軽自動車をカスタムしてキャンプやアウトドアを楽しみたいと思っても、「どんなカスタムをして良いか」「ベース車両はどんな形状が良いか」など、お悩みの方は多いのではないでしょうか。
当記事では軽自動車のキャンプ・アウトドアカスタム事例を紹介しながら、ボディ形状ごとの特徴比較と、実際に役立つ外装・内装カスタムを紹介していきます。
これから愛車をカスタムする方も、キャンプ仕様の軽自動車の購入を検討中の方も、この記事を読むことで自分に合ったカスタムの方向性や具体的な方法がイメージできます。
軽自動車におすすめのキャンプ・アウトドアカスタム【スタイル別事例】
新車販売台数の40%近くを占める軽自動車。日常見かける軽自動車をキャンプ・アウトドアカスタムするなら、他の車両と差別化を図りたいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは軽自動車におすすめのキャンプ・アウトドアカスタム事例として、以下のスタイル別に紹介していきます。
- アメリカン仕様
- レトロ仕様
- 車中泊仕様
- アウトドア仕様
アメリカン仕様

軽自動車の「アメリカン仕様」は、広大な自然に溶け込むカスタム方法としておすすめです。
実在したアメリカ車、特に1960〜1970年代の旧車をモチーフに軽自動車をカスタムします。
具体的には、以下のカスタム方法が挙げられます。
- ヘッドライト周りやグリルなどフロントフェイスの意匠を変更する
- シルバー色のホイールに交換する
- バンパーやサイドミラーなどにメッキパーツを多用する
フロントフェイスの変更は車の印象を大きく変えられるため、特におすすめです。
それぞれのモチーフにあわせたフェイスキットが豊富に出回っており、あわせて多くの業者でオリジナルのカスタムを施してくれます。
コンパクトでシンプルなデザインが特徴の軽自動車に対して、キャンプ場などで存在感を際立たせてくれるアメリカン仕様カスタムはおすすめです。
レトロ仕様

「レトロ仕様」に軽自動車をカスタムすることで、キャンプやアウトドアでの非日常感が高まります。
1960〜1980年代のヨーロッパ車をモデルにカスタムすることで、愛車にノスタルジックな印象を与えてくれます。
具体的には、以下のカスタム方法が挙げられます。
- ヘッドライトを丸目にするなどフロントフェイスの意匠を変更する
- 革製のシートカバーを装着する
- アースカラーなど淡い色にボディをリペイントする
「レトロ」と一口に言っても、国やメーカーによってデザインが大きく異なるため、自分好みのモチーフを見つけて近づけると良いでしょう。
日常生活から解放されるキャンプやアウトドアの中で、愛車にも非日常感を演出してくれる、レトロ仕様はおすすめカスタムの一つです。
車中泊仕様

キャンプやアウトドアで、快適に夜を過ごしたい方には「車中泊仕様」のカスタムがおすすめです。
一般的にキャンプをする場合、テントを張ったり、暑さや寒さ対策が必要になるなど準備が大変です。
対して愛車を車中泊仕様にカスタムすれば、快適でプライバシーが確保された空間を、簡単に手に入れられます。
たくさんの車中泊グッズが販売されていますが、その中でおすすめのカスタム方法は、以下のとおりです。
より快適に、自分らしい空間でキャンプをしたい方にとって、車中泊仕様カスタムはおすすめです。
アウトドア仕様

