ホンダのヴェゼルは、スタイリッシュなデザインと優れた燃費性能、先進的な安全技術を備えたコンパクトSUVとして、多くのドライバーに愛されています。特に、その広々とした室内空間と使い勝手の良いラゲッジスペースは、ファミリー層にも人気の理由の一つです。しかし、夜間の運転時には視界が悪くなりやすく、特に悪天候時にはフォグランプの重要性が増します。
この記事では、ヴェゼルのフォグランプを交換する手順、交換用のフォグランプの選び方、おすすめの商品について詳しく解説します。愛車を快適かつ安全にカスタムしたいと考えている方にとって、役立つ情報となるでしょう。
ヴェゼルのランプ適合表
フォグランプを交換する場合、まずは車種ごとに適合したバルブ形状のものを選ぶ必要があります。交換用のフォグランプを購入する前に、必ず適合を確認しておきましょう。
ヴェゼルのランプ適合表
メーカー | 車種 | タイプ | 型式 | 年式 | ヘッドライト | フォグランプ | ポジション | バック | ||
初月 | 最終月 | LOW | HIGH | |||||||
ホンダ | ヴェゼル | RV3・4・5・6 | R3.4 | LED | LED | LED | LED | T16 | ||
ホンダ | ヴェゼル | ハロゲン仕様 | RU1・2・3・4 | H30.2 | R3.3 | H11 | 9005(HB3) | H8 or LED | LED | T16 |
ホンダ | ヴェゼル | LED仕様 | RU1・2・3・4 | H30.2 | R3.3 | LED | – | H8 or LED | LED | T16 |
ホンダ | ヴェゼル | ハイブリッド含む | RU1・2・3・4 | H25.12 | H30.1 | H4 or LED | 9005(HB3) | H8 | T10 or LED | T16 |
ヴェゼルのフォグランプ交換手順5ステップ
ここからは、初期型ヴェゼルのフォグランプ交換手順を紹介します。
1. クリップを外す
最初に、バンパー裏側にあるクリップを取り外します。これにより、カバーが外れてフォグランプへのアクセスが可能となります。
2. ビスを取り外す
次に、バンパー裏側からビスを外します。この部分には一箇所だけビス止めされているので、注意深く作業を進めます。
3. フォグランプを取り外す
ビスを外した後は、外側からフォグランプ本体を取り外します。グリル側から内側へ押し込むと、フォグランプが爪から外れます。ただし、ネジ止め部分は慎重に扱いましょう。
4. 新しいランプを取り付ける
新しいフォグランプを所定の位置に取り付けますが、この作業がやや難しい場合があります。特に、ネジ部を正確に嵌めるためには、少し力が必要です。
5. 光軸を調整する
最後に、フォグランプの光軸を調整します。光軸が適切に設定されているかを確認しながら、プラスドライバーを使用して少しずつ調整します。
フォグランプの役割
フォグランプは、霧や雪などの悪天候時に視界を確保するためのライトです。「フォグ」とは「霧」を意味し、その名の通り霧の中での視界をサポートします。フォグランプには、前方を照らす「フロントフォグランプ」と後方を照らす「バックフォグランプ」の2種類があります。
フロントフォグランプは白色または淡黄色の光を発し、車の左右を広く照らします。これにより、対向車からも車の存在が確認しやすくなり、光の乱反射を防ぐことで視認性が向上します。一方、バックフォグランプは赤色の強い光を放ち、後続車に自車の位置を知らせます。特に霧や雨などで視界が悪い状況では、バックフォグランプを点灯することで後続車からの追突リスクを減らせます。
視界不良による事故を防ぐためには、フロントフォグランプとバックフォグランプの両方を適切に使用することが重要です。これにより、悪天候時でも安全に運転できる環境を整えることが可能です。
フォグランプの役割や使い方は、以下の記事に詳しく書いているため参考にしてください。
ヴェゼルのフォグランプをLED化するメリット
