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【D2S編】ヘッドライトをLED化したい!注意点・おすすめ商品について解説!

D2Sのヘッドライトが適用可能な日産ルークス

ヘッドライト交換を検討されている方で、「D2S」の規格でLEDヘッドライトを探している方も多くいるのではないでしょうか。

今回は、D2SのヘッドライトをLED化する方法について解説します。LEDヘッドライトは、ハロゲンヘッドライトに比べて明るく長寿命なだけでなく、省電力で車体への負担も軽減できます。さらに、スタイリッシュな見た​​目も魅力です。

この記事では、D2Sの特徴・注意点、交換手順、おすすめの商品について詳しく解説します。愛車を快適かつ安全にカスタムしたいと考えている方にとって、役立つ情報となるでしょう。

目次

ヘッドライトの規格「D2S」とは?

街中を走るワゴンRスティングレー

D2Sはあらゆる車種に適用されているヘッドライトの規格ですが、どのような特徴があるのでしょうか。まずは、D2Sの特徴について解説します。

D2Rとの違い

D2Sのヘッドライトとよく似た規格で、「D2R」と言うものもあります。D2SとD2Rは、どちらも自動車用HIDバルブの規格ですが、ヘッドライトの形状とバルブの形状に違いがあります。

まず、D2Sはプロジェクターヘッドライトであり、レンズで光を屈折させて照射するため、シャープな光軸と明るい配光を実現できます。一方、D2Rはリフレクターヘッドライトであり、反射板で光を反射させて照射するため、広い照射範囲と柔らかい光を実現できます。

また、D2Sバルブは、プロジェクターヘッドライト用のため、遮光塗膜がありません。これは、プロジェクターレンズが光を制御するため、バルブ自体に遮光機能が必要ないからです。一方、D2Rバルブは、リフレクターヘッドライト用のため、遮光塗膜が施されています。これは、リフレクターが光を拡散するため、バルブから直接上方向への光を防ぐ必要があるからです。

なお、D2S規格のヘッドライトの交換を検討されている方は、規格に合わないヘッドライトを購入してしまうと装着できないため、D2R対応のヘッドライトではなくD2S対応のものを選んで購入するようにして下さい。

D2Sを採用している車種一覧

D2S規格は、2000年代前半から多くの車種に採用されてきたHIDバルブ規格です。具体的には、以下に挙げるような車種に採用されています。

  • トヨタ: クラウン、マジェスタ、アルト、プリウス、ハリアー、ランドクルーザーなど
  • 日産: フーガ、スカイライン、セレナ、エクストレイル、ノートなど
  • ホンダ: レジェンド、アコード、オデッセイ、ステップワゴン、フィットなど
  • マツダ: RX-8、アテンザ、デミオ、CX-5、CX-3など
  • スバル: レガシィ、フォレスター、アウトバック、XV、BRZなど
  • 三菱: アウトランダー、ギャラン、デリカD:5、パジェロ、エクリプスクロスなど

これらの車種でヘッドライトの交換を検討されている方は、ぜひ最後まで記事を読んでください。

D2SのヘッドライトをLED化する際の注意点

桜の下を走る赤のn-one

D2SのヘッドライトをLED化する際、以下の点に注意しましょう。

  • 車種に適合していることを確認する
  • キャンセラーが必要な場合がある
  • 光軸調整を確実に行う

ここからは、これらについて解説します。

車種に適合していることを確認する

LED化する際には、車種に適合するかどうかの確認が必要です。LEDバルブは、D2S HIDバルブと形状や規格が異なるため、一部の車種では取り付けができない場合があります。そのため、購入前に必ず自分の車のヘッドライトバルブの規格を確認しましょう。確認方法としては、車両取扱説明書をチェックする、メーカーのウェブサイトで情報を探す、またはカー用品店で問い合わせるといった方法があります。

キャンセラーが必要な場合がある​​

LEDバルブは、消費電力がD2Sバルブと異なるため、車種によっては車体側の誤作動防止機能が誤作動してしまう場合があります。誤作動を防ぐために、キャンセラーと呼ばれる抵抗器が必要になる場合があります。必ず事前に確認しておきましょう。

光軸調整を確実に行う

LEDヘッドライトに交換する際、光軸調整は欠かせない工程です。LEDヘッドライトは光源の位置が異なるため、交換後に光軸がずれる可能性が高いです。このずれを放置すると、対向車や歩行者を眩ませてしまう恐れがあります。そのため、光軸を適切に調整することが必要です。