オフロードでの走破性を高めたい方や、たくさんの荷物を効率良く載せたい方には、アウトドア仕様のカスタムがおすすめです。
具体的には、以下のカスタム方法が挙げられます。
ぬかるみや大きな石が多い未舗装路を走行する場合は、足回りをオフロード向けにカスタムすると良いでしょう。
そして夜間に山道などを走行する場合は、落石などの落下物や路肩をしっかりと捉えられるよう、ヘッドライトなどの灯火類を明るいLEDに交換するのがおすすめです。
またキャンプ道具や釣り道具といったアクティビティ用品など、荷物が多くなりがちなキャンプやアウトドアでは、積載量アップが有効です。
このようにアウトドア仕様のカスタムは、愛車と屋外での活動をより積極的に行いたい方にとって、ぴったりのカスタムと言えます。
軽自動車におすすめのキャンプ・アウトドアカスタム【外装カスタム例】
ここからは、おすすめのキャンプ・アウトドアカスタムとして、以下の外装カスタムを紹介します。
- フロントフェイス
- タイヤ・ホイール
- リフトアップ
- ルーフテント
- ルーフラック・ルーフボックス
- リアラダー
- タープ・オーニング
- ポップアップルーフ
- キャンパー・キャンピングシェル
- LEDヘッドライト
- LEDフォグランプ
- LEDバックランプ
フロントフェイス
フロントフェイスをカスタムすると、愛車の印象を大きく変えられます。
グリルやヘッドライト周りなど、車の前面は“顔”とも言える部分であり、わずかな変更でも雰囲気が一変するのが特徴です。
フロントフェイスのパーツとして「グリル」「ライト」「バンパー」「フェンダー」と多岐に渡りますが、どれか一つでも交換するだけでも狙った世界観に近づけられます。
例えばジムニーでは、クラシックなオフロード車をモチーフにしたグリルが数多く用意されており、装着するだけで力強いアウトドア仕様に変化します。
もちろんフロントフェイス一式をカスタムすれば、印象が大きく変わるのは言うまでもありません。

軽バンの場合、丸目ヘッドライト風のデザインや立体的なグリルを組み合わせることで、レトロ感のあるキャンプスタイルを表現することも可能です。
フロントフェイスのカスタムは、見た目の変化に対する満足度が高く、カスタムの第一歩としてもおすすめです。
愛車をキャンプシーンに映える一台に仕上げたい方は、まずフロントフェイスから検討してみると良いでしょう。
タイヤ・ホイール
タイヤ・ホイールのカスタムは軽自動車にキャンプ・アウトドアカスタムを施す際に、見た目と走行性能の両方に大きく影響する重要なポイントです。
交換するだけで足元の印象が一変し、アメリカン仕様やレトロ仕様、アウトドア仕様といったカスタムを、より明確に表現できます。
アメリカン仕様やレトロ仕様を目指す場合は、タイヤのデザイン選びが重要です。

ホワイトレター(白文字)やホワイトリボン(白線)が入ったタイヤを選ぶことで、クラシックカーを思わせる雰囲気をプラスできます。
これらのタイヤに鉄ホイールやホイールキャップを組み合わせれば、シンプルでノスタルジックな世界観を表現しやすくなります。
対してアウトドア仕様や車中泊仕様を意識する場合は、オフロードタイヤへの交換が有効です。

オフロードタイヤは泥道や砂利道、岩場などの未舗装路でも高いグリップ力を発揮し、キャンプ場までの悪路でも安定した走行をサポートします。
そして大きなブロックパターンが特徴のため、足元に力強さが加わり、ワイルドなアウトドア感を演出できる点も魅力です。
このようにタイヤ・ホイールのカスタムは、好みのカスタムに近づけるデザインと走行できる場所を広げる機能性の両方を向上してくれるため、おすすめです。
リフトアップ

リフトアップは走破性と存在感を同時に高められるカスタムです。
車高を上げることで、見た目がワイルドになるだけでなく、未舗装路での実用性も向上します。
リフトアップによって、ぬかるみや石の多い道でも車体を擦りにくくなり、キャンプ場までの悪路や河原などを安心して走行しやすくなります。
オフロード走行を想定したアウトドア仕様では、特に効果を実感しやすいカスタムと言えるでしょう。
またリフトアップによって車体と地面との空間に余裕が生まれるため、外径の大きいタイヤを装着しやすくなる点も特徴です。
そのため走破性の向上に加えて、軽自動車ながら力強くてタフな印象を演出できます。
軽バンの場合、車高を上げることで商用車らしさが薄れ、アウトドア向けのスタイルへと大きく印象が変わります。
このようにリフトアップは走破性の向上だけでなく、愛車の存在感のアップに繋がる外装カスタムと言えます。
ルーフテント

ルーフテントは、軽自動車をキャンプ・アウトドア仕様にカスタムする際に、居住性を大きく向上させられる装備です。
文字通り、車両の屋根(ルーフ)上に展開する構造のため、車内の荷室やシートスペースをそのまま使える点が大きな特徴です。
軽自動車で車中泊を行う場合、後席を倒して荷室まで使わなければ身体を伸ばして眠れないケースもあります。
しかしルーフテントを使えば、車内スペースを圧迫せずに広い就寝空間を確保できます。
そして多くのルーフテントは折りたたみ式を採用しており、キャンプ場に到着後は短時間で展開できます。
テント設営の手間を減らしたい方や、設営・撤収を簡単に済ませたい方にとっても扱いやすい装備と言えるでしょう。
ポップアップルーフ

