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【7インチ編】ヘッドライトをLED化したい!注意点・おすすめ商品について解説!

スズキ初代ジムニーのフロント

7インチヘッドライトは、オートバイやカスタムカーによく使用される丸型ヘッドライトです。幅広く利用されているヘッドライトですが、長年使用しているとヘッドライトが劣化して、視認性が悪くなることもあるでしょう。

そこで今回は、7インチのヘッドライトをLED化する方法について解説します。LEDヘッドライトは、ハロゲンヘッドライトに比べて明るく長寿命なだけでなく、省電力で車体への負担も軽減できます。さらに、スタイリッシュな見た目も魅力です。

この記事では、ヘッドライトをLED化するメリット・注意点、交換手順、おすすめの商品について詳しく解説します。愛車を快適かつ安全にカスタムしたいと考えている方にとって、役立つ情報となるでしょう。

目次

7インチヘッドライトの特徴

夕焼けジムニー

まずは、7インチヘッドライトの特徴について解説します。

サイズ・明るさ

7インチのヘッドライトは、視認性が高く、カスタム感を強調するのに最適です。このサイズのヘッドライトは、特にハーレーダビッドソンのようなアメリカンバイクやカフェレーサーに多く使用されています。さらに、バイクに限らず、ジムニーなどの乗用車でも適用されています。

近年、LED技術の進化により、非常に明るい7インチヘッドライトが登場しました。また、LEDはハロゲン球に比べて消費電力が少なく、寿命が長いという利点があります。明るさはルーメン(lm)で測定され、ハイビームでは通常2000lm以上、ロービームでは1000lm以上が標準的な明るさとされています。

機能・デザイン

7インチのヘッドライトには、デイタイムランニングライト(DRL)やポジションライトなどの便利な機能が搭載されていることが多いです。DRLは昼間でもライトを点灯させることで、他の車や歩行者からの視認性を高め、安全性を向上させます。一方、ポジションライトは夜間の駐車時に使用され、車の位置を示すために役立ちます。これらの機能があることで、ドライバーは日中や夜間のさまざまな状況で安全に運転できます。

また、最近では「イカリング」と呼ばれる円形のスモールランプが搭載されているヘッドライトユニットもあり、BMWなどの輸入車をはじめとして独特のルックスが人気を集めています。

さらに、デザインに関しても、多様な選択肢があります。例えば、ブラック、クローム、シルバーといった色のバリエーションがあり、車の外観に合わせて選べるのが魅力です。また、レンズのデザインもクリア、スモーク、メッキなど多岐にわたるため、好みに応じてカスタマイズが可能です。これにより、愛車のスタイルをより個性的に演出することができます。ヘッドライトの機能とデザインの組み合わせは、車の安全性と外観の両方を向上させる重要な要素です。

ヘッドライトをLED化するメリット

ミラジーノのヘッドライト

ヘッドライトをLED化することで、以下のメリットがあります。

  • 明るさが向上する
  • 省エネ・長寿命
  • デザイン性の向上

ここからは、これらについて解説します。

明るさが向上する

LEDヘッドライトが従来のハロゲンライトやHIDライトに比べて圧倒的に明るい理由は、主に以下通りです。

まず、発光効率です。LEDチップはハロゲンフィラメントやHIDアークに比べて発光効率が非常に高く、同じ電力でより多くの光を生成できます。発光効率はlm/W(ルーメンパーワット)で示され、LEDヘッドライトはハロゲンライトやHIDライトの約2倍から3倍の効率を持っています。

次に、配光性です。LEDヘッドライトは、光学レンズやリフレクターを組み合わせることで、必要な場所に効率的に光を照射できます。最近の製品は高度な配光技術を搭載しており、従来のヘッドライトよりも広範囲をムラなく照らすことが可能です。特にロービームは、前方だけでなく左右の視界も確保しやすく、歩行者や自転車を発見しやすいです。

具体的な明るさの比較として、ハロゲンライトのロービームが500lmの場合、LEDヘッドライトでは1000lm以上、ハイビームでは2000lmを超える明るさのものもあります。最近では3000lmを超える非常に明るいLEDヘッドライトも登場しています。

省エネ・長寿命

LEDヘッドライトは、省エネと長寿命の点でハロゲンライトやHIDライトを大きく上回ります。以下の二つの点がその理由です。

まず、消費電力についてです。LEDヘッドライトは、同じ明るさを得るために必要な消費電力がハロゲンライトやHIDライトと比べて非常に少なく、効果的に省エネを実現します。具体的には、ハロゲンライトやHIDライトが60Wから100Wの電力を消費するのに対し、LEDヘッドライトは20Wから40W程度で済むことが多いです。このため、LEDに交換することで、年間で数千円から数万円の燃費向上が期待できます。

