車のバックランプは、後退時の安全確認に欠かせない重要な装備です。しかし、バックランプが片方しか点灯しないという問題に悩んでいる方も多いのではないのでしょうか?
そこで本記事では、バックランプが片方しか点灯しない原因3つと、それぞれの対処法を詳しく解説します。
バックランプが片方しか点灯しないのはなぜ?
バックランプが片方しか点灯しない理由は、大きく分けて2つあります。
- 片方しか点灯しない仕様のため
- 片方だけ球切れや接触不良などが発生しているため
それぞれ詳しく見ていきましょう。
片方しか点灯しない仕様のため
近年、一部の車種では片方のみバックランプが点灯する仕様が採用されています。
主な理由は以下の2つです。
- 欧州規格への対応:欧州では霧の多い地域があるため、リアフォグランプの需要が高くなっています。そのため、片方をバックランプ、もう片方をリアフォグランプとして設計する車種が増えています。
- デザイン性の向上:左右対称のデザインを維持しつつ、機能を分けることで、よりスタイリッシュな外観を実現しています。
片方しか点灯しない仕様は、スバルやトヨタのヤリスクロス、ホンダのステップワゴンRP系など、さまざまなメーカーの車種で見られます。
片方だけ球切れや接触不良などが発生しているため
もともと両方点灯する仕様の車で片方しか点灯しない場合、主に以下の原因が考えられます。
- 電球の球切れ
- リバースランプスイッチの故障
- ソケットや配線の接触不良
3つの問題が疑われる場合は、安全運転のために早めの点検や修理が重要です。原因の詳細と対処法については、以下で詳しく解説します。
バックランプが点灯しない3つの原因と対処法
バックランプが点灯しない現象は、多くのドライバーを悩ませる問題です。ここでは、点灯しない3つの原因と対処法を紹介します。
- バックランプの球切れ
- バックランプの接触不良や断線
- リバースランプスイッチの不具合
それぞれ詳しく見ていきましょう。
バックランプの球切れ
バックランプが点灯しない最も一般的な原因は、電球の寿命による球切れです。バックランプは、経年劣化により球切れを起こすことがあります。球切れの場合は、該当するバルブを新品に交換することで解決できます。
交換の際は、車種に適合したバルブを選択することが重要です。自分で交換する場合は、取扱説明書を参照し、安全に作業を行ってください。不安な場合は専門店に依頼するのも良いでしょう。
※取り付けは必ず自己責任で行ってください。
また、交換時は素手でガラス部分に触れないよう注意し、清潔な布やグローブを使用することをおすすめします。
バックランプの接触不良や断線
バックランプの接触不良や断線も、点灯しない原因の一つです。振動や経年劣化により、バルブソケットや配線の電気的な接続が不安定になることがあります。
接触不良の場合は、バルブソケットの清掃や接点の調整を行うことで改善できます。断線の場合は、配線の修理や交換が必要です。解決するには、バルブソケットを点検し、汚れや腐食がないか確認しましょう。
次に配線を点検し、断線や被覆(ひふく)の損傷がないかチェックします。接触不良や断線の修理には専門知識が必要なため、整備士に相談してください。問題を未然に防ぐには、定期的に点検することが重要です。
リバースランプスイッチの不具合
リバースランプスイッチは、シフトレバーがリバース位置にあることを検知し、バックランプを点灯させる役割を持ちます。スイッチが故障すると、バックランプが点灯しなくなります。
リバースランプスイッチの不具合は、経年劣化や衝撃が主な原因です。スイッチの故障が疑われる場合は、ヒューズを確認し、問題がなければスイッチ本体の点検を行います。
