トラックドライバー必見!トラックに合うLEDフォグランプの選び方を解説

トラック・フォグランプ点灯

物流など様々なシーンで活躍するトラック。LEDフォグランプは、そんなトラックの安全運転を守るアイテムの一つです。

ここではトラックドライバーの方に向けてLEDフォグランプの必要性と、トラックに合ったフォグランプの具体的な選び方を解説していきます。

この記事を読めば、最適なフォグランプをトラックに装着でき、日々の運転をより安全に行えるようになります。

目次

フォグランプはトラックのマストアイテム!

フォグランプは正式には霧灯(むとう)と言い、視界不良の中でも視認性を高めるため、路面を照らすように設計されています。

ここからはトラックにフォグランプが必要である理由と、その中でおすすめするLEDフォグランプについて解説していきます。

フォグランプは人々の生活や安全を守る存在

トラックは自家用車に比べ運転頻度が高く、天候不良に遭遇する確率も高いため、事故を未然に防ぐフォグランプの装備は欠かせません。

物流など日々の生活を支えるトラックにとって、安全運転はとても重要です。

そんなトラックに対してフォグランプは、霧などで視界が悪化した際に視認性を高め、また周囲への存在をアピールして安全運転に一役買ってくれます。

トラックが事故に巻き込まれた場合、物流を停滞させるなど、その影響は計り知れません。

そのためフォグランプは日々の生活や、トラックドライバーと他者の安全を守る重要な存在と言えるでしょう。

フォグランプはLEDがおすすめ

フォグランプのバルブ(光源)にはハロゲン・HID・LEDの3種類がありますが、その中でLEDは他の2種類と比べて性能が優れており、おすすめです。

おすすめする詳しい理由として、以下ではLEDの特長と、ハロゲン・HIDとの比較について詳しく説明します。

LEDの特長

LEDの特長は以下のとおりです。

●長寿命
LEDフォグランプは約10,000時間の使用が可能です。これは約10〜15年間使い続けられることを意味し、コスト削減に繋がります。

●エネルギー効率が高い
LEDは白熱電球の約1/6の電力で同じ明るさを提供します。これはエネルギーの無駄が少なく経済的と言えます。

●耐久性が高い
LEDフォグランプは衝撃や振動、水に強いため、過酷な環境でも安心して使用できます。

以上のことから、LEDはトラックのフォグランプに適した特長を持っていると言えるでしょう。

ハロゲン・HIDとLEDの比較

ハロゲン・HIDとLEDを比較した詳細は以下のとおりです。

●ハロゲン
伝統的な選択肢であり初期費用が低いものの、寿命が短く、明るさは他の2種に比べて劣ります。

●HID
明るさに優れていますが発熱が多く、寿命がLEDに比べて短めです。また、バラストなど部品点数が多いことから設置が複雑でコストが高い場合があります。

●LED
長寿命で高いエネルギー効率と耐久性を兼ね備えています。また近年ではHIDに匹敵する明るさをもつ製品も登場しています。

以上の点からフォグランプバルブとして、LEDは他の2種と比べて優れた性能を持っており、理想的な選択と言えます。

トラックに合ったフォグランプの選び方を解説

トラックに合ったフォグランプの選び方について、ポイントは以下の5点です。

  • 電圧を確認する
  • バルブ形式を確認する
  • 車検に対応したフォグランプを選ぶ
  • 視認性を高めるフォグランプを選ぶ
  • 耐久性が高いものを選ぶ

以下ではそれぞれのポイントについて詳しく解説していきます。

電圧を確認する

トラックのフォグランプを選ぶ際は、自車の電圧を必ず確認してください。

バッテリーの電圧が乗用車が使用する12Vと異なり、トラックでは大型ディーゼルエンジンの始動に大きな電力を供給するため、24Vであることが一般的です。

このため、トラックには24V対応のLEDフォグランプが必要で、12V用とは互換性がありません。

しかし車種によっては12Vの場合もあるため、フォグランプを選ぶ際は、自車の電圧を確認するようにしましょう。

バルブ形式を確認する

フォグランプを選ぶ際、バルブの形式を事前に確認しておきましょう。

バルブには様々な形式があり、誤ったバルブを選択すると正しく機能しないだけでなく、最悪の場合は車両の故障につながる恐れがあります。

なおトラックなどの大型車両で主流の24Vシステムでは、バルブ形式がほとんどH3であることが多いですが、それでも車種や年式によっては適合する形式が異なるため、必ず自車のバルブ形式を確認してください。

