近年では自動車用照明バルブに、純正ハロゲンと比べて明るく光るLEDが多く採用されています。
特にLEDフォグランプは夜間や悪天候でも視界を確保できる安全性の高さから注目が集まっています。
しかし、その一方で「交換するには、どの型式や形状を選べばいい?」「ホワイトとイエロー、どちらが良い?」と迷う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
このようなお悩みを持っている方々に向けて、品質や保証に優れたおすすめLEDフォグランプを、選び方や取り付け・交換時の注意点とあわせて解説します。
おすすめLEDフォグランプ5選を紹介!最強はどれ?
品質や保証に優れたおすすめLEDフォグランプとして、「とにかく明るい」と人気の車のライトブランド「HID屋」から5つの商品を紹介します。
商品画像 | 商品名 | 特徴 |
![]() | V シリーズ イエロー(単色) | ・純正の約12倍明るい爆光 ・鮮やかな黄色と高い配光性能が特徴 |
![]() | Qシリーズ プラチナ イエロー | ・爆光を超えた「超爆光」 ・車検対応 |
![]() | Vシリーズ 2色切替えフォグランプ | ・2色切り替えタイプ ・明るさと愛車の個性が向上 |
![]() | L1B 純正LED用2色切替えフォグランプ | ・トヨタ車等に使用される純正L1Bバルブ対応 ・2色切り替えタイプ |
![]() | HID屋 SE | ・初心者におすすめ ・価格を抑えたエントリーモデル |
ここからは各商品の特徴を解説していくので、あなたにとって最強のLEDフォグランプを探し出してみてください。
爆光×黄色ならコレ!V シリーズ イエロー(単色)

商品名 | V シリーズ イエロー(単色) |
バルブ形状 | HB4、H8/H11/H16、PSX26W |
色 | 3000K(イエロー) |
ワット数 | 58W |
純正ハロゲンの約12倍という爆光で、圧倒的な明るさを誇る「V シリーズ イエロー(単色)」を紹介します。
同商品の明るくて鮮やかな黄色(イエロー)は乱反射を防ぎ、しっかりと路面を照らすことができるため、雨や雪の日でも安心して運転できます。

また同商品は純正の配光を再現していることから、キレイなカットラインを実現。爆光にも関わらず、対向車は眩しく感じません。

そんなHID屋のV シリーズ イエロー(単色)に対して明るさや、同商品が放つ黄色い鮮やかな光による視認性の高さなどについて、満足の声が寄せられています。


爆光の名にふさわしい圧倒的な明るさと配光性能を両立したHID屋のV シリーズ イエロー(単色)は、LEDフォグランプ選びでお困りの方や、LEDフォグランプ選びで失敗したくないと思われている方の期待に応える商品としておすすめです。
車検に対応した超爆光!Qシリーズ プラチナ イエロー

商品名 | Qシリーズ プラチナ イエロー |
バルブ形状 | HB4、H8/H11/H16、PSX26W |
色 | 3000K(イエロー) |
ワット数 | 65W |
爆光を超えた明るいLEDフォグランプをお探しの方には、「Qシリーズ プラチナ イエロー」がおすすめです。
「超爆光」とも言える70W HIDを超える力強い光で、悪天候でも路面をはっきりと照らします。
また同商品はワイドな配光を実現しているため、視認性が悪い状態でも、純正と比べて広くて快適な視界を手に入れることが可能です。

またキレのあるカットラインを実現しているのも、Qシリーズ プラチナ イエローの特徴です。
カットラインが不明瞭だと、車検時にフォグランプの光が上向きに分散していると判断され、不合格になりかねません。
しかし、Qシリーズ プラチナ イエローであればカットラインがハッキリと出ているため、問題なく車検を受けられるでしょう。

実際に購入し装着された方からは、超爆光の明るさと視認性の高さに、好評の声が寄せられています。


「とにかく明るいLEDフォグランプを装着して、視認性を高めたい!」という方には、爆光を超えた明るさで路面をはっきり照らす、Qシリーズ プラチナ イエローをおすすめします。
気分や天候にあわせて切り替え!Vシリーズ 2色切替えフォグランプ