スイッチが故障している場合は、新品のスイッチに交換することで対処可能です。リバースランプスイッチはトランスミッション関連の部品であるため、交換作業は専門知識が必要です。また、車種によっては特殊工具が必要になる場合もあります。
そのため、スイッチの交換は専門店での修理をおすすめします。定期的にメンテナンスを行い、早期発見・早期対応することが重要です。
バックランプの交換はLEDランプがおすすめ
ここでは、バックランプの交換をLEDにすべき理由を3つ紹介します。
- 夜間や暗闇の視認性が向上する
- 自分好みにカスタマイズできる
- スイッチを入れた瞬間に最大光量で点灯できる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
夜間や暗闇の視認性が向上する
LEDバックランプは、従来のハロゲンランプと比較して格段に明るく、夜間や暗闇での視認性を大幅に向上させます。特にトンネルや立体駐車場など、光量が制限される環境下で顕著です。
トンネル内では、LEDの高い光度により、後方車両や歩行者に自車の位置を明確に示せます。薄暗い環境でも、LEDの鮮明な光は後続車両のドライバーの目に留まりやすくなります。
立体駐車場では、LEDの広範囲かつ均一に照射できる特性が効果的です。狭い空間や急角度の多い環境で、後方の障害物や他の車両をより早く認識でき、接触事故のリスクを低減します。
雨天や霧などの悪天候下でも、LEDの高い透過性により効果を発揮します。濃霧や豪雨の中でもLEDの光は遠くから視認でき、自車の存在をアピールできるのがメリットです。ハロゲンランプより安全性を向上させたい方は、LEDバックランプへの交換を検討してみてください。
自分好みにカスタマイズできる
LEDバックランプは、単なる機能性の向上だけでなく、車両のカスタマイズの一環としても人気です。LEDにはさまざまな種類があり、自分の好みや車両のデザインに合わせて選択できます。
例えば、明るさや光の広がり方が異なる製品を取り付ければ、車両の外観や視認性を大きく変えられます。LEDの配置やデザインも多種多様で、点状に光るタイプや面発光タイプなど、選択肢が豊富です。
さらに一部のLEDバックランプは、2色切り替えが可能なものもあります。2色切替のバックランプは、バックランプとしてはホワイトで点灯し、取付方法によってテールランプと連動し弱赤色・強赤色でも点灯します。
※取付方法によっては車検非対応となるため、注意しましょう。
カスタマイズ性を重視する方は、ぜひバックランプをLEDに交換してみてください。
スイッチを入れた瞬間に最大光量で点灯できる
LEDバックランプの大きな特徴の一つは、スイッチを入れた瞬間に最大光量で点灯できることです。従来のハロゲンランプやHIDランプと異なり、LEDは瞬時に最大の明るさを発揮します。急なバック操作や、緊急時に役立つ特性です。
例えば、夜間に急いで後退する必要がある場合は、LEDバックランプなら即座に後方を明るく照らすことができます。また、頻繁なオン・オフの繰り返しにも強く、信号待ちなどで何度もギアチェンジする場面でも安定した性能を発揮します。
バックランプが不点灯のまま走行すると違反となる
車両の設計上、片側のみバックランプが点灯する仕様の場合は問題ありません。
しかし、本来両方点灯するべき車両で片方が点灯しない場合は、整備不良とみなされます。バックランプは後退時の安全確認に欠かせない重要な装備であり、機能不全は事故のリスクを高めます。球切れや故障が原因で不点灯となっている場合、速やかな交換が必須です。
もし放置したまま走行すると道路交通法違反に該当し、違反点数1点、反則金7,000円(普通車の場合)が科される可能性があります。球切れが発生した場合は、安全性を考慮して早急に対応してください。
LEDバックランプに交換するならHID屋をチェック!
