デリカD:5で車中泊がしたい!段差解消のアイデアと必須カスタム&グッズを紹介

デリカD:5で車中泊している様子

ミニバンでありながら高い悪路走破性を誇り、アウトドア好きから絶大な人気を集めるデリカD:5。「デリカD:5で車中泊したいけれど、快適に寝られるか不安…」とお悩みではないでしょうか?

デリカD:5の車中泊では、シートを倒した際の段差や傾斜など、対策が必要なポイントがあります。

そこで当記事では、デリカD:5が車中泊におすすめな理由や、快適なベッドスペースを作るための段差解消法、あると便利なグッズについて解説します。

さらに、おすすめのカスタムや安全に楽しむための注意点もまとめているので、デリカD:5で車中泊を楽しみたい方はぜひ参考にしてください。

目次

デリカD:5が車中泊におすすめな理由

デリカD:5が車中泊におすすめな理由は以下の通りです。

  • 広い室内空間を確保できる
  • キャンプや車中泊に適した悪路走破性
  • シートアレンジの豊富さ

ミニバンとSUVの長所を兼ね備えたデリカD:5は、他の車にはない強みがたくさんあります。これから車中泊を始めたい方に向けて、それぞれの魅力を詳しく解説していきます。

広い室内空間を確保できる

デリカD:5の広い室内空間

2列目・3列目シートを倒すことで奥行き約2,000mmの広大なフラットスペースを作れます。

大人が足を伸ばして寝られるのはもちろん、車内でくつろいでも窮屈になりにくい居住性の高さが特徴です。4人家族(大人2人・子ども2人)でも就寝できるスペースを確保できます。

長身の男性でも体を丸めずにまっすぐ寝転がれるため、翌日に疲れを残さず快適な朝を迎えられます。また、足元やサイドの余ったスペースに荷物や着替えなどを置いておけるのも、室内が広いデリカD:5ならではのメリットです。

キャンプや車中泊に適した悪路走破性

悪路走破性に優れたデリカD:5

他のミニバンにはない強力な四駆システムや、最低地上高の高さもデリカD:5の魅力です。

舗装されていないキャンプ場や、少し荒れた道の先にある山上の車中泊スポットなどでも、安心してアクセスできる力強さを持っています。

とくに急な悪天候に見舞われた際や、冬場の雪道を走行する場面でも、この安定した走りが大きな安心感につながります。また、アイポイントが高いため長距離運転でも疲れにくく、遠方の車中泊スポットまでスムーズに移動できるのもメリットです。

シートアレンジの豊富さ

自転車を積んだデリカD:5

デリカD:5には、2列目・3列目シートを倒す以外にも以下のようなシートアレンジがあります。

  • 5名乗車+ラゲッジスペース(8人乗り)
  • 5名乗車+長尺ラゲッジスペース(7人乗り)
  • 2名乗車+最大ラゲッジスペース
  • セカンドシート+サードシートフラットモード
  • フロントシート+セカンドシートフラットモード
  • 4名乗車+長尺ラゲッジスペース

参考:MITSUBISHI MOTORS公式

デリカD:5は乗車人数や荷物量に合わせた柔軟なシートアレンジができるため、さまざまな使い方が可能です。

たとえば、夫婦だけの車中泊なら「2名乗車+最大ラゲッジスペース」にして広大な就寝エリアを作れます。釣り竿や自転車などの長い荷物を積むなら「長尺ラゲッジスペース」のように、目的に合わせて最適な空間を確保できます。

とくに、荷物が多くなりがちなアウトドアでも、就寝スペースと荷物置き場をしっかりと分けられるのは大きな強みです。天候が悪く車内で過ごす時間が長くなっても、アレンジ次第で窮屈さを感じずにゆったりとくつろげます。