ポップアップルーフは軽自動車での車中泊やキャンプを、より快適で開放的にしてくれます。
車両の屋根部分を上方向に持ち上げ、テント状に拡張するため、車内の居住スペースを大きく広げられます。
そして高い位置からの景色を望めるため、閉塞感が少なく、アウトドアらしい雰囲気を味わいながら夜を過ごせます。
ちなみに天井部分に就寝スペースを作るカスタムとしてルーフテントもありますが、ポップアップルーフとは就寝スペースへのアクセス方法が異なります。
一度車外に出る必要があるルーフテントに対して、ポップアップルーフは車両の天井を加工して装備するため、車内から直接出入りが可能です。
そのため雨天時や寒冷地では、車内で移動できるポップアップルーフのほうが快適性に優れる場合があります。
車中泊の快適性と居住性、そして利便性まで追求したい方にはポップアップルーフがおすすめです。
キャンパー・キャンピングシェル

キャンパー・キャンピングシェルは、軽トラック専用のキャンプ・アウトドアカスタムです。
キャンパー・キャンピングシェルを載せることで、荷台部分にベッドや収納などを備えた空間を作れます。
この装備によって、軽トラックを簡易的なキャンピングカーのように使えるのが最大の魅力です。
またシェルは断熱性や防水性に優れており、天候の影響を受けにくく、快適に過ごしやすい点も見逃せません。
多くのシェルは着脱可能なため、普段は仕事や日常用途に軽トラックを使い、キャンプ時のみシェルを載せるといった使い分けができます。
キャンピングカーと比べて導入費用を抑えやすく、自分好みに内装をDIYできるため、軽トラックでアウトドアを楽しみたい方にピッタリのカスタムと言えるでしょう。
ルーフラック・ルーフボックス

ルーフラック・ルーフボックスは、軽自動車の積載力を手軽に高められる外装カスタムです。
キャンプやアウトドアではテントや椅子など、かさばる荷物が多くなりがちですが、屋根を活用することで車内空間を広く使えます。
ルーフラックは棚のような形状をしており、ネットやバンドで荷物を固定して使用します。
大型ギアや濡れた道具、車内に載せにくい長尺物も積載できることがメリットです。
対してルーフボックスは蓋付き構造のため、雨天でも荷物を濡らさず運べる点がメリットとして挙げられます。
どちらも荷物を屋根に載せるため、後方視界を確保しやすく、安全性の向上にもつながります。
積載量に余裕を持たせたい方や、快適な車中泊空間を確保したい方にとって、ルーフラック・ルーフボックスはおすすめのカスタムです。
リアラダー

リアラダーは車体後部に取り付ける金属製のはしごです。
ルーフラックなどで屋根に荷物をおいた際、車高が高い車種では地上から荷物に手が届きにくいことがあり、その場合はボディやタイヤに足をかけなければいけません。
リアラダーを装着すれば、ドアやタイヤに足を掛けなくても、荷物の積み下ろしを安定した姿勢で行えるようになります。
またリアラダーは、機能面だけでなくドレスアップ効果も期待できます。
金属製で無骨なデザインが多く、装着することでオフロード車らしい力強い印象を演出。
ルーフラック・ルーフボックスと組み合わせれば、実用性とアウトドア感を両立した外装カスタムに仕上がるでしょう。
タープ・オーニング

タープ・オーニングは、軽自動車の屋外居住スペースを手軽に広げられる装備です。
車体の側面やリアに取り付けることで、食事やくつろぎの時間を快適に過ごせる空間を簡単に作れます。
タープは、必要なときだけ車体に連結して使用するタイプです。
使用のたびに車体に取り付ける必要がありますが、テントに比べて手順が少なく、使わないときはコンパクトに収納できます。
周辺を覆い隠すシェルタータイプもあり、着替えや簡易的なシャワースペースとして活用できる点も魅力です。
一方オーニングは、車体上部に常設するタイプで、展開するだけですぐに日陰を確保できます。
設営と撤収が非常に簡単なため、キャンプや釣りなどで頻繁に車を使う方に向いています。
タープ・オーニングを活用すれば、限られた車内空間に頼らず、軽自動車でも快適なアウトドア拠点を作れるでしょう。
LEDヘッドライト

