自動車のヘッドライトの光源として、省エネ性能が高いながらもHIDと同等の明るさを誇っているLEDが主流になっています。
そんな中で「爆光」と呼ばれる非常に明るい製品が注目を浴びており、多くのメーカーが爆光LEDヘッドライトを販売しています。
そのため「どのメーカーの製品を選べば良いか分からない」「とにかく明るい爆光LEDメーカーを知りたい!」と思う方もいらっしゃるはず。
そんな方々に向けて、爆光LEDヘッドライト選びのポイントとおすすめメーカーを紹介していきます。
爆光LEDヘッドライトで視認性と安全性がアップ
非常に明るい爆光LEDヘッドライトを装着することで、運転時の視認性と安全性が大幅に向上します。
爆光LEDヘッドライトの最大の特徴はその明るさです。
他の光源と比べてLEDはハロゲンより明るく、HIDと同等の明るさを持っているため、夜間の視認性を大幅に向上させます。
その中でも爆光LEDヘッドライトであれば、郊外など街灯がない暗い夜道でも対向車や歩行者、道路上の落下物をハッキリと確認することが可能です。
これによりドライバーは危険を早期に察知し、素早くブレーキを踏むなどの回避行動を取ることができ、事故の予防につながります。
以上のことから爆光LEDヘッドライトを装着することで、視認性と安全性が大幅に向上し、夜間のドライブも安心して行えるようになります。
爆光LEDヘッドライト選びのポイント
数ある製品の中で、安心して爆光LEDヘッドライトを選ぶ際のポイントは以下の2点です。
- 明るさを表す数値が高いものを選ぶ
- 車検対応のものを選ぶ
ここからは、これらのポイントについて詳しく解説していきます。
明るさを表す数値が高いものを選ぶ
爆光LEDヘッドライトを選ぶ際には、明るさを示す数値に注目することが重要です。
明るさを表す値にはカンデラ(cd)・ルーメン(lm)・ルクス(lx)と様々ですが、車検を通過するために必要なカンデラを基準に選ぶと良いでしょう。
カンデラとは、特定の方向に向かって放射される光の強さを示す単位です。
車検ではヘッドライトの明るさをカンデラ値で判定し、6400カンデラ以上の明るさが求められます。
ルーメンは光源から全方向に放射される光源全体の光の強さを示します。
ルーメン値が高いバルブは多くの光を放射しますが、光が効果的に集光されないカンデラ値が低い製品の場合、車検に合格しないことがあります。
ルクスは照射された範囲の明るさを示す単位です。
家庭用の照明ではよく用いられますが、車のヘッドライト選びにおいては、ルクス値は参考程度に考えると良いでしょう。
爆光LEDヘッドライトを選ぶ際は、これらの数値を見比べることが重要です。
その中でも路面を明るく照らし安全性を確保するためだけでなく、車検にも合格できるよう、カンデラ値を重視した製品選びを心がけましょう。
車検対応のものを選ぶ
爆光LEDヘッドライト選びで、車検対応のものを選ぶことは重要です。
いくら明るい製品を選んで取り付けても、車検に合格できなければ公道を走行することはできません。
そのためにも以下のポイントを確認して、車検対応製品か判断する必要があります。
- 色
- カットライン
ここからは、これらのポイントについて一つずつ解説します。
色
車検対応の爆光LEDヘッドライトを選ぶ際には、色の確認が非常に重要です。
国が定める保安基準では「ヘッドライト(走行用前照灯)の色は白色」と定められているため、ヘッドライトの色が白以外だと車検で不合格となってしまいます。
この基準を満たしている製品か確かめるためには、ケルビン(K)という単位で確認することが重要です。
図のとおり約4000〜6500Kの範囲の光が白色に見えるため、車検対応のLEDヘッドライトを選ぶ際には、この範囲のものを選ぶと良いでしょう。
対して3000〜4000Kは黄色や暖色、8000K以上は青色となり、車検では不合格となるため注意が必要です。
以上のことから光の色を表すケルビンから、手に取った爆光LEDヘッドライトが車検対応か判断することができます。
カットライン
LEDヘッドライトを選ぶ際には、カットラインがハッキリしている製品を選ぶことが非常に重要です。
カットラインとは、ヘッドライトの光が当たる部分と当たらない部分の境界線(画像点線部分)を指します。
日本は左側通行であることから、歩行者や自転車などを見えやすくするために画像のとおりカットラインが左肩上がりになっていなければいけません。