次に、寿命に関してです。LEDヘッドライトの寿命は約40,000時間から50,000時間と非常に長く、ハロゲンライトの約1,000時間やHIDライトの約6,000時間と比較しても圧倒的に長持ちします。これにより、交換頻度が大幅に減り、交換の手間や費用を節約できます。

LEDヘッドライトが省エネで長寿命である理由は、主に発光メカニズムと熱管理にあります。LEDはハロゲンライトのようにフィラメントを熱して光を発するのではなく、半導体を用いて光を生成するため、発熱が少なく効率的に光を生成します。また、放熱機構がしっかりしているため、発熱量を抑えながら安定して光を供給できるのも特徴です。このような特性により、LEDヘッドライトは他のライトと比べて省エネで長寿命を実現しています。

デザイン性の向上

近年、自動車デザインは飛躍的に進化し、ヘッドライトもその例外ではありません。特にLEDヘッドライトは、デザイン性において大きな利点を持ち、車の外観を一層スタイリッシュに演出します。

まず、LEDチップが小型であるため、ヘッドライトの形状に高い自由度が生まれます。これにより、鋭角的や曲線的など、様々なデザインが可能となり、個性的な外観を作り出すことができます。

次に、LEDヘッドライトは光源の色を調整できるため、白色だけでなく、黄色、青色、赤色といった多彩なカラーバリエーションを選べます。車種や個人の好みに応じて色を変えられることで、独自のカスタムが楽しめます。

さらに、デイタイムランニングライトやポジションライトとして機能するシグネチャーイルミネーションが多くのLEDヘッドライトに搭載されています。このイルミネーションは、デザインをより印象的に見せると同時に、視認性の向上にも寄与します。流れるような点灯パターンやロゴマークの点灯など、様々なタイプがあります。

最後に、プロジェクターレンズを使用するプロジェクター式ヘッドライトもあります。このタイプは、ロービームとハイビームをシームレスに切り替えるなど高度な機能を持ち、対向車への眩しさを抑えつつ前方や左右を明るく照射するため、安全性の向上にも役立ちます。

ヘッドライトをLED化する際の注意点

波止場に停まるジープ

ヘッドライトをLED化する際、以下の点に注意しましょう。

  • 車種に適合したものを選ぶ
  • 光軸を調整する
  • 車検対応のものを選ぶ
  • 放熱性を考慮する

ここからは、これらについて解説します。

車種に適合したものを選ぶ

LEDヘッドライトを選ぶ際には、車種適合が非常に重要です。適合を確認するためにはまず、メーカーのウェブサイトを確認しましょう。多くのLEDヘッドライトメーカーは、自社サイトで車種適合情報を提供しています。具体的には、メーカーのウェブサイトにアクセスし、車種検索フォームに車種名、型式、年式を入力します。検索結果から適合するLEDヘッドライトを確認し、製品型番をメモしておくと良いです。

それでも不明点がある場合は、メーカーや販売店に問い合わせることをお勧めします。問い合わせは電話やメールで行えます。電話の場合は、メーカーや販売店の番号にかけて直接質問し、メールの場合は車種名、型式、年式を記載して送信します。

注意点として、車種適合情報は年式やグレードによって異なる場合がありますので、必ず確認が必要です。適合情報に記載されていない製品は装着できない可能性が高いです。また、一部の車種ではLEDヘッドライトの取り付けに加工や専門知識が必要な場合もあります。

適合しないLEDヘッドライトを選ぶと、光軸調整が不十分で対向車や歩行者を眩ませる危険があり、車検にも通らない可能性があります。また、ヘッドライトユニットの破損や車両火災のリスクも高まりますので、適合確認は慎重に行うことが重要です。

光軸を調整する

LEDヘッドライトの光軸調整は重要な作業であり、正しく行わないと対向車や歩行者を眩ませたり、適切に路面を照射できなかったりする危険があります。以下に光軸調整の方法を詳しく説明します。

まず、光軸調整ネジの位置を確認します。これらのネジは、ヘッドライトユニットの側面または背面に設置されています。次に、光軸調整に必要な工具を準備します。一般的にはプラスドライバーまたはマイナスドライバー、場合によっては六角レンチが必要です。光軸を正確に測定するためのヘッドライトテスターがあると便利です。

