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これで完璧!LEDフォグランプの基本情報を徹底解説!

ヴェルファイア照射イメージイエロー_240110

愛車の購入やメンテナンスなどで「フォグランプってなに?」「LEDってよく聞くけど、何かわからない」という方もいらっしゃるでしょう。

そんな方に向けてLEDフォグランプの基本情報を徹底解説していきます。

この記事を読めば、LEDフォグランプの機能や使い方、交換方法などが分かります。

目次

LEDフォグランプの基本情報について解説

ここでは車のことは良くわからない、という方でも理解していただけるよう、LEDフォグランプの基本情報を解説していきます。

LEDフォグランプという部品一つにとっても、基本的なことを理解するだけで愛車への愛着は増していきますので、ぜひ最後までお読みください。

フォグランプとは視界不良時の安全性を高めてくれる強い味方

カローラ-黄色フォグ

フォグランプは正式には「霧灯(むとう)」と言い、霧などの悪天候時でもドライバーの安全性を確保するために設計された補助灯です。

遠くを照らすヘッドライトに比べて、フォグランプは低い位置に設置され、雨などで光が乱反射しないようにしつつ足元を広範囲に照らす役割をになっています。

またフォグランプは黄色(淡黄色)か白色の光を放つように定められており、この光はドライバーが路面状況を把握しやすくするだけでなく、歩行者や対向車など周囲からの視認性も高めてくれます。

なお前方を照らすフォグランプ(フロントフォグランプ)に対して、視界不良時に後続車に自車の位置を知らせるリアフォグランプもあります。

これらのことからフォグランプは路面を照らしてドライバーの視認性を上げるだけでなく、周囲から自車の存在を知らせる役割も果たし、視界不良時でも周囲の安全性を高めてくれる強い味方と言えます。

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フォグランプはLEDがおすすめ

アイキャッチ用30系・50系プリウス

フォグランプにはHID・ハロゲン・LEDの3種類の光源がありますが、多くのメリットを持つLEDがおすすめです。

これら3つの光源はそれぞれ特徴がありますが、エネルギー効率、経済性、明るさの面でLEDが優れています。

ここからはそんなLEDのおすすめポイントと、HIDとハロゲンとの比較について説明していきます。

LEDのおすすめポイント

LEDをフォグランプバルブとしておすすめするポイントは以下の3点です。

1.エネルギー効率

LEDは非常に効率が良く、少ないエネルギーで強い光を放ちます。これによって車のバッテリーにかかる負担が減少し、燃料効率が向上。その結果、ガソリン代の節約にも繋がります。

2.経済的

LEDは約10,000時間という長い寿命を持っており、衝撃などにも強く故障しにくいため、頻繁な交換が不要です。またLEDは発光時の熱が少なく劣化が遅いため、長期間にわたって安定した性能を保ち続けることができる経済的なバルブと言えます。

