「30アルファードをシーケンシャルウインカーにしたいけど、後付けするならどんな商品がいい?」「どのグレードに標準装備されている?」そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
30アルファードのシーケンシャルウインカーは後期型かつ、XとSより上のグレードしか設定されていません。そのため、標準装備でない場合は後付けするかヘッドライトを交換する必要があります。
当記事では、30アルファードのグレード別にシーケンシャルウインカーの有無や後付けできる商品について解説します。HID屋のシーケンシャルウインカーなら、純正バルブと交換するだけで流れるウインカーを実現可能です。あなたの30アルファードも上位グレード仕様にし、シーケンシャルウインカーで高級感を味わってみませんか?
30アルファードのシーケンシャルウインカーは上位グレードのみ標準装備
30アルファードは年式によってシーケンシャルウインカーの有無が異なります。前期型、後期型に分けて解説します。
30アルファード前期型(2015〜2017年)

30アルファード前期型は、全グレードにシーケンシャルウインカーの設定がなく、後付けキットを取り付けるしかありません。純正ヘッドライトを加工する方法もありますが、ヘッドライト加工は数万〜数十万円かかるため、後付けキットを使用すると費用が抑えられます。
30アルファード後期型(2018〜2023年)

後期型の30アルファードは2019年に一部改良があり、シーケンシャルウインカーのオプションがなくなりました。現在のグレード別のシーケンシャルウインカー有無は以下の通りです。
| グレード | シーケンシャルウインカー |
|---|---|
| Executive Lounge S | 標準装備 |
| Executive Lounge | 標準装備 |
| GF | 標準装備 |
| SC | 標準装備 |
| S “Cパッケージ” | 標準装備 |
| S “Aパッケージ” | 標準装備 |
| S | なし(オプションでも選択不可能) |
| X | なし(オプションでも選択不可能) |
2018年までは、Executive Lounge系のみが標準装備、その他はオプション設定、SとXはオプションでも選択不可能でした。
なお、30アルファードの一部改良は2019年12月に発表され、2020年1月に発売されています。そのため、2019年のモデルはSとX以上のグレードでも、シーケンシャルウインカーが装備されていない可能性があります。
シーケンシャルウインカーが装備されている30アルファードを購入したい方は、2020年以降のSとX以外のグレードを選ぶのがおすすめです。
30アルファードに後付けできるおすすめのシーケンシャルウインカー

HID屋では、30アルファード前期型に適合する後付けのシーケンシャルウインカーを販売しています。特徴は以下の通りです。
- 車種別専用設計
- オープンランニング機能搭載
- ハイフラ防止抵抗器付き
- 2色切り替えデイライト機能搭載
バルブ交換だけなので後付け感が少なく純正のような仕上がりになるため、カスタム感を出したくない方におすすめです。
車種別専用設計

本製品は車種別専用設計になっているため、バルブ交換だけで簡単に取り付けできます。対応車種は以下の通りです。
| 車種名/年式 | 形式 |
|---|---|
| トヨタ 30系アルファード 2015年1月〜(前期型) | 30系 |
| トヨタ 30系ヴェルファイア 2015年1月〜(前期型) | 30系 |
| トヨタ 80系ノア 2017年7月〜(後期型) | 80系 |
| トヨタ 80系エスクァイア 2017年7月〜(後期型) | 80系 |
30アルファードは前期型のみに対応します。また、バルブ自体がステルス仕様なので昼間でもすっきりとした見栄えに変更できます。
ウインカー交換については、以下の記事で詳しく解説しています。

オープンランニング機能搭載
本製品にはオープンランニング機能を搭載しています。エンジン始動時のウインカーアクションは以下の通りです。
- アンバーが3回流れる
- ホワイトが2回往復
- 通常のポジション(ホワイトが点灯)
エンジン始動後、すぐにウインカーを出すとオープンランニング機能は停止し、アンバーで点滅します。オープンランニング機能は、30アルファードの所有感をワンランクアップさせてくれます。
ハイフラ防止抵抗器付き

本製品はハロゲンより消費電力が少ないため、ハイフラ現象が発生する可能性があります。ハイフラ現象とはウインカーの点滅速度が速くなることです。なお、ハイフラ現象が起きている状態だと車検に通りません。