車を平らな場所に駐車し、ヘッドライトから5メートル離れた場所に壁やスクリーンを設置します。スクリーンには縦横の直線を引いておきましょう。ヘッドライトをオンにし、ロービームとハイビームの光軸を確認します。

光軸調整ネジを回して、光軸をスクリーンに映し出された直線に合わせます。ロービームの場合、カットオフラインが地面から約10cm下に、エルボー点がカットオフラインから約15cm上になるように調整します。ハイビームは、より遠くを照射できるよう、カットオフラインが地面から約20cm下になるように調整します。

光軸調整ネジを回した後は、ヘッドライトユニットが熱を持ち、光軸がずれる場合がありますので、数分間待ってから再度確認し、必要に応じて微調整を行います。

調整の際は、ネジを回しすぎてヘッドライトユニットを破損しないよう慎重に作業を行うことが重要です。また、光軸がずれた場合は、早めに再調整するよう心がけましょう。自信がない場合は、ディーラーや整備工場に依頼することをおすすめします。

車検対応のものを選ぶ

LEDヘッドライトの車検対応について、適切な製品を選ぶためのポイントを解説します。近年、LEDヘッドライトの普及が進んでいますが、車検非対応の製品を選んでしまうと、車検に通らないだけでなく、安全面でも問題が生じます。以下のポイントを参考に、車検対応のLEDヘッドライトを選びましょう。

まず、道路運送車両法保安基準に適合している製品を選ぶことが重要です。この基準には、光度(明るさ)、光色、光軸、配光、防眩性能などが含まれます。これらの基準を満たした製品であれば、車検に通るだけでなく、他のドライバーや歩行者に対する安全性も確保されます。

次に、メーカーや販売店のウェブサイトで適合情報を確認することが大切です。多くのメーカーは、車種ごとの適合情報を公開しており、車検対応かどうかも明示しています。車種名、型式、年式を入力して、適合する製品を見つけましょう。

さらに、販売店やオンラインショップでの情報も確認します。車種適合表が掲載されている場合が多く、自分の車に適合するLEDヘッドライトを簡単に見つけることができます。また、不明点がある場合は、メーカーや販売店に問い合わせることをおすすめします。

放熱性を考慮する

LEDヘッドライトの選択において放熱性を重視することが重要です。従来のハロゲンライトやHIDライトに比べて、LEDヘッドライトは発熱量が少ないと言われていますが、長時間使用すると熱がこもることがあります。このため、適切な放熱対策が欠かせません。

まず、冷却方式の確認が必要です。LEDヘッドライトには、主にファンレス冷却とファン冷却の2種類があります。ファンレス冷却はヒートシンクを用いて熱を逃がす方式で、構造がシンプルで安価ですが、放熱性はやや劣ります。一方、ファン冷却はファンを使って強制的に熱を放出するため、放熱性が高く高出力なLEDに向いていますが、騒音が発生することもあります。

次に、ヒートシンクの形状も放熱性に影響を与えます。放熱面積が広く、フィンと呼ばれる突起が付いたヒートシンクは、効率的に熱を逃がすことができます。ファンレス冷却の場合は、特にこの点を確認することが重要です。

最後に、ヘッドライトユニット周辺のスペースを確認しましょう。放熱スペースが不足していると、熱がこもりやすくなりトラブルの原因となります。ヘッドライトを車体の奥に配置したり、通気性の良いバンパーを選ぶことで、放熱スペースを確保することができます。

7インチのヘッドライトにおすすめのLEDライト3選

最後に、ヘッドライトをLED化する際におすすめのLEDバルブを3つ紹介します。ここでは、販売実績多数の「HID屋」のラインナップから特におすすめのものを選びました。HID屋では他にもさまざまな種類のバルブを販売しているので、気になる方はチェックしてください。

なお、ここでは7インチヘッドライトとしてよくあるJB23W型ジムニーのヘッドライト(H4)についておすすめを紹介します。

おすすめ1:LED ヘッドライト i シリーズ

LEDヘッドライト iシリーズ

車検対応の「iシリーズ」LEDヘッドライトは、安全運転と快適性を追求した高性能な製品です。特注LEDチップを搭載し、28400cdの圧倒的な明るさを実現。夜間の路面を鮮明に照らし出し、視認性を大幅に向上させます。

