【ミライース編】ヘッドライトをLED化したい！適合表・メリット・注意点について解説！

2024年6月29日

軽自動車でありながら、燃費性能や使いやすさで高い人気を誇るダイハツ「ミライース」。しかし、購入当初のヘッドライトはハロゲン球を採用しており、夜間の視認性や見た目がイマイチと感じている方も多いのではないでしょうか？

そこで今回は、ミライースのヘッドライトをLED化する方法について解説します。LEDヘッドライトは、ハロゲンヘッドライトに比べて明るく長寿命なだけでなく、省電力で車体への負担も軽減できます。さらに、スタイリッシュな見た目も魅力です。

この記事では、ミライースをLED化するメリット・注意点、交換手順、おすすめの商品について詳しく解説します。愛車を快適かつ安全にカスタムしたいと考えている方にとって、役立つ情報となるでしょう。

ミライースのヘッドライト適合表

ヘッドライトを交換する場合、まずは車種ごとに適合したバルブ形状のものを選ぶ必要があります。交換用のヘッドライトを購入する前に、必ず適合を確認しておきましょう。

表１ミライースのヘッドライト適合表

スクロールできます

メーカー	車種	型式	年式		ヘッドライト		フォグランプ	ポジション	バック
メーカー	車種	型式	初月	最終月	LOW	HIGH	フォグランプ	ポジション	バック
ダイハツ	ミライース	LA350S・360S	H29.5		H4 or LED	LED	LED	T10 or LED	T16
ダイハツ	ミライース	LA300S・310S	H23.9	H29.4	H4	–	–	T10	T16

ミライースのヘッドライトをLED化するメリット

ミライースのヘッドライトをLED化することで、以下のメリットがあります。

高い視認性による安全性の向上
省電力・長寿命
スタイリッシュな見た目
ヘッドライトユニットの軽量化

ここからは、これらについて解説します。

高い視認性による安全性の向上

日中でも薄暗いトンネルや、雨天時の夜道は視界が悪く、ヒヤリとする瞬間も多いものです。そんな時、頼りになるのがLEDヘッドライトです。ハロゲン球に比べて圧倒的な明るさを誇り、路面状況を鮮明に照らし出します。まるで昼間のように視界が広がるため、危険を察知しやすく、安全運転を強力にサポートします。

さらに、LEDヘッドライトは素早く点灯・消灯するため、対向車や歩行者も早期に発見できます。チラツキが少ない優しい光は、周囲のドライバーを眩ませることなく、思いやりのある運転を可能にします。

夜間の高速道路走行でも、ハイビーム時の広い照射範囲と明るさで、遠くまでしっかりと視認できます。また、道路標識や路面表示も見やすく、雨天や夜間でも迷わず運転することができます。

LEDヘッドライトは、ドライバーの疲労軽減効果も期待できます。路面状況を把握しやすいため、目や頭の負担が軽減され、快適な運転が長時間続きます。

省電力・長寿命

LEDヘッドライトは、圧倒的な明るさや視認性の向上だけでなく、省電力と長寿命という大きなメリットも兼ね備えています。従来のハロゲン球と比べて、以下のような点が優れています。

まず、LEDヘッドライトは、ハロゲン球と比べて消費電力が約70％削減できます。これは、燃費向上に繋がり、ランニングコストを大幅に節約できることを意味します。特に、軽自動車であるミライースにとっては、微小な省電力でも燃費に大きな影響を与える可能性があります。例えば、年間1万km走行した場合、LEDヘッドライト化によって、年間約5,000円のガソリン代を節約できる計算になります。長期間乗るほど、その恩恵は大きくなります。

また、LEDヘッドライトの寿命は約40,000時間と言われています。これは、ハロゲン球の約10倍の長さです。つまり、LEDヘッドライト化することで、頻繁な交換の手間や費用を大幅に削減できます。LEDヘッドライトは発熱量が少ないため、ヘッドライトユニットへの負担も軽減されます。その結果、ヘッドライトユニットの劣化を防ぎ、長持ちさせることができます。

さらに、LEDヘッドライトは、省電力であるため、CO2排出量を削減することができます。これは、地球温暖化対策にも貢献することになります。近年では、環境への配慮がますます重要視されているため、LEDヘッドライト化は時代に合致した選択と言えるでしょう。

スタイリッシュな見た目

シャープな形状と繊細な光沢感を放つLEDヘッドライトは、車全体を洗練された印象へと導き、ワンランク上の個性を演出します。従来のハロゲン球とは異なり、近代的で上質な雰囲気を演出します。特に、ミライースのようなコンパクトカーには、LEDヘッドライトのスタイリッシュなデザインが映えます。