本製品はハイフラ防止抵抗器が付属しており、カプラーオンで取り付け可能です。別途で抵抗器・ウインカーリレーを購入する必要がないので、費用や手間を抑えられます。ウインカーリレーや抵抗器については以下の記事で解説しています。

2色切り替えデイライト機能搭載

本製品ひとつでデイライトの「ホワイト」と、ウインカーの「アンバー」を点灯できます。通常走行時はホワイト点灯、ウインカーを作動させるとアンバー点灯に切り替わります。
また、ウインカーはシーケンシャルと通常点灯の切り替えが可能です。ソケットの向きを入れ替えるだけで、ふたつの点灯方式を楽しめます。
30アルファード後期型の2眼ヘッドライトをシーケンシャルウインカーにする方法
30アルファード後期型の2眼ヘッドライトは、シーケンシャルウインカーではありません。2眼ヘッドライトの車両を流れるウインカーにしたい場合は、以下の方法があります。
- 3眼ヘッドライトに交換する
- 社外品を取り付ける
- 2眼ヘッドライトを加工する
3眼ヘッドライトがもっとも費用が高く、中古で片側10万円程度が相場です。安く抑えたい場合は社外品、純正にこだわりたい方は3眼ヘッドライトに交換するのがおすすめです。他人と被りたくない方は、2眼ヘッドライトの加工を検討しましょう。
シーケンシャルウインカーのメリット

シーケンシャルウインカーは主に以下のようなメリットがあります。
- スタイリッシュで先進的な印象にできる
- 汎用品なら比較的安価でカスタムできる
- ハザードランプとして目立ちやすい
とくに30アルファードは高級車として位置付けされているため、シーケンシャルウインカーにカスタムしても違和感がありません。街中ですれ違う程度では、上位グレードだと感じさせることもできるでしょう。
シーケンシャルウインカーを後付けするときは車検基準に注意
シーケンシャルウインカーの主な車検基準は以下の通りです。
- ウインカーの点灯は「内側から外側(車両中心から外方向)」へ順番に流れること。(上下や外→内は不可)
- 点灯のリズムと流れが左右同じでシンクロしていること。
- 点滅サイクルは1分あたり60回以上120回以下(一度流れるアクションが1回の点滅に相当)
- 点灯の流れが終わるまで、すでに点いたLEDは点き続けること。
社外品を後付けする場合は、上記の要件を満たしているか確認しましょう。車検に落ちるウインカーについては以下の記事で詳しく解説しています。

「30アルファード シーケンシャルウインカー」に関するよくある質問
30アルファードのシーケンシャルウインカーに関するよくある質問をまとめました。ぜひ参考にしてください。
シーケンシャルウインカーは違法?
シーケンシャルウインカーは違法ではありません。2014年までは違法でしたが、保安基準が改正され、保安基準を守っていれば車検にも通ります。
シーケンシャルウインカーのデメリットはある?
シーケンシャルウインカーは以下のようなデメリットがあります。
- 車検に通らない可能性がある
- 標準点灯のウインカーに比べて価格が高い
シーケンシャルウインカーを取り付ける際は、通常点灯への切り替えや保安基準を満たした商品を選択しましょう。
まとめ
30アルファードのシーケンシャルウインカーは前期型には設定なし、後期型はX・S以外のグレードに標準装備されています。
2019年の改良前はオプション設定なので、X・Sグレード以外でもシーケンシャルウインカーが装備されていない車体もあります。そのため、シーケンシャルウインカー付きのアルファードを購入したい方は2020年以降のX・Sグレード以外を選ぶと確実です。
また、30アルファード前期型を流れるウインカーにしたい場合は、社外品を取り付ける方法がもっとも手軽です。
HID屋のシーケンシャルウインカーなら、ウインカーバルブを交換するだけで取り付けできます。さらに、ハイフラ防止抵抗器付き・オープンランニング機能・2色切り替えデイライト機能が搭載され、通常点灯に切り替えることもできます。ぜひ本製品で、30アルファードをシーケンシャルウインカー仕様にカスタムしてみてください。

