近年、バイクのヘッドライトをLED化するライダーが増えています。
「夜間走行が不安」「ハロゲンでは暗い」と感じている方は、LEDヘッドライトへの交換はいかがでしょうか。
LEDヘッドライトは、HIDに匹敵するほどの明るさがあり、交換の頻度が少なくて済む点が魅力です。
この記事では、おすすめのバイク用LEDヘッドライトの紹介をはじめ、選び方のポイントや交換時の注意点などを詳しく解説します。
バイクのジャンルごとの交換方法もお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
【HID屋の自信作】おすすめのバイク用LEDヘッドライト
HID屋が自信を持っておすすめする、バイク用LEDヘッドライトをご紹介します。
- LEDヘッドライト / フォグランプ Sシリーズ / バイク用
- LEDヘッドライト Mシリーズ / バイク用
HID屋のバイク用LEDヘッドライトは、配線レスでポン付けで装着できるのが特徴です。
また、純正品よりも広く視界の確保ができるため、「安心・安全に夜道を走行できる」というお声もいただいています。
「LEDヘッドライトに交換したい!」と思っている方は、ぜひ検討してみてください。
LEDヘッドライト / フォグランプ Sシリーズ / バイク用

規格 | H4・H8・H11・H16 |
---|---|
ケルビン数 | 6500K |
明るさ | 21600cd |
冷却方式 | 冷却ファン |
防水防塵 | IP65 |
Sシリーズは、車検対応の安心設計と扱いやすさを兼ね備えた人気モデルです。
明るさは車検基準である15000cd(カンデラ)の1.4倍もある21600cdで、夜間の視界もクリアに確保できます。
コンパクト設計でポン付けしやすく、冷却ファン付きで安定した性能を発揮できる点が魅力です。
手頃な価格でご提供しているため、はじめてのLEDヘッドライトへの交換にいかがでしょうか。
LEDヘッドライト Mシリーズ / バイク用

規格 | H4・H7 |
---|---|
ケルビン数 | 6500K |
明るさ | 49600cd |
冷却方式 | 冷却ファン |
防水防塵 | IP68 |
Mシリーズは、楽天市場のライト・ランプ・LED部門でNo.1を獲得した実力派LEDヘッドライトです。
車検基準の明るさを大幅に上回る49600cd(カンデラ)の爆光で、夜間の走行も安心できます。
冷却ファン搭載&防水設計で安定性も抜群です。
どのLEDヘッドライトが良いか迷ってしまう方は、まず当商品をお試しください。
LEDヘッドライトの特徴
LEDヘッドライトの主な特徴は下記の通りです。
- 瞬時に明るくなる
- 照射範囲がはっきりしている
- 白くシャープな光を放つ
LEDヘッドライトは、スイッチを入れてから瞬時に明るさを発揮できるのが大きな特徴です。
夜間やトンネルなど視界が急に悪くなるシーンでも、すぐに周囲を照らしてくれます。
また、光の直進性が高く、照射範囲がはっきりしているため、前方の状況を把握しやすいです。
ハロゲンに比べて白くシャープな光を放ち、路面の凹凸や障害物も認識しやすいのが魅力です。
LEDヘッドライトは、走行中の安全性を高めたいライダーにとって、頼もしい存在といえるでしょう。
LEDヘッドライト化する際の注意点
LEDヘッドライトは明るさやスタイリッシュな見た目で人気がありますが、注意すべき点がいくつかあります。
事前に下記を理解しておきましょう。
- 熱対策をしっかり行う
- 光軸のズレに注意
- バルブ本体のサイズ確認
まず、発熱量は少なくてもLEDチップやドライバーの熱対策が不十分だと、性能が安定しない場合があります。
冷却ファンやヒートシンクの設計は製品ごとに異なるため、バイクの構造に合ったものを選びましょう。
また、一部の製品では光軸がズレやすく、車検に通らないケースもあるため、購入時に「車検対応」と明記されているかの確認が大切です。
一部のLEDバルブはハロゲンに比べて本体サイズが大きいことがあり、車種によっては取り付けに工夫が必要となります。
購入前には、「バルブサイズの詳細」や「対応車種リスト」をしっかり確認しましょう。
これらを考慮しながら、LEDヘッドライトへの交換に挑戦してみてください。
バイク用LEDヘッドライトの選び方

