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これを見れば安心!LEDフォグランプの色と法規制について徹底解説

フォグランプ(レンズカバーフォグランプ(淡黄色レンズ)

走行するときや車検など、自動車は様々な法で規制されており、フォグランプの色も法規制の影響を受けている項目の一つです。

ここではフォグランプの装着を検討している人や、どの色が良いか悩んでいる人に向けて、フォグランプの色と法規制について徹底解説します。

この記事を読めば、法規制をクリアしたフォグランプの特徴がわかり、フォグランプ選びを安心して行えるようになります。

目次

フォグランプの色と法規制の関係性を解説

フォグランプ(正式名称:霧灯)の色は国土交通省の「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」第199条(以下「保安基準」と省略します)によって規制されています。

ここからは保安基準を参考に、フォグランプの色と法規制との関係性を解説していきます。

保安基準が定めているフォグランプの色は2種類のみ

保安基準が定めているフォグランプの色は「白色」と「淡黄色(薄い黄色)」のいずれかです。

そのため、青や赤など他の色は認められていません。

このことは視認性や安全性に配慮されたり、またパトカーなど緊急車両に割り当てられたライトの色と混同しないようにするなど、様々な理由が考えられます。

また保安基準では取り付けているフォグランプの色は同じでなければならないと定めているので、片方が白色で、もう片方が黄色という取り付け方は認められていません。

以上のことから、フォグランプを選ぶ際は、保安基準にあった白色か淡黄色のものを選びましょう。

車検とフォグランプの色

車検は保安基準に沿って行われるため、車検時にフォグランプが白色か淡黄色以外の色だと判断されると、不合格となります。

そうならないためにも、フォグランプを選ぶときは「ケルビン数」に気をつけましょう。

ケルビン数(K)とは色温度を表しており、数字が大きくなるほど青白くなります。

色温度表
同志社大学HPより

そのためケルビン数が高いフォグランプの場合、白色か淡黄色以外の色だと判断されて車検に落ちてしまうので、フォグランプ購入時は6,500ケルビン以下のものを選びましょう。

このように、車検とフォグランプの色は保安基準によって密接に繋がっていて、保安基準に沿った色を選ぶことが車検合格の鍵となります。

青色や緑色フォグランプを装着して走ったら捕まる!?職質は?

青や緑など保安基準に適用していない色のフォグランプを装着して公道を走行した場合、整備不良として道路交通法違反に繋がります。

道路交通法第62条では「保安基準に適合しない車両等は運転をしてはならない」とされているためです。

また同法第63条では「警察官は整備不良と認められる車両を停止させ検査ができる」とされ、場合によって運転が継続できなくなることもあります。

ちなみに整備不良として道路交通法違反となった場合は、違反点数1点が加算され、車種に応じて以下の反則金が課せられます。

車種反則金
大型車9,000
普通車7,000
二輪車6,000
小型特殊車(原付含む)5,000

これらのことから青色や緑色フォグランプを装着して公道を走行した場合、道路交通法違反に繋がるため、保安基準にあったフォグランプを選ぶようにしましょう。

フォグランプの色は安全性にも影響します

フォグランプの色は法規制だけでなく、運転中の視認性や安全性に大きく関係しています。

特に黄色は霧や雨の中で光の散乱を防ぎ、視界をクリアに保ちます。

これは黄色い光の波長が長く、水滴や霧を通過しやすい性質を持つためです。

また黄色い光は眩しさを感じにくいため、自車だけでなく対向車の安全運転にも貢献してくれます。

そのため黄色のフォグランプは安全性と法規制の両方を満たしていると言えるでしょう。

対して白色の場合はヘッドライトなど他のライトと色を合わせられるため、全て点灯したときの統一感があり、おしゃれに見えるのが特徴です。

しかし白色は、悪天候時には水分による乱反射の影響で光が遠くまで届かず、視認性が黄色に劣るという欠点があります。

そのため運転頻度が高く悪天候に遭遇する場面が多い人や、安全性を最優先に考える人には、黄色いフォグランプがおすすめです。

以上のことから、フォグランプの色は悪天候時の安全運転をサポートする上での重要な要素と言えます。

法規制に対応した人気色を紹介

フォグランプと一口にいっても、様々な色の製品が売られています。

ここからは数あるフォグランプの中で、法規制に対応した人気色を紹介していきます。

愛車にあったフォグランプの参考にしてみてはいかがでしょうか。

超爆光イエロー

黄色フォグランプの中でも、より明るさを求めた「超爆光イエロー」が人気です。

超爆光イエロー-ヴェルファイア

光の性質上、黄色は白色より暗く見えてしまいますが、超爆光イエローは純正フォグランプと比べて13倍の明るさを誇っています。

また、製品によっては超爆光イエローから派生したレモンイエローやライムイエローなど幅を持たせたラインアップもあり、好みに応じた色を選べます。

超爆光イエローの3色(イエロー、レモンイエロー、ライムイエロー)

黄色いフォグランプは視認性と安全性が高く、その中でも超爆光イエローは軍を抜いて明るいため、おすすめです。

2色切替えタイプ

気分やシチュエーションによって色を切り替えたい!と思う人には「2色切替えタイプ」がおすすめです。

2色切り替えタイプイメージ(アルファード)

このフォグランプはスイッチなどを操作し、点灯時の色を切替えられます。

例えばオフ会などドレスアップとして使う場合は白色を、霧や雪など視認性を高めたい場合は黄色に切替えるなど、シチュエーションに応じて使い分けられます。

製品によっては、色の組み合わせを選ぶことができるので、自分にあった組み合わせを探してみてはいかがでしょうか。

まとめ

ここまでフォグランプの色は国の保安基準で定められており、また実用性においても影響が大きいことを説明しました。

説明から分かるように、むやみにフォグランプを取り付ければ効果が得られるわけではなく、視認性を高める効果があり車検に適合したものを選ぶことが重要です。

HID屋では、ここで紹介した超爆光イエローや2色切替えタイプなど様々なフォグランプを取り扱っています。

フォグランプを取り替えたいけど、色や法規制が心配だとお悩みの方でも安心してお選びいただけるので、一度ご覧になってみてください。

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この記事はHID屋が監修しています

HID・LED専門店を運営。累計1,000社以上と取引しており、楽天月間優良ショップ14回受賞、お客様満足度97.4%。本メディアでは、HID・LEDを長年販売してきた経験から、車のヘッドライト・フォグランプ等の関するお役立ち情報を発信していきます。

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