ヴェゼルのフォグランプを交換する際、純正のハロゲンやHIDからLEDに変更することを検討される方も多くいるでしょう。LED化することで、以下のようなメリットがあります。
- 明るいのに省エネ
- 壊れにくく高コスパ
これらについて解説します。
明るいのに省エネ
LEDは、省エネでありながら従来のHIDと同等かそれ以上の明るさを持つ優れた照明技術です。さらに、電力消費が少ないため、バッテリーへの負担が軽減されることもメリットといえるでしょう。LEDフォグランプを使用することで、悪天候や視界不良時にも安全に運転ができるだけでなく、効率的な燃料消費を実現することが可能です。
壊れにくく高コスパ
LEDは、その優れた耐久性と経済性から、高いコストパフォーマンスを提供します。LEDは振動や衝撃に強いため、他のバルブに比べて破損しにくく、交換の頻度が少ないのが特徴です。その結果、交換作業の手間や費用を抑えられます。
また、LEDの寿命は約10,000時間と長く、10年以上使用可能なため、長期的には非常に経済的です。このように、耐久性とコストパフォーマンスを兼ね備えたLEDは、フォグランプバルブとして非常に優れた選択肢と言えます。
また、LEDフォグランプの役割やメリットについては以下の記事でも解説しているので、参考にしてください。
ヴェゼルのフォグランプを交換する際の注意点
ヴェゼルのフォグランプを交換する際、保安基準に準拠するために以下のポイントに注意しましょう。
- 色:フォグランプは白か淡黄色のみ、左右同色が必須
- 灯数:フォグランプは同時に2灯まで点灯可能、4灯は不可
- 取り付け位置:高さは250 ~ 800mm、外側から400mm以内
- 明るさ:明るすぎると車検に落ちる可能性がある
- 光軸:カットラインで適正に調整する
これらについては、以下の記事で詳細に解説しているので参考にしてください。
ヴェゼルのフォグランプにおすすめのLEDライト4選
最後に、フォグランプをLED化する際におすすめのLEDバルブを4つ紹介します。ここでは、販売実績多数の「HID屋」のラインナップから特におすすめのものを選びました。HID屋では他にもさまざまな種類のバルブを販売しているので、気になる方はチェックしてください。
おすすめ1:LEDフォグランプ i シリーズ
夜間の運転は視界が悪くなり、事故のリスクが高まるため、視認性を向上させることが重要です。そんなときに役立つのが、純正ハロゲンやHIDからのLEDフォグランプへの交換です。特に「LEDフォグランプ iシリーズ」は、車検対応の高性能設計で、安全基準をクリアしています。このシリーズは特注のLEDチップを搭載し、明るさは「28400cd」という数値を誇り、6500Kのホワイト光で夜間でも路面を鮮明に照らし、安全運転をサポートします。
また、このLEDフォグランプはH4 Hi/Lo、H7、H8/H11/H16、HB3/HB4など、さまざまな車種に対応するバルブ型式が揃っているため、幅広い車両に装着可能です。さらに、冷却ファン搭載で長時間の使用にも耐え、IP65の防水防塵性能により、悪天候や悪路にも対応します。そのため、ランニングコストを抑えつつ、長寿命を実現するエネルギー効率の良さも魅力です。
この製品は1年間の保証付きで、購入後も安心して使用できます。夜間の運転を安全で快適にしたい方には、LEDフォグランプ iシリーズが最適な選択となるでしょう。
シリーズ名 | iシリーズ |
明るさ | 28400cd |
色温度 | 6500K |
適合規格 | H4/H7/H8/H11/H16/HB3/HB4 |
おすすめ2:LEDヘッドランプ / フォグランプ Sシリーズ
夜間の運転では視界が悪化し、事故の危険が増します。そこでおすすめなのが、HID屋の「LEDフォグランプ Sシリーズ」です。このフォグランプは、純正ハロゲンバルブの配光を忠実に再現しながら、対向車に対する眩しさを軽減し、路面や標識、通行人をしっかり照らします。1灯あたりの明るさは「21600cd」で、車検基準を満たしているため、安心して使用できます。