LEDヘッドライトを装着することで、夜間走行時の視認性と安心感を高められます。
キャンプやアウトドアでは、街灯の少ない山道や林道を走行したり、夜遅くにキャンプ場へ到着したりする場面も少なくありません。
純正のヘッドライトに用いられるハロゲンバルブは、コスト面では優れていますが、明るさや照射範囲に物足りなさを感じることがあります。
一方、LEDヘッドライトに交換すれば、遠方まで白く明るく照らせるようになり、路面状況や障害物を把握しやすくなります。
LEDヘッドライトはキャンプ場までの山道や夜間での移動で周囲を明るく照らし、安全性を高めてくれるカスタムとしておすすめです。
LEDフォグランプ

LEDフォグランプは、視界が悪くなりやすい環境での走行をサポートしてくれる装備です。
キャンプ場へ向かう山道は、街灯が少なく、天候の急変によって霧や雨に見舞われることも。
そのような場面で、フォグランプの明るさは安全運転だけでなく、運転時の安心感に繋がります。
純正のハロゲンフォグランプでは光量や照射範囲が限られていますが、LEDフォグランプに交換すれば、ワイドでシャープな光を路面近くに照射でき、視界不良時でも状況を把握しやすくなります。
特に霧や雨の中では、路肩や段差などの見えづらい箇所をしっかり捉えられる点が大きなメリットです。
またLEDフォグランプは夜間にキャンプ場で作業を行う際の補助灯としても活用できるため、実用性の高いカスタムと言えるでしょう。
LEDバックランプ

LEDバックランプは、暗い場所での後退時の安全性を高めてくれる実用性の高いカスタムです。
街灯の少ないキャンプ場では、テントや焚き火台、チェアなどが周囲に置かれていることも多く、後方確認が不十分だと接触や事故につながりかねません。
LEDバックランプであれば、地面や周囲を明るく照らせるようになり、後方の状況を把握しやすくなります。
またバックカメラ装着車では、映像が明るく映るため視認性が向上し、安心して後退操作を行えます。
そして明るいLEDの光によって周囲から自車の動きが分かりやすくなり、歩行者や他のキャンパーへの注意喚起にもつながる点も、LEDバックランプのメリットです。
このようにLEDバックランプは、キャンプ場での事故を防ぎたい方や、夜間のバック操作に不安を感じる方におすすめのカスタムです。
おすすめのキャンプ・アウトドアカスタム【内装カスタム例】
次に、おすすめのキャンプ・アウトドアカスタムのうち、以下の内装カスタムを紹介します。
- シートカバー
- ベッドキット・マット
- 遮光カーテン・シェード
- 網戸・防虫ネット
- ポータブル電源
- LEDルームランプ
シートカバー

シートカバーは、車内の雰囲気を手軽に変えられる内装カスタムです。
車内で大きな面積を占めるシートの印象が変わることで、アメリカン仕様やレトロ仕様といった世界観を表現しやすくなります。
例えば、ブラウン系やキャメルカラーのレザー調シートカバーを選べば、アメリカン仕様やレトロ仕様にマッチした落ち着いた空間を演出できます。
一方で、防水加工を施したシンプルなデザインを選べば、アウトドア仕様らしいラフで実用的な印象に仕上げることも可能です。
また、シートカバーは汚れ防止の面でも効果的です。
キャンプやアウトドアでは、砂や泥、食べこぼしなどでシートが汚れやすくなりますが、シートカバーを装着しておけば掃除がしやすくなります。
このようにシートカバーは、見た目のカスタムと実用性の両方を高めたい方におすすめの内装カスタムです。
ベッドキット・マット

ベッドキット・マットは、車中泊の快適性を大きく向上してくれる内装カスタムです。
後席を倒してそのまま荷室に寝転がるだけでは、床が硬かったり、段差や隙間ができたりして、熟睡しづらいケースも少なくありません。
そこで役立つのがベッドキットや専用マットです。
クッション性のあるマットを敷くことで、身体への負担が軽減され、長時間でも楽な姿勢で眠れるようになります。
また、車種や年式によってはシートを倒しても完全にフラットにならない場合がありますが、ベッドキットを使えば段差を解消して水平な寝床を作ることが可能です。
特に、車中泊を前提としたキャンプやアウトドアでは、しっかり休めるかどうかが翌日のアクティビティにも影響します。
快適な睡眠環境を整えたい方、そしてキャンプやアウトドアをしっかり楽しみたい方にとって、ベッドキット・マットは欠かせない内装カスタムと言えるでしょう。
遮光カーテン・シェード

