フォグランプのバルブ(電球)だけを交換する場合は、DIYでハロゲンからLEDに交換できます。
ただし、交換する際はちゃんと動作するかなど全て自己責任で行うだけでなく、バルブ形状や保安基準を考慮して選ばなければなりません。
この記事では愛車のフォグランプをハロゲンからLEDに交換したい方に向けて、具体的な交換方法をおすすめ製品やメリット・デメリット、注意点とあわせて紹介します。
LEDフォグランプは「HID屋」がおすすめ!
フォグランプをハロゲンからLEDに交換する方には、日本ブランドの「HID屋」がおすすめです。
HID屋は「とにかく明るい」と評判で、楽天など各ECサイトから高い満足度を誇っています。
またHID屋では専任スタッフの電話サポートも対応していることから、初めてLEDフォグランプに交換される方も安心していただけるでしょう。
そんなHID屋から以下の3商品をご紹介します。
商品画像 | 商品名 | 特徴 |
![]() | Vシリーズ | ・2色切替え機能搭載! ・視認性とドレスアップを両立したい方へ。 |
![]() | Qシリーズ | ・HID屋ブランド史上最高の明るさ! ・とにかく明るい製品をお探しの方へ。 |
![]() | 爆光フォグランプ | ・抜群の視認性! ・初めてLEDフォグランプを体験される方へ。 |
いずれも個性豊かな商品で、ここからは一つづつ特徴を解説していきます。
Vシリーズ

商品名 | Vシリーズ |
バルブ型式 | H8/H11/H16、HB4、PSX26W |
ワット数 | 40W |
HID屋の「V シリーズ」は2色切替え機能を備えており、悪天候時の視認性を向上はもちろん、気分や場面に応じて色を切り替えられます。
切り替える色は車検対応色の「ホワイト(白色)」を基本とし、下記の中からもう1色組み合わせられます。
- イエロー
- レモンイエロー
- ライムイエロー
- エメラルドグリーン
そのなかでも「エメラルドグリーン」は個性的な色を放つため、より愛車の存在感を高めてくれるでしょう。

フォグランプをハロゲンより明るくしつつ、悪天候時も視界をしっかり確保したい場合は、V シリーズを検討してみてください。
Qシリーズ

商品名 | Qシリーズ |
明るさ | 1灯あたり68400cd(カンデラ) |
バルブ形状 | D2S/D4S、H4 Hi/Lo、 H8/H11/H16 、H10/HB3/HB4、H7、PSX26W |
ワット数 | 65W |
「Qシリーズ」は、HID屋ブランド史上最高の明るさを誇るハイエンドモデルです。
純正ハロゲンランプの約10.7倍という圧倒的な明るさを実現し、他にはない輝きで夜間走行時の視界を大きく広げます。

HIDを超える65Wの明るさを誇るQシリーズは、ワット数が大きくなるほど心配になる熱にも、特注冷却モーターを装備するなど対策はバッチリ。
そのためハイパワーなLEDフォグランプにも関わらず、故障率は驚きの0.1%に抑えられています。
「せっかくハロゲンから交換するなら、明るいものがいい!」と、より明るいLEDフォグランプをお求めの方に、HID屋のQシリーズはおすすめです。
爆光フォグランプ

商品名 | 爆光フォグランプ |
バルブ形状 | H8/H11/H16 、HB4、PSX26W |
ワット数 | 58W |
HID屋の「爆光フォグランプ」は、初めてLEDフォグランプを体験される方におすすめの商品です。
純正のハロゲンバルブと同等のコンパクトサイズにも関わらず、ハロゲンの約12倍の明るさを実現しており、一度その体験をしてしまうと二度とハロゲンには戻れません。
またQシリーズは光をワイドに照射できるため、ヘッドライトでは捉えにくかった路肩も、しっかりと視認しやすくなります。