3.明るさ

LEDはエネルギー効率が高く、経済的にも関わらずHIDと同等かそれ以上の明るさを誇っています。そのため夜道や視界不良時での視認性が格段に良くなります。

以上のポイントから、フォグランプのバルブとしてLEDが優れていると言えます。

HIDとハロゲンの比較

おすすめポイントを持っているLEDに対して、HIDとハロゲンの特徴は以下のとおりです。

● HID

非常に明るい光を発することが特長で、夜間の視認性を大幅に向上させることができます。しかしHIDは点灯に高電圧を必要とし、経時的な色の変化や寿命の問題があります。

● ハロゲン

比較的安価ですがHIDやLEDに比べて消費電力が高く、熱を多く発生させるため、効率が低いというデメリットがあります。

以上のことからLEDに対してHIDとハロゲンと比較した結果、それぞれのデメリットが浮き彫りとなりました。

このことからも、フォグランプのバルブとしてLEDが優れていることが分かります。

フォグランプがない車種の台頭

車検に通すための注意点

近年、LEDヘッドライトの性能が向上し、フォグランプを必要としないと判断されるケースが増えています。

例えば現行のトヨタ・プリウス(60系)では、メーカーがLEDヘッドライトの機能向上を理由に、フォグランプを標準装備から外しています。

しかし、フォグランプがないことで心配を感じるドライバーもいるかもしれません。

特に古い車種や悪天候が多い地域で運転する際には、照明を追加することは有効です。

また機能面ではなくドレスアップ面でフォグランプは一役買ってくれます。

そのため一部車種ではオプションとしてフォグランプを後付けできる場合もあります。

以上のことから、LEDヘッドライトの進歩によって、フォグランプは有用性を残しつつも必要とされない場面が増えてきていると言えるでしょう。

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フォグランプの正しい使い方と消し方

ここからはフォグランプの正しい使い方と消し方を解説します。

これまでなんとなく使っていた方も、この解説を読んだあとには適切なタイミングで、効果的にフォグランプを使用できるようになります。

フォグランプの正しい使い方

アイキャッチフォグランプ眩しい

フォグランプは濃霧や雨天、または降雪など、視界が著しく悪い条件下のみ使用しましょう。

そのためにはヘッドライトと合わせてフォグランプを使用することで、最適な視界を提供してくれます。

これに対して、晴天時や夜間の良好な視界条件下でのフォグランプ単独の使用は対向車などが眩しく感じてしまうため、避けるべきです。

そのため消し忘れの防止にも注意を払い、夜間や天候が改善した後には不要な点灯を避け、フォグランプのみ消灯しましょう。

このように視界不良時のみフォグランプを使用することで、自身だけでなく他の道路利用者の安全も守ることができます。

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フォグランプの消し方

【スイッチはどこ?】フォグランプの正しい消し方を車種別に解説!

フォグランプは霧や悪天候の際にのみ使用するため、晴れた天候や視界が改善した時には消灯することが正しい消し方です。

なお消灯の操作は、ウインカーレバーや専用のスイッチを通じて行われます。

ウインカーレバーの場合は、ハンドル近くに設置されていることが多く、フォグランプのマークが示す位置にレバーを合わせることでオン・オフの切り替えが可能です。

一方、専用スイッチがある場合は、そのスイッチを押すことでフォグランプを制御できます。

フォグランプが不要に点灯していると判明した場合は、これらの操作を通じて直ちに消灯することで、自車だけでなく他車の安全を守ることができます。

そのため一度フォグランプを点灯したあとは、視界が回復したら速やかに消灯できるよう、車内の表示灯などを通してフォグランプの点灯状態を意識して運転しましょう。

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LEDフォグランプの選び方について

LEDフォグランプの基本情報などを知り、「私の愛車にもLEDフォグランプを取り付けたい」と感じた方もいらっしゃると思います。

そんな方に向けて、ここからはLEDフォグランプの選び方について解説していきます。

解説の内容をおさえて、愛車に合ったLEDフォグランプを選んでみてください。

バルブ形状が合うものを選ぶ

フォグランプのH8バルブとは?互換性と選び方のポイントを解説

フォグランプには車種や年式、グレードに応じて適合するバルブ(電球)の形状が存在します。

そのため、LEDフォグランプを選ぶ際は自車に合ったバルブ形状の製品を選ぶ必要があります。

これらのバルブには「H1」、「H3」、「H4」、「H7」、「H8」、「H11」、「H16」、「HB3」、「HB4」、「PSX24W」、「D2S/R」と様々です。

しかも各バルブ形状は光源の形や取り付け部分の設計が異なるため、互換性がありません。

そのため間違ったバルブを選んでしまうと取り付けができないだけでなく、レンズなどユニット全体を損傷してしまう場合もあります。

以上のことからバルブを選ぶ際は自車の年式などを車検証やオーナーズマニュアル、またはメーカーの適合表で確認し、正しいバルブ形状を特定しておきましょう。

なお製品によっては複数の形状に対応した汎用性の高いものもあるため、気になる製品があれば自車にあうバルブ形状に対応しているか確認しましょう。

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車検対応のものを選ぶ

車検に通るフォグランプの特徴5つ! 注意点も紹介

フォグランプは国土交通省の「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」第199条に基づいて規制されており、車検の際にはこの基準に適合していなければなりません。