自車のバルブ形式を確認する

車検に対応したフォグランプを選ぶ

車検に対応したフォグランプを選ぶことは、トラックドライバーにとって非常に重要です。

車検は車両の整備状況を検査し、保安基準を満たしているかを確認するためのものです。

保安基準に適合しないフォグランプを装着すると、整備不良で摘発されるリスクがあり、違反点数の加算や反則金が課せられます。

とくにトラックなどの大型車は反則金が高額になるだけでなく、車両の使用停止命令が下された場合は物流への影響も避けられません。

安全かつ合法的に運転を続け、人々の生活を支えるためには、車検対応のフォグランプを選ぶことが不可欠です。

視認性を高めるフォグランプを選ぶ

悪天候でも路面をしっかり照らし、視認性を高めてくれるフォグランプを選びましょう。

視認性を高めるフォグランプかどうか確かめるには「色」「明るさ」「カットライン」の3点を確認してください。

これら3つのポイントについて、以下で詳しく説明します。

視認性を高める色として、黄色がおすすめです。

黄色は光の乱反射を抑え、路面まで光が届きやすいため、画像のような雪道でもしっかり路面状況を把握しやすくなります。

フォグランプON-雪道イエロー

なお近年は黄色だけでなく、ドレスアップ効果が高い白色と切替えられる製品も登場しているため、好みにあった黄色いフォグランプを選ぶと良いでしょう。

明るさ

視認性を高めるには明るさが非常に重要となることから、より明るいものが望ましいです。

ただし明るさを表す値として以下の3種類があるため、これらの単位を見比べて明るいフォグランプを選びましょう。

①カンデラ(cd)
バルブから出る光の強さを表す単位。数値が大きいほど路面に強い光があたりやすくなります。

②ルーメン(lm)
バルブが全方向に出している光の総量を表す単位。バルブ本体が持つ明るさを示します。数字が大きいほど、より多くの光を照射できることを表しています。

③ルクス(Lux)
バルブが照らした箇所の明るさを表す単位。家庭用ライトの明るさを表す際によく用いられます。

カットライン

カットラインは視認性を高めることと直接関係はありませんが、明るいフォグランプを選ぶ際に重要なポイントで、よりキレイなものを選びましょう。

カットラインは光があたる箇所とあたらない箇所の境目のことで、ここがぼやけていたり曖昧だと対向車などが眩しく感じてしまいます。

そして眩しく感じられると最悪の場合、車検で不合格となり公道で走行できなくなってしまいます。

そのため視認性を高めるフォグランプを選ぶ際は、カットラインにも気をつけましょう。

耐久性が高いものを選ぶ

トラックに取り付けるフォグランプは、耐久性が高いものを選びましょう。

耐久性の高さを測る目安として、放熱性を確認することがおすすめです。

とくにLEDフォグランプは内部温度が高くなると故障や劣化が起こりやすくなるため、効率的に冷却できる性能が求められます。

物流など様々なシーンで使われるトラックは、自家用車と比べて長時間稼働するため、故障する可能性が高くなります。

そんな中でもフォグランプはしっかりと路面を照らし続ける必要があるため、より耐久性が高いものを選びましょう。

まとめ

ここまでトラックへのLEDフォグランプを装着することの必要性や、具体的な選び方を説明してきました。

とくに選び方は装着後の安全運転に繋がるため、ポイント一つひとつを抑えることが重要です。

そんなポイントを満たしたLEDフォグランプをHID屋ではラインナップしています。

自身の安全を守るためにも、一度トラックに最適なLEDフォグランプを検討してみてはいかがでしょうか。

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