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軽トラをキャンプ仕様にする4つの装備を紹介!「自作vsキット」どっちがおすすめ?

軽トラをキャンプ仕様にする4つの装備を紹介!「自作vsキット」どっちがおすすめ?_アイキャッチ

「軽トラをキャンプ仕様にしたいけど、どの方法が一番いいのか分からない…」

「キットを買うべき?自作でもできる?」

軽トラキャンプが気になる方で、そんな悩みに辿り着く人は多いのではないでしょうか。

この記事では軽トラをキャンプ仕様にする方法として、装備や役立つアイテムを紹介し、自作とキットのメリット・デメリットをわかりやすく解説していきます。

自分に合ったカスタム方法が見つかり、軽トラを使ったキャンプやアウトドアを気軽に楽しめるようになるでしょう。

キャンプを快適に楽しむアイテムも紹介していますので、ぜひ最後まで、ご覧ください。

目次

軽トラをキャンプ仕様にする4つの装備

軽トラの広い荷台を活用することで、手軽にキャンプを楽しむことができます。

ここでは軽トラをキャンプ仕様にしてくれる、代表的な装備を紹介します。

いずれも着脱が可能なテント・幌・シェルに加えて、【番外編】としてキャブコン化についても紹介しますので、参考にしてください。

テント

テントのイメージ
テントのイメージ

荷台にテントを張れば、手軽に軽トラをキャンプ仕様へ変えられます。

専用設備がなくても現地でテントを設置するだけなので、簡単に軽トラの荷台を居住空間に変えられます。

コストや時間を抑えてアウトドアを楽しめるため、気軽に軽トラキャンプを始めたい人におすすめです。

さらに一般的なテントを荷台に置くだけでなく、軽トラ専用設計の「テントキット」も販売されています。

テントキットはフレームなど部品が全て揃っており、組み立てると荷台にぴったり設置できる点が魅力です。

幌(ほろ)

幌のイメージ
幌のイメージ

安価に軽トラをキャンプ仕様へ変える方法として、荷台に幌を取り付ける方法があります。

幌骨(ほろぼね)を荷台に設置し、その上から幌を被せれば完成です。

固定されているフレームは積載物扱いとなるため、幌を設置したまま走行できます。

幌を取り付ければ、荷台を直射日光や雨風から守ることができ、就寝や着替えに使えるプライベートスペースが生まれます。

このように幌は、コストを抑えつつ、しっかりとした雨風対策やプライバシーを確保したい人にぴったりの装備です。

シェル

キャンピングシェルのイメージ
キャンピングシェルのイメージ

軽トラをキャンプ仕様にする中で、快適性を重視するならシェルの導入がおすすめです。

シェルは荷台に載せる居住スペースで、幌やテントと比べて断熱性や防水性に優れ、まるで小さな部屋のように快適に過ごせるのが特長です。

さらに着脱可能なため、普段は仕事や農作業など日常用として軽トラを使い、キャンプ時だけシェルを積むといった柔軟な使い方もできます。

またシェルは高い快適性を手頃な価格で手に入れられます。

新車の軽キャンピングカーの相場が200万〜400万円なのに対して、シェルであれば100万円以下で導入可能です。

このようにキャンピングカーに比べて費用を大幅に抑えつつも、快適性を十分に備えている点が魅力です。

【番外編】キャブコン化

キャブコン化のイメージ
キャブコン化のイメージ

より本格的な快適性を求めるなら、軽トラを「キャブコン化」する方法があります。

キャブコン化とは荷台を取り払い、固定式の居住スペースを車体に組み込むスタイルです。

テントや幌は手軽さが魅力ですが居住性は限定的で、シェルも着脱式ながら「荷物扱い」のため走行中は利用できません。

対してキャブコン化は車体そのものを居住空間として設計できるため、断熱性や設備の自由度が高く、最大4名乗車が可能なモデルもあります。

もちろん全面改装により費用は高額になり、維持費も増える傾向です。

それでも小さな軽自動車ベースで「キャンピングカーらしい外観」と高い快適性を両立できるのはキャブコン化ならではの強みです。

【自作VSキット】軽トラをキャンプ仕様にカスタムする方法はどっちがおすすめ?

