「ハイゼットのバックランプを交換しようと思ったけど、サイズがわからない…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
特に車のライト関係は、サイズが合わないと装着できないため、購入前にしっかり確認することが大切です。
この記事では、ハイゼットのバックランプサイズについて詳しく解説し、適切な選び方や交換手順までわかりやすくお伝えします。ぜひ参考にしてみてください。
ハイゼットのバックランプのサイズはS25 or T16
ハイゼットのバックランプバルブのサイズは、主に以下の2種類が使用されています。
- S25
- T16
ここからは、それぞれの特徴について詳しく解説します。
S25の特徴
S25は、電球型の形状と口金が特徴的で、差し込み口は丸みを帯びています。T16やT20とは異なるスタイルが目を引きます。
また、S25の球は「シングル球」と「ダブル球」があり、ダブル球は1種類の電球で光量が二段階に分かれます。
年式の古い車に採用されていることが多く、信頼性と高い明るさを求める方におすすめです。
T16の特徴
T16は、国産の現行車種で広く採用されている小型サイズのバルブです。
コンパクトな形状が特徴で、他のサイズ(S25やT20)と比べて小さく、限られたスペースにも装着しやすいのが魅力です。
多くの車種に標準搭載されているT16は、信頼性が高く、交換用バルブとして多くの方に選ばれています。
なお、別の記事でT16について詳しく解説していますので、ぜひ参考にして下さい。
ハイゼットのバックランプを選ぶポイント
ハイゼットのバックランプを選ぶ際は、以下のポイントを確認しましょう。
- バルブタイプの比較(LED vs ハロゲン)
- 適合サイズの確認
- 明るさと色温度
バルブタイプの比較(LED vs ハロゲン)
ハイゼットのバックランプは、LEDとハロゲンの2つから選べます。
LEDはハロゲンより明るく、振動に強く瞬時に点灯するため、高い視認性が得られる点が魅力です。しかし、初期費用が高く、製品によっては明るすぎる場合もあるため注意が必要です。
一方、ハロゲンは柔らかな光と低コストが特徴です。しかし、振動でフィラメントが切れる可能性があります。使用環境や予算に合わせて最適なタイプを選びましょう。
適合サイズの確認
ハイゼットのバックランプを交換する際は、適切なサイズの確認をしましょう。
車種や年式、型式によってバックランプに適合するバルブサイズが異なるため、まずはご自身のハイゼットがどのモデルか確認してください。ハイゼットのバックランプは、主にS25とT16が使用されています。
ハイゼットの適合表は以下のとおりです。
メーカー | 車種 | タイプ | 型式 | 年式 | ヘッドライト | フォグランプ | ポジション | バック | ||
初月 | 最終月 | LOW | HIGH | |||||||
ダイハツ | ハイゼット カーゴ | ハロゲン仕様 | S3#1V | H29.11 | R3.11 | H4 | LED | T10 | T16 | |
ダイハツ | ハイゼット カーゴ | LED仕様 | S3#1V | H29.11 | R3.11 | LED | LED | LED | LED | T16 |
ダイハツ | ハイゼット カーゴ | ハイブリッド含む | S32#系 | H16.12 | H29.10 | H4 | – | – | T10 | T16 |
ダイハツ | ハイゼット カーゴ | S200・210系 | H11.1 | H16.11 | H4 | – | – | T10 | S25シングル | |
ダイハツ | ハイゼット カーゴ | ハロゲン仕様 | S7#0V/W | R3.12 | H4 | – | LED | T10 | T16 | |
ダイハツ | ハイゼット カーゴ | LED仕様 | S7#0V/W | R3.12 | LED | – | LED | LED | T16 | |
ダイハツ | ハイゼット キャディー | ハロゲン仕様 | LA700V・710V | H28.6 | H4 | – | LED | T10 | T16 | |
ダイハツ | ハイゼット キャディー | LED仕様 | LA700V・710V | H28.6 | LED | 9005(HB3) | LED | LED | T16 | |
ダイハツ | ハイゼット トラック | LED仕様(ジャンボ含む) | S500P・S510P | H30.8 | R3.11 | LED | LED | LED | LED | T16 |
ダイハツ | ハイゼット トラック | ハロゲン仕様 | S500P・S510P | H30.8 | R3.11 | H4 | – | LED | T10 | T16 |
