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LED=明るいとは限らない?LEDヘッドライトを選ぶときの3つのポイントとは

LEDヘッドライトは「LEDだから明るい」というイメージを持つ方も多いかもしれませんが、必ずしもそうでない場合もあります。

ヘッドライトの明るさを決める要素は複数あり、LEDでも、すぐに暗くなったりトラブルが発生したりするものもあるため、注意が必要です。

この記事では、ヘッドライト用のLEDバルブを選ぶときの3つのポイントを解説します。

目次

ヘッドライトの明るさを決める要素

ヘッドライト単体の画像

ヘッドライトの明るさは、発光体(光源)の明るさだけではなく、複数の要素が影響します。

目安として、LEDライトに記載されていることが多い単位、カンデラ、ルーメン、ルクスについて解説します。

カンデラ(車検基準)

カンデラ(光度:cd)は、特定方向への光の強さを表す指標です。

車検でも用いられる重要な指標であり、ヘッドライトがどれだけ前方を明るく照らせるかは、カンデラ数で判断するのが適切です。

ルーメン

ルーメン(光束:lm)もよく使われる指標で、光源から発される全光量を表します。

ただ、ルーメンは(光の方向性を問わない)全光量を示す数値のため、実際のヘッドライトの明るさと比例しない場合もあり、注意が必要です。

ルクス

ルクス(照度:lx)は、実際に物体や場所を照らす明るさを表します。

「特定場所の明るさを測定する指標」であるため、測る対象までの距離や面積によって数値が変化します。

LEDヘッドライトを選ぶときの3つのポイント

車の左のヘッドライトの画像

LEDヘッドライトを選ぶときに注目する3つのポイントを紹介します。

純正品以外のバルブを使う場合は、車検に通る製品であることが前提です。

現在販売されている製品の多くは車検対応となっており、基準を満たしているものがほとんどです。

①明るさ

明るさは、ヘッドライトにおいて重要な基準です。

車検基準では、ヘッドライト1灯あたり「6400カンデラ以上」と定められています。

上限については数値の定めがありませんが、明るすぎる(対向車が眩く感じる)ヘッドライトは車検に不合格となってしまいます。

色温度(光の色を数値で表す指標)は3500K〜6500K程度です。(青や黄色だと不可)

色検査は、数値基準ではなく検査官の目視によって判断されます。

②熱対策

LEDは半導体製品であり、熱に弱い特性を持っています。

LEDから発生した熱を逃す「放熱機構」が適切でない場合、バルブの明るさが低減したり寿命が短くなったりすることがあります。

最悪の場合、高温によって故障してしまうケースもあります。

LEDヘッドライトバルブでは、温度が上がりすぎないようにする「熱対策」が重要です。

③ブランド

LEDヘッドライトを選ぶときには、信頼のおけるブランドを選択することが重要です。

多くのLEDバルブが販売されていますので、品質や安全性に信頼のおけるブランドを慎重に検討しましょう。

ECサイトの口コミやネットの評判が参考になります。

LEDヘッドライトの3つのメリット

ボルボの正面画像

LEDヘッドライトが現在の主流になっていますが、どのようなメリットがあるのでしょうか。

ここではLEDヘッドライトのメリットを3つ紹介します。

明るい製品が多い

まずは明るさです。LEDは発光効率が高く、消費電力あたりの発光量が大きいことが特徴です。

指向性(光の方向)においても、LEDは他の発光体と比べて同方向に光を集約しやすい特徴があり、ヘッドライトを明るくするのに有利です。

「LEDが全て明るい」とは限りませんが、現在発売されているLEDヘッドライトは、従来型ハロゲンと比較して明るい製品が多いです。

立ち上がりの早さ

ヘッドライトのスイッチを入れてから最大の明るさに到達するまでの「立ち上がり」が早いことも、LEDの利点です。

LEDはハロゲンバルブよりも立ち上がりが早く、瞬時に立ち上がるので、悪天候やトンネル内で視界を確保するのに役立ちます。

寿命が長い製品が多い

LEDは従来型ハロゲンと違ってフィラメントを使用していないため、劣化による寿命がほとんどなく、耐久性が高いことが特徴です。(ただし、LEDチップ以外の部品には劣化による寿命があります)

電気系統や放熱処理が適切であれば、他のライトよりも寿命は長くなります。

しかしLEDヘッドライトバルブの寿命は、チップ以外の部分(電子回路や放熱機構)に大きく影響を受けます。

LEDだから長寿命というわけではない、ということは知っておきましょう。

LEDヘッドライトのデメリット

夕暮れをヘッドライトを点けて走る車

明るく立ち上がりも早いLEDヘッドライトですが、デメリットも存在します。

ここでは主なデメリットを3つ紹介していきます。

対向車に眩しさを感じさせる

明るすぎるヘッドライトは逆に危険です。

あまりにも明るいと、対向車に眩しさを感じさせてしまいます。

対向車への対策は、ライトの照射方向(光軸)を調整することで対応可能です。

雪が溶けない

LEDはハロゲンと比べて発熱量が少ないという特徴があります。

熱くならないことは故障リスクの低減などで利点がある一方、積雪に弱いというデメリットもあります。

熱くなりにくいLEDヘッドライトは、付着した雪があまり溶けません。そのため、降雪が強い地域では、定期的にライト部分の雪を除去するなどの対策が必要です。

LEDライト専用のヒーターも販売されています。

LEDは熱に弱い

LEDは熱に弱い特性があり、放熱対策が不十分な製品では、寿命が短くなることがあります。

LEDチップ自体は長持ちしても、熱などが影響して部品が故障する可能性があります。

そのため、電気系統の性能や熱処理が正しく行われていることが重要です。

まとめ

ヘッドライトの明るさは多くの要素によって決まり、バルブの光源だけではありません。

LEDは明るさにおいて有利な点が多いですが、「LEDだから明るい」というわけではないことは覚えておきましょう。

純正品以外に付け替えるときは、きちんと設計されたヘッドライト用のLEDバルブを選ぶことが重要です。

信頼できるLEDヘッドライトバルブを選びたい方は、種類・実績ともに豊富なHID屋をぜひご利用ください。

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この記事はHID屋が監修しています

HID・LED専門店を運営。累計1,000社以上と取引しており、楽天月間優良ショップ14回受賞、お客様満足度97.4%。本メディアでは、HID・LEDを長年販売してきた経験から、車のヘッドライト・フォグランプ等の関するお役立ち情報を発信していきます。

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