「夜間や暗闇の視認性を向上させたい」「自分好みにカスタマイズしたい」という方はHID屋がおすすめです。HID屋は、97.4%のお客様より「大変満足」または「満足」の評価をいただいています。
ここからは、おすすめのLEDバックランプ3つを見ていきましょう。
LEDバックランプ 6510lx
商品名 | LEDバックランプ 6510lx 爆光ホワイト |
バルブ形式 | T16 T20 S25 無極性 |
明るさ | 1灯あたり6510lx(ルクス) |
LEDチップ | 特注の明るいLEDチップ 30基搭載 |
価格 | 2,980円(税込) |
「LEDバックランプ 6510lx 爆光ホワイト」は、30基の高輝度LEDチップを搭載し、6500Kの純白光により後方視認性を向上させる革新的な製品です。
さらに、車検対応設計と1年間の保証付きという特徴により、お客様は法的にも保証の面でも安心して使用できます。
広角配光技術を採用しており、後方の広範囲を均一に明るく照らすことができます。夜間や悪天候時でも後方の視認性が大幅に向上し、ドライバーはより安全に後退操作を行うことが可能です。
バックランプの照度に不満を感じている方には、1灯あたり6510ルクスの高輝度ランプへのアップグレードがおすすめです。高輝度ランプへの交換は、運転時の安心感を増すだけでなく、車両の外観も向上させる効果もあります。
口コミ
「LEDバックランプ 6510lx 爆光ホワイト」は口コミでも好評のため、いくつか紹介します。
何の問題も装着可能です。とても明るく、なによりコスパが良い商品です。
引用元:Amazon
車庫入れの際の視認性が格段に上がりました。隅々まで目視できるレベルで明るいです。
引用元:Amazon
明るさは爆光とまではないですが、全然明るいので満足してます。到着も早かったので良かったです。また違う物も買ってみたいと思います。
引用元:Amazon
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LEDバックランプ 5760lx
商品名 | LEDバックランプ 5760lx |
バルブ形式 | T16 T20 S25 シングル 無極性 |
明るさ | 1灯あたり5760lx(ルクス) |
LEDチップ | 3030chip 28基 |
価格 | 2,680円(税込) |
「LEDバックランプ 5760lx」は、広角配光設計により後方の広範囲を均一に照射し、夜間や悪天候時の後退操作の安全性を大幅に向上させます。
さらに内蔵のヒートセンサーが効率的な熱管理を行うため、長時間使用しても輝度が低下せず、常に高い視認性を維持できます。
独自の広角配光技術を採用したLEDバックランプは、後方の広範囲を均一に明るく照らし出し、視認性を格段に向上させます。
路面全体を鮮明に照射することで、夜間や悪天候時でも安全な後退操作を実現し、ドライバーに高い安心感をもたらします。
高性能LEDを搭載したバックランプは、従来モデルを圧倒する光量で後方の視認性を飛躍的に向上させます。
最適な明るさに調整された強力な光源により、夜間や悪天候時でも安全性が大幅に高まり、ドライバーはより自信を持って正確な後退操作を行うことができます。
バックランプの照度に満足できていない方には、HID屋が提供する「LEDバックランプ 5760lx」へのアップグレードがおすすめです。
製品は、1灯あたり5760ルクスの明るさと広角照射を実現しています。後方視界の改善を求める方は、ぜひ検討してみてください。
口コミ
「LEDバックランプ 5760lx」は口コミでも好評のため、いくつか紹介します。
純正球から交換しました。以前の車にもLEDに交換して明るかったのですが、今回の商品初めて買って交換してみたら?凄すぎる。もしかしたら後ろに人が歩いていたら迷惑では?ってくらい明るいです。
引用元:Amazon
バックランプとして使用していますがとても明るく視認性抜群です。HID屋さんのLEDというのは初めて購入しましたが買って正解でした。お勧めできます。
引用元:Amazon
片側の玉切れからの交換で、せっかくなら明るい物と思いコレを購入。めっちゃ明るいです。買って良かった!