遮光カーテン・シェードは、車中泊の快適性とプライバシーを確保するために欠かせない内装カスタムです。
カーテンやシェードがない状態で就寝すると、街灯や他のキャンパーの灯りが車内に差し込み、落ち着いて眠れないことがあります。
また、車内の様子が外から見えてしまうため、視線が気になったり、防犯面で不安を感じたりすることもあるでしょう。
遮光カーテンやシェードを装着すれば、外部の光や視線を遮断でき、車内が一気にプライベート空間へと変わります。
その結果、安心して就寝できる環境が整い、車中泊の満足度も高まります。
また車種専用設計のシェードであれば、窓にぴったりフィットし、より隙間から光が入りにくい点が魅力です。
このように遮光カーテン・シェードは、快適さと安心感の両方を重視したい方におすすめの内装カスタムです。
網戸・防虫ネット

網戸・防虫ネットは、夏場の車中泊を快適にするために欠かせないカスタムです。
暑い季節に窓を閉め切ったまま就寝すると、車内に熱がこもり寝苦しくなってしまいます。
そんなとき網戸・防虫ネットを装着すれば、虫の侵入を防ぎながら窓を開けて外気を取り入れることが可能です。
風を通すことで車内の熱気が逃げやすくなり、就寝時の快適性が向上します。
特に夏のキャンプ場や林間サイトでは、蚊や虫が多いため効果を実感しやすい装備と言えるでしょう。
ポータブル電源

ポータブル電源は、車中泊やアウトドアでの快適性を大きく高めてくれるカスタムです。
非日常を楽しむキャンプですが、スマートフォンの充電や照明を点灯させるなど、電気を使う場面は少なくありません。
軽自動車の場合、車両のアクセサリー電源やバッテリー容量には限りがあり、電気製品を長時間使用するとバッテリー上がりのリスクが高まります。
その点、ポータブル電源があれば、車両側の電源を気にせず電気を使えるため安心です。
容量は300Wh〜1000Whクラスを目安に、使用したい電気製品に合わせて選ぶと良いでしょう。
また、ACコンセントやUSB、DC出力を複数備えたモデルであれば、家族や複数人での利用にも対応できます。
LEDルームランプ

LEDルームランプは、夜間の車内を快適に過ごすために欠かせないカスタムです。
キャンプや車中泊では、日が落ちてから車内で食事や準備、くつろぎの時間を過ごす場面も多くなります。
純正のルームランプにはハロゲン球が使われていることが多く、やわらかい光ではあるものの、車内全体を照らすには物足りなさを感じる場合があります。
一方、LEDルームランプに交換すれば、点灯と同時に明るく、車内の隅々までしっかり照らすことが可能です。
そのため夜間でも読書をしたり、荷物を整理したりと、車内をリビングのように使えます。
キャンプ・アウトドアカスタムを行うための軽自動車のボディ形状を比較
軽自動車と言っても「軽バン」「軽トラ」「SUV」と様々なボディ形状が存在します。
ここからはキャンプ・アウトドアカスタムを行うベース車となる軽自動車のボディ形状を、その特徴とあわせて比較していきます。
軽バン

軽バンは、キャンプ・アウトドアカスタムのベース車として人気が高いボディ形状です。
その理由として以下の点が挙げられます。
- 荷室が広く、フルフラットにできるため車中泊に向いている
- 視認性が良く、狭い道やキャンプ場内でも運転しやすい
軽バンは商用車として設計されているため、広い荷室を備えています。
荷室は高さがあり、床面も低めに作られているため、たくさんのキャンプ道具などを無理なく積み込めます。
さらに後席を倒すことでフルフラットに近い空間を作れる車種が多く、車中泊用のスペースを確保しやすい点も大きな魅力です。
そのため車中泊を前提としたカスタムを行う場合、ベッドキットやマットとの相性も良く、実用性の高いボディ形状と言えるでしょう。
また軽バンは運転席の位置が高く、ボンネットが短い(もしくは無い)箱型ボディのため、前方や周囲の見切りが良く視認性に優れています。
最小回転半径も小さく設計されており、狭いキャンプ場の通路や山道、林道でも取り回しがしやすい点もメリットです。
これらのことから初めてキャンプ・アウトドア仕様にカスタムする方や、運転のしやすさを重視したい方にとって、軽バンは扱いやすいベース車と言えるでしょう。