Sシリーズは、コンパクトで耐久性に優れたボディを採用しており、長期間にわたって使用可能です。メッキ仕上げのデザインは消灯時にも車体に溶け込み、高級感を演出します。また、純正ハロゲンバルブと同じ形状であるため、取り付けも非常に簡単で、光軸調整は不要です。さらに、高性能なICと特注のLEDチップの組み合わせにより、明るさが向上しています。
配線不要で手軽に取り付けられるのも、このフォグランプの大きな魅力です。視界の不安や眩しさにお悩みの方には、SシリーズLEDフォグランプをぜひ試していただき、安全で快適な夜間ドライブを楽しんでいただきたいと思います。
シリーズ名 | Sシリーズ |
明るさ | 21600cd |
色温度 | 6500K |
適合規格 | H4/H8/H11/H16/HB3/HB4 |
おすすめ3:LEDフォグランプ Mシリーズ
夜間の運転時に視界の不安を感じている方にぴったりなのが、HID屋の「LEDフォグランプ Mシリーズ」です。このフォグランプは「49600cd」という光量を誇り、夜道を明るく照らし出し、路面の状況を鮮明に把握することで、安全運転を支援します。
6500Kのホワイト光は視認性を高めるだけでなく、車の外観をスタイリッシュに演出します。特に、悪天候や視界不良時でも安心して使用できるため、さまざまなシーンで活躍します。特注の明るいLEDチップを採用し、明るさと耐久性を兼ね備えた設計が魅力です。高性能でありながら、低価格を実現し、コストパフォーマンスにも優れています。
耐久性に優れたアルミニウム合金ボディや、静音設計の冷却ファンにより、快適な使用感を提供します。また、IP68の防水防塵性能により、悪天候や悪路でも対応可能です。12Vと24Vの電圧に対応しているため、幅広い車種に適用できます。さらに、万が一の故障にも安心の1年保証が付いています。
夜間の運転を快適で安全にしたい方は、ぜひMシリーズLEDフォグランプを試してみてください。圧倒的な明るさと高い耐久性、充実した機能が揃ったこのフォグランプで、安心して夜間のドライブを楽しめるでしょう。
シリーズ名 | Mシリーズ |
明るさ | 49600cd |
色温度 | 6500K |
適合規格 | H1/H3/H3CH4/H7/H8/H10/H11/H16/H19/HB3/HB4/HIR2/PSX26W/PSX24W |
おすすめ4:LEDフォグランプ Vシリーズ
夜間の運転時に視界が悪化すると、不安を抱くことがありますが、HID屋の「LEDフォグランプ Vシリーズ」がその不安を解消します。このフォグランプは、ホワイトとイエロー系(レモンイエロー、ライムイエロー)に切り替え可能で、天候や路面状況に応じて最適な光を提供します。ホワイト光は視認性を向上させ、イエロー系の光は霧や雪などの悪条件での視界を改善します。
特に新登場のレモンイエローは、路面を鮮明に照らし、ドライバーの眼精疲労を軽減する効果が期待できます。光が均一に広がるため、死角を減らし快適な視界を実現します。手元のスイッチで簡単に色を切り替えられ、前回の設定を記憶する機能もあり、操作は非常にスムーズです。
高輝度LEDチップとエアロアルミボディを採用しており、優れた放熱性と防水防塵性能を備えているため、悪天候でも安心して使用可能です。また、1年間の保証も付いているため、長期間にわたり安心して利用できるのも嬉しいポイントです。Vシリーズの2色切替フォグランプで、夜間の運転をより安全で快適に楽しめるでしょう。
シリーズ名 | Vシリーズ |
色温度 | 6500K(white) / 3000K(yellow) |
適合規格 | H8/H11/H16/HB4 |
まとめ
ヴェゼルのフォグランプをLEDに交換することは、夜間や悪天候時の視界を改善し、安全運転を促進するために重要です。フォグランプは霧や雨などの視界不良な条件下でもしっかりと前方を照らし、ドライバーに安心感を提供します。
この記事では、ヴェゼルのフォグランプに適したLEDバルブの選び方や、交換手順を解説しました。LEDフォグランプのバルブを選ぶ際は、種類・実績ともに豊富な「HID屋」をぜひご利用ください。