「ちょうどいいホンダ」というフレーズと共に、コンパクトミニバンを席巻したホンダ・フリード。
6人以上の乗車利用も可能なフリードには、夜間の視認性と安全性を向上させるLEDヘッドライトは効果的です。
しかし、そんなLEDヘッドライトが暗くなる場合があります。
この記事ではフリードのLEDヘッドライトが暗くなったときの交換について費用やモデル・年式別に最適なバルブ形状を解説していきます。
暗くなったらバルブ交換のサイン?
フリードのLEDヘッドライトが暗くなったとき、それはバルブ(電球)交換のサインかもしれません。
LEDヘッドライトが暗くなる原因は色々考えられますが、バルブ本体の劣化はその一つです。
バルブの光源であるLEDはバルブ内に設置されている基盤で制御しており、この基盤は熱に弱い特性をもっています。
しかし構造上ヘッドライト点灯時は基盤が熱を発してしまうため、ヒートシンクや冷却ファンなど対策が施されていても、この熱によって基盤の性能が低下する場合があります。
このようなときは、新しいLEDバルブに交換することをおすすめします。
なおLEDヘッドライトが暗い原因が、基盤の劣化以外の場合とその対策は以下にまとめているので、参考にしてみてください。
いくらかかる?LEDヘッドライトの交換費用を解説
フリードのLEDヘッドライトの交換を行う場合、特にDIYに自信が無い方は、業者に交換を依頼するのがおすすめです。
ただ依頼先によって交換費用は異なり、各工賃は概ね以下のとおりです。
依頼先 | 工賃 |
カー用品店 | 約1,500円〜約2,000円 |
ガソリンスタンド | 約2,000〜約3,000円 |
整備工場 | 約2,500〜約3,000円 |
ディーラー | 約4,000〜10,000円 |
ただし依頼先によっては取り扱っている製品のみ対応しており、持ち込み製品は断られる場合があります。
そのため実際に依頼する際は予め連絡をして、希望する製品に対応してくれるか確認しておきましょう。
フリードのLEDヘッドライトの適合表
フリードには「フリード+」や「スパイク」など車種が分かれており、また型式や年式も分かれているため、ヘッドライトバルブ(電球)の形状は異なります。
そのためLEDヘッドライトを交換する場合は、愛車にあったバルブ形状を予め確認しておきましょう。
以下にフリードのヘッドライトバルブ形状の適合表をまとめているので、交換時の参考にしてください。
なおハロゲンやHID仕様の車両もLEDヘッドライトに交換できるため、併せて記載しています。
フリードのヘッドライト適合表はこちらをクリック!
タイプ | 年式 | 型式 | 仕様 | ロービーム | ハイビーム |
R1.10~ | GB5・6・7・8 | LED | LED一体型 | HB3 | |
R1.10~ | GB5・6・7・8 | ハロゲン | H11 | HB3 | |
フリード+ | R1.10~ | GB5・6・7・8 | LED | LED一体型 | HB3 |
フリード+ | R1.10~ | GB5・6・7・8 | ハロゲン | H11 | HB3 |
H28.9~R1.9 | GB5・6・7・8 | LED | LED一体型 | HB3 | |
H28.9~R1.9 | GB5・6・7・8 | ハロゲン | H11 | HB3 | |
フリード+ | H28.9~R1.9 | GB5・6・7・8 | LED | LED一体型 | HB3 |
フリード (MC後) | H26.4~H28.8 | GB3・4/GP3 | HID | HID(D2R) | ー |
フリード (MC後) | H26.4~H28.8 | GB3・4 | ハロゲン | H4 | ー |
スパイク (MC後) | H26.4~H28.8 | GB3・4/GP3 | HID | HID(D2R) | ー |
スパイク (MC後) | H26.4~H28.8 | GB3・4 | ハロゲン | H4 | ー |
フリード (MC前) | H23.10~H26.3 | GB3・4/GP3 | HID | HID(D2R) | ー |
フリード (MC前) | H23.10~H26.3 | GB3・4/GP3 | ハロゲン | H4 | ー |
スパイク | H22.7~H28.9 | GB3・4 | HID | HID(D2R) | ー |
スパイク | H22.7~H28.9 | GB3・4 | ハロゲン | H4 | ー |
スパイク (MC前) | H22.7~H26.3 | GB3・4 | HID | HID(D2R) | ー |
スパイク (MC前) | H22.7~H26.3 | GB3・4 | ハロゲン | H4 | ー |
H20.5~H23.10 | GB3・4 | HID | HID(D2R) | ー | |
H20.5~H23.10 | GB3・4 | ハロゲン | H4 | ー |
フリードのヘッドライトにおすすめのブランド
フリードのLEDヘッドライト(ハイビーム)に適合するHB3バルブのおすすめのブランドを紹介します。
ここからは各ブランドと製品の特徴を口コミと併せて紹介していきます。
HID屋
商品名 | Mシリーズ |
色 | 6500K |
明るさ | 49600cd |
ワット数 | 55W |
HID屋はLEDやHIDの専門店で、様々なバルブ形状に対応したヘッドライトやフォグランプを取り揃えている日本ブランドです。
紹介するMシリーズは1灯あたり49,600カンデラと非常に明るいため、夜間でも安心・安全なドライブが可能です。
MシリーズはHID屋の売れ筋No.1で、楽天ランキングではヘッドライト部門のランキングで31週連続で1位を取得するほどの人気を得ています。
またMシリーズはこれほどの明るさながら車検に対応しているため、HID屋には多くの信頼の声が寄せられています。
SUPAREE
商品名 | 爆光HB3 led ヘッドライト ハイビーム |
色 | 6500K |
ワット数 | 40W |
SUPAREE(スパリー)は、2006年に設立された自動車・バイク用照明メーカーです。
同社は独自の販売ルートを活用し、手頃な価格で製品を提供しているため、口コミでもコストパフォーマンスの高さに関する声が見られます。
まとめ
ここまでフリードのLEDヘッドライトが暗くなったときの交換について、費用やモデル・年式別に最適なバルブ形状を解説してきました。
LEDヘッドライトが暗い原因は様々ですが、新しいバルブに交換することは今まで以上の明るさを手に入れることに繋がるため、おすすめです。
特にHID屋のMシリーズは明るさだけでなく、耐久性も非常に優れています。
基盤は純銅製、バルブ本体は冷却性能が高いアルミ合金を利用し抜群の耐久性を誇っているため、HID屋のMシリーズに交換することで長期間にわたり安心・安全な運転をお楽しみいただけます。