ただ、シートを倒すだけではどうしても段差や傾斜が残ってしまうため、次で紹介する段差解消の工夫が必要です。

デリカD:5の車中泊を快適にする段差解消のコツ

快適な就寝スペースを作るための段差解消のコツは以下の通りです。

  • 車中泊ベッドキットの使用
  • インフレータブルマットの導入

長時間の運転やアクティビティの疲れを癒やすためには、シートを倒した際の段差解消が欠かせません。

コンパネなどを使いベッドキットを自作する選択肢もありますが、予算や求める手軽さに合わせて市販の専用キットやマットを選択しましょう。

車中泊ベッドキットの使用

デリカD:5のベッドキット

もっとも確実な方法は、デリカD:5専用に設計されたベッドキットの設置です。

約3〜10万円と高額になりますが、シートの凹凸を感じさせない強固で完全なフラットの就寝スペースを作れます。ベッド下に収納スペースも設けられるので、荷物が多い家族での車中泊にも最適です。

車体への穴あけなど難しい加工が不要なタイプが多く、DIYに慣れていない方でも比較的簡単に組み立てられます。休日の車中泊ではベッドとして活用し、普段の街乗りではマットを取り外して通常の座席に戻すなど、日常の用途に合わせて柔軟に使い分けられる点も嬉しいポイントです。

インフレータブルマットの導入

インフレータブルマットを敷いたデリカD:5

予算を抑えつつ段差を解消したいなら、自動で膨らむインフレータブルマットの導入がおすすめです。

インフレータブルマット:圧縮性のウレタンフォームを内蔵し、バルブを開くと自動で空気を取り込み膨らむマット。

厚さ8cmのマットを使用すればシートの凹凸を吸収し、銀マットとエアマットの中間くらいの硬さで、家のベッドに近い寝心地になります。

銀マット:クッション材の表面にアルミ加工を施したマット。安価で気軽に購入できる。

エアマット:空気で膨らむマット。寝心地が柔らかく、ふわふわした寝心地になる。

筆者もインフレータブルマットを使用していますが、快眠のためには欠かせないアイテムになっています。

もし段差や傾斜が気になる場合は、へこんだ部分にクッションやタオルを入れると解消できます。ベッドキットとインフレータブルマットの両方を取り入れると、さらに快適に過ごせるでしょう。

デリカD:5の車中泊をさらに快適にするカスタムアイデア3選

車中泊をより快適にアップデートするカスタムアイデアは以下の通りです。

  • ルーフラック・リアラダーの装着
  • 防虫ネットの取り付け
  • サイドオーニングでリビングスペースを拡張

車内の設備だけでなく、外装をカスタムすることで居住空間はさらに広く、使いやすくなります。これらは自力でのDIYも可能ですが、自信がない方は専門業者に依頼するのがおすすめです。

デリカD:5の無骨なスタイルに似合い、実用性も兼ね備えたおすすめのカスタムを紹介していきます。

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ルーフラック・リアラダーの装着

デリカD:5に装着したルーフラック

かさばる荷物や持ち帰るゴミなどをルーフに積むことで、車内の就寝スペースを広く確保できます。

リアラダーとセットで装着することで荷物の上げ下ろしがしやすくなり、オフロード感も増すため見た目の良さも向上します。

リアラダー:車体後部に取り付けるハシゴのこと。

ただ、ルーフラックに荷物を乗せすぎると走行時のバランスを崩すおそれがあるため、各メーカーが定める積載重量は必ず守りましょう。

装着後は車高が高くなるため、立体駐車場やトンネルの高さ制限に引っかからないよう、あらかじめ車の高さを把握しておくと安心です。

防虫ネットの取り付け

防虫ネットを装着したデリカD:5

夏場の車中泊では、車内の換気が必要不可欠です。ドアやバックゲート用の防虫ネットを取り付ければ、不快な虫を防ぎつつ外の涼しい風を取り込めます。

デリカD:5専用設計のアイテムを選べば、隙間からの虫の侵入をより確実に防げるでしょう。

ただ、貴重品を外から見えない場所に保管するなど、防犯対策をして過ごしましょう。

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サイドオーニングでリビングスペースを拡張

サイドオーニングでリビングを拡張したデリカD:5

サイドオーニングとは、タープ代わりに使える車の側面に装着する巻き取り式の日よけのことです。広げるだけで、デリカの横をリビングスペースにできるため、車内と車外をシームレスに行き来する開放的なスタイルを楽しめます。

