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HIDヘッドライトが球切れする原因は?前兆や原因の確認方法を解説!交換費用やおすすめ商品も紹介

HIDヘッドライトが球切れする原因は何?原因特定と対処の方法

HIDヘッドライトは、高圧電流とフィラメントを用いない専用のバルブによって、ハロゲンを超える明るさを誇ります。

そんなHIDヘッドライトも、フィラメントを持つハロゲンと同様に球切れが起こることをご存知でしょうか?

この記事では、HIDヘッドライトが球切れする原因を、HIDを装備する自動車オーナーの方に向けて解説していきます。

あわせて球切れする前兆や交換費用、おすすめ商品も紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

HIDが球切れするメカニズムや原因について解説

フィラメントを持たないHIDが、なぜ球切れするのか、そのメカニズムや原因について解説していきます。

HIDの基本的な仕組みを織り交ぜつつ解説するので、「HIDのことは分からない」という方でも読み進めることが可能です。

フィラメントがないHIDバルブも寿命があり球切れする

電気を通してフィラメントが発光するハロゲン球に対して、ガラス内部の気体そのものを発光させるHIDは、寿命や球切れがないと思う方もいらっしゃるでしょう。

しかしHIDにも寿命があり、球切れする場合があります。

寿命や球切れの定義は、破損などで全く点灯しなくなることだけでなく、点灯不良や新品と同様の品質を著しく保てないことも含まれます。

ハロゲンより耐久性が高いと言われているHIDですが、長期間の使用による劣化は避けられません。

この劣化が進むことによりHIDバルブは寿命に達して、球切れに至ってしまうのです。

HIDバルブが球切れする原因はバルブやバラストの故障

HIDバルブが球切れした場合、その原因はバルブやバラストの故障が考えられます。

HIDは発光させるためのガスを封入し光源となるバルブと、バルブを発光させるために電圧を高めるバラストなどで構成されており、ハロゲンと比べて部品数が多く複雑です。

その構造によって、どれか一つの部品が故障するだけで、すぐ球切れに繋がってしまいます

そのため一度でもHIDが球切れを起こすと、修理するために、バルブやバラストなど原因となっている部品を特定する必要があります。

HIDバルブが寿命かどうか判断する方法

HIDバルブは使用により劣化し、いずれ寿命を迎える部品です。

この劣化は、急に点灯しなくなるだけでなく、徐々に進むことも多いため、見た目だけでは寿命かどうか判断しにくいケースがよくあります。

そんなHIDバルブが寿命かどうか判断する方法として、以下のいずれかが当てはまればHIDバルブが寿命を迎えていると言えます。

  • ガラス管内部の発光点が変色し固形化している
  • 発光点近くにある金属部分が焼け切れている
  • ガラス管内部のガスが漏れて外管に付着している

ここからは、それぞれのHIDバルブが寿命を迎えた状態について詳しく解説していきます。

ガラス管内部の発光点が変色し固形化している

HIDバルブは金属成分などが封入されているガラス管に高圧電流を流し、金属成分が蒸発して発生する光を利用しています。

そんなHIDバルブの劣化が進むと、封入されている金属成分が上手く蒸発できないようになり、固形化して発光点付近に付着するようになります。

HIDバルブイメージ
上記イラストの赤丸部分が発光点

金属成分などが付着するとバルブ発光点が黒ずんでいたり、白濁しているように見えるため、この状態が確認できたらHIDバルブは寿命を迎えていると言えるでしょう。

発光点近くにある金属部分が焼け切れている

HIDバルブの発光点近くには金属製の電極があり、長期間使用することで消耗し、焼け切れることがあります。この状態はHIDバルブが寿命を迎えたサインの一つです。

HIDバルブの電極は、点灯するたびに高温にさらされ、発光の反応によって徐々に侵食されていきます。

そして長期間の侵食によって電極は摩耗し、最終的には強度を保てず焼け切れてしまうのです。

ハロゲンランプのフィラメント切れにも似たこの状態が確認されると、HIDバルブは寿命を迎えていると判断できます。

ガラス管内部のガスが漏れて外管に付着している

ガラス管内部のガスが漏れて、外管に白色で粉状のものが付着していると、HIDバルブが寿命を迎えていると言えます。

HIDバルブのガラス管が劣化しヒビができたり、シール材が劣化して隙間が生じると、内部に封入するガスが漏れ、一緒に漏れ出た金属成分がガラス管に付着します。

ガス漏れ状態のHIDバルブは、内部の気圧や成分が維持できていないため、点灯すらできません。

