バックランプとは、車両の安全性と利便性に欠かせない重要な装備です。しかし、バックランプの機能や車検基準、適切な使用方法について分からない方は多いのではないのでしょうか?
そこで本記事では、バックランプの役割や車検基準、使用上の注意点について詳しく解説していきます。車の安全性向上に関心がある方や車検対策を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
バックランプの役割とは?
バックランプは、車両が後退する際に点灯する白色のランプです。
主な役割には、以下の2つが挙げられます。
- 後方の視界確保:夜間や暗所での後退時に、運転者の後方視界を確保します。バックランプの光によって、障害物や歩行者を確認しやすくなり、安全な後退操作が可能となります。
- 周囲への警告:バックランプの点灯は、周囲の歩行者や他の車両に対して、自車が後退中または後退しようとしていることを知らせる合図となります。よって、事故や衝突のリスクを軽減します。
バックランプは、駐車時の安全性向上や夜間の車庫入れ時の視認性確保にも貢献し、車両の安全運転に欠かせない重要な装置です。
バックランプの車検基準
バックランプの車検基準を満たすことが、合格の重要な条件となります。車検基準について、以下の表で見ていきましょう。
項目 | 車検基準 |
ランプの色 | 白色(7,000ケルビン超は青色とみなされる可能性あり) |
ランプの個数 | 1個または2個(1個から2個への増設は可、逆は不可) |
ランプの明るさ | 他の交通を妨げない程度(15W以上75W以下) |
視認性 | 昼間、後方100mから点灯確認可能、照明部20cm²以上 |
取り付け位置 | 上縁は地上1.2m以下、下縁は25cm以上 |
灯器・レンズ状態 | 著しい損傷や汚れがないこと |
上記の基準を満たすことで、車両の安全性が確保され、車検合格の可能性が高まります。
ただし、基準を満たしていても、車両の使用状況や全体的な整備状態によっては、追加の点検や修理が必要となる場合があります。車検時にはバックランプだけでなく、車両全体の状態が総合的に評価されることに注意が必要です。
バックランプは球切れに注意
バックランプの球切れは、見落としがちですが重要な問題です。球切れしたまま走行すると、道路交通法違反に該当し、罰則の対象となる可能性があります。また、車検時にも頻繁に指摘される項目の一つです。
バックランプは後方の視界確保と周囲への警告という重要な役割を果たすため、機能が失われると安全性が著しく低下します。しかし、運転者自身が後方を確認する機会が少ないため、球切れに気づきにくいのが現状です。
そのため、定期的な点検が重要です。例えば、夜間に壁に向かってバックする際に光の反射を確認したり、第三者に点灯状態を確認したりしてもらうなどの方法が挙げられます。車検前の事前チェックでは、必ず確認項目に入れましょう。
球切れを発見した場合は、速やかに交換することが大切です。交換は比較的簡単な作業ですが、不安な場合は整備士に依頼するのも一つの選択肢です。日頃からの注意と適切なメンテナンスで、安全運転と法令遵守を心がけましょう。
バックランプを交換するならHID屋がおすすめ
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LEDバックランプ 6510lx
商品名 | LEDバックランプ 6510lx 爆光ホワイト |
バルブ形式 | T16 T20 S25 無極性 |
明るさ | 1灯あたり6510lx(ルクス) |
LEDチップ | 特注の明るいLEDチップ 30基搭載 |
価格 | 2,980円(税込) |
「LEDバックランプ 6510lx 爆光ホワイト」は、特注の明るいLEDチップを使用しているうえ、ワイドに広がる配光(光の方向性と強さ)で後方の視認性が抜群です。
ヘッドライト級の爆光で、後方もしっかりと視認できます。適切な明るさに調整することで、夜間や悪天候時の安全性が大幅に向上し、スムーズな後退操作が可能となります。
バックランプが暗いと感じる方は、「1灯あたり6510lx(ルクス)」のランプに交換をするのがおすすめです。
口コミ
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ギアをドライブからパーキングに入れる時一瞬バックランプが点くのが気に入らなかったのでこの商品にしました。夜バックする時1秒位遅延するのは仕方ないけど。
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車庫入れの際の視認性が格段に上がりました。隅々まで目視できるレベルで明るいです。
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LEDバックランプ 5760lx
商品名 | LEDバックランプ 5760lx |
バルブ形式 | T16 T20 S25 シングル 無極性 |
明るさ | 1灯あたり5760lx(ルクス) |
LEDチップ | 3030chip 28基 |
価格 | 2,680円(税込) |
「LEDバックランプ 5760lx」は、広範囲を明るく照射し、夜間や悪天候時の後退操作をより安全にします。搭載されたヒートセンサーが優れた熱対策を実現し、長時間使用しても安定した明るさを維持できるため、より高い視認性を確保可能です。
後方の広い範囲を均一に照らす配光設計により、優れた視認性を実現しています。路面全体を鮮明に照射することで、夜間や悪天候時でも安全な後退操作をサポートします。
従来のバックランプと比較して、ヘッドライトに匹敵する強力な光量により、後方の視界が格段に向上します。
高輝度な照明を適切な明るさに調整することで、夜間や悪天候時の安全性を大幅に高め、より確実でスムーズな後退操作を実現します。
口コミ
「LEDバックランプ 5760lx」は口コミでも好評のため、いくつか紹介します。
バックランプとして使用していますがとても明るく視認性抜群です。HID屋さんのLEDというのは初めて購入しましたが買って正解でした。お勧めできます。
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片側の玉切れからの交換で、せっかくなら明るい物と思いコレを購入。めっちゃ明るいです。買って良かった!
