FJクルーザーは、2010年から2018年までトヨタが販売していた中型SUVです。ランドクルーザー70を彷彿とさせるレトロなデザインと、本格的なオフロード性能を兼ね備えた個性的な車として人気を集めました。しかし、発売から数年経つと、ヘッドライトの劣化や暗さを感じるオーナーさんも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、FJクルーザーのヘッドライトをLED化する方法について解説します。LEDヘッドライトは、ハロゲンヘッドライトに比べて明るく長寿命なだけでなく、省電力で車体への負担も軽減できます。さらに、スタイリッシュな見た目も魅力です。
この記事では、FJクルーザーをLED化するメリット・注意点、交換手順、おすすめの商品について詳しく解説します。愛車を快適かつ安全にカスタムしたいと考えている方にとって、役立つ情報となるでしょう。
FJクルーザーのヘッドライト適合表
ヘッドライトを交換する場合、まずは車種ごとに適合したバルブ形状のものを選ぶ必要があります。交換用のヘッドライトを購入する前に、必ず適合を確認しておきましょう。
表1 FJクルーザーのヘッドライト適合表
メーカー | 車種 | 型式 | 年式 | ヘッドライト | フォグランプ | ポジション | バック | ||
初月 | 最終月 | LOW | HIGH | ||||||
トヨタ | FJクルーザー | GSJ15W | H22.10 | H30.1 | H4 | – | H16 | T10 | T16 |
FJクルーザーのヘッドライトをLED化するメリット
FJクルーザーのヘッドライトをLED化することで、以下のメリットがあります。
- 視認性の向上
- 省電力・長寿命
- デザイン性の向上
- 点灯・消灯が早い
- ヘッドライトユニットが保護できる
ここからは、これらについて解説します。
視認性の向上
FJクルーザーのヘッドライトをLEDに交換すれば、夜道や悪天候時の運転が驚くほど快適になります。従来のハロゲンヘッドライトとは比べものにならない、圧倒的な明るさと広い照射範囲で、路面状況をしっかりと把握することができます。
まるで昼間のような視界で、前方の人や動物、路肩の標識などをいち早く認識できるため、夜間の高速道路走行や視界が悪い山道でも安心して運転できます。さらに、人間の目に優しい自然な色温度で照射するため、長時間の運転でも疲れにくくなります。
省電力・長寿命
FJクルーザーのヘッドライトをLED化すれば、ランニングコストを大幅に削減することができます。従来のハロゲンヘッドライトと比べて、圧倒的な省電力と長寿命を実現し、財布にも地球にも優しい選択となります。
LEDヘッドライトは、ハロゲンヘッドライトと比べて消費電力が約70%低減されます。これは、夜間の長距離運転やアイドリング状態が多い場合でも、バッテリーへの負担を軽減し、燃費向上にもつながります。電気代を節約したい方にとって、LEDヘッドライトはまさに最適な選択肢と言えるでしょう。
また、LEDヘッドライトは、ハロゲンヘッドライトの約10倍という驚異的な寿命を誇ります。つまり、頻繁な交換が必要なく、ランニングコストを大幅に節約することができます。また、交換の手間も省けるため、利便性も向上します。
このように、LEDヘッドライトは、消費電力が低く、長寿命であるため、環境負荷も低くなります。CO2排出量の削減や資源の節約に貢献し、持続可能な社会の実現に貢献します。近年、環境への配慮がますます重要視されている中、LEDヘッドライトはまさに時代に合致した選択と言えるでしょう。
デザイン性の向上
FJクルーザーのヘッドライトをLEDに交換すれば、スタイリッシュなデザインで、愛車をワンランク上の輝きに導くことができます。従来のハロゲンヘッドライトとは一線を画す、洗練されたフォルムは、力強いFJクルーザーの外観にシャープな個性をプラス。周囲の視線を独占する、唯一無二の存在感を放ちます。
薄型で軽量なデザインのLEDヘッドライトは、FJクルーザーの力強いボディと絶妙にマッチ。様々なカラーバリエーションや形状の製品が揃っているので、愛車の雰囲気に合ったものを選んで、自分だけの個性を表現することができます。
また、LEDヘッドライトが発する光は、明るくクリアで、ハロゲンヘッドライトとは比べものにならない高級感を演出します。昼間でも存在感を放つデイタイムランニングライト機能付きの製品を選べば、さらなる個性をアピールできます。
さらに、さまざまな色や形状のLEDヘッドライトに加え、車種によってはヘッドライトユニット全体を交換するキットや、LEDアイラインを追加するキットなど、豊富なカスタムパーツが用意されています。愛車を自分好みに仕上げたい方におすすめです。
点灯・消灯が早い
FJクルーザーのヘッドライトをLED化すれば、驚異的な速さで点灯・消灯を実現できます。従来のハロゲンヘッドライトとは比べものにならない、約0.5秒という圧倒的なレスポンス性能は、安全運転と個性を同時に高めてくれます。
トンネルや暗い夜道に入った瞬間、LEDヘッドライトは辺りを瞬時に照らし出します。ハロゲンヘッドライトのモヤモヤとした光とは異なり、クリアで明るい光が視界を確保し、一瞬の油断も許さない安全性をもたらします。
また、ハイビームからロービームへの切り替えも、LEDヘッドライトなら一瞬です。対向車のドライバーを眩惑する時間を短縮し、安全運転に貢献します。
