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夜間時に車のライトを付ける方法と注意点を解説

夜間時に車のヘッドライトを付けるのは、前方の視界確保と周囲に自車の存在を知らせるために大切です。もし無灯火で運転した場合は、違反となります。

本記事では、夜間時にヘッドライトを付ける方法と注意点を解説します。ライトの付け忘れを防止するオートライトも紹介していますので、最後までご覧ください。

目次

夜間に車のライトを付ける方法

夜間に車のライトを付ける方法

夜間に車のライトを付ける方法を紹介します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ロービーム

ウインカーレバーを回してロービームを付けている画像

ロービームの付け方は、ハンドル右側に備わるウィンカーレバー先端のダイヤルを回します。消灯状態から時計回りに奥まで回しきると、点灯可能です。

ハイビーム

ハイビームの付け方は、ヘッドライトが点灯している状態でウィンカーレバーを奥に押し込みます。

また一瞬だけ手前に引くと、「パッシング」することができます。パッシングとは、先行車に自分の車の存在を知らせる際や対向車への意思表示などに使われています。

車のライトを使用する際の注意点

ここでは、ヘッドライトを使用する際の注意点を3つ紹介します。

それぞれを詳しく見ていきましょう。

夜間走行時はロービームとハイビームを使い分ける

夜間走行時はハイビームを使用し、対向車や歩行者がいる際はロービームに切り替えるのが正しいヘッドライトの使い方です。

参考:道路交通法 第五十二条(車両等の灯火)

ハイビームは前方約100m先まで照らし、ロービームは前方約40mまで照らすヘッドライトです。ハイビームは遠くまで照らせる分、非常に眩しく対向車の視界を奪うことにつながるため、対向車や歩行者がいるときの切り替え忘れに注意しましょう。

ヘッドライトを付けるタイミング

ヘッドライトを付けるタイミングは、道路交通法で以下のように定められています。

第五十二条
車両等は、夜間(日没時から日出時までの時間をいう。以下この条及び第六十三条の九第二項において同じ。)、道路にあるときは、政令で定めるところにより、前照灯、車幅灯、尾灯その他の灯火をつけなければならない。政令で定める場合においては、夜間以外の時間にあっても、同様とする。

引用元:道路交通法 第五十二条(車両等の灯火)

しかし、日没時のタイミングに点灯すると、かなり暗くなっていて危険です。日没時間の1時間前など、早めのタイミングでライトを点灯させましょう。反対に早朝は、明るくなるまでライトを消灯させないようにします。

また日中であったとしても、太陽の光が当たりにくいトンネル内や立体駐車場などの場所では、ライトをかならず点灯させましょう。

ライトを付けるタイミングは、以下の2つです。

  • 前方の視界を確保する
  • 周囲の車や人に自車の存在を知らせる

上記のようにヘッドライトを付けるタイミングは、夜間の前方が見えにくいときだけではありません。日中の暗い場所の走行時にも、自車の存在を知らせるために点灯することを覚えておきましょう。

夜間の無灯火は罰金

夜間に無灯火で車を運転した場合は、道路交通法違反となり以下の罰金が科されます。

点数1点
大型車7,000円
普通自動車6,000円
二輪車6,000円
小型特殊自動車5,000円
原動機付自転車5,000円

街中などの走行時にヘッドライトを点灯させるのを忘れていた場合に違反となるのは、事故につながる危険性があるからです。前方の視界を確保できないうえ、対向車に自車の存在を知らせることができません。

夜間の対向車が見えにくい時間や太陽の光が入りにくい場所では、速やかにライトを点灯させるようにしてください。

オートライトに設定すれば付け忘れる心配がない

2020年4月以降に生産された新型車には、ヘッドライトを自動で「ON・OFF」するオート(AUTO)ライトの搭載が義務付けられています。

現在のオートライト機能は、以下の2点が特徴です。

  • 周囲の明るさが1,000ルクス(※)未満になるとヘッドライトが強制的に点灯される
  • 走行中はヘッドライトをOFFにできない

※1,000ルクスとは、信号や他車のブレーキランプなどの点灯が目立ち始めるほどの明るさです。

このようにドライバーが状況に応じて任意で切り替えていたヘッドライトの点灯を、照度1,000ルクス未満に統一することでヘッドライトのつけ忘れ防止に効果的です。

オートライト機能を使用すれば、「夜間走行時にヘッドライトの点灯を忘れて罰金された…。」といったことはありません。

しかし、オートライト機能は2020年4月以前は義務化されてないため備わっていない車もあります。自分の車が対応しているのか気になる方は、生産日を確認してみると良いでしょう。

車のライトの付け方に関するよくある質問

車のライトの付け方に関する、よくある3つの質問に答えました。参考にしてください。

夜間の車のライトはどれにするべきですか?

道路交通法により、夜間走行時はハイビームが基本です。しかし、対向車や歩行者がいる場合には、ロービームに切り替えることと定められています。

参考:道路交通法「第五十二条」

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車のライトの付け方は?

ライトの点灯方法は、ハンドル右側にあるライトスイッチのレバー先端部分を持って、回します。ロービームは、先端部分を時計回りに奥まで回しきると点灯可能です。ハイビームは、ロービームの状態からレバーを奥に倒します。

車のライトは何時から付けないといけない?

ヘッドライトを点灯させなければいけない時間帯は、「日没から日の出までの時間」です。詳しくは運転免許の更新時にもらえる冊子内に記載されている「交通の方法に関する教訓」でも、ヘッドライトの点灯に関する定義を確認できます。

参考:交通の方法に関する教則

まとめ

今回は、夜間時に車のライトを付ける方法と注意点を解説しました。

まとめると下記の通りです。

  • ロービームの付け方は、ハンドル右側に備わるウィンカーレバー先端のダイヤルを時計回りに奥まで回しきる
  • ハイビームの付け方は、ヘッドライトが点灯している状態でウィンカーレバーを奥に押し込む

また夜間に無灯火で車を運転した場合は、違反となります。事故防止のためにも日没時間の1時間前など、早めのタイミングでライトを点灯させましょう。

なお明るいヘッドライトを装備すると、視認性を高められて車を安全に走行しやすくなります。

HID屋のライトなら車検基準値の約10.7倍の明るさを誇る商品の取り扱いもあり、加えて対向車を眩しくさせません。気になる方は、ぜひ一度ご覧になってみてください。

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この記事はHID屋が監修しています

HID・LED専門店を運営。累計1,000社以上と取引しており、楽天月間優良ショップ14回受賞、お客様満足度97.4%。本メディアでは、HID・LEDを長年販売してきた経験から、車のヘッドライト・フォグランプ等の関するお役立ち情報を発信していきます。

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