商用車として高い人気を誇り、近年ではアウトドアなど幅広い用途で需要のあるエブリイ。
さまざまなシーンで高い安全性能が求められるため、明るさ向上を目的にLEDライトへの交換を考えている方も多いのではないでしょうか。
今回はエブリイ(DA17V)のバックランプの交換方法を、画像・動画付きで詳しく解説します。
今回エブリイ(DA17V)のバックランプに取り付けるLEDバルブ
今回交換する商品は、HID屋の「LEDバックランプ T16 11990lx」です。

商品名 | LEDバックランプ T16 11990lx |
明るさ | 11,990lx(1灯あたり) |
色温度 | 6500K(ホワイト) |
適合規格 | T16 |
エブリイ(DA17V)LEDバックランプの交換手順
エブリイ(DA17V)LEDバックランプの交換手順を、次の4つに分けて解説します。
- ソケットの位置を確認
- 純正バルブを取り外す
- LEDバルブを取り付ける
- ソケットを元に戻す
以下に解説動画を掲載しておりますので、本記事の内容とあわせてぜひご参考ください。
・取り付け方法は車両のモデルや年式によって若干の違いがあるため、具体的な取り扱いについては「取り扱い説明書」かスズキ販売店にお問い合わせください。
・バックランプのバルブ形式は、エブリイのモデルや年式によって異なる場合があります。お持ちの車種のバルブ形式を確認したい場合は、HID屋の公式HPの適合表よりご確認ください。
・取り付けは必ず自己責任で行ってください。
①ソケットの位置を確認
はじめに、バックランプを交換するソケットの位置を確認します。

交換作業は、リアバンパーの下に寝転ぶような体勢で行いましょう。

一番下にある、バックランプ用のソケットの位置を目視で確認します。
②純正バルブを取り外す
次に、純正のバックランプバルブを取り外します。

まずはソケットを指でつまみ、反時計回り(左)に回しましょう。

ソケットを回し終えたら手前に引き抜きます。

ソケットには、交換前の純正バルブが装着されています。

ソケットから純正バルブを取り外します。
※怪我防止のため、作業の際は必ず軍手を着用してから進行してください。
③LEDバルブを取り付ける
純正のバックランプバルブを外したら、新しいLEDバルブを取り付けます。

ソケットにバルブを合わせて、ゆっくりと押し込みましょう。
④ソケットを元に戻す
最後にソケットを元の位置に差し込み、時計回り(右)に回して取り付けます。
正しく点灯することを確認したら、バックランプの交換は完了です。
エブリイ(DA17V)向けのおすすめLEDバックランプ
エブリイ(DA17V)に適合するおすすめのバックランプとして、HID屋の商品を紹介します。
LEDバックランプ ホワイト6500K 5760lx

商品名 | LEDバックランプ ホワイト6500K 5760lx |
明るさ | 5760lx(1灯あたり) |
色温度 | 6500K(ホワイト) |
適合規格 | T16 |
「LEDバックランプ ホワイト6500K 5760lx」は、エブリイ(DA17V)に適合する「T16」規格のLEDバックランプです。
純正ハロゲンと同等のサイズながら、ヘッドライトに迫るほど明るくクリアな光を実現します。
バルブにヒートセンサーを内蔵し、長時間の使用でも安定した明るさを確保します。
明るさ、発色ともに車検基準を満たした設計のため、安心してLED化できる商品といえます。
LEDバックランプ T16 11990lx

商品名 | LEDバックランプ T16 11990lx |
明るさ | 11,990lx(1灯あたり) |
色温度 | 6500K(ホワイト) |
適合規格 | T16 |
「LEDバックランプ T16 11990lx」は、真下までワイドに広がる配光により、後方の視認性が抜群に向上する商品です。
特注LEDチップを57基搭載し、純正ハロゲンバルブの約21倍もの明るさを実現しています。
楽天市場の「ブレーキ・テールランプ部門」で3冠を獲得し、ユーザーから高い評価を得ている点もポイントです。
バックランプの明るさ・視認性を重視したい方に特におすすめの商品です。
エブリイ(DA17V)のLEDバックランプを選ぶポイント
エブリイ(DA17V)のLEDバックランプを選ぶ際、以下のポイントに注目しましょう。
- 車検対応の商品を選ぶ
- 適合するバルブ形式を選ぶ
- 信頼できるメーカー品を選ぶ
それぞれ順番に解説します。
車検対応の商品を選ぶ
後方の安全確保のためには、車検基準を満たす商品を選択することが重要です。
商品を選ぶ際、注目すべき車検基準は以下のとおりです。
項目 | ポイント |
色 | 「白色」のみ。5,000〜6,500ケルビンの範囲内が目安※7,000ケルビン以上は「青色」とみなされる場合がある |
明るさ | 他の交通の妨げにならない程度「15W以上75W以下」の出力を目安にする |
視認性 | 昼間、後方100mの距離から点灯を確認できる明るさ |
バックランプの色は「白色」のみと定められています。
検査は目視で判断されるため、色温度が「7,000ケルビン以下」の商品を選んでおけると安心です。
また、明るすぎる光は交通の妨げになるため、ワット数が「15W以上75W以下」であることも確認しましょう。
適合するバルブ形式を選ぶ
エブリイ(DA17V)に適合する、バックランプのバルブ形式は以下のとおりです。
車種 | 型式 | 年式 | バルブ形式 |
エブリイ | DA17V(ハロゲン仕様車) | R6.3~ | T16 |
エブリイ | DA17V(LED仕様車) | R6.3~ | T16 |
エブリイ | DA17V | H27.2~R6.2 | T16 |
いずれの年式の場合も「T16」のバルブが適合します。
バックランプ以外のバルブ形式も知りたい場合は、HID屋の公式HPの適合表をチェックしてみてください。
信頼できるメーカー品を選ぶ
現在、市場には数多くのLEDバックランプが出回っています。
一部の商品では粗悪品も存在し、後退中に突然ランプが切れたり、性能面で保安基準に満たないケースも少なくありません。
思わぬ事故や車検に通らないリスクを回避するため、厳格な品質管理を行い、適切なサポートが受けられるメーカー品を選ぶことが大切です。
エブリイ(DA17V)のバックランプをLED化するメリット
LEDバルブは、エブリイに搭載されている純正のハロゲンバルブと比較して、より明るくクッキリとした鮮明な光が特徴です。
荷物をたくさん積載したり、狭い場所での運転が多いエブリイにとって、後方をクリアに照らせる点は安全上の大きなメリットになります。
後続車や周囲の通行人からの視認性もアップし、思わぬ追突事故の防止にもつながります。
まとめ
今回は、エブリイのバックランプの交換方法について解説しました。
さまざまなシーンや用途で活躍するエブリイは、高い視認性をもつLEDランプに交換することでより安全な走行が可能になります。
比較的少ない工数で交換が完了しますので、ぜひ本記事の内容を参考にバックランプのLED化へチャレンジしてみてください。
またHID屋の公式ページでは、エブリイ(DA17V)に適合する「T16」規格のLEDバックランプを多数取り揃えています。
エブリイ(DA17V)のLED化に興味を持たれた方は、ぜひ以下のURLから商品をご覧ください。