強い日差しや突然の雨をしのぐ屋根代わりにもなり、タープ設営の手間を省きたい方にはとくにおすすめです。

ただ、道の駅やサービスエリアといった仮眠目的以外での利用が制限されている場所でのサイドオーニングの利用は、マナー違反となるため絶対にやめましょう。使用する際は、オートキャンプ場やRVパークなど、車外の活動が許可された施設のみにしてください。

デリカD:5での車中泊する際にあると便利なグッズ

車中泊の質を上げてくれる便利なグッズは以下の通りです。

  • 遮光シェード・カーテン
  • ポータブル電源
  • 小型LEDランタン・ルームランプ
  • LEDヘッドライト・フォグライト

車中泊での時間を充実させるには、シチュエーションに応じた専用グッズの活用が欠かせません。夜間の車内での過ごしやすさや、安全性を格段に高めてくれるアイテムを紹介します。

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遮光シェード・カーテン

車内に設置したカーテン

車中泊では、外からの視線や街灯の光を遮るためにサンシェードやカーテンが必須です。

プライバシー保護や防犯対策として役立つだけでなく、外気温の影響を受けにくくなります。また、冬場の冷気や夏場の強い日差しによる車内の温度変化を和らげる効果もあります。

とくに女性や家族での車中泊では、着替えの際の覗き見防止としても欠かせません。デリカD:5専用設計を選べば、わずかな隙間からの光漏れや外気の侵入をより防げます。

ポータブル電源

ポータブル電源

エンジンを切った状態でも電源を確保できるポータブル電源は、車中泊の快適性をグッと高めてくれるアイテムです。とくに夏場の扇風機や小型クーラー、冬場の電気毛布など、冷暖房機器を使う季節には欠かせません。

容量ごとの使用できる家電の目安は以下の通りです。

容量使用用途
200〜500Wh未満スマホやLEDランタンの充電が可能
500〜1000Wh扇風機や電気毛布が使える
1000〜1500Wh冷蔵庫や調理家電が使える
2000Wh以上冷暖房が使える

なお、長時間のアイドリングは一酸化炭素中毒や騒音トラブルのリスクがあります。ポータブル電源は、安全に家電を使うためのアイドリング対策としても有効です。

スマホの充電はもちろん、容量の大きいものを選べば災害時の非常用電源としても役立つため、ぜひ導入を検討してみてください。

小型LEDランタン・ルームランプ

小型LEDランタン

安全に過ごすためには、燃料が不要なLEDランタンがおすすめです。車内で火気を使用するガス・オイルランタンは、一酸化炭素中毒や火災の危険があるため控えましょう。

大型LEDランタンを1つ置くよりも、小型を複数配置するほうが車内をまんべんなく照らせます。さらに夜間のトイレ移動で持ち出す際にも役立ちます。

また、荷物の積み下ろし時に使う車のルームランプを明るいLEDに交換しておくと便利です。ただ、長時間点灯したままにするとバッテリー上がりの原因になるため注意してください。

LEDヘッドライト・フォグライト

デリカD:5のLEDフォグランプ

暗い山道や街灯のないキャンプ場へ向かう際、純正のライトでは暗く感じるケースがあります。

前期型デリカD:5の場合は純正ヘッドライトがHIDのため、LEDヘッドライトやフォグライトに交換すれば、夜間の運転が安心かつ安全になるためおすすめです。

とくに、HID屋の「Mシリーズプレミアム」や「DSシリーズ」は、圧倒的な明るさで前方の視界をクリアに照らし出します。夜道の運転が不安な方は、交換しておくと安心です。