そのためヘッドライトが点灯せず、外管に付着物が確認できたら、バルブのガス漏れが疑われ寿命を迎えていると判断できます。

HIDバルブが球切れする前兆を解説

寿命を迎え、球切れしたかどうかの判断が難しいHIDバルブですが、前兆を掴むことは可能です。

具体的には以下の3つの状態で判断できます。

  • ピンク色などヘッドライトの光が変色する
  • 光がちらつく・点灯が遅れる
  • 光量が不足する

ピンク色などヘッドライトの光が変色する

HIDの発光色が白色からピンク色や紫色に変わってきたら、HIDバルブが球切れする前兆です。

HIDバルブ内部にはキセノンガスや金属成分などが封入されていますが、これらが発光によって徐々に劣化していきます。

そして劣化が進むと、発光するための反応が鈍くなり、光の色温度が変化します。

色温度
色温度の値が変化することで光の色も変わって見えます

そのためHIDの光が変色していくのは、上手く発光できなくなるサインであり、間もなく球切れが起きる前兆です。

光がちらつく・点灯が遅れる

点灯した際の光がちらついたり、点灯が遅れる場合もHIDバルブが球切れする前兆です。

球切れの前兆となるちらつきは、ピカッピカッと時々点滅するのではなく、揺らめくような状態が特徴です。

このような場合は、球切れ間近の状態であるため、早めにバルブを交換したほうが良いでしょう。

ただしこれらの症状は、バラストが故障している場合もあるため、後述の確認方法を試してみることをおすすめします。

光量が不足する

光量が不足して夜間走行で見えにくさを感じたら、バルブの劣化が進行している可能性があります。

既述のとおりHIDバルブの球切れには、新品と同様の品質を著しく保つことができないことも含まれます。

具体的には点灯時の明るさが新品と比べて70%を下回ったときです。

この場合、「暗くても点灯し続けている=球切れしていない」と考えるのではなく、寿命を迎えて球切れ間近と言えます。

そのためHIDバルブの光量が不足した場合は、まだ点灯できる状態であっても、安全のため交換することをおすすめします。

球切れが起きた時の原因の特定方法

HIDはバルブだけでなく、点灯のためにバラストなど周辺部品も必要です。

そのため球切れが起きた際には、どの部品が原因となっているか特定する必要があります。

その方法を順序立てて解説していきます。

実際に自身で原因を特定する場合は、自己責任で行ってください。
また原因の特定が難しい場合は、業者に依頼することをおすすめします。

接続を確認してみる

バルブやバラストなどパーツを調べる前に、まずは接続部の接触不良などがないか確認してみましょう。

特にHIDバルブなどを交換して間もない場合は、バルブとアダプターの取り付けが上手くできていなかったり、バラストとアダプターの接合が甘かったりする場合があります。

部品交換に伴う手間や、余計な出費を抑えるため、一度HIDの接続を確認してみることをおすすめします。

左右のバルブを入れ替えて症状から判断する

接続に問題がないことが確認できたら、次に左右のバルブを入れ替えて点灯して症状を確認していきましょう。

左右入れ替えて、元々点灯しなかったバルブが点灯した場合は、球切れではなくバラストなど周辺部品の故障が疑われます。

対して、左右を入れ替えても点灯しないバルブの状態に変化がない場合は、球切れが疑われます。

オーディオなどのノイズで不調になることも

HIDバルブが全く点灯しないわけではなく、ちらつく状態の場合、球切れではなくオルタネーターやスピーカーからのノイズの影響を受けていることが疑われます。

バラストやバルブを周辺部品から離して点灯し、ちらつきがなければノイズの影響を受けている可能性が高いです。

HIDバルブの交換費用は?交換するパーツ別に解説

実際にHIDバルブの球切れや周辺部品の故障が確認された場合の交換費用について、交換するパーツ別に解説していきます。

バルブを交換する場合

HIDバルブの交換費用は、バルブ本体を除いて、片側で2,000円〜20,000円かかります。

バルブ交換と比べて高額なのは、バラストを交換する際にはバンパーの脱着が必要となることが多いためです。

工数が多いバラスト交換を依頼する際は、技術が確かな業者に依頼することをおすすめします。

交換費用が気になるならDIYでの交換も可能

「交換費用をとにかく抑えたい!」という場合は、DIYでの交換も可能です。

ただハロゲン球と比べて、HIDバルブやバラストなどの交換は難易度が高いため、自己責任で行ってください。

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球切れした際におすすめのHID商品を口コミとあわせて紹介

