例年、春先から初夏にかけて、中国大陸から運ばれてくる黄砂。
黄砂によって愛車が汚れてしまうことに、お悩みの方も多いのではないでしょうか。
この記事では黄砂が着いた愛車をキレイにするための、正しい落とし方や洗車機の使い方、予防策などを解説します。
皆さんと同様に、黄砂に悩まされている読者の対策もあわせて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
車に黄砂が付着したら数日以内に洗車しよう

車に黄砂が付着したら、数日以内に洗車するのがおすすめです。
一度車体に付いた黄砂が雨などで水分を含むと、黄砂は粘土状に変化して固着し、落としづらくなります。
また黄砂には様々な化学物質や汚染物質が含まれており、これらの成分が車の塗装面に変色やシミを引き起こすことも。
さらに黄砂で傷んだ塗装に水分や汚れが入ることで、サビが発生する恐れもあります。
このように車に付着した黄砂を長時間放置すると、沢山のリスクを抱えてしまいます。
そのため、車に黄砂が付着したら、後回しにせず早めに洗車することが有効です。
これでバッチリ!黄砂を落とす効果的な洗車方法
ここからは愛車に付いた黄砂を効果的に落とす洗車方法を解説していきます。具体的には以下の方法です。
- 水で黄砂を洗い流す
- たっぷりの泡で優しく洗う
- 水滴が残らないよう拭き上げる
水で黄砂を洗い流す
黄砂が車体に残った状態で洗車を行うと、細かい粒子が摩擦によって、塗装に傷ができてしまいます。
そのため洗車をするときには、まず付着した黄砂を水で洗い流しておきましょう。

ホースや高圧洗浄機などで勢いをつけ、ボディに斜めに当てるようにしてホウキで掃くようなイメージで水を当てていくと、効果的に黄砂が洗い流れていきます。
たっぷりの泡で優しく洗う
泡が少ない状態で、ごしごしと洗うと、黄砂と車体が擦れて傷ができてしまいます。
愛車を傷めないために洗車の際は、カーシャンプーでたっぷり泡を作り、優しく洗いましょう。

適量のカーシャンプーをバケツに入れ、上記画像のように勢いよく水を注ぐと、泡立ちやすくなります。
この泡を使って優しくボディを洗うことで、摩擦から生じる傷を防ぎながら、車体にこびりついた黄砂を落とせます。
水滴が残らないよう拭き上げる
愛車を洗い終えたら水滴が残らないよう、しっかりと拭き上げることも重要です。
残った水滴が蒸発することでシミになり、洗車の仕上がりに悪影響を与えます。
また残った水滴に黄砂が付着してしまうと、せっかくの洗車が台無しになってしまいます。
そうならないためにも洗車を済ませたら、しっかりと拭き上げて水滴を取り除きましょう。

拭き上げは乾いたタオルで行うと、生地の硬さでボディを傷つけることがあります。
黄砂が付いた車を洗車するタイミング
黄砂が付いた車を洗車するタイミングとして「黄砂が舞っていない日」か「曇りの日」が良いです。
せっかく洗車で黄砂を洗い落としても、タイミングが悪ければ、黄砂が再び付着してしまいます。
そのため黄砂が付着した場合は、「黄砂が舞っていない日」を見計らって洗車するのがおすすめです。
また日差しが強い日だと、洗車で車体に残った水滴がすぐに蒸発してシミになりやすいため、「曇りの日」に行うのも良いでしょう。
黄砂が付いた車を洗車機で洗う際のポイント
忙しいときでも手軽に利用できる洗車機ですが、手洗いと比べて傷が付きやすいと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
黄砂が付いた車を洗車機で洗う際のポイントとして、「洗車機を使う際には予洗いを行って黄砂を洗い流しておくこと」が重要です。
洗車機の使用で傷ができる原因として、車体に黄砂が付着したままで回転するブラシを当てることにより、摩擦が生じることが挙げられます。
これを防ぐために、予洗いを行ってくれる洗車機を使えば、傷が発生するリスクを大幅に減らせます。

具体的には洗車機に通す前に、予め水を当てて予洗いしてくれる店舗を利用しましょう。
この予洗いは、店員が給油作業や窓拭きなど一切の作業を行ってくれる、フルサービスのガソリンスタンドに多い傾向があります。
実際に予洗い込みで洗車機を利用する場合は、店舗に向かう前に、予洗いを行ってくれるか予め確認しておくと良いでしょう。

