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車のライトをつけっぱなしに!バッテリーが上がるまで何時間かかる?対処法と予防策も解説

「車のライトをうっかりつけっぱなしにしてしまった…」このような経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

バッテリーの状態によって異なりますが、数時間も放置するとバッテリー上がりに繋がってしまいます。

本記事では、車のライトをつけっぱなしにした場合のバッテリーが上がるまでの仕組みや時間、予防策について解説します。

万が一バッテリーが上がってしまった際の対処法も紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

目次

車のライトをつけっぱなしにしてバッテリーが上がる仕組み

車のバッテリーの画像

車のライトを長時間つけっぱなしにすると、最終的にバッテリーが上がってしまい、エンジンがかからない状態になります。

バッテリーに蓄えられている電力は、車に搭載されている「オルタネーター」と呼ばれる発電機によって作られています。

オルタネーターはエンジンがかかっている時のみ稼働するため、駐車後のエンジンが切られた状態では発電ができません。

エンジンが停止したまま車のライトをつけっぱなしにすると、電力の消費のみが進んでしまい、バッテリー上がりが起こってしまいます。

車のライトをつけっぱなしにしてバッテリーが上がるまでの時間

車の各ライトをつけっぱなしにした場合、バッテリーが上がるまでの時間の目安は以下のとおりです。

ライトの種類消費電力時間
ヘッドライト約8.0~9.5A約3〜5時間
スモールランプ約3.0~4.0A約10時間
ハザードランプ約4.0~8.0A約5〜10時間
ルームランプ約0.9~1.2A約40時間

車にはさまざまなライトが搭載されていますが、ヘッドライトが最も消費電力が大きく、短時間でバッテリー上がりに繋がりやすい傾向にあります。

スモールランプやハザードランプについても、一晩放置しただけでバッテリーが上がってしまうため注意が必要です。

さらに上記は、あくまでバッテリーが十分に充電された状態での目安となります。

車の調子やバッテリーの劣化具合によっては、より短時間で上がってしまう可能性も考えられます。

車のライトをつけっぱなしにしないための予防策

ライトをつけっぱなしにしないための予防策について、以下の3つを解説します。

  • 降車時にチェックを徹底する
  • オートライト機能を活用する
  • LEDライトへ交換する

それぞれ詳しく解説します。

①降車時にチェックを徹底する

基本的な方法ですが、車を降りる際にライトがしっかり消えているか、チェックの徹底を習慣化しましょう。

消費電力の大きいヘッドライトや、駐車後に点けることの多いルームランプは特に気を付けたい部分です。

明るい昼間の時間帯は消灯できているか目視でわかりづらいため、見落としがないよう注意しましょう。

②オートライト機能を活用する

車種によっては、周囲の明るさに合わせて自動で点灯・消灯する「オートライト機能」が搭載されている場合もあります。

何度も消し忘れを繰り返してしまう人は、車を買い替えるタイミングで機能の有無もチェックしておけると安心です。

2016年10月に行われた保安基準の改正により、2020年4月以降に販売される車はオートライト機能の搭載が義務化されています。

車のオートライト機能については、以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご参考ください。

③LEDライトへ交換する

どれだけ注意しようと心がけても「いつかは消し忘れてしまうかも…」と不安に感じる方もいらっしゃると思います。

そのような場合は、車のライトのLED化も1つの手段です。

LEDライトは通常のハロゲンライトと比べて消費電力が少ないため、万が一つけっぱなしにしてしまった場合のリスクを下げられます。

一方で、車に搭載するライトには道路運送車両の保安基準があり、LEDライトも適切な色や明るさをクリアしなければ車検が通らない可能性があります。

LED化を検討する際は、視認性抜群で車検対応も安心の「HID屋」のライトをぜひチェックしてみてください。

バッテリーが上がってしまった際の対処法

バッテリーが上がってしまった場合、以下の3つの対処法があります。

  • ブースターケーブルで充電する
  • ジャンプスターターで充電する
  • ロードサービスやJAFに連絡する

順番に紹介します。

①ブースターケーブルで充電する

ブースターケーブルで充電している画像

ブースターケーブルで他の車のバッテリーと繋いで、バッテリー上がりを復活させる方法があります。

家族や知り合いが近くに住んでいたら、救援に来てもらえるか頼んでみましょう。

ブースターケーブルのマイナス端子を自分の車、プラス端子を救援車に繋ぎます。

その状態でエンジンをかけてもらうと、バッテリー上がりが解消する状態まで5分前後で充電されます。

②ジャンプスターターで充電する

ジャンプスターターで充電している画像

ジャンプスターターは、車用のモバイルバッテリーのようなアイテムです。

バッテリー上がりになった車に繋ぐと、人の手を借りることなく短時間でエンジンをかけることができます。

ジャンプスターター側の充電容量が少ないと使えない可能性もあるため、常に100%まで充電した状態にしておきましょう。

USBポート付きの製品は非常時のモバイルバッテリーとしても使えますので、車に1台は置いておけると安心です。

③ロードサービスやJAFに連絡する

ロードサービスを呼んでいる画像

自分で対処が難しい場合は、ロードサービスやJAFに連絡して救援に来てもらいましょう。

自動車保険にロードサービスが付帯していたり、JAFに入会している方は無料でバッテリー上がりを解消してもらえます。

※非会員の方がJAFを利用する場合、1回あたり1万円程度の費用がかかります。

ただし、バッテリーの交換が必要なケースでは費用が発生するため、普段から劣化に繋がる行動を控える意識が大切です。

以下の記事では、さらに詳しくバッテリーが上がった際の対処法について解説していますので、ぜひご参考ください。

まとめ

本記事では、車のライトをつけっぱなしにした場合の問題点や予防策について解説しました。

ライトをつけたまま放置してしまうと、最終的にバッテリーが上がり、エンジンがかからない状態へ繋がってしまいます。

まずは日常的な予防策を取り入れながら、できるだけバッテリーの寿命を縮めないよう心がけましょう。

「それでも万が一の消し忘れが心配…」と感じる方は、車のライトを消費電力の少ないLEDへ交換する方法もおすすめです。

車のライトのLED化を検討される際は、口コミで「圧倒的な明るさ」「とにかく明るい」などの声が多く寄せられ、実績・種類ともに豊富な「HID屋」の公式サイトをぜひご利用ください。

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この記事はHID屋が監修しています

HID・LED専門店を運営。累計1,000社以上と取引しており、楽天月間優良ショップ14回受賞、お客様満足度97.4%。本メディアでは、HID・LEDを長年販売してきた経験から、車のヘッドライト・フォグランプ等の関するお役立ち情報を発信していきます。

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