「バックランプのLED化におすすめの商品はある?」
「LED化しても車検は通るの?」
このような疑問をお持ちではありませんか?
バックランプのLED化には魅力的なメリットがある一方で、車検基準を満たす適切な商品を選ぶことが重要です。
本記事では、LEDバックランプ(T16)おすすめ3選や、車検を通すために気をつけたいポイントについて解説します。
バックランプのLED化を検討中の方は、ぜひ最後までお読みください。
バックランプの役割とは?
バックランプは、車をバックさせる際に後方を照らすライトです。
主に以下の2つの役割があります。
- 車の後ろや周囲の歩行者・他の車にバックすることを知らせる
- バックランプの灯りにより、後方の視界を確保できる
安全なバック操作や交通事故防止のため、車に欠かせない重要なライトです。
通常走行時は点灯せず、バックギアを入れると自動で点灯します。
バックランプをLED化するメリット
バックランプをLED化するメリットは以下のとおりです。
- 明るさと視認性が向上する
- ドレスアップ効果が期待できる
それぞれ詳しくみていきましょう。
明るさと視認性が向上する
LEDバルブは従来のハロゲンバルブよりも明るく、バック時に後方をよりはっきりと照らせるメリットがあります。
バックカメラ搭載車の場合、モニター越しの映像が見やすくなる点も嬉しいポイントです。
後続車からの視認性もアップにも繋がり、追突事故の発生を未然に防ぎやすくなります。
ドレスアップ効果が期待できる
バックランプのLED化により、車のドレスアップ効果も見込める点も魅力です。
LEDバルブは、一般的なハロゲンバルブに比べて色温度が高い白色の光が特徴です。
クッキリとしたライティングで車両全体の見た目が引き締まり、洗練された印象を演出できます。
ヘッドライト等のLED化を行う場合は、全体のバランスを整えるために検討するものおすすめです。
熱問題には注意
LEDバルブは他のバルブと比較して発熱は大きくないものの、長時間点灯させるほど基盤部分が熱を帯び、性能低下に繋がる懸念があります。
とはいえ、バックランプは点灯させる場面が限られるため、基本的に大きな問題にはなりません。
LED化を検討する際は、念のため放熱機能や保護回路など、発熱対策が施された商品を選ぶと安心です。
バックランプをLED化しても車検に通る?
バックランプのLED化を行う場合、道路運送車両の保安基準を満たしていれば車検をクリアできます。
特に注意しておきたい基準は、以下の5つです。
- 色
- 個数
- 明るさ
- 視認性
- 取付位置
順番に解説します
①色
バックランプの色は、保安基準で「白色」のみと定められています。
光の色は「ケルビン」という単位で表され、一般的に7,000ケルビンまでなら白色、それ以上のケルビン数は「青色」と判断される場合があります。
検査は数値ではなく人の目によって判断されるため、商品選びの際は6,000〜6,500ケルビンを目安にしておくとよいでしょう。
②個数
バックランプは取付個数にも制限があり、通常は1個もしくは2個と定められています。
車種によって異なるものの、左右に2個ずつ搭載されているのが一般的です。
標準で片側1個の状態から2個に増設するのは問題ありませんが、元々が2個搭載のものを1個に減らすのは整備不良とみなされます。
また、個数は左右対称に装着されていることが条件のため、取付の際は過不足がないように注意しましょう。
③明るさ
バックランプの明るさに数値的な上限はないものの、以下のように「他の交通の妨げにならない程度」と定められています。
『後退灯は、昼間にその後方100mの距離から点灯を確認できるものであり、かつ、その照射光線は、他の交通を妨げないものであること。この場合において、その光源が15W以上75W以下で照明部の大きさが20cm2以上(平成17年12月31日以前に製作された自動車に備える後退灯にあってはその光度が5000cd以下(主として後方を照射するための後退灯にあっては300cd以下))であり、かつ、その機能が正常であるものは、この基準に適合するものとする。』
引用元:道路運送車両の保安基準の細目を定める告示【2020.9.25】第214条(後退灯)