光軸調整の方法には、調整ネジを使って自分で行う方法と、専門業者がテスターを使って行う方法があります。特に、LEDヘッドライトに交換した直後、ヘッドライトユニットを取り外した後、あるいは長期間使用した後には光軸調整が必須です。自分で調整する場合は、取扱説明書をしっかりと読み、明るく水平な場所で作業することが重要です。また、他の車両や歩行者に迷惑をかけないよう、光軸が正確に調整されているか確認することも必要です。

D2SのヘッドライトをLED化する方法

晴れ空の下に駐車するエルグランド

ここからは、D2SのヘッドライトをLED化する方法について、LEDの選定から作業までの流れを説明します。

車種に合ったLEDヘッドライトを選ぶ

車種によって形状や取り付け方法が異なるため、自身の車に合った製品を選ぶ必要があります。また、明るさや色温度、機能なども比較検討して、ニーズに合った製品を選びましょう。

車のバッテリーを外す

LEDヘッドライトの取り付け作業を行う前に、車のバッテリーを外します。バッテリーのマイナス端子から外して、10分程度放置してから作業を開始します。これは、感電を防止するための措置です。

ヘッドライトユニットを取り外す

ボンネットを開け、ヘッドライトユニットを固定しているネジやクリップを外します。ヘッドライトユニットを取り外す手順は、車種によって異なるため、取扱説明書を参考に作業を進めてください。

ハロゲンバルブを取り外し、LEDバルブを装着する

ヘッドライトユニットからハロゲンバルブを取り外し、LEDバルブを装着します。LEDバルブには極性があるため、向きに注意して装着する必要があります。また、多くのLEDバルブにはアダプターや変換コネクタが必要となりますので、事前に準備しておきましょう。

ヘッドライトユニットを元に戻し、光軸調整する

LEDバルブを装着したら、ヘッドライトユニットを元に戻し、ネジやクリップで固定します。最後に、バッテリーを繋ぎ、正常に点灯することを確認し、光軸調整します。なお、光軸調整は以下の手順にて実施します。

  1. 車体の準備
  • 車を平らな場所で止め、エンジンを切る
  • ヘッドライトをONにする
  • 車体から壁までの距離を測り、その半分の高さにマスキングテープで水平線を引く
  1. 光軸調整
  • ヘッドライトユニット裏側の調整ネジを見つける
  • 調整ネジを回して、光の横方向と縦方向の位置を調整する
  • 光の横方向は、マスキングテープの水平線と一致するように調整する
  • 光の縦方向は、車種によって異なる基準値に調整する
  1. 確認
  • 調整後、ヘッドライトの照射範囲を確認する
  • 必要に応じて、再度調整を行う

LEDヘッドライトは、明るく長寿命で、車検対応の製品を選べば安全に装着することができます。しかし、光軸調整を怠ると、思わぬ事故につながる可能性があります。必ず上記の手順を参考に、適切な光軸調整を行ってください。

※ヘッドライトの交換は必ず自己責任で行ってください。作業に不安がある方は、専門業者へ依頼すると安心です。

D2SのヘッドライトにおすすめのLEDライト3選

最後に、ヘッドライトをLED化する際におすすめのLEDバルブを3つ紹介します。ここでは、販売実績多数の「HID屋」のラインナップから特におすすめのものを選びました。HID屋では他にもさまざまな種類のバルブを販売しているので、気になる方はチェックしてください。

おすすめ1:LEDヘッドライト / フォグランプ Dシリーズ

LEDヘッドライトDシリーズ

LEDヘッドライト / フォグランプ Dシリーズは、多くの車種に対応し、純正HIDを簡単にLED化できる優れた製品です。6500Kのホワイト光はHIDの160%の光量を誇り、夜間走行時の視認性を大幅に向上させます。取り付けは純正HIDバラストに直接接続するだけで完了し、特別な工具や技術を必要としません。

このDシリーズは耐久性にも優れ、熱伝導率の高いアルミニウム合金を使用し、内部の温度センサーによりLED素子の破損を防ぎます。アイドリングストップ車やハイブリッド車でも安定して使用できるため、コストパフォーマンスも抜群です。さらに、360度回転するバルブフランジにより、簡単に光軸を調整でき、車検にも対応可能です。