夜間でも存在感のあるフロントマスクを演出するLEDヘッドライトは、駐車場や夜道でも愛車がひと際目立つこと間違いなしです。さらに、LEDヘッドライトの光は、車周りの視認性も向上させるため、安全運転にも貢献します。

近年では、さまざまな車種に対応したLEDヘッドライトが販売されています。ミライースのような軽自動車はもちろん、セダンやSUVなど、幅広い車種にLEDヘッドライトを取り付けることができます。愛車の魅力をさらに引き出すために、ぜひLEDヘッドライト化を検討してみてはいかがでしょうか。

ミライースのヘッドライトをLED化する際の注意点

ミライースのヘッドライトをLED化する際、以下の点に注意しましょう。

車種適合の確認
ヘッドライトユニットの加工が必要になる場合がある
ハイビームとの光軸調整
車検対応の製品を選ぶ

ここからは、これらについて解説します。

車種適合の確認

LEDヘッドライトへの交換を考えている際に重要なのが、車種適合の確認です。車種ごとに異なる形状や電力要件があるため、適合しない製品を取り付けると、さまざまなトラブルが生じる可能性があります。

例えば、形状が異なるために物理的に取り付けができない場合や、車検基準を満たさないために車検に通らないリスクがあります。また、適切でない製品を使用すると発熱問題や光軸のずれなどの不具合が起こることも考えられます。

これらの問題を避けるためには、まず車種適合を確認することが不可欠です。具体的には、販売店のウェブサイトやメーカーに直接問い合わせる方法があります。自分の車両の型式や年式、オプション装備について正確に伝えることで、適切なLEDヘッドライト製品を選ぶことができます。

専門業者に相談することもおすすめです。彼らは豊富な知識と経験を持ち、最適な製品を提案してくれます。型式、年式、グレード、そしてオプション装備など、すべての要素を考慮に入れた選定が大切です。

ヘッドライトユニットの加工が必要になる場合がある

LEDヘッドライトへの交換を考える際に、ヘッドライトユニットの加工が必要になることがあります。これは、LEDとハロゲン球の違いによる形状や構造の違いから生じるものです。

まず、LEDヘッドライトは通常、ハロゲン球よりも大型である場合があり、そのために取り付けスペースを確保するための加工が必要になることがあります。また、LEDヘッドライトにはハロゲン球とは異なる配線が必要な場合があり、それに伴う配線加工も必要となることがあります。さらに、LEDヘッドライトは重量が増し、適切に固定するためのステーを取り付けるための穴あけ加工も必要となることがあります。

ヘッドライトユニットの加工は繊細な作業であり、不適切な加工はユニットの破損やLEDヘッドライトの機能不良、さらには車検不合格につながるリスクがあります。そのため、加工を行う際には以下の点に留意することが重要です。

まず、加工作業は説明書を確認し、慎重に行うことが求められます。自信がない場合や適切な工具を持っていない場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。また、加工前にはヘッドライトユニット周辺を保護するための養生を行い、加工後もユニットの機能性を保つために、確実に取り付け直すことが大切です。

加工作業を自分で行うかどうかの判断基準としては、自身の技術や知識、および時間的な余裕を考慮することが重要です。加工に対する不安や必要な工具の不足がある場合は、専門業者に依頼することで、安全かつ確実な作業が行われます。

ハイビームの光軸調整

LEDヘッドライトへの交換に際して重要なのが、ハイビームの光軸調整です。LEDヘッドライトは明るさや照射範囲が広く、特にハイビーム時の光軸ズレが目立ちやすいため、適切な調整が必要です。

まず、光軸がズレていると、対向車に対して眩しさを与えてしまうことがあります。これは非常に危険であり、安全な運転を妨げる可能性があります。また、光軸が上向きに調整されてしまうと、路面の視認性が損なわれ、安全性に影響を与えることもあります。

LEDヘッドライトを取り付けた後には、必ずハイビームの光軸調整を行うことが推奨されます。これにより、光軸を正しく調整し、対向車への影響を最小限に抑えることができます。

車検対応の製品を選ぶ

ミライースのLEDヘッドライト化に際して、車検対応の製品選びは非常に重要です。車検対応品は道路運送車両保安基準に準拠し、特定のレンズ形状と許容された光色を持っています。これに対して、車検非対応の製品はこれらの基準を満たしていないため、車検に通らない可能性があります。

LEDヘッドライトを車に取り付ける際には、車検対応品を選ぶことで、以下のような問題を未然に防ぐことができます。例えば、車検が不合格になることで公道走行が不可能になるだけでなく、違法改造として扱われることや、万が一の事故において法的責任を問われるリスクもあります。