またセルフのガソリンスタンドでも、ブラシで洗う前にジェット水流で汚れを洗い流す洗車機がある店舗もあるので、こちらを利用するのも有効です。
※今回ご紹介した方法で100%傷が予防できる訳ではありません。
黄砂の付着を予防する方法
黄砂の付着を予防できれば、洗車の手間なく、愛車をキレイに保てます。
黄砂の付着を予防する方法として、以下の2つを紹介します。
- ボディカバーをかける
- コーティングを施工する
ボディカバーをかける

ボディにカバーをかければ、物理的に黄砂の付着を防げます。特に利用頻度が低い車の場合、カバーを一度かけることで、次の運転まで黄砂の付着を予防できます。
ただし既に黄砂が付着してしまっている場合は、ボディとカバーとの摩擦でボディが傷ついてしまうので、黄砂を洗い流してから使用しましょう。
ボディカバーは青空駐車の車両だけでなく、カーポートで保管している車両にも有効です。
四方を壁で囲まれたガレージ(車庫)と異なり、カーポートは屋根のみの設置が一般的であり、横風による黄砂の付着は防ぎきれないためです。
このようにガレージ以外で愛車を保管している方にとって、ボディカバーは黄砂の汚れ防止として強い味方になってくれるでしょう。
コーティングを施工する

ボディにコーティングを施せば、黄砂の付着によるダメージを防げます。
またコーティングの皮膜によって、簡単な洗車でも黄砂を落としやすくなります。
なおコーティングは黄砂をしっかり洗い落とすなど、下地処理を整えてから行いましょう。
筆者自身、黄砂が残った状態でコーティングを行ってしまい、汚れがそのままボディに付着した状態になってしまった経験があります。
そのような失敗を防ぐために、下地処理もあわせて行えるコーティング剤がおすすめです。

すぐに洗車できない場合の応急処置を紹介
黄砂はシーズンに入ると、地域によっては毎日のように舞うこともあります。
そのため、車に付着した黄砂には早めの洗車が重要だと分かっていても、すぐに洗車できない方もいらっしゃるでしょう。
そんな方に向けて、すぐに洗車できない場合に、日頃筆者が行っている応急処置を紹介します。応急処置の方法は以下の2通りです。
- 流水で大まかな黄砂を洗い流す
- タオルや雑巾で窓ガラスを拭く
流水で大まかな黄砂を洗い流す

ホースや高圧洗浄機でたっぷりの水をかけることで、ボディに付着した黄砂を洗い流します。
この方法であれば洗車ができなくても、大まかな黄砂を取り除くことができます。
ただしシャンプーを使って黄砂を落としていないので、あくまで応急処置として行ってください。
また、この方法だとボディの拭き上げができず、流し切れていない黄砂が固着する箇所もできてしまうため、長期間放置しないようにしましょう。
実施にあたり、以下の点にも注意してください。
・水で流すのにあわせて、タオルやスポンジで拭かないでください。傷の原因になります。
・水道水で行うとウォータースポットができてしまいます。可能なら「純水」の使用も検討してください。
タオルや雑巾で窓ガラスを拭く

黄砂でボディが汚れていても、一度車内に入ってしまえば気にならない方もいらっしゃると思います。
しかし窓は車内からも黄砂などの汚れが見え、運転に支障がでる場合があります。
そんな時には、タオルや雑巾で窓ガラスを拭く応急処置がおすすめです。
窓をキレイにする方法としてウィンドウォッシャーも考えられますが、ウォッシャー液がボディに散ったり、窓ガラスに残ったウォッシャー液が黄砂と混ざり、固着する場合があります。
そのようなリスクを避けるため、洗車の時間がなく窓ガラスの黄砂だけを取り除く場合、筆者は水で濡らしたタオルや雑巾で窓ガラスを拭いています。
なお濡れタオルだけだと拭きスジが残ったり、濡れたところに黄砂が再付着するため、乾いたタオルも併用する二度拭きがおすすめです。
・新品のタオルや、乾いている・硬いタオルで拭くとガラスに傷がつく恐れがあるので、柔らかくて濡れたものを使用してください。
・筆者の経験上トラブルは発生しておりませんが、黄砂の摩擦によって窓ガラスに傷がつくのが不安な方は、上記の方法はお控えください。
まとめ
愛車をキレイに保つには、黄砂が付着するたびに、根気よく洗車を行うことが重要です。
ただし洗車が行えるタイミングは限られているため、今回ご紹介した応急処置を試してみるのも良いでしょう。
また黄砂は地域によっては毎年運ばれ、オーナーを悩ますため、予防策を講じるのも有効です。
予防策のうちコーティングは、一度施工すれば花粉が付着しても洗い落としやすくなるだけでなく、被膜によって車体へのダメージも防いでくれます。
特にガラスコーティングの場合は被膜が強く、3年間維持する製品もあるので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