ダイハツ | ハイゼット トラック | ハロゲン仕様 | S500P・S510P | H29.11 | H30.7 | H4 | – | H8 | T10 | T16 |
ダイハツ | ハイゼット トラック | LED仕様 | S500P・S510P | H29.11 | H30.7 | LED | LED | H8 | LED | T16 |
ダイハツ | ハイゼット トラック | S500P・S510P | H26.9 | H29.10 | H4 | – | H8 | T10 | S25シングル or T16 | |
ダイハツ | ハイゼット トラック | S200・210系 | H16.12 | H26.8 | H4 | – | – | T10 | S25シングル | |
ダイハツ | ハイゼット トラック | S200・210系 | H11.1 | H16.11 | H4 | – | – | T10 | S25シングル | |
ダイハツ | ハイゼット トラック | ハロゲン仕様 | S5#0P | R3.12 | H4 | – | LED | T10 | T16 | |
ダイハツ | ハイゼット トラック | LED仕様 | S5#0P | R3.12 | LED | – | LED | LED | T16 | |
ダイハツ | ハイゼット バン | S110系 | H6.1 | H10.12 | H4 or シールドビーム | – | – | T10 | S25シングル | |
ダイハツ | ハイゼット ピック | S110系 | H8.1 | H10.12 | H4 or シールドビーム | – | — | T10 | S25シングル |
明るさと色温度
ハイゼットのバックランプを選ぶ際は、明るさと色温度に注意しましょう。
昼間でも約100メートル後方から確認できる明るさが理想です。これなら、暗い駐車場や悪天候でも視認性が高く、夜間の安全性も高まります。ただし、あまりに明るすぎると他の車両や歩行者の妨げになるため、適度な明るさを選ぶのが重要です。
また、色温度は5,000~6,500ケルビンが推奨範囲です。7,000ケルビン以上は青色と判断される可能性がありますが、白色のみが法的に認められているため注意が必要です。
適切な明るさと色温度のランプを選び、安心して走行しましょう。
ハイゼットのバックランプおすすめ3選
おすすめ1:LEDバックランプ 6510lx
商品名 | LEDバックランプ 6510lx |
バルブ形式 | T16 T20 S25 無極性 |
ケルビン数 | 6500K(ホワイト) |
こちらは、30基の特注LEDチップを搭載し、驚異的な明るさを実現したバックランプです。
光の色はホワイト6500Kで、クールな印象を与える上品な外観が魅力です。また、無極性設計のため、取り付けも簡単に行えます。車内外の高級感を高めつつ、後方視認性を確保したい方におすすめのバルブです。
商品についての口コミ
純正からの交換で、その明るさの違いに驚きました。後方の視認性が向上し、大満足です!ありがとうございます。(HID屋より引用)
おすすめ2:2色切替LEDバックランプ ホワイト&レッド
商品名 | 2色切替LEDバックランプ ホワイト&レッド |
バルブ形式 | T16 無極性 |
ケルビン数 | 6500K(ホワイト) |
こちらの「ホワイト×レッド2色切替 LEDバックランプ」は、取付方法によってホワイトと赤色に切り替わるバックランプです。
通常時は明るい白色でバックランプをしっかりと照らし、赤色に切り替え後はテールランプとしても使用可能です。T16仕様で無極性のため、取付も手軽に行えます。また、1年保証付きで安心です。
※取付方法によっては車検非対応となるため注意してください。
商品についての口コミ
以前から、バックフォグに興味がありこちらの商品手軽に取り付け出来ていいなと思い購入しました。取り付け後は、普通とは違いアクセントになって非常に気に入っています。(HID屋より引用)
おすすめ3:LEDバックランプ 5760lx
商品名 | LEDバックランプ ホワイト 6500K 5760lx |
バルブ形式 | T16 T20 S25 シングル 無極性 |
ケルビン数 | 6500K(ホワイト) |
広範囲をしっかりと照らす高輝度バックランプです。また、視界をしっかり確保できるヒートセンサーを搭載しています。ヒートセンサーは、熱を効果的に制御し、安定した明るさをキープする効果があります。
6500Kの白色光で鮮明に照らし、夜間や悪天候時にも頼りになります。T16/T20/S25の無極性タイプで装着も簡単、1年保証付きで安心してご使用いただけます。
商品についての口コミ
明るさは大満足です!何よりも丁寧きまわりない梱包に脱帽です(HID屋より引用)
ハイゼットのバックランプ交換方法
ここからは、ハイゼットのバックランプ交換方法について、必要な工具と手順に分けて解説します。
交換に必要な工具
ハイゼットのバックランプ交換に必要な工具は、以下のとおりです。