車検対応製品を選ぶ際には、以下のポイントに留意することが大切です。

まず、製品には道路運送車両保安基準への適合表示が明記されているかを確認しましょう。次に、ヘッドライトのレンズ形状が規定に合致していること、そして光色が許容される範囲内であることを確認します。青色や紫色などの特定の色調は、通常の車検基準では認められていないため、注意が必要です。

信頼できる販売店から購入することも、製品が車検対応であることを確認する手助けになります。販売店の評判や信頼性を事前に確認することで、安心して適切な製品を選ぶことができます。

LEDヘッドライト化は車の安全性や快適性を向上させる重要な改造ですが、車検対応品を選ぶことで、法的なトラブルや安全性の問題を未然に防ぐことができます。

ミライースのヘッドライトをLED化する方法

ここからは、ミライースのヘッドライトをLED化する方法について適合の確認から光軸調整の流れを解説します。

車種適合確認

LEDヘッドライト化を考える際に重要なのが、適合製品の確認です。車種ごとに異なる形状や仕様があり、適合しない製品を選ぶと取り付けができない場合や、車検に通らない可能性があります。LEDヘッドライトは高性能なため、車両に合った正確なワット数や設計が重要です。適合製品でない場合、光軸の乱れや不具合が発生し、安全性や法規の遵守に影響します。

適合確認は販売店のウェブサイトで型式を入力するか、メーカーに直接問い合わせる方法があります。自信がない場合は、専門業者に相談することも重要です。車種適合を確認する際には、車の型式や年式、装備オプションなどを注意深くチェックし、適切な製品を選ぶようにしましょう。

製品選び

LEDヘッドライトを選ぶ際のポイントを理解することは重要です。まず、車種適合確認が絶対条件です。適合しない製品では取り付けができず、車検通過や正常な作動が保証されません。次に、保安基準に適合している製品を選ぶことが必要です。

車検に通るためには、光色も重要です。車検対応の範囲内である白色または黄色の製品を選びましょう。明るさはワット数やルーメン値で判断しますが、過剰に明るい製品は車検不合格の原因になる可能性があるため、慎重に選ぶ必要があります。また、LEDヘッドライトは発熱がありますので、放熱性の良い製品を選んで長寿命を確保しましょう。価格や口コミ、販売店の信頼性も考慮すると良いでしょう。購入前に製品の実際の性能や取り付けの容易さを確認するために、他のユーザーの意見を参考にするのも助けになります。

取り付け

ミライースのLEDヘッドライト化を行う際の取り付け手順について詳しく解説します。まず、必要な工具（ドライバーやレンチなど）を揃えます。作業を行う場所は平坦で、車を安全に止められるスペースを確保します。作業前にはバッテリーのマイナス端子を外し、誤作動を防ぎます。

次に、ヘッドライトユニットの取り外し作業です。ヘッドライトカバーと固定ネジを外し、カプラーを取り外してから、ユニットを車体からゆっくりと取り外します。LEDヘッドライトを取り付ける際は、この手順を逆に行います。LEDユニットを取り付け、カプラーを接続し、固定ネジをすべて取り付けます。最後に、ヘッドライトカバーを取り付けて固定ネジを締め、バッテリーのマイナス端子を取り付けて作業を完了させます。

光軸調整

取り付けが完了したら、最後に以下の手順で光軸調整しましょう。

車から約10m離れた壁に向かって車を止める: 平坦な場所で、車から約10m離れた壁に向かって車を止めます。
エンジンを始動し、ハイビームにする: エンジンを始動し、ハイビームにします。
調整ネジを使って光軸を上下左右に調整する: ヘッドライトユニットには、上下左右の光軸を調整するためのネジがあります。ドライバーを使って、これらのネジを回して光軸を調整します。
ハイビームとロービームの光軸が揃っていることを確認する: ハイビームとロービームの光軸が揃っていることを確認し、必要に応じて微調整を行います。

ヘッドライトの光軸調整はいくつかのポイントに注意する必要があります。まず、壁にヘッドライトの光が当たる場所にテープでマーキングしましょう。これにより、調整後の光の位置が視覚的に把握しやすくなり、微調整もスムーズに行えます。

次に、光軸の調整は水平方向と垂直方向の両方が必要です。水平方向の調整は対向車への影響や路面への照射範囲を考慮し、垂直方向の調整は遠くまで明るく照らす能力と近くの視界を確保する能力に影響します。両方向をバランス良く調整することで、安全で効果的な照射範囲を確保します。

最後に、焦らずに微調整を繰り返しましょう。少しずつ調整を重ねることで、より精度の高い光軸を得ることができます。調整中にはマーキングしたガイドラインを参考にし、必要に応じて光軸調整ネジの位置を確認してください。