フォグランプ本来の役割である「視界不良時の視認性の向上」をしっかりと果たしてくれるHID屋の爆光フォグランプは、これまでLEDフォグランプ未経験の方にも安心しておすすめできる商品です。
フォグランプをハロゲンからLEDに交換する方法
ここではDIYでフォグランプバルブをハロゲンからLEDに交換したい方に向けて、一般的な交換方法をご紹介します。
なお今回ご紹介する方法は車体の下側を覆っているカバー(アンダーカバー)をめくりますが、車種によってはバンパーやフォグランプユニットを取り外すなど、大掛かりになる場合があります。
そのため作業を行う際は愛車の正しい交換方法を予め確認し、必ず自己責任で行ってください。
また、DIYでの作業に自身が無い方は業者に依頼されることをおすすめします。
停車している車体の下側に潜りこみ、アンダーカバーを固定しているクリップをマイナスドライバー等を使い取り外します。
※クリップがプラスチックの場合、取り外すと同時に破損する場合があるので、予めホームセンターやカー用品店から予備のクリップを用意しておくのがおすすめです
無理やりめくると破損の原因になるので、適度に行ってください。
以降は、確保したスペースに手を差し込んで作業を進めます。
カプラーのツメを押しながら、下に引き抜きます。

反時計回りに回して、バルブを引き抜きます。

取り付け金具の位置を確認し、しっかりと差し込んだら、時計回りに回します。

カプラーには極性(電気の流れる方向)があるので、取り付けたら点灯確認を行ってください。
点灯しなければカプラーの向きを変え、再度取り付けてください。
STEP1〜2と逆の手順でアンダーカバーを取り付けてください。
ここまでアンダーカバーをめくってフォグランプを交換する作業をご紹介してきました。
下記の動画では、人気車種であるヴェルファイアとハイエースのLEDフォグランプへの交換方法を解説しているので、こちらも参考にしてみてください。
フォグランプをハロゲンからLEDに交換した際のメリット

フォグランプをハロゲンからLEDに交換すると、下記のようなメリットを得られます。
- ハロゲンより明るい光が得られる
- 視認性が向上する
- フォグランプ点灯の立ち上がりが早くなる
それぞれのメリットについて、詳しく解説していきます。
ハロゲンより明るい光が得られる
下記画像のようにLEDはハロゲンより明るい光を放つことができます。

フォグランプの光が明るくなれば、より路面を照らすことができ安全性の向上に繋がります。
また霧など視界不良時でもフォグランプの光が明るければ、対向車や歩行者も自車の存在に気づきやすくなるため、自車だけでなく周囲の安全性を高めてくれるでしょう。
視認性が向上する
フォグランプバルブをハロゲンからLEDに交換することで視界不良時の視認性が向上します。
ハロゲンと比べてLEDの光は直進性が強いため、より沢山の光が路面に届き、路面状況を把握しやすくなります。
視界不良時でも落石など、路面の以上を察知しやすくなり、危機回避も素早く行えるようになるでしょう。
このようにハロゲンから路面をより照らしやすくするLEDに交換することで、視界不良時の視認性と安全性が向上します。
フォグランプ点灯の立ち上がりが早くなる
LEDはハロゲンと比べて、スイッチONと同時に最大光量に達する特性があることから、LEDに交換することでフォグランプ点灯の立ち上がりが早くなります。
例えば寒い日の早朝や夜間に高速道路を走行しているとき、突然霧がかったエリアを走行する場合があります。
高速道路上なので急ブレーキをしてしまうと追突事故に繋がったり、フォグランプの立ち上がりが悪いと、そこから先の落下物などを見つけるのが遅くなってしまいます。
対して突然視界不良に襲われた場合でも、立ち上がりが早いLEDフォグランプならスイッチONと同時にしっかりと路面を照らすことができ、安心して走行を続けられます。
フォグランプをハロゲンからLEDに交換した際のデメリット
フォグランプをハロゲンからLEDに交換すると、下記のようなデメリットがあります。
- レンズに付着した雪が溶けない
- ハロゲンより価格が高い
それぞれのデメリットについて、具体的に紹介します。
レンズに付着した雪が溶けない
LEDはハロゲンより発熱量が少ないため、降雪時にレンズに付着した雪を溶かせません。雪がレンズを覆うと光量が落ちて、前方を十分に照らせなくなる可能性があります。
フォグランプに雪が付着するのが気になる場合は、予めコーティング剤を塗っておくなど対策を施しておきましょう。
ちなみにフォグランプレンズは樹脂製でできている場合が多く、発熱量が多いとレンズが黄ばんだり曇ったりするため視認性が低下します。
そのため発熱量が少ないLEDフォグランプは降雪時ではデメリットがあるものの、日常的な使用においては黄ばみにくくなるというメリットが得られます。

ハロゲンより価格が高い
LEDはハロゲンより価格が高く、コスト面での負担があります。ハロゲンのバルブが1,000円程度である一方、高性能なLEDは1万円以上となります。
ただしLEDフォグランプに交換した場合、ここまで述べてきたような機能性や安全性の向上が得られるため、ハロゲンからLEDへ交換することはコスパの良い選択と言えるでしょう。
フォグランプをハロゲンからLEDに交換する際の注意点