商品名 | Vシリーズ 2色切替えフォグランプ |
バルブ形状 | HB4、H8/H11/H16、PSX26W |
色 | 6500K (ホワイト)/ 3000K(イエロー)/レモンイエロー / ライムイエロー / エメラルドグリーン |
ワット数 | 40W |
HID屋の「Vシリーズ 2色切替えフォグランプ」は、その名のとおり2色切り替え機能を搭載しており、シーンや気分に応じてフォグランプの色を変えられます。
色の組み合わせは「ホワイト」を基本とし、もう一方に「イエロー」「レモンイエロー」「ライムイエロー」「エメラルドグリーン」の中から1色を選択できます。
その中でエメラルドグリーンは新色で、愛車により強い個性を与えてくれるため、おすすめです。

また同商品は色を切り替えられるだけでなく、フォグランプとしての明るさも優れており、純正フォグランプと比べて路面の視認性が向上。
実際に購入し、装着したオーナーからはその明るさと切替えた色の鮮やかさなどに、好評の声が多く寄せられています。


HID屋のVシリーズ 2色切替えフォグランプは、切り替えた色によって愛車の個性だけでなく、フォグランプの機能性も向上してくれるため、おすすめです。
「エメラルドグリーン」と「ライムイエロー」は車検非対応です。
主にドレスアップ用としてお使いいただくとともに、検査時はホワイトに切り替えをお願いします。担当検査官によっては不適合となる場合もございますのでご了承ください。
トヨタ車の純正交換におすすめ!L1B 純正LED用2色切替えフォグランプ

商品名 | L1B 純正LED用2色切替えフォグランプ |
バルブ形状 | L1B |
色 | ホワイト 6500k / イエロー 3000k |
ワット数 | 30W |
50系プリウスやハイエース7型など、トヨタ車を中心に純正LEDのバルブ形状として採用されている「L1B」。
そんなL1Bバルブを採用した車のオーナーには、HID屋の「L1B 純正LED用2色切替えフォグランプ」がおすすめです。
同商品に交換することで、単色の純正LEDから、シーンや気分に応じてフォグランプの色を変えられるようになります。
色の組み合わせはVシリーズ 2色切替えフォグランプと同様、「ホワイト」を基本とし、もう一方に「イエロー」「レモンイエロー」「ライムイエロー」「エメラルドグリーン」の中から1色を選択できます。
同商品は配光性能にもこだわっており、LEDチップを横一列に配置することで、従来の2色切替えLEDにありがちな「光のブレ」を徹底的に排除。

L1B 純正LED用2色切替えフォグランプが持つ配光性能と明るさに、実際に装着いただいた方から好評の声が届いています。


明るさや配光にこだわった2色切り替え機能を持ったL1B 純正LED用2色切替えフォグランプは、トヨタ車をはじめ、純正LEDバルブの形状がL1B型の方に自信を持っておすすめできる商品です。
「エメラルドグリーン」と「ライムイエロー」は車検非対応です。
主にドレスアップ用としてお使いいただくとともに、検査時はホワイトに切り替えをお願いします。担当検査官によっては不適合となる場合もございますのでご了承ください。
お手頃価格で明るいフォグランプへ!HID屋 SE スペシャルエディション

商品名 | HID屋 SE スペシャルエディション |
バルブ形状 | H4 Hi/Lo、H8/H11/H16、HB3/HB4 |
色 | 6500K (ホワイト) |
ワット数 | 26W |
「初めてLEDフォグランプに交換するけど失敗したくない」「コスパの良い明るいLEDフォグランプが欲しい!」という方には、「HID屋 SE スペシャルエディション」がおすすめです。
同商品はHID屋の高い技術を活かして、安全性と品質を保ちつつ価格を抑えた、明るいLEDフォグランプです。
低価格とは言え、特注のLEDチップを搭載するなど、明るさには一切の妥協はありません。
HID屋 SE スペシャルエディションの高いコスパに、多くの方がご満足いただいています。