軽トラをキャンプ仕様にする方法は、大きく「装備を自作する」と「専用のキットを購入する」に分けられます。

【装備を自作する】
・自由なレイアウトやデザインを追求したい人
・DIYを楽しめる人

【専用のキットを購入する】
・DIYに自信がない人
・作業に確実性を求める人

ここからは各カスタム方法の特徴と、それぞれどのような方におすすめかを解説していきます。

装備を自作する

軽トラをキャンプ仕様にする方法の一つが、装備を自作する方法です。

ホームセンターや通販で資材をそろえれば、低コストで荷台に居住空間を作れます。

設計から組み立てまで自分で行うため、市販品にはないレイアウトやデザインを追求したい人に最適です。

ただし、設計力やDIYスキルが不足していると失敗のリスクがあり、手間や時間もかかります。

まずは簡易的な棚やフレームから始め、少しずつ改良していくのがおすすめです。

これらを踏まえ自作でキャンプ仕様にすることは、DIYを楽しめる人にとって、コストを抑えつつオリジナルのスタイルを実現できる魅力的な手段と言えます。

専用のキットを購入する

手軽に軽トラをキャンプ仕様にしたいなら、専用キットを購入する方法がおすすめです。

テントキットやシェルタイプの装備は、荷台に合わせて設計されているため、組み立てや脱着が比較的簡単です。

またキットにはフレームや固定具など、必要なパーツが一式そろっているので、DIYに自信がない人でも安心して導入できます。

専用キットの導入は自作より費用はかかりますが、施工の手間や、作業の確実性を重視する人におすすめの方法です。

軽トラをキャンプ仕様にする際のおすすめアイテムを紹介

軽トラをキャンプ仕様に整えたら、快適にキャンプを楽しむのに便利なアイテムも用意しておきましょう。

ここではおすすめアイテムを5つ紹介します。

  • マットレス
  • 寝袋
  • LEDランタン
  • ポータブル電源
  • LEDフォグランプ

マットレス

マットレスの使用イメージ
マットレスの使用イメージ

軽トラのキャンプで快適に眠るためには、マットレスの使用がおすすめです。

軽トラの荷台は、一見フラットに見えても凸凹があり、そのまま寝ると腰や背中が痛くなってしまいます。

そんな荷台にマットレスを敷けば、平らな寝床が生まれ、快適に眠れます。

また荷台は金属製のため、外気の冷気や熱気が伝わりやすい構造です。

そのため断熱性のあるマットや厚手タイプを選べば、季節を問わず心地よい睡眠環境を確保できます。

寝袋

寝袋のイメージ
寝袋のイメージ

マットレスと同様に、キャンプでの睡眠環境を左右するのが寝袋です。

軽トラの荷台は夜間の気温変化を受けやすいため、体をしっかり包み込む寝袋があると安心です。

特に寒冷地や冬季でのキャンプは、防寒性の高い寝袋が必須となります。

さらに寝袋は、汗や皮脂による汚れからマットレスや荷台を守り、清潔さを維持する役割も果たします。

コンパクトに持ち運びできるタイプなら、荷物のスペースを圧迫せず持ち運びも簡単です。

LEDランタン

LEDランタンのイメージ
LEDランタンのイメージ

軽トラキャンプでは、LEDランタンは欠かせません。

軽トラの荷台には標準で照明が備わっていないため、夜間に居住スペースとして使うには別に照明が必要です。

LEDランタンは従来のガスランタンと比べ安全性が高く、燃料切れの心配もありません。

明るさやサイズの種類も豊富で、荷台に吊り下げて読書を楽しんだり、持ち歩いて夜の散策に使うなどシーンに応じて活用できます。

ポータブル電源

ポータブル電源のイメージ
ポータブル電源のイメージ

軽トラでのキャンプでは、ポータブル電源が大きな役割を果たしてくれます。

軽トラの車両バッテリーは容量が小さく、長時間の利用や家電の使用には不向きで、直接電源を取るとバッテリー上がりのリスクがあります。

対してポータブル電源は独立して稼働するため、スマホの充電や調理家電も安心して使用可能です。

キャンピングカーのような専用設備がない軽トラでも、ポータブル電源を使えば電気機器を自由に使用でき、アウトドアの楽しみが広がります。

LEDフォグランプ

LEDフォグランプ_HID屋 Vシリーズ_点灯イメージ
LEDフォグランプ_HID屋 Vシリーズ_点灯イメージ

山間部や林道を走る機会が多い軽トラキャンプでは、LEDフォグランプの装着がおすすめです。