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デリカD:5で車中泊する際の注意点・NG行為

車中泊で必ず守るべき注意点・NG行為は以下の通りです。

  • 車内での火気厳禁
  • 長期滞在や長時間のアイドリング
  • バッテリー上がり

安全で楽しい車中泊にするためには、車中泊ならではのリスクやマナーを正しく理解しましょう。周囲への配慮や思わぬ事故を防ぐために、必ず守るべきポイントを紹介します。

車内での火気厳禁

冬場の暖房や調理などを目的として、カセットガスのストーブやコンロを車内で使うのは危険です。密閉空間の車内ではあっという間に酸素が薄くなり、一酸化炭素中毒や火災を引き起こすリスクがあるため絶対にやめましょう。

車中で食事をとる場合は、自宅で下準備を済ませたお弁当やレトルト食品などを活用すると安心です。

車外での活動が許可されている場合は車外で調理し、禁止の施設では車内で火を使わない工夫を心がけてください。ポータブル電源とIH調理器具の組み合わせがおすすめです。

長期滞在や長時間のアイドリング

道の駅やサービスエリアはドライバーの仮眠や休憩施設であるため、キャンプ目的のような長期滞在や連泊はマナー違反になります。

宿泊する際は、公式に許可されたRVパークなどを利用してください。また、長時間のアイドリングは一酸化炭素中毒の危険があるうえ、エンジン内部の不完全燃焼を引き起こし故障の原因にもなります。

とくにデリカD:5のようなディーゼル車はエンジン音が大きいため、周囲の就寝を妨げないようエンジンは必ず切って過ごしましょう。

バッテリー上がり

エンジンを切った状態でのルームランプのつけっぱなしや、カーナビでテレビや動画を視聴し続けると、バッテリーが上がるおそれがあります。

車中泊で冷暖房などの電化製品を使う際は、車のバッテリーを消耗しないポータブル電源を活用しましょう。

万が一に備えて、ロードサービスの連絡先を控えておいたり、ジャンプスターターを持参したりするのもおすすめです。

デリカD:5の車中泊に関してよくある質問

デリカD:5で車中泊する際のよくある質問をまとめました。ぜひ、参考にしてください。

デリカD:5のダメなところは?

デリカD:5は、車高の高さゆえに乗り降りがしにくい点や、3列目シートが重く格納作業に力が必要な点がデメリットとして挙げられます。

また、2025年12月以前のMグレード以外のモデルに標準装備のアクセサリーコンセントは100V(パソコンの充電程度)までしか対応していません。家電を使いたい場合は、大容量のポータブル電源が必須となります。

ただ、デリカD:5でしか味わえない魅力も多数あり、ミニバン×SUVの唯一無二の存在として高い売上を誇っています。

デリカD:5の8人乗りと7人乗り、車中泊ならどっち?

車中泊を重視するなら、2列目がベンチシートになっている「8人乗り」がおすすめです。フルフラットにした際、2列目の間に隙間が発生せず、寝床を作りやすいためです。

なお、7人乗りの場合は独立した座席になるため、2列目のシートの間にスペースが生じます。専用マットレスや隙間を埋めるクッションなどを導入すれば、快適に就寝できます。

まとめ

デリカD:5での車中泊に関する重要なポイントは以下の通りです。

  • 室内空間の広さと悪路走破性の高さから、車中泊に向いている
  • シートを倒した際の段差解消には、専用ベッドキットやインフレータブルマットを利用する
  • 火気厳禁、アイドリングストップなどマナーを順守する

デリカD:5は、段差対策や専用カスタムを施すことで、最高のアウトドアの相棒になります。ルールやマナーを順守し、デリカD:5での車中泊を楽しみましょう。

また、夜間の運転に備えて、ヘッドライトやフォグライトを明るいLEDに交換しておくことも充実した旅のためにご検討ください。

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この記事はHID屋が監修しています

HID・LED専門店を運営。累計1,000社以上と取引しており、楽天月間優良ショップ14回受賞、お客様満足度97.4%。本メディアでは、HID・LEDを長年販売してきた経験から、車のヘッドライト・フォグランプ等の関するお役立ち情報を発信していきます。

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