バイク用LEDヘッドライトを選ぶ際のポイントを解説します。
- 冷却機能を確認する
- ドライバーユニットの種類を確認する
- 光軸と光量が車検対応の基準に満たしているか確認する
- ヘッドライトの色は車検対応の白であるか確認する
失敗のない商品選定のために、購入前の参考にしてください。
冷却機能を確認する
LEDヘッドライトは点灯時に熱を発するため、安定した性能を保つには冷却機能が欠かせません。
主な冷却方式には、冷却ファンを搭載したタイプと、ファンレスのヒートシンク式があります。
冷却ファン付きは、強制的に風を送って熱を逃がすため、高い冷却性能を発揮します。
ただしバルブ本体が大きくなるため、バイクのライト裏に十分なスペースがあるかを事前に確認しておきましょう。
一方、ヒートシンク式は放熱性に優れたアルミを使って自然に熱を逃がす構造です。
ファンがない分構造がシンプルで、取り付けスペースが限られている車種にも対応しやすい反面、冷却力はやや劣ります。
どちらのタイプも一長一短があるため、バイクの構造や使用環境に合わせて選ぶことが大切です。
ドライバーユニットの種類を確認する
LEDヘッドライトは、LEDを駆動させるためにドライバーが必要です。
製品はドライバーユニット一体型と、ドライバー別体型があります。
ドライバーユニット一体型は、バルブとドライバーが一つになっており、純正バルブのようにそのまま差し替えるだけで取り付けが可能です。
はじめてLEDバルブを交換する方にも扱いやすく、配線処理も少なく済みます。
一方ドライバー別体型は、ドライバーをバルブとは別に車体のどこかに固定する必要があります。
やや取り付けに手間はかかりますが、熱の分散やスペースの自由度が高いのがメリットです。
事前にユニットを設置できるスペースがあるかの確認をしてください。
ドライバーユニットは、自分の好みや使用目的、バイクの構造に合わせて、自分がどちらのタイプに適しているか判断しましょう。
光軸と光量が車検対応の基準に満たしているか確認する
排気量250ccを超えるバイクは車検が義務付けられており、ヘッドライトも検査対象のひとつです。
検査では、ヘッドライトが正常に点灯するかに加え、下記の2点が確認されます。
- 光軸(照らす方向)
- 光度(光の強さ)
光軸は専用の測定機器でチェックされ、ズレがなければ合格です。
光度については、15,000cd(カンデラ)以上が基準とされており、これを下回ると不合格となります。
LEDヘッドライトに交換する際は、「車検対応」と明記された製品を選ぶと安心です。
ヘッドライトの色は車検対応の白色光であるか確認する
車検の検査項目であるヘッドライトの色は「白色光」が必須条件です。
この基準を満たすLEDヘッドライトを選ぶと安心できるでしょう。
LEDヘッドライトの発光色は「ケルビン(K)」という数値で表され、色温度によって見た目が大きく変わります。
おおよそ3000Kは橙色系、6000K前後が白色です。
8000K以上になると青みがかった光となり、保安基準に適合しないため注意しましょう。(参考:下記画像)

そのため、購入時にはケルビン値が6000K前後の「車検対応」と明記された製品を選ぶことをおすすめします。
バイクのヘッドライトの車検基準について、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