HIDバルブの発光部と同位置に特注の明るいLEDチップを配置し、理想的な光と明るさを実現するDシリーズは、視界を広く照らし、安全運転をサポートします。信頼できるメーカーから提供され、品質と性能に自信があり、充実したアフターサービスも備えています。エルグランドのヘッドライトをLED化するなら、このDシリーズが最適です。優れた明るさと耐久性、簡単な取り付け方法で、夜間のドライブを一層快適にします。

シリーズ名Dシリーズ
明るさ12200lm
色温度6500K
適合規格D2S/D2R/D4S/D4R

おすすめ2:LED ヘッドライト Q シリーズ

LEDヘッドライトQシリーズ

LEDヘッドライト / フォグランプ Qシリーズは、革新的な設計と高性能でドライバーに人気の製品です。最大の特徴は特大の高性能LEDチップを採用し、68400cdもの驚異的な明るさと広範囲に広がる配光を実現する点です。これにより、夜間走行時の視認性が大幅に向上します。さらに、LEDバルブの先端には赤銅素材が使用され、優れた熱伝導率で効率的な冷却を可能にし、長時間の使用でも安定した明るさを維持し、バルブの寿命も延ばします。

取り付けは特別な工具や技術を必要とせず、バルブ交換と同じ感覚で取り付けられるため、DIY初心者でも安心して作業が行えます。また、このLEDバルブはフォグランプとしても使用可能で、ヘッドライトと併用することで視認性がさらに高まり、悪天候時や霧の中でも安全な走行が可能です。

QシリーズのLEDヘッドライトは、明るさと視認性を求めるドライバーに最適です。特に夜間や悪天候時に道路状況をしっかりと把握できることが安全運転に直結します。このシリーズのLEDバルブは、優れた配光と明るさでドライバーの視界を広げ、安全性を高めます。さらに、Qシリーズはデザイン性にも優れており、車両の外観をスタイリッシュに演出します。

シリーズ名Qシリーズ
明るさ68400cd
色温度6500K
適合規格H4/H7/H8/H10/H11/H16/
HB3/HB4/HIR2/PSX26W/
D2S/D4S

おすすめ3:LEDヘッドライト / フォグランプ Dsシリーズ

LEDヘッドライトDsシリーズ

Dsシリーズは、圧倒的な8200ルーメンの明るさを誇るLEDヘッドライトで、純正HIDバルブを大きく上回ります。この明るさにより、夜間の視界が飛躍的に向上し、路面をより遠くまで照らし出すことができます。その結果、死角を減らし、より安全で快適な運転が可能となります。

この製品は、純正HIDバルブと同じサイズで設計されているため、バルブを交換するだけで簡単にLED化が実現できます。バンパーやヘッドライトユニットの取り外し、バラストやドライバーの交換も不要です。適合する車種であれば、誰でも手軽に取り付けることができます。

さらに、DsシリーズはHIDよりも点灯速度が速く、すぐに最大光量に達します。これにより、夜間の高速道路や突然の危険な状況にも迅速に対応できます。また、車検基準を満たす設計で、発光点位置も純正HIDと一致しているため、車検も問題ありません。

放熱性にも優れており、エアロアルミ素材と改良された冷却ファンを採用しています。これにより、長時間の使用でも安定した性能を発揮し、長寿命を実現しています。Dsシリーズは1年保証もついており、ユーザーに安心して使用していただけます。Dsシリーズで夜道を明るく安全に走行しましょう。

シリーズ名Dsシリーズ
明るさ8200lm
色温度6500K
適合規格D2S/D4S

まとめ

D2Sのヘッドライトを交換することで、視認性が上がりドレスアップ効果が高まります。正しい手順を理解して必要な道具をあらかじめ準備し、安全にヘッドライトをLED化しましょう。また、LEDヘッドライトのバルブを選ぶ際は、種類・実績ともに豊富な「HID屋」をぜひご利用ください。

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この記事はHID屋が監修しています

HID・LED専門店を運営。累計1,000社以上と取引しており、楽天月間優良ショップ14回受賞、お客様満足度97.4%。本メディアでは、HID・LEDを長年販売してきた経験から、車のヘッドライト・フォグランプ等の関するお役立ち情報を発信していきます。

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