このカットラインが鮮明でないと車検に不合格となるだけでなく、対向車や歩行者が眩しく感じて事故の原因になる可能性があり、特に爆光LEDヘッドライトの場合だとその危険性が高まります。
また品質の悪いLEDヘッドライトでは光軸調整を行っても、光が不均一に拡散し眩しさを軽減できないことがあります。
そのため車検対応の爆光LEDヘッドライトを選ぶ際には、カットラインがハッキリした対向車等に眩しく感じさせない製品を選ぶことが重要です。
おすすめ爆光LEDヘッドライトメーカーを紹介
ここからは、おすすめ爆光LEDヘッドライトメーカーとして以下の5社紹介していきます。
- HID屋
- SUPAREE
- PHILIPS
- PIAA
- IPF
①HID屋
商品名 | Qシリーズ |
バルブ形状 | D2S/D4S、H4 Hi/Lo、H7、H8/H11/H16、H10/HB3/HB4、PSX26W |
色 | 6500K |
明るさ | 68400cd |
ワット数 | 60W |
HID屋はヘッドライトやフォグランプ、ウインカーなど幅広いラインナップを誇る自動車用ライトブランドです。
そんなHID屋の製品の中で、Qシリーズは68400カンデラと車検基準値の約10.7倍の明るさを誇り、爆光の名にふさわしい性能を持っています。
そのためQシリーズは楽天市場で「ライト・ランプランキング」「ヘッドライトランキング」「パーツランキング」の3部門で第1位を獲得し多くの方から、Qシリーズの明るさについて好評の声をいただいています!
②SUPAREE
商品名 | 2023超爆光モデル |
バルブ形状 | HB3、H4、HB4、H7、H8/H11/H16 |
色 | 6500K |
明るさ | 16000lm |
ワット数 | 15W |
SUPAREE(スパリー)は、2006年に設立された自動車・バイク用照明メーカーです。
同社は独自の販売ルートを活用し、他ブランドの1/10の価格という低価格で製品を提供しています。
そのためSUPAREEの製品には、コストパフォーマンスの高さを評価する声が見られます。
③PHILIPS
商品名 | U3000シリーズ |
バルブ形状 | H4、H8/H11/H16、HB3/HB4 |
色 | 6500K |
明るさ | 3100lm |
電圧 | 12V |
PHILIPS(フィリップス)は、オランダ発祥の世界的な電気機器及び関連機器メーカーです。
同社は電動歯ブラシや電気シェーバーなどのヘルスケア製品で知られていますが、自動車用照明も取り扱っています。
口コミでは同社の世界的な知名度から、製品に対して信頼を寄せる声が寄せられています。
④PIAA
商品名 | LEH112 |
バルブ形状 | H4、H8/H9/H11/H16、HB3/HB4/HIR1/HIR2 |
色 | 6000K |
明るさ | 42000cd |
ワット数 | 14W |
PIAA(ピア)はHID・LEDバルブやワイパー、ホイールなどの自動車製品を製造・販売する会社です。
同社は4輪2輪問わず国内外の多くのモータースポーツチームで採用されており、レースで培った技術を製品に活かしています。
モータースポーツで採用されている同社の製品に対して、口コミでもメーカーに対する信頼の声が見られます。
⑤IPF
商品名 | G351HLB/G301HLB |
バルブ形状 | H4、H8/H9/H11/H16、HB3/HB4/HIR1/HIR2 |
色 | 6500K |
明るさ | 6000lm |
ワット数 | 28W |
IPFは1946年創業の自動車用ランプ老舗国産メーカーです。
モータースポーツ界でも名が知られており、ル・マンやニュルブルクリンク24時間耐久レースなどでメーカー名を知っている方も多いのではないでしょうか。
同社製品は配光や放熱性などにこだわりがあり、口コミでは性能の高さを評価する声が寄せられていました。
まとめ
ここまで爆光LEDヘッドライト選びのポイントと、おすすめメーカーを紹介してきました。
爆光を掲げるLEDヘッドライトは多くありますが、今回ご紹介したポイントを押さえておけば、きっと愛車にピッタリな明るい爆光LEDヘッドライトに出会えるでしょう。
その中でもHID屋の爆光LEDヘッドライトは車検基準値の約10.7倍の明るさを誇りながら、どのバルブ形状でも車検に適合しているため、顧客満足度も非常に高くおすすめです。
購入前でも問い合わせ可能ですので、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。