HID屋 SE スペシャルエディションは、初めてLEDフォグランプを取り付ける方から、高いコスパを求める方まで幅広くおすすめする商品です。
人気が高いLEDフォグランプの種類を紹介
LEDフォグランプと一口に言っても、様々な種類が市場には出回っています。
そんな中で人気が高いタイプは、以下の2種類です。
- 爆光タイプ
- 2色切り替えタイプ
ここからは、これらのタイプの特徴と人気が高い理由について解説していきます。
明るさを重視する方に!爆光タイプ
爆光タイプのLEDフォグランプは、その圧倒的な明るさと視認性で多くのドライバーに支持されている製品です。
そんな中でも白色の光と比べて暗く見える黄色の光にも関わらず、純正フォグランプと比べて12倍という、爆光と呼べるほどの明るさを誇る製品もあります。

暗い環境や悪天候時に爆光タイプのLEDフォグランプは効果を発揮し、一般的なフォグランプ以上に視認性が向上します。
また明るい光は愛車をより際立たせることができるため、ドレスアップにも効果的です。
そのため爆光タイプのLEDフォグランプは明るさを求める方や、ドレスアップ効果を求める方など、幅広いドライバーにおすすめです。
気分に応じて使い分け!2色切り替えタイプ
ドライバーの気分やシチュエーションに応じて色を切り替えられ、多様な状況での使用に適しているのが、2色切り替えタイプのLEDフォグランプです。
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例えば、オフ会やドレスアップ目的で使用する場合にはヘッドライトと色味を合わせるために白色を、霧や雪など視認性が重要な場合には悪天候時に視界を確保出来る黄色に切り替えることができます。
これによってドライバーは状況に応じた最適な色を選択し、スタイルと安全性の両方を楽しむことができます。
また製品によっては白色と黄色だけでなく、レモンイエローやライムイエローなどの色味の違いを持つものもあり、より個性的なカスタマイズが可能です。

以上のことから2色切り替えタイプのLEDフォグランプは、安全性を高めつつ愛車の表情を変えてくれるアイテムとしてドライバーにとって理想的な選択肢となるため、おすすめです。
LEDフォグランプの選び方
LEDフォグランプの選び方を間違えてしまうと、自車に合わなかったり車検に通らなかったりと、トラブルが発生してしまいます。
以下のポイントをおさえてLEDフォグランプを選びましょう。
- 自車に適合するバルブ形状を選ぶ
- 白色か黄色のものを選ぶ
ここからは、これらのポイントについて詳しく解説していきます。
自車に適合するバルブ形状を選ぶ
LEDフォグランプは自車に適合するバルブ形状を選びましょう。
フォグランプには「H3」「H8」など車種や年式、グレードに応じて適合するバルブ(電球)の形状が存在します。
これらの形状は互換性がないため、適合しないバルブを選んでしまうと取り付けができません。
また無理に装着しようとすると、レンズなどフォグランプユニット全体を破損する場合もあります。
製品によっては複数の形状に対応した汎用性の高いものもありますが、フォグランプブランドの適合表などで、自車に適合するバルブ形状を確認してからLEDフォグランプを選ぶと安心です。

白色か黄色のものを選ぶ
LEDフォグランプを選ぶ際は白色か黄色のものを選びましょう。
車検は国が定めた保安基準によって行われますが、その保安基準でフォグランプは「白色または淡黄色(黄色)」と定められています。
そのため青など保安基準と異なる色だと、車検に不合格になってしまうので注意が必要です。
なお製品選びでフォグランプの色を判断するときは、「ケルビン数」を確認してください。
ケルビン数(K)は画像のように数字が大きければ青白く、逆に小さければ黄色や赤など温かみのある色になります。

車検対応の色を考えた場合、6500K〜2400Kの間であれば問題ないと言えます。
以上のことからLEDフォグランプを選ぶ際は2色切り替えタイプを含め、白色か黄色になる6500K〜2400Kのものを選びましょう。


フォグランプをLEDに交換・後付けする方法
ここからはフォグランプをLEDに交換・後付けする方法を解説していきます。
純正ハロゲンからLEDに交換する場合は、エンジンルームなどから手を差し込んで、バルブを取り替えるだけで作業は完了します。

