜を形成します。
撥水性や艶が出やすく施工のしやすさが魅力ですが、無機質コーティングに比べると耐久性が劣り、紫外線や熱による劣化が進みやすいのがデメリットです。
頻繁にメンテナンスを行いながら愛車を美しく維持したい人や、手軽に施工できるコーティング剤を探している人に、有機質コーティング剤はおすすめです。
ハイブリッドコーティング 剤
ハイブリッドコーティングは、無機質コーティングの耐久性と、有機質コーティングの撥水性・艶出し効果を両立しているのが特徴です。
これにより、美しい仕上がりを長持ちさせながら、施工のしやすさも確保しています。
ハイブリッドコーティング剤を使用することで、日常のメンテナンスがしやすくなり、愛車の輝きを長持ちさせることが可能です。
耐久性と艶の美しさのどちらも妥協したくない人には、無機質と有機質の長所を兼ね備えたハイブリッドコーティング剤がおすすめです。
施工のしやすさ

ガラスコーティング剤を選ぶ際は、施工のしやすさも重要なポイントです。
施工が難しいと塗りムラや拭きムラが発生しやすく、仕上がりに影響を与えるだけでなく、本来のコーティング効果が期待できない可能性も。
特にDIYで施工する場合、扱いやすい製品を選ぶことで作業のストレスを軽減し、均一で美しい仕上がりを実現できます。
施工性について以下の2つのポイントに分けて、具体的に解説していきます。
- 硬化時間
- 塗りやすさ
硬化時間
ガラスコーティング剤は、施工後に硬化するまで一定の時間が必要となり、施工のしやすさに大きな影響を与えます。
一般的にガラスコーティングの硬化時間は12時間から数日かかるものが多く、その間に天候のトラブルも懸念されます。
そのため、施工のしやすさを高めて失敗のリスクを減らすためには、硬化時間が短い製品を選ぶことが重要です。
先ほど紹介したHID屋の商品は施工後の1時間で硬化が始まり、2時間で完全硬化するため、扱いやすい仕様となっています。
施工後の管理の手間を減らしたい方や、管理可能な作業スペースを確保できない方にとって、硬化時間の短いコーティング剤は大きなメリットとなるでしょう。
塗りやすさ
ガラスコーティング剤の粘度が高すぎると塗布時にムラができやすく、また、一度できたムラは長期間残ってしまうため慎重に製品を選ぶことが重要です。
「高分子タイプ」と呼ばれる一般的なガラスコーティングに対して、「低分子タイプ」を掲げているコーティング剤を選ぶと良いでしょう。
例えばHID屋のガラスコーティング剤は、低分子サイズ(4官能基オリゴマー)架橋により、塗装面との結合力を高めながらも塗りやすさを確保しています。

塗り広げやすく、拭き取りが簡単な製品を選ぶことで、ムラを防ぎながら理想的なコーティング効果を得ることができるでしょう。
ガラスコーティング剤に関するQ&A
ここからはガラスコーティング剤に関する質問に回答していきます。
選び方のポイントとあわせて、参考にしてください。
- 最強と呼ばれるガラスコーティング剤はどのようなものですか?
-
選び方のポイントで解説した水の弾き方や成分、施工のしやすさなどでベストなガラスコーティング剤はユーザーによって変わります。
そのため、愛車の使用環境やご自身のニーズにあったものを選ぶことが大切です。
- ガラスコーティング剤の強度はどのくらいですか?
-
ガラスコーティングは油脂系や樹脂系コーティングと比べて、耐久性が高いと言われています。
また他のコーティングの持続期間が数週間〜数ヶ月なのに対して、ガラスコーティングは3〜5年ほど効果が持続します。
- 「ガラスコーティングはダメ」と聞いたことがあります。その理由は何ですか?
-
ガラスコーティングの特性と効果に対して、ユーザーの想定が異なっていたことが原因と考えられます。
例えばガラスコーティングによって汚れはつきにくくはなりますが、屋外に放置していても汚れない、というほど万能ではありません。
また時間を費やして施工しても、拭き上げが充分でなかったなどの理由で、思った通りの艶が生まれない場合もあります。
このようにガラスコーティングの特性や効果を理解したうえで施工すれば、「ガラスコーティングはダメだ」というギャップが生じることなく、愛車に理想の艶と輝きをもたらすことができるでしょう。
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まとめ
この記事では、艶出し効果が長持ちするおすすめのガラスコーティング剤と、選び方のポイントについて解説しました。
ガラスコーティング剤を選ぶ際は、水の弾き方、成分、施工のしやすさを考慮して、自分のニーズにあったものを選びましょう。
今回ご紹介したHID屋のガラスコーティング剤は、美しい艶や高い防汚性と、施工のしやすさを両立しておりDIYでの施工にも適しています。
インフルセンサーにも紹介された同商品は、高品質な艶と耐久性を求める方におすすめです。