引用元:Amazon
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2色切替LEDバックランプ ホワイト&レッド 6500K
商品名 | 2色切替LEDバックランプ ホワイト&レッド6500K |
バルブ形式 | T16 無極性 |
明るさ | 6500K(ホワイト) |
LEDチップ | LEDチップ(白色)30基搭載、LEDチップ(赤色)10基搭載 |
価格 | 4,980円(税込) |
「2色切替LEDバックランプ ホワイト&レッド6500K」は、ホワイトとレッドの2色を切り替えられる革新的なバックランプです。
40基のLEDチップ(白色30基、赤色10基)を搭載し、6500Kの明るい光で後方視認性を大幅に向上させながら、テール機能も追加できる多機能な製品となっています。
クリアで鮮明な発光により、後続車からの視認性を大幅に向上させます。車検対応の適度な明るさと優れたコストパフォーマンスを兼ね備え、安全性と経済性を両立させた理想的なバックランプです。
クリアな光で路面の視認性を大幅に向上させる、高性能バックランプです。広範囲を均一に照射する独自の配光設計により、夜間や悪天候時でも後方の視界が劇的に改善され、より安全な後退操作が可能になります。
2色切替LEDバックランプは、簡単な交換作業でテールランプ機能を追加し、後方視認性を大幅に向上させる革新的な製品です。
バックランプとテールランプの両機能を1つのユニットに統合することで、安全性を高めながら同時に個性的でスタイリッシュなリアビューを実現し、車の外観を一新できます。
口コミ
「2色切替LEDバックランプ ホワイト&レッド6500K」は口コミでも好評のため、いくつか紹介します。
バルブ交換体験者なら簡単に交換できます。バックランプ点灯でホワイト発光がかなり明るいので後方確認が楽になりました。常時点灯なんで耐久性に不安ありますが、ドレスアップになってるのでリピ確定かもしれません。
引用元:Amazon
かなり明るいバルブです。多分真後ろにいたら眩しくて目が眩むほどです。取り付けについては、バルブ交換が車内からレンズを外さずにできるタイプに向いています。配線が出るので、社外に露出するタイプの車両には向かないかなと思いました。
引用元:Amazon
様々な自動車向けランプがありますが、バックランプをブレーキランプとスイッチさせれるなんて考えもしませんでした。バックランプですが、ハロゲン球とは比較にならないほどの明るさです。ブレーキやスモールも良い塩梅の明るさ。こう言うさりげないカスタムって魅力的ですよね~。
引用元:Amazon
気になる方は、下記サイトをご覧ください。
LEDバックランプに交換する2つの方法
ここでは、LEDバックランプに交換する2つの方法を紹介します。
- 自分で交換する
- 業者に依頼する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
自分で交換する
LEDバックランプを自分で交換する方法は、車種によって異なります。
一般的な手順は以下の通りです。
- 車の取扱説明書を確認し、適切なLEDバルブを選びます。
- トランクを開けて作業スペースを確保します。内張りがある場合は慎重に取り外し、バックランプのソケットにアクセスします。
- 古いバルブを取り外し、新しいLEDバルブを取り付けましょう。この際、極性に注意が必要で、点灯しない場合は180度回転させてみてください。
- 取り付け後は、内張りを元に戻し、点灯テストを行います。LEDは従来のバルブより明るいため、配光にも注意が必要です。
※取り付けは必ず自己責任で行ってください
自分で交換するメリットは、コストを抑えられることと、愛車への理解が深まることです。ただし、作業には細心の注意が必要です。不安がある場合は、専門家に依頼すると良いでしょう。
業者に依頼する
LEDバックランプの交換を依頼する場合は、以下の4つの業者が代表的です。
- ディーラー:最も信頼性が高いですが、費用も高めです。純正パーツの使用が保証されます。
- 整備工場:ディーラーより安価で、幅広い車種に対応できます。技術力は工場によって異なります。
- カー用品店:LEDバルブの種類が豊富で、すぐに取り付けてくれる店舗も多いです。価格も比較的リーズナブルです。
- ガソリンスタンド:簡単な交換なら対応してくれる場所もありますが、LEDへの交換は対応していない可能性があります。
業者に依頼するメリットは、確実な取り付けと保証が得られることです。また、車検対応のLEDバルブを選んでくれるので安心できます。
デメリットは、自分で行うよりコストがかかることです。料金は、500円〜1,500円程度です。ただし、車種や作業内容によって相場が変わるため、事前に複数の業者から見積もりを取ると良いでしょう。
まとめ
バックランプが片方しか点灯しない原因は、主に以下の3つです。
- 正常な仕様(一部の車種)
- バルブの球切れ
- リバースランプスイッチの故障
正常な仕様の場合は対処不要ですが、球切れの際はバルブ交換、スイッチ故障時は修理が必要です。安全運転のためには、バックランプの適切な機能が不可欠です。
HID屋では、高品質なLEDバックランプを取り揃えています。
バルブ交換の際は、安心・安全なHID屋の製品をぜひご検討ください。適切な製品選択と定期的なメンテナンスで安全性を高め、快適なドライブを楽しみましょう。