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実は15年モノの愛車の純正HIDに不満があり、HID屋さんのD2R用LEDバルブに交換したのですが、照度や配光等非常に満足のいくモノでしたので、バックランプ(他メーカLED)が接触不良を起こしたタイミングでコチラを購入してみました。付けてみた当日の感想になりますが、ソケットがカッチリとしており脱落の不安がありません。そして点灯した明るさ感ですが、目視は勿論、夜間ポジション時のバックモニターごしでも安心して周囲の状況を確認しながらバック出来る照度は確保されていると思います。このあたりは各車のバックランプのレンズカットによって変わってくるとは思いますが、ワタシの愛車とは相性が良かったようです。耐久性についてはHID屋さんの製品なので大丈夫でしょう。
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バックランプを交換する方法
バックランプの交換は、車両の安全性を維持するために重要な作業です。球切れや故障に気づいたら、速やかに交換する必要があります。ここでは、一般的なバックランプの交換方法について、2つ紹介していきます。
自分で交換する方法
バックランプのバルブを自分で交換する方法は、主に以下の2つです。国産車の場合、バルブはT16、T20、S25の3種類が主に使用されています。交換前に、お使いの車種に適合するバルブタイプなのかを確認しましょう。
内張をめくって交換する方法
内張をめくって交換する方法は、多くの車種で採用されています。まず、トランクを開け、バックランプ付近の内張りを慎重にめくってください。
内張りの裏側にバックランプのコネクターがあるので、反時計回りに回して取り外します。古いバルブを新しいものに交換し、コネクターを元に戻します。最後に内張りを元の位置に戻し、点灯確認をして完了です。
テールランプを外して交換する方法
一部の車種では、テールランプ全体を取り外す必要があります。トランクを開け、テールランプを固定しているボルトを外しましょう。テールランプ本体を慎重に取り外し、バックランプのコネクターにアクセスします。
コネクターを外し、バルブを交換します。新しいバルブを取り付けた後、テールランプを元の位置に戻し、ボルトで固定すれば完了です。最後に点灯確認を行いましょう。
どちらの方法でも、作業前に車の取扱説明書を確認し、適切な工具を用意することが大切です。不安がある場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。
業者に依頼する方法
バックランプの交換を自分で行うのが難しい場合や、確実な作業を望む場合は、専門業者に依頼するのがおすすめです。主な依頼先としては、ディーラー、整備工場、カー用品店、ガソリンスタンドなどが挙げられます。
業者に依頼する場合の工賃相場は、おおむね500円から1,500円程度です。ディーラーが最も高く、カー用品店やガソリンスタンドが比較的安価な傾向にあります。ただし、車種や作業の複雑さによって料金が変動する場合もあるため、事前に見積もりを依頼するのが賢明です。
業者に依頼するメリットは、専門知識と経験を持つスタッフが作業を行うため、確実な交換が期待できることです。また、交換後の動作確認も確実に行われます。さらに、バルブ交換時に他の部分の不具合を発見できる可能性もあります。
ただし、予約が必要な場合や、持ち込みが必要な場合もあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。また、部品代は別途かかることが多いので、総額を確認しておくことも大切です。
バックランプに関するよくある質問
バックランプに関するよくある3つの質問に答えました。ここでは、疑問点を解決していきましょう。
- バックランプとは何ですか?
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バックランプは、自動車が後退する際に点灯する白色のランプです。主に車両後部に設置され、後方の運転者や歩行者に車が後退することを知らせる重要な役割を果たします。また、夜間や暗所での駐車時に後方エリアを照らし、運転者の視認性を向上させる機能もあります。道路運送車両の保安基準で装備が義務付けられており、車両の安全性を高める重要な装置の一つです。
- バックランプとテールランプの違いは何ですか?
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バックランプは車両が後退する際に点灯する白色のランプで、後方への注意喚起と夜間の視認性向上が目的です。一方で、テールランプは車両後部の赤色ランプで、常時点灯し車両の存在を示します。バックランプは後退時のみ、テールランプは走行中常時点灯という使用状況の違いもあります。
- バックランプがつかないと捕まりますか?
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バックランプの不点灯は道路運送車両法違反の可能性があり、整備不良車両として警告や整備命令の対象となります。捕まる可能性は低いですが、完全に否定はできません。安全面で重要なため、故障時は速やかに修理が必要です。特に夜間や暗所での後退時は危険性が高まります。他の運転者や歩行者の安全のため、定期点検を行い、正常に機能するバックランプを維持しましょう。
まとめ
バックランプは、夜間や悪天候時の後退操作の安全性を高め、周囲に車両の動きを知らせる重要な役割を果たします。
車検では色、明るさ、取り付け位置などの基準があり、すべてを満たすことが重要です。交換時は車種に合った適切なバルブを選び、自身で行うか専門店に依頼するかを判断しましょう。
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