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LEDヘッドライトの寿命はどれぐらい?すぐ切れる原因とは?

LEDヘッドライトの寿命はどれぐらい?すぐ切れる原因とは?

LEDヘッドライトは、ハロゲンやHIDバルブよりも明るいということがあり、多くの車で使われるようになってきました。

車に設置したヘッドライトは長持ちしたほうが、交換の手間がかからずコストを抑えられます。

ハロゲンやHIDに比べるとLEDヘッドライトの寿命はどれぐらいでしょうか?LEDヘッドライトでも設置してすぐ切れることはあるのでしょうか?

この記事でLEDヘッドライトの寿命について解説します。

目次

LEDヘッドライトの寿命をハロゲン・HIDと比較

ヘッドライトの種類寿命
LED10000時間
ハロゲン1000時間
HID2000時間

ハロゲンは1960年代ごろから使われ始めた、もっとも古いヘッドライトのランプです。

ランプの中にヨウ素やフッ素などの不活性ガスを封入し、電球内のフィラメントに電気を通すと発光する仕組みです。

不活性ガスがフィラメントの蒸発を防ぎます。

ハロゲンは発熱量が高いために、寿命は長くても1000時間程度です。

HIDは1990年代から使われはじめました。

電球内にキセノンガスを封入し、電気を流してアーク放電させて発光する仕組みです。

ディスチャージヘッドランプやキセノンヘッドランプとも呼ばれています。

ハロゲンよりも発熱量は少なく、寿命はおよそ2000時間です。

LEDは2007年頃から登場しました。

バルブ内のLEDチップが発光し光を放つ仕組みです。

発熱量はHIDよりも少なく、寿命は約10000時間となっています。

点灯してすぐに最大光量になるという特徴があり、さらにハロゲン・HID・LEDの中では一番寿命が長いです。

より経済的なヘッドライトバルブと言えるでしょう。

LEDヘッドライトの交換の目安

LEDヘッドライトを使っていて、変化が現れれば交換の目安です。

以下のような変化が見られたら交換したほうが良いでしょう。

  • ヘッドライトが暗くなってきた
  • LEDのちらつきが気になってきた

ヘッドライトが暗くなってきたら、LEDの発光量が少なくなってきたので交換する時期です。

ただヘッドライトが暗くなるのは、ヘッドライトユニットの汚れによる場合もあるので、暗い原因がバルブかユニットどちらにあるのか確かめてください。

LEDヘッドライトがすぐ切れる原因

LEDヘッドライトの寿命は約10000時間と言われていますが、そこまで持たず使えなくなるケースが多いです。

10000時間というのは理論上で、安定した好条件で稼働させた場合の寿命となっています。

しかし高温になるエンジンルーム内にヘッドライトは設置されており、ライトのON/OFFを頻繁に繰り返すこともあり、実際に使用すると寿命は10000時間よりも短いのが普通です。