H4 Hi/Lo、H7、H8/H11/H16、HB3/HB4など、幅広い車種に対応するバルブ型式が揃っています。また、6500Kのホワイト光は、スタイリッシュなだけでなく、視認性をさらに向上させ、夜間の運転をより安全に、そして快適にサポートします。

さらに、冷却ファン内蔵で長時間の点灯でも劣化を防ぎ、IP65の防水防塵性能で悪天候や悪路にも安心です。低燃費で長寿命なLEDは、ランニングコストの削減にも貢献します。1年間の保証付きで、購入後も安心です。

夜道を安全かつ快適に運転したい方には、ぜひこの「iシリーズ」LEDヘッドライトをお選びください。

シリーズ名iシリーズ
明るさ28400cd
色温度6500K
適合規格H4/H7/H8/H11/H16/HB3/HB4

おすすめ2:LEDヘッドライト / フォグランプ Sシリーズ

LEDヘッドライト Sシリーズ

純正ハロゲンバルブの配光を忠実に再現した「Sシリーズ」LEDヘッドライトは、対向車への眩しさを抑えつつ、路面や標識、通行人をしっかり照らし出す高性能な製品です。1灯あたり21600cdの明るさは、車検基準の3.4倍。夜間でも路面の状況を鮮明に把握でき、安全運転を力強くサポートします。

また、小型ながらも高耐久性を備えたボディは、長期間の使用にも安心です。消灯時にはメッキ仕上げのボディが車体に溶け込み、高級感を演出します。取り付けも簡単で、純正ハロゲンバルブと同じ形状のため、光軸調整は不要です。さらに、高性能ICと特注LEDチップを使用し、明るさを追求しました。

ノイズキャンセラー機能も搭載し、エンジンノイズなどの電気ノイズを低減。クリアな視界を確保し、快適な夜間ドライブを実現します。配線レスで簡単に取り付けられる点も魅力の一つです。視界不良や対向車のヘッドライトの眩しさに悩んでいる方には、ぜひこの「Sシリーズ」LEDヘッドライトで、安全と快適を両立させた夜間ドライブを体験していただきたいです。

シリーズ名Sシリーズ
明るさ21600cd
色温度6500K
適合規格H4/H8/H11/H16/HB3/HB4

おすすめ3:LEDヘッドライト Mシリーズ

LEDヘッドライトMシリーズ

「Mシリーズ」LEDヘッドライトは、1灯あたり49600cdというHIDヘッドライトと同等の圧倒的な光量を実現。夜間でも路面状況を鮮明に把握でき、安全運転を力強くサポートします。6500Kのホワイト光は、視認性を大幅に向上させるとともに、ドレスアップ効果も期待できます。

また、フォグランプとしても使用可能なので、悪天候や視界不良時にも安心です。特注の明るいLEDチップを採用し、明るさと耐久性を兼ね備え、長期間にわたって信頼性の高い性能を提供します。

加えて、高性能でありながら低価格を実現し、コストパフォーマンスにも優れており、アルミニウム合金のボディ素材を採用し、耐久性に優れた設計です。静音設計の冷却ファンを搭載し、快適な使用感を提供します。

さらに、IP68の防水防塵性能を備え、雨天や悪路でも安心して使用可能です。12Vおよび24Vの電圧に対応しているため、幅広い車種に適用できます。万が一の故障にも安心の1年保証が付いているため、購入後も安心して使用できます。

夜間の運転を快適かつ安全にするために、「Mシリーズ」LEDヘッドライトをぜひお試しください。

シリーズ名Mシリーズ
明るさ49600cd
色温度6500K
適合規格H1/H3/H3CH4/H7/H8/H10/
H11/H16/H19/HB3/HB4/
HIR2/PSX26W/PSX24W

※ヘッドライトの交換は必ず自己責任で行ってください。作業に不安がある方は、専門業者へ依頼すると安心です。

まとめ

ヘッドライトを交換することで、視認性が上がりドレスアップ効果が高まります。正しい手順を理解して必要な道具をあらかじめ準備し、安全にヘッドライトをLED化しましょう。また、LEDヘッドライトのバルブを選ぶ際は、種類・実績ともに豊富な「HID屋」をぜひご利用ください。

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この記事はHID屋が監修しています

HID・LED専門店を運営。累計1,000社以上と取引しており、楽天月間優良ショップ14回受賞、お客様満足度97.4%。本メディアでは、HID・LEDを長年販売してきた経験から、車のヘッドライト・フォグランプ等の関するお役立ち情報を発信していきます。

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