ここからは球切れした際におすすめのHID商品を口コミとあわせて紹介していきます。

紹介する商品は車のライトブランド「HID屋」の製品で、そのブランド名のとおり、HIDなど自動車用ライトを幅広く取り扱っています。

明るいと評判のHID屋の製品をシチュエーション別に解説していきますので、参考にしてください。

バルブのみの交換に!HID屋 35W 純正交換HIDバルブ

HID屋 35W 純正交換HIDバルブ_商品画像
消費電力35W
対応バルブD4S、D4R
色温度6000K、8000K

純正バルブのみを交換する方には、HID屋の35W 純正交換HIDバルブを紹介します。

このバルブは高品質な石英ガラスが使用されており、純正HIDよりもクリアな視界を提供し、視認性向上が期待できます。

HID屋 35W 純正交換HIDバルブ_点灯状態比較(ヘッドライト)
HID屋 35W 純正交換HIDバルブ_点灯状態比較(ドライバー視点)

実際に、ご購入いただいた方からは「明るくなった」という声が寄せられています。

HID屋 35W 純正交換HIDバルブ_口コミ1
HID屋 35W 純正交換HIDバルブ_口コミ2

周辺パーツが問題なく、球切れなどでバルブのみを交換する方には、手軽に今まで以上の明るさが手に入るHID屋の35W 純正交換HIDバルブがおすすめです。

バラストも交換するならコレ!HID屋 純正型HIDパワーアップキット

HID屋 純正型HIDパワーアップキット_商品画像
消費電力55W、45W
対応バルブD2S・D4S、D2R・D4R
色温度6000K、8000K、12000K

バラストなど周辺部品の交換も必要な方に向けては、HID屋 純正型HIDパワーアップキットをおすすめします。

純正の35Wから、45Wまたは55Wにハイワッテージ化することで、純正では物足りなかった方でも満足いただける明るさが手に入ります。

HID屋 純正型HIDパワーアップキット_明るさ比較

同商品はメーカーに適合した純正型バラストがセットとなっており、穴あけや配線延長などの加工を行わなくても、純正品と交換するだけで取り付けが可能です。

そして純正を超えた明るさで、取り付けやすさも優れたセットにも関わらず、価格は純正品よりもお手頃なため、HID屋 純正型HIDパワーアップキットはコスパの高い商品と言えます。

HID屋 純正型HIDパワーアップキット_純正品よりお得に明るさアップ!

実際に交換された方からは、交換後の明るさ向上や商品のクオリティの高さを評価する声が寄せられています。

HID屋 純正型HIDパワーアップキット_口コミ2
HID屋 純正型HIDパワーアップキット_口コミ3

HIDバルブだけでなくバラスト交換が必要な方には、高コスパで純正を超える明るさが手に入るHID屋 純正型HIDパワーアップキットがおすすめです。

圧倒的な明るさを手に入れたい方に!70W 純正型HIDパワーアップキット

HID屋 70W 純正型HIDパワーアップキット_商品画像
消費電力70W
対応バルブD2S・D4S、D2R・D4R
色温度6000K、8000K、12000K

純正や55Wを超える圧倒的な明るさを求める方には、70W 純正型HIDパワーアップキットをおすすめします。

純正HIDの構成部品の全てを専用パーツに交換し、ヘッドライトをハイワッテージ化。

これによって夜間でも昼間のような明るさと、広い視界を確保でき、より安全に運転ができます。

HID屋 70W 純正型HIDパワーアップキット_点灯イメージ

また同商品を含めHID屋のバラストは最高品質の耐久性を誇っており、ハイワッテージ化に伴う故障を心配する方にも安心して使用していただけます。

HID屋 70W 純正型HIDパワーアップキット_HID屋は「TYPE-SSS」の最高品質バラスト!

このようにHID屋の70W 純正型HIDパワーアップキットは、高次元な明るさと耐久性を求める方におすすめです。

まとめ

構造がハロゲンなど一般的な電球と異なるHIDバルブでも、劣化によって球切れは起こります。

その原因や、前兆を知るためには日頃の愛車点検が欠かせません。

点検の中で愛車のHIDバルブが寿命を迎えていたり、球切れの前兆が確認できた場合、「まだ点灯するから大丈夫」とそのままの状態で夜間を走行するのは危険です。

そのためHIDバルブの球切れが予見されたら、今回ご紹介した商品も参考に、新しいバルブ、部品に交換することをおすすめします。

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この記事はHID屋が監修しています

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