またいくつかの原因によって、LEDヘッドライトがすぐ切れる場合もあります。

放熱不足で高温になって使えなくなる

LEDヘッドライトが切れる原因の多くが放熱不足によるものです。

電気を流すとLEDチップが発光してヘッドライトとして機能しますが、LEDは点灯すると基盤がどんどん高温になります。

熱を持ちすぎると故障するので、LEDヘッドライトは冷却が必要です。

冷却機能としてあるのが冷却ファンまたはヒートシンクのどちらかとなっています。

どのLEDヘッドライトでも冷却機能は備わっていますが、放熱処理が十分でなければバルブは加熱し点灯しなくなるかもしれません。

特に安価な海外製LEDヘッドライトは、冷却機能が不十分でバルブが熱を持ちやすいです。

そのために使用するならば、信頼できる日本ブランドのLEDヘッドライトを選んだほうが良いでしょう。

抵抗不足で壊れる

抵抗不足もLEDヘッドライトがすぐ壊れる原因です。

LEDヘッドライトはLEDチップに電気を流して発光し、過電流を防ぐために抵抗が備わっています。

抵抗とは電気の流れる量を抑える部品です。

ヘッドライトバルブに流れる電流は、多く流れるときも少なく流れるときもあります。

もしもLEDチップが耐えられる量よりも多い電流が流れれば、過電流によってチップが壊れるかもしれません。

抵抗によって電流の量を抑えて、チップが耐えられる電流を流すようにしています。

しかし安価なLEDヘッドライトの抵抗は、チップが耐えられるギリギリの設定です。

そのために突然多くの電流がバルブに流れると、チップは過電流となって壊れます。

信頼できる国産メーカーのLEDヘッドライトを使ったほうが安心できるでしょう。

静電気で壊れる

電化製品は静電気を受けると壊れることもあり、LEDヘッドライトも同じです。

車にLEDヘッドライトを取り付けるとき、素手で触って静電気を発生させてバルブを壊すこともあります。

ヘッドライトを交換するときは、静電気防止のために手袋を装着して作業したほうが良いでしょう。

また車についているハロゲンバルブを取り外すときも、手袋を装着して外しましょう。

素手で作業してバルブのガラス部分を触ると、付着した油脂によってバルブ点灯時ガラスが高温になり破損します。

ガラスが割れて粉々になるかもしれないので、素手での作業は止めたほうが良いでしょう。

 車の振動や熱で壊れる

LEDヘッドライトは、人為的ミスや製品の質でも壊れますが、車の環境でも壊れることがあります。

チップには素子が並んでおり、ドライバーユニットによってIC制御され光を放つ仕組みです。

精密機器であるために振動や熱で損傷するかもしれません。

損傷すれば一部の素子が発光しなくなることもあり、ちらつきが発生します。

チップの基盤の熱や車の振動、そして日光による熱が損傷させる原因です。

今と昔のLEDヘッドライトの違い

1960年代にハロゲンバルブが登場し、1990年代にHIDバルブが登場しました。

そして2007年になるとLEDヘッドライトバルブが登場します。

ただ初期のLEDヘッドライトは壊れやすかったです。

冷却が不十分だった昔のLEDヘッドライト

最初にLEDヘッドライトバルブが使われた車は、レクサスのLS600hです。

現在のLEDヘッドライトとは違い、3連のプロジェクターと小型反射鏡を取り付けて光を合成して適した配光を実現しました。

当時のLEDヘッドライトも基盤が熱を持っていたので、冷却機構が備わっています。

そして高耐熱基盤を用いることで、LEDヘッドライトが高温になり壊れる問題に対処しました。

当時発売のLEDヘッドライトからすでに、明るく省電力で長寿命というのが謳い文句になっています。

しかしあまり明るくなく、すぐ壊れるLEDヘッドライトが多かったです。

HIDバルブから変えてもただ白くなるだけ、むしろ眩しいという声もありました。

長寿命のはずなのにすぐ壊れるのは、冷却機能に問題があり基盤が熱を持つためです。

当時のバルブに設置の冷却ファンはそれほど高機能ではありませんでした。

冷却性能がアップした現在のLEDヘッドライト

2015年頃から社外品のLEDヘッドライトが登場します。

しかしこの頃のLEDヘッドライトでも、長寿命が謳い文句の1つでしたがすぐ壊れる製品が多かったです。

それはやはり冷却が十分でなく、基盤が熱を持つためでした。

そして最近のLEDヘッドライトは、放熱機構が十分に働いており冷却機能が高いです。

冷却ファンは小型化して高性能化しており、ファンレスのバルブはヒートシンクで冷却します。

ヒートシンクには熱伝導性の高い航空用アルミを使用して、より基盤を冷却しやすいです。

中にはヒートシンクと冷却ファンを備えたハイブリッドタイプや、基盤にアルミより熱伝導性の高い赤銅を使う製品もあります。

安価なLEDヘッドライトが多く登場していますが、中国メーカーのLEDヘッドライトは要注意です。

中国メーカーは価格こそ安いですが、粗悪品が多くLEDヘッドライトなのにすぐ壊れるという製品がいくつもあります。

最近登場のハイパワーLED

最近になってハイパワーLEDが登場します。

1W以上の消費電力があるLEDがハイパワーLEDです。

ハイパワーLEDの登場によって、LEDのヘッドライトはより明るくなりました。

消費電力が高いために、基盤は発熱しやすいです。

そのために一般的にハイパワーLEDのバルブは、アルミ製のヒートシンクを兼ねたボディに冷却ファンを搭載して放熱性能を高めています。

ただハイパワーLEDでもファンレスタイプのバルブもあり、これは消費電力が低めです。

消費電力が少ないので基盤が発熱しにくく、ファンレスでも十分冷却できます。

冷却を十分に行っているので、LEDヘッドライト本来の寿命を持っており、点灯してすぐライトが切れるということはあまりありません。

おすすめの明るいLEDヘッドライト

最近のLEDヘッドライトはハイパワーLEDの登場もあって、昔よりも随分と明るくなりました。

ただ明るいといっても、製品によっては車に設置したら思ったよりも明るくないということもあります。

使うならば明るいLEDヘッドライトを選びたいものです。

いくつもある製品の中でおすすめのLEDヘッドライトは、HID屋のMシリーズです。

HID屋 LEDヘッドライト ルーメン数より体感する明るさ!ホワイト 車検対応 Mシリーズ

規格H1、H3、H4、H8、H11、H16
ケルビン数6500K
防水防塵IP68
冷却方法ヒートシンク+冷却ファン

H3やH4、H11などと多くの規格が用意されています。

光度を増やし60WハイパワーHID級の明るさを実現しました。

ハロゲンバルブと同様のカットラインがありながらも、純正よりも遠方をワイドに照射しセンター手前が明るいです。

薄型銅基盤にアルミ製のボディを兼ねたヒートシンク、そして小型冷却ファンを搭載し冷却性能が高く壊れにくいです。

口コミ

Mシリーズは口コミでも評判であるために、いくつかピックアップして紹介します。

絶対的な明るさは勿論のこと、Lowビームは厚みがあり手前から奥まで比較的均一に照らし、Hiビームは散らばりすぎることも収束しすぎることもなく適度な範囲を照らし、ハロゲンの配光から大きく崩れることなく良いところは伸ばしてどちらも走る際に見やすい配光でした。

引用元 : amazon

驚くほど明るく照らしてくれます。
買って良かったと思います。

引用元 : amazon

安物と違いグレアにもならず、カットラインもしっかり出ていて品質の高さがよくわかりました。

引用元 : amazon

まとめ

LEDヘッドライトは基盤部分が熱を持つために、高温で壊れないように冷却機構が必要です。

静電気や抵抗不足でも壊れますが、冷却が十分でないと壊れる可能性があります。

長くLEDヘッドライトを使いたいならば、冷却を十分に行えるLEDヘッドライトを使ってください。

HID屋のMシリーズは、熱伝導率の高い銅基盤にアルミヒートシンク、さらに冷却ファンを備えており放熱性能が高く壊れにくいです。

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この記事はHID屋が監修しています

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