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LEDヘッドライトで使えるヘッドライトヒーターの効果とは?仕組みや設置方法を解説

LEDヘッドライトで使える融雪ヒーターの効果とは?設置方法とおすすめ製品

LEDヘッドライトは発熱量が少ないため、雪が溶けにくいのが課題です。

雪がヘッドライトに付着していると、視界が悪くなることがあります。

そこで注目されているのが、電熱線を利用したヘッドライトヒーター(融雪ヒーター)です。

本記事では、融雪ヒーターの仕組みや効果、設置方法や使用上の注意点について詳しく解説します。

目次

ヘッドライトヒーターの仕組みと効果

ヘッドライトに雪が積もっている画像

ヘッドライトヒーターは、融雪ヒーターやヘッドランプヒーターとも呼ばれ、ヘッドライトに直接取り付けて使用する薄型のヒーターです。

ヘッドライト表面を適度に温めることで、雪を溶かしたり、凍結を防いだりする効果があります。

主に透明フィルムタイプが一般的で、フィルムの中に細い電熱線が組み込まれています。

この電熱線に電気を通して熱を発生させ、ヘッドライトに積もった雪を溶かす仕組みです。

電熱線は50~60度程度の高温を生み出すため、雪が降っても速やかに溶かしてくれます。

また、製品によっては外気温に応じて自動的にON/OFFする機能が搭載されています。

外気温が一定以下になると自動で作動するため、手間をかけずに快適に使用できるでしょう。

ただし、自動ON/OFFタイプは春先の気温が高い日に降雪があった場合、作動しない可能性があるため注意が必要です。

ヘッドライトヒーターの取り付け方

ヘッドライトヒーターは自分でも取り付けができるため、手軽に利用できます。

ここでは、ヘッドライトヒーターの取り付け方について解説します。

  • ヘッドライトヒーターの取り付け手順
  • ヘッドライトヒーター取り付け時のポイント

順番に確認していきましょう。

ヘッドライトヒーターの取り付け手順

ヘッドライトヒーターを自分で取り付けるときの手順は以下の通りです。

  1. グリルを取り外す
    作業がしやすいよう、ヘッドライト全体が見える状態にしましょう。
  2. ヘッドライトユニットを洗浄し脱脂する
    ヘッドライトのレンズ部分に油分や汚れが残っているとヒーターがしっかり貼り付かないため、専用のクリーナーや脱脂剤を使って丁寧に清掃します。
  3. ヒーターをヘッドライトレンズ表面に貼り付ける
    ヒーターは光軸に沿って貼り付けるのが基本です。説明書に従い、光軸調整用のセンターマークに合わせて取り付けてください。
  4. ポジションランプにヒーターのコネクターを取り付ける
    ポジションランプから電源を取る際には、テスターで極性(+と-)を確認し、正確に接続します。これを怠ると動作しない可能性があるため注意が必要です。
  5. 外気温センサーハーネスをグリルの裏に取り付ける
    正確な外気温を感知するため、センサーはエンジンの熱が直接当たらない場所を選び、グリル裏に設置します。

※取り付けは必ず自己責任で行ってください
※車両設計により作業内容が変わる可能性があります

自分での取り付けに不安がある場合や、作業手順が難しいと感じた場合は、無理をせず専門の業者へ依頼を検討しましょう。

プロによる確実な取り付けにより、安心してヘッドライトヒーターを使用できます。

ヘッドライトヒーター取り付け時のポイント

ヘッドライトヒーターを取り付ける際は、以下のポイントを守って作業しましょう。

  • 平らな場所で作業する
  • 雨や雪がかからない場所で作業する

まず、作業を行う場所は平らで安全なスペースを選びましょう。

作業開始時は、車両のシフトノブをパーキングポジションに入れ、サイドブレーキをしっかりとかけます。

エンジンを停止させ、ランプスイッチをOFFにしたうえで、キーを抜いてから作業を開始してください。

また、雨や雪が降っている場所での作業は避けましょう。

雨や雪で濡れた手での作業は感電の危険があるため、特に注意が必要です。

ヘッドライトヒーター使用時の注意点

車の前方に雪が積もっている画像

ヘッドライトヒーターは、雪対策に役立つアイテムですが、全ての状況で雪を完全に取り除けるわけではありません。

ヘッドライトヒーターの温度は約50~60度程度で、手で触れると少し熱いと感じる程度の温度です。

そのため、ヘッドライトに薄く積もった雪を溶かすには十分な効果を発揮しますが、厚く積もった雪や、水分を多く含んだ雪の場合は、溶け切らないことが多いです。

特に、雪が激しく降り続くような状況で車を運転する場合、ヘッドライトヒーターだけでは雪を完全に取り除くことが難しいです。

また、一度溶けた雪が再び凍結した場合も、ヒーターの熱では溶かしきれない可能性があります。

雪道を安全に走行するために

雪が積もった道路を車が走る様子

先述したように、ヘッドライトヒーターだけでは、雪対策の効果が不十分な場合もあります。

ヘッドライトヒーターの活用に加え、雪道での視界を確保するための工夫も取り入れましょう。

例えば、親水性のコーティング剤を施すことで、ヘッドライトに雪や氷が付着しにくくなり、視界を確保できます。

また、スノーブラシや解氷スプレーを車に常備しておくと、雪や氷を手軽に取り除けます。

さらに詳しい雪対策については、下記記事で紹介していますので、ぜひ合わせてご一読ください。

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まとめ

本記事では、ヘッドライトヒーターの仕組みや効果、設置方法、使用時の注意点について解説しました。

LEDヘッドライトはハロゲンに比べて発熱量が少ないため、雪が溶けにくいです。

そのため降雪が多い地域の方はヘッドライトの雪対策が欠かせないでしょう。

雪対策の1つとしてヘッドライトヒーターの設置を検討されている方は本記事を参考に取り付けてみてください。

自身での取り付けが難しいと感じたら無理せず業者にお願いするようにしましょう。。

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この記事はHID屋が監修しています

HID・LED専門店を運営。累計1,000社以上と取引しており、楽天月間優良ショップ14回受賞、お客様満足度97.4%。本メディアでは、HID・LEDを長年販売してきた経験から、車のヘッドライト・フォグランプ等の関するお役立ち情報を発信していきます。

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