定期的な光軸調整は、安全運転とヘッドライトの効率を保つために推奨されます。衝撃を受けたり取り付け位置が変わった場合には、再調整が必要ですので、定期的に確認しましょう。

※ヘッドライトの交換は必ず自己責任で行ってください。作業に不安がある方は、専門業者へ依頼すると安心です。

ミライースのヘッドライトにおすすめのLEDライト3選

最後に、ヘッドライトをLED化する際におすすめのLEDバルブを3つ紹介します。ここでは、販売実績多数の「HID屋」のラインナップから特におすすめのものを選びました。HID屋では他にもさまざまな種類のバルブを販売しているので、気になる方はチェックしてください。

おすすめ1：LED ヘッドライト i シリーズ

LEDヘッドライト iシリーズは、特注LEDチップを搭載し、28400cdの明るさを誇ります。これにより、夜間の路面を明るく照らし、視認性を大幅に向上させ、歩行者や対向車を早く察知することができます。さらに、H4 Hi/Lo、H7、H8/H11/H16、HB3/HB4など幅広い車種に対応しており、愛車に最適な製品を選ぶことが可能です。

6500Kのホワイト光は、視認性だけでなく、車の外観もスタイリッシュに演出します。長時間の点灯でも劣化を防ぐ冷却ファンやIP65の防水防塵性能も備え、悪天候や悪路での安心した使用が可能です。さらに、低燃費で長寿命なLEDはランニングコストを削減し、環境にも優しい製品です。

購入後も1年間の保証が付いており、安心して利用できます。LEDヘッドライト iシリーズは、夜道での安全性と快適性を求めるドライバーに強くお勧めします。これで、視界と安全性をワンランクアップさせてみませんか？

シリーズ名	iシリーズ
明るさ	28400cd
色温度	6500K
適合規格	H4/H7/H8/H11/H16/HB3/HB4

LEDヘッドライト iシリーズ

おすすめ2：LEDヘッドライト / フォグランプ Sシリーズ

夜間のドライブをより安全で快適なものにするためには、「Sシリーズ」LEDヘッドライトが最適です。このヘッドライトは、純正ハロゲンバルブの配光を忠実に再現しながら、対向車の眩しさを抑えつつ、路面や標識、通行人を明るく照らします。

1灯あたり21600cdの明るさは、車検基準の3.4倍という圧倒的な輝度を誇り、夜間でもクリアな視界を提供します。小型でありながら高耐久性のボディは、長期間の使用にも対応し、メッキ仕上げのデザインは高級感を演出します。

純正ハロゲンバルブと同じ形状のため、取り付けが簡単で光軸調整も不要です。さらに、高性能ICと特注LEDチップを使用しており、優れた明るさを実現しています。ノイズキャンセラー機能も搭載し、クリアな視界を保つことができます。

配線レスでの取り付けも可能で、手軽に装着することができます。視界不良や対向車のヘッドライトの眩しさに悩む方には、「Sシリーズ」LEDヘッドライトが安全かつ快適な夜間ドライブを提供します。あなたの愛車をこのヘッドライトで装備し、夜道でも安心して運転を楽しんでください。

シリーズ名	Sシリーズ
明るさ	21600cd
色温度	6500K
適合規格	H4/H8/H11/H16/HB3/HB4

LEDヘッドライト Sシリーズ

おすすめ3：LEDヘッドライト Mシリーズ

「Mシリーズ」LEDヘッドライトは、夜間の運転をさらに快適で安全にしたい方へ、最適な選択肢です。1灯あたり49600cdという圧倒的な光量を実現し、HIDヘッドライトと同等の明るさを誇ります。これにより、夜間でも路面状況を鮮明に把握でき、安全運転を強力にサポートします。6500Kの白光は、視認性を大幅に向上させるだけでなく、車の外観をスタイリッシュに演出します。

フォグランプとしても使用可能なので、悪天候や視界不良時にも安心して運転できます。特注の明るいLEDチップを採用し、明るさと耐久性を兼ね備えています。長期間にわたって、信頼性の高い性能を発揮します。高性能でありながら低価格を実現しており、コストパフォーマンスにも優れています。

アルミニウム合金のボディ素材を採用し、耐久性にも優れた設計です。静音設計の冷却ファンを搭載し、快適な使用感を提供します。さらに、IP68の防水防塵性能を備え、雨天や悪路でも安心して使用可能です。12Vおよび24Vの電圧に対応しているため、幅広い車種に適用できます。万が一の故障にも安心の1年保証が付いているため、購入後も安心して使用できます。

夜間の運転を快適かつ安全にするために、「Mシリーズ」LEDヘッドライトをぜひお試しください。今すぐ愛車をMシリーズLEDヘッドライトで、夜間でも極上のドライブ空間に変えましょう。