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【薄型】フォグランプのメリットや選び方を解説!取り付け方法や注意点も紹介

フォグランプ 薄型 アイキャッチ

フォグランプは、霧や雨などの悪天候時の視界を確保する重要な車載アイテムです。

 しかし、コンパクトカーなどに後付けをしたい場合やスッキリとしたデザインを求める方は、通常のフォグランプでは条件に合わないこともあるのではないでしょうか。 

そんな方におすすめの製品が薄型のフォグランプです。

そこで本記事では、薄型フォグランプのメリットや選び方のポイントを詳しく解説します。

さらに、取り付け方法やポイントも紹介していますのでぜひご一読ください。

目次

薄型フォグランプのメリット

薄型フォグランプを使用するメリットは以下の通りです。

  • デザイン性
  • スペースの狭い車にも取り付けできる

それぞれ確認していきましょう。

デザイン性

薄型フォグランプは、その名前の通りスリムなデザインが特徴です。

車のフロント部分に違和感なくフィットし、スタイリッシュで洗練された印象を与えます。

車の外観を損なわず、全体のデザインバランスを保てます。

スペースの狭い車にも取り付けできる

薄型フォグランプは、軽自動車やコンパクトカーなど、スペースに余裕がない車にも取り付けしやすいのが大きな魅力です。

通常のフォグランプの装着が難しいエンジンルームやバンパー周りに余裕が少ない車種でも、薄型設計のおかげで配線や取り付け位置に悩むことなく装着できる場合が多いです。

狭いスペースに対応できるため、幅広い車種に対応できるでしょう。

薄型フォグランプの選び方

薄型フォグランプの選び方

薄型のフォグランプを選ぶ際には以下の点を確認しましょう。

  • 自車に適したバルブ形状を選ぶ
  • 保安基準を満たす色を選ぶ
  • 消費電力が高すぎないものを選ぶ

それぞれのポイントを順番に解説します。

自車に適したバルブ形状を選ぶ

フォグランプを選ぶ際、重要なのは自車に適合するバルブ形状を選ぶことです。

車種、年式、グレードによって適合するバルブの形状が異なるため、慎重に選択する必要があります。

バルブ形状には「H1」「H3」「H4」「H7」「H8」「H11」「H16」「HB3」「HB4」「PSX24W」「D2S/R」など多様な種類があります。

これらは互換性がないため、間違ったバルブを選択すると、取り付けができないだけでなく、最悪の場合、レンズなどのユニット全体を損傷する可能性があるので注意が必要です。

正しいバルブ形状を特定するには、車検証やオーナーズマニュアル、メーカーの適合表を事前に確認しておきましょう。

また、一部の製品は複数の形状に対応した汎用性の高いものもありますが、そのような場合も、自車に合うバルブ形状に対応しているか確認してから購入すると良いでしょう。

保安基準を満たす色を選ぶ

フォグランプの色選びは、単に好みの問題ではなく、法律で定められた保安基準に従う必要があります。

保安基準では、フォグランプの色は「白色」または「淡黄色」のみが認められています。

この規定は、視認性や安全性への配慮、また緊急車両のライトとの混同を避けるためのものです。

さらに、左右のフォグランプは同じ色でなければならないという規定もあります。

そのためフォグランプを選ぶ際は、ケルビン数(色温度)に注目しましょう。

車検合格のためには、2,400〜6,500ケルビンのものを選ぶことが推奨されます。

ケルビン数が高すぎると、青白い光になり、保安基準に適合しない可能性があるので注意しましょう。

消費電力が高すぎないものを選ぶ

フォグランプの消費電力が高すぎると、過電流による発熱でリフレクターが溶けるなどの不具合が生じる可能性があります。

一方、消費電力が低すぎると明るさに不満を感じる場合もあるため、バランスが重要です。

省電力で明るさを確保したい場合は、LEDフォグランプを選ぶと良いでしょう。

LEDは省電力でありながら十分な明るさを確保でき、発熱も少ないため、明るさと安全性の両方を兼ね備えています。

薄型フォグランプの取り付け方法

ここでは、薄型フォグランプの取り付け方法を解説します。

以下が一般的な交換手順です。

  1. フォグランプの取り付けスペースがバンパーにあるか確認する

スペースがない場合は、フォグランプ対応のバンパーへの交換が必要になる可能性があります。

  1. 純正のフォグランプ配線の有無を確認する

ライトスイッチにフォグランプのマークがあれば、配線が通っている可能性が高いです。

  1. メインになる常時電源の取り出し箇所を決める

通常、キックパネルの裏側にある太い配線から取るのが一般的です。

  1. イルミネーション電源(スモール連動線)の取り出し箇所を決める

リレーのトリガー用であれば、車内のスイッチ裏からの取り出しも可能です。

※交換は必ず自己責任で行ってください

フォグランプは元々装着されていない車でも、場合によっては後付け可能です。

ただし、フォグランプを後付けするにはより専門的な知識や工具が求められます。

先述の通り、バンパーへの穴開けや正確な配線接続など、経験のない方には難しい作業が含まれます。

自分での取り付けが難しい場合は、カーディーラーやカーショップに依頼するのが安心です。

薄型フォグランプを取り付ける際のポイント

薄型フォグランプ取り付け時のポイントは以下の通りです。

  • 光軸を確認する
  • 取り付け位置に注意する

順番に確認していきましょう。

光軸を確認する

フォグランプの取り付け後、最も重要なのが光軸の調整です。

光軸とは、ランプから発せられる光の線の向きを指します。

適切に調整されていないと、性能が低下するだけでなく、他の運転手の視界を妨げる危険性があります。

光軸調整は、リフレクター(反射板)の線とバルブの向きを合わせるのが基本です。

フォグランプは、バルブからの光をリフレクターで反射させて広範囲を照らすよう設計されています。

そのためバルブの向きが正しくないと、明るさが十分に出ない場合があります。

特にLEDバルブは光の指向性が強いため、向きの影響が大きいです。

そのため、取り付け後は必ずバルブの向きを確認し、調整してください。

正しい光軸かどうかは、カットライン(光の境界線)で判断できます。

壁に向けてフォグランプを点灯させ、光が当たる部分と当たらない部分の境目がはっきりとした直線になっていれば正しい状態です。

カットラインが不明瞭な場合は調整が必要です。

取り付け位置に注意する

フォグランプの取り付け位置には法的規制があります。

この規定を遵守しないと、車検に通らない可能性があるので注意が必要です。

取り付け位置の基準は、以下の通りです。

  • フォグランプ上部の縁の高さは地面から800mm以下
  • フォグランプ下部の縁の高さは地面から250mm以上
  • フォグランプの最外縁は車両の一番外側から400mm以内

基本的に最初からフォグランプを取り付けられている車であれば、基準を満たしています。

フォグランプが装備されていない車両に後付けする場合は、自分で確認する必要があるためより慎重に対応をしましょう。

まとめ

本記事では、薄型フォグランプのメリットや選び方のポイント、取り付け方法や注意点を紹介しました。

薄型フォグランプは、車のデザイン性を保ちながら狭いスペースにも取り付け可能な点が大きなメリットです。

選び方や取り付け時のポイントを押さえておくことで、より安全でその効果を最大限に発揮します。

ぜひ本記事を参考に、自分に合った薄型フォグランプを見つけてみてください。

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この記事はHID屋が監修しています

HID・LED専門店を運営。累計1,000社以上と取引しており、楽天月間優良ショップ14回受賞、お客様満足度97.4%。本メディアでは、HID・LEDを長年販売してきた経験から、車のヘッドライト・フォグランプ等の関するお役立ち情報を発信していきます。

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