そのため、フォグランプを選ぶ際はこれから説明する内容を押さえて車検に対応したものを選びましょう。

車検に対応したフォグランプの特徴

フォグランプは国土交通省の保安基準によって以下の内容が定められています。

● 色

フロントフォグランプは白色または淡黄色が認められており、左右で色が一致していなければなりません。またリアフォグランプは赤色のみが認められています。
このときLEDやHIDなどの明るい光源を使用する場合、ケルビン数を確認しましょう。
ケルビン数が高すぎると光が青白くなり、保安基準に適合しない可能性があります。

● 明るさ

フォグランプの光は他の交通の妨げにならない程度であることが求められます。具体的なカンデラ(明るさ)の上限は撤廃されましたが、過度に明るいライトは避ける必要があります。

また過度に明るいと感じさせないためには、カットライン(光が当たる箇所と当たらない箇所の境界線)がハッキリとしたものが有効です。

● 同時点灯の数

同時に点灯できるフォグランプは2灯までです。これ以上の同時点灯は車検では不合格になります。

● 取り付け位置

フォグランプの取り付け位置は地上からの高さが厳しく定められています。フロントは25cm〜80cm、リアは25cm〜100cmの間で取り付ける必要があります。

● 他者の運転を妨げないこと

光が直接対向車のドライバーの目に入って眩しく感じないようにしなければなりません。
そのためには、予め光軸を調整しておきましょう。

● 故障していないこと

車検時はフォグランプが正常に機能しているかどうかが確認されます。
そのため片方が故障していると車検に通らないため、車検前にちゃんと点灯するか確認しておきましょう。

上記のうち、特に色と明るさについてはバルブの性能によって大きく左右されるため、フォグランプ選びの際は特に注意しましょう。

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信頼のある車検対応フォグランプメーカーから選ぶ

スペック等を調べたうえで購入しても、中には掲げている内容を下回る製品である可能性があります。

それを避けるためには信頼のある車検対応フォグランプメーカーから製品を選ぶことが得策です。

例えばHID屋では様々なバルブ形状のフォグランプをラインナップし、その中でも純正フォグランプの13倍の明るさを誇る製品もありますが、全て車検対応とし顧客満足度も非常に高いです。

このようなことから発売当初と比べ最近はLED製品は手頃な値段で買えるようになりましたが、評判の良い口コミが多く寄せられているなど信頼がある車検対応フォグランプメーカーからLEDフォグランプを購入するのが良いと言えます。

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フォグランプを取り付ける前に確認すべき2つのポイント

自車にあったLEDフォグランプを購入したら、実際に取り付けていきましょう。

ただ取り付ける時には以下のポイントを事前に確認しておきます。

  • DIYで取り付けるか、業者に依頼するかを決める
  • 自車に合った取り付け方法を確認する

ここからは上記2つのポイントについて、詳しく説明していきます。

DIYで取り付けるか、業者に依頼するかを決める

フォグランプを埋め込む前に知っておきたいこと: メリットと注意点

フォグランプを取り付ける場合、自分で行うDIYとプロの業者に依頼するという二つの方法があります。

それぞれの方法には特有のメリットとデメリットが存在しますので、これらを踏まえてどちらにするか決めておきましょう。

【DIY】
コストを節約できる点が最大のメリットです。さらに、作業を通じて車の整備知識や技術が身につくため、車への愛着も深まります。しかし、作業の難易度が高く失敗するリスクがあり、必要な道具の購入や保安基準への理解が求められるため、予期せぬ追加費用が発生する可能性もあります。