フォグランプをハロゲンからLEDに交換する際は、バルブ形状や保安基準(車検)に適合しているかどうかチェックする必要があります。また、車種によっては交換後にコーディングもしなければなりません。
ここからはフォグランプをハロゲンからLEDに交換する際の注意点について、詳しく解説します。
車に適合したバルブ形状を選ぶ
フォグランプをハロゲンからLEDに交換する際は、愛車に適合したバルブ形状を選ばなければなりません。
車のランプはバルブ形状が定められており「H8」や「H11」「H16」などとさまざまな種類があり、それぞれ定格出力と口金形状が異なります。
そのため、適合していないバルブ形状を選ぶと愛車に上手く装着できません。周辺の部品を破損させる可能性もあるため、適合していないバルブを無理に装着しないようにしましょう。
なおHID屋をはじめ自動車ランプブランドのHPには、バルブ形状の適合表があり、愛車に適合したバルブを探すことも可能です。
ただし、バルブ形状が適合していても、装着できないケースもあります。たとえば、バルブの後部が長い場合、何かと干渉してしまい装着できないといったケースです。
特に軽自動車やコンパクトカーは、スペースが狭いため、装着できない場合が多い傾向にあります。バルブ形状に加えて、取り付けスペースも事前に確認しましょう。
保安基準に適合したフォグランプを選ぶ
フォグランプをハロゲンからLEDに交換する際は、保安基準に適合したバルブを選びましょう。
保安基準に適合していないバルブを取り付けた場合、車検に受かりません。また、整備不良で警察に捕まる可能性もあるでしょう。
なお、車検ではフォグランプの色や明るさ、他者の運転を妨げないことなどがチェックされます。
フォグランプの保安基準については、下記の記事で詳しく紹介しています。LEDバルブを購入する前に、フォグランプの保安基準について知識を深めておきましょう。

車種によっては交換後にコーディングが必要
車種によってはバルブ交換後に、車のシステムの設定を変更する「コーディング」が必要です。
フォグランプをハロゲンからLEDに交換した際、車のシステムはバルブの消費電力や特性を感知します。LEDはハロゲンよりも消費電力が低いため、車のシステムが「バルブ切れ」と誤認識し、警告灯が点灯する可能性があります。
警告灯の誤認識を防ぐためにも、コーディングが必要な車種は、設備が整っているディーラーや整備工場などの専門業者に依頼しましょう。
フォグランプをハロゲンからLEDに交換 に関するよくある質問
フォグランプをハロゲンからLEDに交換する際のよくある質問を紹介します。
- ハロゲンとLEDの違いは?
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ハロゲンとLEDの大きな違いは、明るさが異なる点です。
下記の記事でハロゲンとLEDの違いについて具体的に紹介しているので、参考にしてみてください。
あわせて読みたいLEDヘッドライトとハロゲンヘッドライトの違いについて徹底比較! LEDにはハロゲンのものやLEDのものがありますが、具体的に何がどのように違うのでしょうか?ハロゲンからLEDに交換を検討している人や、LEDに交換したばかりで変化がよ... - フォグランプの交換費用はいくらかかる?
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フォグランプを自分で交換する場合、バルブ代しかかかりません。LEDのバルブ代は5,000円程度が相場であり、高性能なものであれば1万円程度です。
フォグランプの交換を業者に依頼する場合は、バルブ代に加えて3,000〜8,000円程度の工賃が発生します。車種によっては、バンパーやフォグランプユニットごと外す必要があるため、工賃に幅が出ることに留意してください。
まとめ
ここまで愛車のフォグランプをハロゲンからLEDに交換したい方に向けて、具体的な交換方法をおすすめ製品やメリットデメリット、注意点とあわせて紹介してきました。
フォグランプバルブは10cmにも満たない小さな部品ですが、そんな部品をLEDに交換するだけでも視認性や安全性の向上など沢山のメリットが得られます。
そんなLEDフォグランプを是非あなたの愛車にも取り付けてみてはいかがでしょうか。
HID屋では今回ご紹介した3つの商品以外にもバルブ形状や性能に応じて、幅広いラインナップを取り揃えています。
是非この機会にあなたの愛車にぴったりのLEDフォグランプを探してみてください。