ヘッドライト交換時の注意点

バイクのヘッドライト交換では、いくつか注意をしないといけない点があります。
- 規格が違うバルブは取り付けられない
- 消費電力を合わせる
- バイクのジャンルごとにヘッドライトの外し方が違う
ひとつずつ見ていきましょう。
規格が違うバルブは取り付けられない
バイク用ヘッドライトバルブには、H1、H4、H7、H11など複数の規格が存在します。
それぞれ形状や端子の構造が異なるため、自分のバイクに対応した規格を選ばないと取り付けられません。
適合するバルブ規格を確認するには、下記の方法があります。
- メーカーの適合表を確認(車種・年式から検索可能)
- 現在装着されているバルブを外して確認(バルブに規格が刻印されている場合あり)
バイクのヘッドライトユニットは、特定の規格に合わせて設計されているため、サイズや形状が異なるバルブは物理的に収まりません。
必ず規格を確認してから製品を選びましょう。
消費電力を合わせる
LEDヘッドライトバルブを交換する際には、バイク側の電装と消費電力のバランスが取れているかどうかの確認が重要です。
もし消費電力の異なるバルブを取り付けてしまうと、ヒューズが飛ぶ・配線が加熱する・リレーに負担がかかるなど、電装系のトラブルにつながる恐れがあります。
光度が安定せず、明るさが不十分になる場合もあるでしょう。
最悪の場合、過電流によってヘッドライトユニット内の樹脂パーツが溶ける、コネクタが焼けるといった深刻なダメージにもつながりかねません。
安全で確実にLED化するためにも、事前に純正バルブの消費電力(W)を確認し、それに近いスペックの製品を選ぶことが大切です。
バイクのジャンルごとにヘッドライトの外し方が違う
ヘッドライトの取り外し方法は、バイクのジャンルによって構造が大きく異なるため、注意が必要です。
作業に入る前に、自分のバイクがどのタイプに該当するのかを確認しておきましょう。
バイクには主に「ネイキッド系」「スーパースポーツ系」「ストリートファイター系」などのジャンルがあります。
それぞれ外装やメーター周りの作りが異なるため、ヘッドライトの取り外し方法も変わってきます。
構造を把握せずに無理にパーツを外そうとすると、カウルの破損や配線の断線などトラブルにつながりかねません。
車両の取扱説明書や整備マニュアルなどを確認し、確実な手順で作業を行いましょう。
バイクのヘッドライト交換方法

バイクにはいくつかのジャンルがあり、それぞれにヘッドライトの交換方法が異なります。
- ネイキッド系
- スーパースポーツ系
- ストリートファイター系
各ジャンルの基本的な交換方法を解説します。
※ヘッドライトの交換は必ず自己責任で行ってください
ネイキッド系
ネイキッド系は、外装が少なくヘッドライトがむき出しに近い構造のバイクのことを指します。
一般的な取り外し手順は、下記の通りです。
- ヘッドライト左右のネジ(またはボルト)を外す
- ライトユニットを前方へ引き出す
- バルブのコネクタや防水キャップを外してバルブを交換する
工具1本でアクセス可能な場合が多く、作業初心者にも向いています。
カウルの脱着が不要なので、慣れている方は最短5~10分程度で作業できるでしょう。
スーパースポーツ系
スーパースポーツ系は、空力やデザイン性重視のフルカウル構造で、ライトが内部に隠れているバイクのことを指します。
一般的な取り外し手順は、下記の通りです。
- アッパーカウルやサイドカウルを一部取り外す
- ヘッドライトユニットにアクセスできるようにする
- 内部のバルブコネクタ・防水キャップ・固定金具を外して交換
無理に外すとカウルやツメが破損する恐れがあるため、整備書やバイク専用の動画を確認しながら進めると安心です。
ストリートファイター系
ストリートファイター系は、ライトとメーターが一体になっているバイクのことを指します。
メーター全体を外さなくても作業できる車種が多いですが、狭いスペースでの作業となるため工夫が必要でしょう。
一般的な取り外し手順は、下記の通りです。
- メーターステーやライトユニットを固定しているネジを外す
- ユニットをずらして裏側にアクセス
- バルブのコネクタやキャップを外して交換
配線が集中している箇所なので、断線やコネクタの破損に注意しながら作業しましょう。
まとめ
バイク用LEDヘッドライトは、明るさ・照射範囲・カスタマイズ性など、多くのメリットがあるパーツです。
選ぶ際は、冷却方式や配光、取り付けスペースとの相性、そして車検対応かどうかをしっかり確認しましょう。
また、バイクのジャンルごとに交換方法が異なるため、事前に自分のバイクがどのジャンルに該当するのかも確認しておくと安心できます。
明るくて扱いやすいモデルを探しているなら、HID屋のLEDヘッドライトシリーズがおすすめです。
純正品よりも安心・快適な視界の広さが好評で、多くのライダーから選ばれています。
安全な夜間走行のためにも、自分のバイクに合ったLEDヘッドライト選びには、ぜひHID屋をご利用ください。