プラスドライバー | バックランプカバーを固定しているネジを外す |
マイナスドライバー | バルブのソケットを取り外す際、カプラーを外すのに役立つ。 |
軍手 | 作業時の手の保護と、バルブを扱う際の指紋付着防止に使用する。 |
新しいバックランプバルブ | 車種に適合したものを用意する。 |
ビニールテープ | コネクター部分の防水処理に使用する。 |
内張り剥がし(オプション) | カバーの取り外しが難しい場合に使用する。 |
交換手順
ハイゼットのバックランプは、以下の手順で交換します。安全のため、作業前にエンジンを停止し、キーを抜いておきましょう。
プラスドライバーを使用して、バックランプカバーを固定しているネジを外します。カバーを慎重に取り外します。
バルブソケットを反時計回りに回して取り外します。古いバルブをソケットから引き抜きます。
新しいバルブを軍手をはめた手で持ち、ソケットに差し込みます。バルブの向きに注意し、確実に装着されていることを確認します。
バルブを装着したソケットを時計回りに回し、しっかりと固定します。
エンジンをかけずにキーをONにし、シフトをリバースに入れてバックランプが点灯することを確認します。
カバーを元の位置に戻し、ネジでしっかりと固定します。
カバーがしっかりと固定されていることを確認します。再度バックランプの点灯を確認します。
詳しい交換手順は、お手持ちのオーナーズマニュアルを確認のうえ、自己責任で行ってください。
ハイゼットのバックランプを交換する際の注意点と安全対策
ハイゼットのバックランプを安全に交換するためには、以下の注意点と対策を守ることが大切です。
以下の段階別に分けて、それぞれ詳しく解説します。
- 作業前の注意点
- 交換作業時の注意点
- 交換後の注意点
- 安全対策
作業前の注意点
- 平坦な場所に車を停め、エンジンを切り、キーを抜いてください。
- 作業を始める前に、バッテリーのマイナス端子からコードを外しましょう。これにより、電気系統のショートや感電のリスクを防ぐことができます。
- 適切なドライバーや軍手など、必要な工具を事前に用意しておきましょう。
交換作業時の注意点
- ハイゼットの年式や型式に合った正しいサイズと規格のバルブを選びましょう。
- 新しいバルブは素手で触らないようにしてください。
- バルブを交換した後、ソケットやコネクタがしっかりと接続されているか確認しましょう。
- コネクタ部分の防水処理を行ってください。
交換後の注意点
- 交換作業完了後、必ずバックランプの点灯を確認してください。
- カバーの取り付けが確実に行われているか確認し、水漏れの可能性がないか点検しましょう。
- 交換後のバックランプが車検の保安基準(色、明るさ、取り付け位置など)を満たしているか確認してください。
安全対策
- 作業中は周囲の状況に注意を払い、他の車両や障害物に気をつけましょう。
- 目や手を保護するため、安全メガネや軍手を着用することをおすすめします。
- 作業時は無理な姿勢を避け、必要に応じて作業台や踏み台を使用しましょう。
これらの注意点と安全対策を守ることで、ハイゼットのバックランプ交換を安全に行うことができます。不安がある場合は、専門店や整備士に相談してください。
よくある質問(FAQ)
ハイゼットのバックランプについて、よくある質問を紹介します。
- 交換後に不具合があった場合の対処法は?
-
バックランプ交換後に不具合が起きた際は、まず原因を特定しましょう。
点灯しない場合は、接触不良の可能性があります。バルブを取り外し、再装着してみてください。LEDバルブなら極性を確認し、180度回転させると改善される場合があります。
また、水漏れがある場合は、シーリングやガスケットの状態を確認し、劣化していれば交換してください。解決が難しい場合は、専門店や業者での点検を検討しましょう。
- バックランプの交換をしても車検に通る?
-
バックランプの交換は、適切に行えば車検に影響を与えることはありません。むしろ、球切れや暗いバルブを交換することで、安全性が向上し、車検がスムーズに通る可能性が高まります。
ただし、交換する際には基準を守り、過度な改造は避けましょう。特に、明るさや色温度が法規に合致しているかを確認してください。
車検については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
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まとめ
今回は、ハイゼットのバックランプのサイズについて紹介しました。DIYで交換する場合は、バルブの規格をしっかり確認し、正しい手順で注意して行いましょう。
HID屋のおすすめバックランプは、いずれも信頼性が高く、多くのユーザーに支持されています。車のバックランプを交換して、より快適なドライブを楽しんでください。