後方の視界確保のため明るさは重要な要素ですが、必要以上に明るすぎても車検に通らない可能性があります。
④視認性
バックランプは、昼間の時間帯でも後方100mの距離から点灯を確認できることが求められています。
レンズ部分の大きさが「20cm2以上」という規定もあるため、純製品から社外品へ交換する際は特に注意しましょう。
⑤取付位置
取付位置も保安基準で定められています。
バックランプの上側の縁が地上1.2m以下、かつ下側の縁が25cm以上の位置に設置されている必要があります。
車高を低くするなど、自分で独自のカスタマイズを行っている場合は、車検前に改めて確認しておきましょう。
おすすめのLEDバックランプ3選
今回は車検基準に適合する、おすすめのLEDバックランプ3つを紹介します。
- HID屋
- IPF
- SUPAREE
各メーカーの特徴やおすすめポイントについて、それぞれ詳しく解説します。
①HID屋
商品名 | LEDバックランプ 6510lx |
色 | 6500k |
明るさ | 6510lx |
ワット数 | 10W |
HID屋は、HIDバルブよりも明るいと定評がある自動車用照明ブランドです。
本商品は、バックランプで最もメジャーな「T16」バルブ規格はもちろん、車種に合わせて「T20」「S25」規格も選択可能となっています。
純正のハロゲンバルブと同等サイズ感ながら、HID屋製品の特徴でもある「ヘッドライトにも劣らない圧倒的な爆光」が魅力です。
1個あたり特注のLEDチップを贅沢に30基搭載し、バック時に後方をワイドに照らして安全な運転をサポートします。
バルブ本体をアルミ削り出しで仕上げており、非点灯時でもスタイリッシュな高級感を演出できる点もポイントです。
圧倒的な明るさから楽天市場の「ブレーキ・テールランプ部門」で4冠を達成しており、バック時の視認性アップを重視したい方におすすめの商品です。
②IPF
商品名 | IPF バックランプ LED 車用 T16 800lm 6500K ホワイト 12V用 1本入 車検対応 ノイズ対策済 ハイスペックモデル 集光レンズ採用 503BL |
色 | 6500k |
明るさ | 800lm |
ワット数 | 5W |
IPFは創立70年以上の歴史を持つ国内メーカーで、その品質の高さから自動車メーカーの純正用品としての採用実績もあります。
本商品はIPFが誇る最高峰のバックランプバルブで、高性能LEDを9個搭載し「360度全方位照射」による高い視認性を実現しています。
温度上昇によるトラブルを回避する「サーマルシャットダウン保護機能」を搭載しており、性能の安定面も魅力の1つです。
高い品質と安全性を重視して、日本製のLEDにこだわりたい方におすすめの商品です。
③SUPAREE
商品名 | SUPAREE T16 LED バックランプ 爆光 t15 led バックランプ 後退灯 12V車用 車検対応 6000K ホワイト キャンセラー内蔵 2個入り |
色 | 6000k |
明るさ | – |
ワット数 | 6W |
SUPAREEは、2006年に創立されたLEDライトをメインに取り扱う自動車用品専門メーカーです。
各通販サイトでは2個セットで1,000円前後で販売されており、低価格で気軽にLED化にチャレンジしやすい点が魅力です。
「20連LEDチップ」の搭載により爆光で柔らかな光を実現し、バック時の視認性を向上させます。
キャンセラー内蔵で、球切れ警告灯が点灯してしまう車両にもスムーズに装着可能な点もメリットです。
低価格を重視して選びたい方、一度バックランプのLED化を試してみたい方におすすめの商品です。
まとめ
本記事では、LEDバックランプ(T16)について、おすすめ商品3選や車検を通すためのポイントについて解説しました。
バックランプのLED化には、ドレスアップ効果だけでなく安全な運転に繋がる明るさ・視認性アップのメリットがあります。
後方の視界確保が気になる方は、口コミで「圧倒的な明るさ」「とにかく明るい」などの賞賛の声が寄せられている「HID屋」のLEDライトがおすすめです。
バックランプのLED化を検討する際は、ぜひ下記のHID屋のサイトから商品を探してみてください。