【業者への依頼】
作業の正確性や車の安全性が保証されるため、安心して任せることができます。また、時間と手間を節約できるのも大きな利点です。ただし、DIYに比べてコストが高くなるのがデメリットであり、対応してくれる業者を見つける手間もかかります。

ここまで説明したメリット・デメリットに加えて、フォグランプの取り付けをDIYで行うか業者に依頼するかは、自身の技術レベルや車に対する理解や予算を総合的に考慮して決定することが大切です。

なお確実性を求める場合や複雑な作業が伴う場合は、専門業者に依頼することをお勧めします。

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自車に合った取り付け方法を確認する

フォグランプの取り付け方法は車種によって異なるため、事前に自車に合った方法を確認しておきましょう。

例えばジムニーシエラ(JB74)の場合、バルブの抜き差しをするためにはバンパーをめくる必要があります。

対してトヨタ・ハイエース(200系5型)の場合、運転席側は部品を取り外すことなく、簡単にバルブの脱着が可能です。

また車種によってはバンパーを取り外すなど大掛かりになる場合もあり、手間がかかるだけでなく、業者に依頼すると工賃が高額になることもあります。

以上のことからフォグランプを取り付ける際は、必ず自車に合った取り付け方法を確認するようにしましょう。

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こんなときどうする?フォグランプのトラブルについて

フォグランプを取り付けたあと、トラブルが生じる場合があります。

ここからはそんなトラブルのうち、頻繁に起こるものついて説明していきます。

フォグランプが点灯しないとき

フォグランプつかないアイキャッチ

取り付けたLEDフォグランプが突如として点灯しない場合があります。

そんな時は症状から原因を一つずつ探っていき、すぐに対応するようにしましょう。

片方だけがつかない場合は、球切れの可能性が高いです。

しかし両方ともつかない場合は単なるスイッチのつけ忘れから、リレーやヒューズと言った部品の損傷も考えられます。

原因に関係なくフォグランプが装着されている車は、車検時にフォグランプが点灯しないなど異常があれば合格にならず、公道を走行することができません。

そうならないためにもフォグランプが点灯しないときは、速やかに原因を究明して、対応するようにしましょう。

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フォグランプが曇るとき

【徹底解説】フォグランプの曇りについて原因から解消・予防テクニックまで!

寒い日などにLEDフォグランプの内側が曇る場合があります。そんなときは水分をしっかりと除去してから、状況に合った対策を行いましょう。

曇りの原因として通気口が上手く機能せずに結露が発生しているか、内部に水分が侵入していることが考えられます。

いずれの場合でも、まずは水分を取り除く必要があります。

内側の水分量によって、自然に蒸発させるだけの場合やフォグランプを取り外す場合など対応は様々です。

そして水分を取り除いたら、問題のある箇所に対して隙間を埋めるなど対策を行っていきます。

仮に曇りが水分の侵入によるものだった場合、ランプの点灯不良や破損につながる恐れもあります。

そのためフォグランプが曇った場合は、水分をしっかり取り除いてから状況に応じた対策を行いましょう。

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まとめ

ここまでLEDフォグランプについて基本情報から使い方、製品選びや取り付け、そして取り付け後のトラブルまで徹底解説してきました。

この解説を通して「愛車にLEDフォグランプを取り付けたい」と思った方がいらっしゃる一方で、まだ製品選びなどで不安な方もいらっしゃると思います。

そんな方は、HID屋までお気軽にご相談ください。HID屋では専任スタッフがサポートしており、購入前でもお問い合わせ可能です!(メールでも電話でもOK)

ご相談を通して不安が払拭できたら、愛車にピッタリのLEDフォグランプを選んで、視界不良時でも安心な運転環境を整えてみてはいかがでしょうか。

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この記事はHID屋が監修しています

HID・LED専門店を運営。累計1,000社以上と取引しており、楽天月間優良ショップ14回受賞、お客様満足度97.4%。本メディアでは、HID・LEDを長年販売してきた経験から、車のヘッドライト・フォグランプ等の関するお役立ち情報を発信していきます。

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