軽トラック

軽トラックは、キャンプ・アウトドアカスタムのベース車として、次のような特徴があります。
- 荷台のカスタム自由度が高く、用途に合わせて作り込める
- 乗車人数が限られるため、ソロ〜2名キャンプに向いている
軽トラック最大の魅力は、荷台を自由にカスタムできる点です。
もともと荷物を積むための構造で、フラットかつシンプルな荷台を備えているため、ベッドスペースの設置や棚の追加、フレームやシェルの装着など、発想次第でさまざまなアレンジが可能です。
キャンパー・キャンピングシェルも載せられるため、居住空間を後付けできる点も軽トラックならではの特徴と言えるでしょう。
一方で、軽トラックは基本的に乗車定員が2名までとなるため、大人数でのキャンプには向いていません。
しかし、その分ソロキャンプや2人でのキャンプでは、荷台を広々と使えるというメリットがあります。
必要最低限の装備を効率良く積み込み、自分だけのアウトドア空間を作り込みたい方には、非常に相性の良いボディ形状と言えます。

SUV

軽自動車のSUVタイプは、キャンプ・アウトドア仕様にカスタムするボディ形状として、次のような特徴があります。
- 悪路や未舗装路に強く、オフロードでの走破性が高い
- 近年は快適性を重視したクロスオーバータイプが増えている
軽自動車SUVの大きな魅力は、一般的な軽自動車よりも走破性が高い点です。
最低地上高が高めに設定されており、タイヤサイズも大きいため、砂利道やぬかるみのあるキャンプ場への進入でも安心感があります。
4WD設定のある車種も多く、天候が不安定な山間部や林道を走行する機会が多い方には心強いボディ形状と言えるでしょう。
また近年は、スズキ・ハスラーやダイハツ・タフトのような「クロスオーバータイプ」の軽SUVが増えてきています。
これらの車種は、本格的なオフロード性能を備えつつも、室内空間の使いやすさや快適性を重視して設計されています。
このように軽自動車SUVは、走破性と日常使いの快適性を両立したい方におすすめのボディ形状と言えるでしょう。

手軽にカスタムカーを手に入れるなら中古のコンプリートカーも選択肢に
キャンプやアウトドア仕様の軽自動車に乗りたいものの、「一からカスタムするのは手間がかかる」と感じる方も多いのではないでしょうか。
そんな方には、すでにカスタムが施されたコンプリートカーを購入する方法もおすすめです。
外装や内装だけでなく、ベッドといった車中泊装備まで一式そろっているため、納車後すぐにキャンプへ出かけられる手軽さが魅力と言えます。
特に中古のコンプリートカーであれば、新車ベースでカスタムする場合と比べて、費用を抑えて購入できるケースが多いです。
中古車市場では様々な中古コンプリートカーが流通しているため、条件が合えばコストパフォーマンスの高い1台に出会える可能性があります。
一方で、コンプリートカーを購入する際には注意が必要です。
まず、自身のキャンプスタイルに合った装備が備わっているかを確認しましょう。
必要のない装備が多いと、維持やメンテナンスなど余計な負担がかかるためです。
また中古車である以上、車両状態や追加装備の劣化状況、保証や購入後のサポート体制も重要なチェックポイントです。
専門知識と整備実績のある販売店を選ぶことで、購入後のトラブルを避けやすくなります。
このようにカスタムに手軽さと安心感を両立させたい方は、中古のコンプリートカーもぜひ検討してみてください。
まとめ
軽自動車のキャンプ・アウトドアカスタムは、スタイルと具体的なカスタム方法をかけ合わせることで、多様な方向性が生まれます。
今回ご紹介した内容を踏まえて、あなた好みの1台に仕上げてみてはいかがでしょうか。
また、下記では車中泊におすすめの軽自動車を紹介しています。こちらもあわせてぜひ参考にしてください。