ただし車種によってはアンダーカバーやヘッドライト裏の防水カバーを外すなど、作業が複雑になる場合があるので、注意が必要です。
具体的な交換方法に関しては、下記の記事で解説しています。
※トヨタ・ハイエースでの交換作業になります。

またLEDフォグランプを後付けする場合は、車検に合格できるよう、国の保安基準で定められた位置に取り付けなければいけません。
詳しくは以下の記事で解説していますので、興味がある方は、あわせてご覧ください。

交換や後付け作業をDIYで行う場合は、自己責任で行ってください。
またDIYでの作業に自信がない方は、業者に依頼することをおすすめします。
LEDフォグランプを交換・後付けしたときは光軸調整を行う
LEDフォグランプを交換・後付けしたときは、光軸調整を行いましょう。
フォグランプは国が定めた保安基準で「他の交通を妨げないこと」と定められており、対向車などが眩しくならないよう、下向きに装着されています。
しかし交換などによって光軸が上向きになってしまうと、フォグランプの光が対向車などに向けられ、相手は眩しく感じて安全に運転できなくなり非常に危険です。
また、そのままの状態で車検を受けた場合、検査員が眩しいと感じて不合格となってしまいます。
そして光軸調整は上下だけでなく、リフレクター(反射板)に対する向きにも注意しましょう。
フォグランプのリフレクターは、バルブが正しい向きで装着されてはじめて、広範囲を明るく照らせるよう設計されています。
そのためLEDバルブの明るさを最大限に活かすため、リフレクターの線とバルブの向きを合わせる必要があります。

このように運転時の安全性や車検に合格するためだけでなく、バルブの性能を引き出すためにも、LEDフォグランプを交換・後付けしたときは必ず光軸調整を行いましょう。

LEDフォグランプに関するよくある質問
ここからはLEDフォグランプに関して、頻繁に寄せられる質問について回答していきます。
実際にフォグランプをLEDに交換する前に、参考としてご覧になることをおすすめします。
- フォグランプはHIDとLEDどっちがおすすめ?
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路面をしっかり照らす場合はHID、より広い範囲を照らしたい場合はLEDがおすすめです。
HIDはLEDと比べて明るく、光が散乱されにくいため、雪や豪雨など視界が不安定な中でもしっかりと路面を照らすことができます。
対してLEDはHIDに比べて、路面をワイドに照らしている製品が多く、街頭が少ない郊外や山道でも路肩や歩道をしっかりと照らせます。
このようにHIDとLEDは、それぞれの特性が自身の使い方に対してどちらが良いか判断し、フォグランプに装着すると良いでしょう。
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フォグランプの光源としてLEDとハロゲンを比べた場合、基本的にLEDがおすすめです。
その理由として、LEDの持つ明るさと視認性の高さが挙げられます。
視界不良時の視認性を向上するために設けられたフォグランプは、路面をしっかりと照らす能力が求められます。
そのため、ハロゲンと比べて明るく光り、また直進性が高い光を放つLEDがより適していると言えるでしょう。
なおハロゲンの暖かい色味が好きで、白い光を放つLEDへの交換をためらっていた方は、HID屋から電球色を再現したLEDフォグランプバルブが登場したので、一度ご覧になってみてください。
- フォグランプのLEDは黄色でも車検に通りますか?
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フォグランプはLEDなど光源の種類に関わらず、黄色でも車検は通ります。
国の保安基準によってフォグランプの色は「白色または淡黄色」とされているため、問題ありません。
黄色い光を放って車検に不合格となる照明は、ヘッドライトが挙げられます。
フォグランプの色と車検について、詳しくはこちらも参考にしてください。
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まとめ
ここまで、爆光や2色切り替えといったLEDフォグランプの人気タイプとおすすめ商品を、選び方や取り付け時の注意点とあわせて解説してきました。
LEDフォグランプは視界不良時の視認性を高めてくれるだけでなく、愛車のドレスアップにも貢献してくれる非常に重要な部品です。
そのため今回ご紹介した内容を参考に、愛車にピッタリのLEDフォグランプをじっくり探してみてくださいね。