街灯のない山道や悪天候下など、純正のヘッドライトだけでは不安な場合でも、LEDフォグランプを取り付ければ広範囲を明るく照らし、安全性を高められます。

またLEDはハロゲンと比べて虫が寄り付きにくい性質があるため、暗所での荷物整理や設営時にも役立ちます。

キャンプ場までの移動を安心して行えるだけでなく、キャンプ場に着いても便利なLEDフォグランプは、軽トラをキャンプ仕様にカスタムする際に欠かせない装備です。

軽トラのキャンプ仕様に関するお悩みに回答!

軽トラをキャンプ仕様にする際、車検や手続き、安全面について気になる方も多いでしょう。

ここでは、よくあるお悩みを4つ取り上げて解説します。

25年ルールとは何ですか?キャンプ仕様にする際に関係しますか?

25年ルールとは、「製造から25年以上経過した車両であれば、アメリカの保安基準に適合していなくても輸入できる制度」です。

このルールはアメリカの輸入に関する規制なので、日本で軽トラをキャンプ仕様にする場合には直接関係ありません。

とはいえ、このルールをきっかけにアメリカで日本の軽トラ人気が高まり、キャンプ仕様やアウトドア用にカスタムする人が増えています。

キャンプ仕様の軽トラを運転する際の注意点は何ですか?

キャンプ仕様の軽トラを安全に運転するには、「走行中の利用制限」と「積載物の安全性」に注意しましょう。

  • 走行中の利用制限
    幌やシェルは荷台に載せた「積載物」として扱われるため、走行中に内部で過ごすことはできません。
    道路交通法第55条では「乗車のために設けられた座席以外に人を乗せてはならない」と規定されており、荷台はあくまで荷物用スペースです。
    そのため、走行中に利用できるのは軽トラ本来の2座席のみとなります。
  • 積載物の安全性
    幌やシェルなどのキャンプ装備は走行中に振動や風の影響を受けやすく、固定不足や重量オーバー、偏った積み方により事故を引き起こす恐れがあります。
    出発前に、しっかり固定されているか・重量が適正か・バランスが取れているかを確認することが大切です。
キャンプ仕様にカスタムしたら手続きは必要ですか?

軽トラにキャンプ用装備を載せる場合、「テント・幌・シェル」と「キャブコン化」によって必要な手続きが異なります。

  • テント・幌・シェル
    基本的に荷台に載せる「積載物」とみなされます。
    着脱可能で車体の構造自体を変えないため、特別な申請は不要です。
  • キャブコン化
    荷台を取り外し、新たにパネルやゲートなどを搭載するなど改造する場合は、「車体構造の変更」に該当します。
    この場合、陸運局で「構造変更検査」を受け、乗車定員や車両区分を変更する手続きが必要です。

つまり装備を載せるだけなら手軽に楽しめますが、車体を作り替える場合には正式な改造手続きを行う必要があります。

キャンプ仕様にカスタムした軽トラは車検に通りますか?

軽トラをキャンプ仕様にカスタムしても、車検に通すことは可能です。

幌やシェルのように取り外せる装備は積載物として取り扱われるため、通常は装備を降ろさずに車検に出すこともできます。

ただし固定式の軽キャブコンの場合は、構造変更登録を済ませておき、車検時には改造内容が反映された状態で検査を受ける必要があります。

いずれも、荷台サイズや積載量が法規に適合していることが前提です。

まとめ

軽トラは荷台にテントや幌、シェルを取り付けることで、工夫次第で自由度の高いキャンプ仕様に変えられます。

今回ご紹介したカスタム方法や、おすすめグッズの導入を通じて、自分のスタイルに合った軽トラキャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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この記事はHID屋が監修しています

HID・LED専門店を運営。累計1,000社以上と取引しており、楽天月間優良ショップ14回受賞、お客様満足度97.4%。本メディアでは、HID・LEDを長年販売してきた経験から、車のヘッドライト・フォグランプ等の関するお役立ち情報を発信していきます。

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