自動車では目的に応じて数多くのランプや電球が取り付けられていますが、T16バルブもそのうちの1つです。
車の後退時には欠かせないバックランプとして使用されるT16バルブは、その光源としてハロゲンランプが用いられますが、近年ではLEDが主流となってきています。
愛車のT16バルブがハロゲンで、今後LEDに交換したい方へ向けて交換する際の注意点をおすすめ製品と併せて解説していきます。
バックランプとして使用されるT16バルブ
「T16」とは自動車などに使用されるバルブ（電球）の規格の一つです。
バルブは国際規格として「アルファベット＋数字」という表記で定められており、「H8」「HB4」「T10」など様々な形状が存在しています。
そのなかでT16はバルブの底部に2つの金属接点をもつウエッジ型であり、ガラス管の直径が16mmであることが特徴です。
T16バルブはコンパクトで、同じウエッジ型のT10バルブより明るい光を放つことから、主にバックランプとして使用されています。
T16バックランプは明るいLEDがおすすめ
バックランプとして使用されているT16バルブは、光源の種類は安価なハロゲンが主流ですが、LEDがおすすめです。
LEDはハロゲンバルブと比べて明るく鮮やかな光を放つため、後退時の障害物を見つけやすく、歩行者に対しても車がバックしていることをいち早く知らせることができます。
またバックランプが明るいとバックモニターの見え方も向上し、より安全性が高まります。
そのためバックランプとして使用されているT16バルブを、ハロゲンからLEDに交換することは後退や駐車時の安全性向上につながるため、おすすめです。
なお、適正な商品選びと取り付け位置を誤ると「明るすぎる」と感じる場合もあるので注意が必要です。
T16バルブをLEDに交換する際の注意点
ここからは実際にT16バルブをLEDに交換する際の注意点を紹介します。具体的には以下の2つです。
- 車検対応の製品を選ぶ
- バルブ形状がT16のものを選ぶ
ここからは、これら2つの注意点について詳しく解説していきます。
車検対応の製品を選ぶ
T16LEDバルブは車検対応の製品を選びましょう。
バックランプ（後退灯）は国が定める保安基準によって性能等が定められており、車検ではその保安基準を守っているかが検査されます。
そして保安基準が守られていないと判断された場合、車検に不合格となり公道を走れません。
そのためにも車検対応製品を選ぶことが重要であり、以下の点を確認するようにしましょう。
- 色
- 明るさ
ここからは上記のポイントについて解説します。
色
T16LEDバルブは白色のものを選びましょう。
国の保安基準では「後退灯の灯光の色は、白色であること」と定められており、青や黄色など他の色は認められていません。
そして手に取ったT16LEDバルブが白色かどうかを確認するには、ケルビン（K)を確認します。
ケルビンは色の温度を表す単位であり、数字が大きいほど青白く、小さくなれば黄色から赤色へと変化していきます。
そのため車検対応の製品は6000〜7000Kの製品を選ぶようにしましょう。
明るさ
国の保安基準でバックランプの明るさは「他の交通を妨げない明るさで、光源は15W以上75W以下であること」と定められています。
そのため、この要件に見合う明るさの製品を選ぶようにしましょう。
バルブ形状がT16に対応するものを選ぶ
T16LEDバルブを選ぶ際は、間違いなく同じ「T16」に対応するものを選びましょう。
実はT16バルブには同じサイズの口金・端子形状（下記画像の下段参照）を持つT10、T13バルブが存在します。
これらのバルブは口金・端子形状が同一サイズであるため、物理的には装着ができてしまいます。
しかし消費電力が異なるため、上手く点灯しないだけでなく、バルブや周辺部品を破損することに繋がりかねません。
そのため取り付け部分に互換性がありますが、バックランプをT16LEDバルブに交換する際はT16バルブに対応する製品を選びましょう。
おすすめの爆光T16LEDバルブを紹介！
ここからは、おすすめの爆光T16LEDバルブとしてHID屋の「LEDバックランプ 11990lx」をご紹介します。
この製品はヘッドライト級の明るさを誇り、周辺の歩行者や障害物などの視認性を向上してくれます。
またLEDバックランプ 11990lxはムラなく、周辺を照らすことができるため、街灯など灯りがない場所でも安心して後退・駐車が可能です。
そのため、同製品は多くの方から好評の声をいただき、楽天市場のブレーキ・テールランプ部門で3冠を獲得しています。
是非あなたの愛車にも明るくて安全性を向上してくれる、HID屋のLEDバックランプ 11990lxを装着してみてはいかがでしょうか。
まとめ
ここまでT16バルブをLEDに交換する際の注意点を、おすすめ製品と併せて解説してきました。
自動車に使用されるランプでも小さな部類ですが、自動車の後退時といった注意がより必要になる場面で使用されているT16バルブ。
そのバルブが放つ明るさは、後退時等の安全性に直結するため、LEDに交換することを改めておすすめします。
今回LEDバックランプ 11990lxをご紹介したHID屋では、必要な明るさに応じたT16バルブをラインナップしています。
是非あなたの愛車にあったT16LEDバルブを探してみては、いかがでしょうか。