さらに、オートハイビームやアダプティブヘッドライトなど、安全性を高める機能に加え、個性的な点灯パターンを選択できる製品も存在します。愛車の個性を際立たせ、周囲の視線を独占する存在感を与えてくれます。
このように、FJクルーザーのヘッドライトをLED化することで、安全運転と個性を同時に手に入れることができます。
ヘッドライトユニットが保護できる
FJクルーザーのヘッドライトをLED化すると、大切なヘッドライトユニットを様々な要因から保護することができます。従来のハロゲンヘッドライトと比べて、LEDヘッドライトは発熱量が少ないため、ヘッドライトユニットへの負担を軽減し、長寿命化に貢献します。
LEDヘッドライトは、ハロゲンヘッドライトと比べて発熱量が約70%低減されます。このため、ヘッドライトユニットへの熱による劣化を防ぎ、長寿命化に貢献します。特に、ヘッドライトユニット周辺の樹脂部品は熱に弱いため、LED化することで劣化による黄ばみやひび割れを防ぐことができます。
さらに、ヘッドライトユニットは、紫外線による劣化も避けられません。紫外線は、ヘッドライトユニットの表面にある樹脂部品を劣化させ、黄ばみやひび割れを引き起こします。LEDヘッドライトには、UVカット機能付きの製品が用意されており、これらを装着することで、紫外線による劣化を防ぐことができます。
このように、FJクルーザーのヘッドライトをLED化することで、発熱による劣化、紫外線による劣化からヘッドライトユニットを保護することができます。
FJクルーザーのヘッドライトをLED化する際の注意点
FJクルーザーのヘッドライトをLED化する際、以下の点に注意しましょう。
- 車種の適合性を確認する
- 放熱対策を行う
- 光軸調整を行う
- ハイビームインジケーターが動作しないことがある
ここからは、これらについて解説します。
車種の適合性を確認する
FJクルーザーにLEDヘッドライトを装着するには、さまざまな要素を検討する必要があります。
まず、車種情報を確認します。年式やグレード、オプションによってヘッドライトユニットの形状やサイズが異なるため、適合性を確かめることが重要です。次に、ヘッドライトユニット形状を考慮します。バルブ形状や取り付け方法、寸法などに対応したLEDを選ぶことが必要です。
信頼できるメーカーから購入することも大切です。車種別適合情報やユーザーレビューを確認し、適切な製品を選びましょう。また、購入場所も重要です。専門店では専門知識を持ったスタッフからアドバイスを受けられますし、インターネットでも情報をしっかりと確認することが必要です。
最後に、不明点があればメーカーや販売店に問い合わせることが重要です。車種適合を確認せずにLEDヘッドライトを取り付けるとトラブルを招く可能性があるため、慎重に行動しましょう。
放熱対策を行う
FJクルーザーのLEDヘッドライトを導入する際、放熱対策が欠かせません。LEDは発熱が少ないとはいえ、高出力の場合には放熱が重要です。放熱対策を怠るとLEDチップの劣化やユニットの変形、曇りの問題が生じます。
放熱対策にはいくつかの方法があります。ヘッドライト周辺の通気性を確保するためにカバーを取り外したり、ダクトを設置したりします。また、ヒートシンクや放熱性の高いバルブホルダーの利用も効果的です。車種に合った放熱性の高いLEDヘッドライトを選ぶことも重要です。
定期的な点検も大切で、ホコリや汚れが溜まると放熱効率が低下します。これらの対策を行うことで、LEDチップの劣化やユニットの変形、曇りの問題を予防できます。安全かつ長期間にわたり、愛車の輝きを保つために、放熱対策を適切に行いましょう。
光軸調整を行う
FJクルーザーのLEDヘッドライトは、光軸の調整が必要です。LEDヘッドライトはハロゲンと異なる光軸を持つため、調整を怠ると対向車への眩惑や前方視界の悪化、車検不合格などの問題が生じる可能性があります。なお、光軸調整の手順は以下の通りです。
まず、マイナスドライバーやプラスドライバー、六角レンチなどの道具を準備します。次に、LEDヘッドライトの光軸調整ネジの位置を確認し、適切な方向に回します。その後、壁にマスキングテープで十字線を貼り、車両を駐車してヘッドライトを点灯させ、光軸が十字線に合っているか確認します。光軸がズレている場合は、調整を繰り返します。
ヘッドライトテスターを使用すれば、より精度の高い調整が可能です。しかし、自信がない場合は専門業者に依頼するのも良いでしょう。専門業者は専用の工具と知識を持ち、正確な光軸調整を行ってくれます。
安全運転のために、定期的な光軸調整は欠かせません。手順を確認し、適切な光軸を保つよう努めましょう。
ハイビームインジケーターが動作しないことがある
LEDヘッドライトを取り付けた際に、ハイビームインジケーターが点灯しないという問題が起こることがあります。この問題の原因は主に3つ考えられます。
まず、LEDとハロゲンの消費電流の違いが挙げられます。LEDはハロゲンよりも消費電流が少ないため、ハイビームインジケーターが点灯しない場合があります。次に、車両ごとにハイビームインジケーターの回路が異なることがあり、LEDに対応していない回路の場合は点灯しません。また、LEDヘッドライト自体が不良品である場合も考えられます。
これらの問題を解決するためには、まずLEDバルブの消費電流を増加させるためにハイビームインジケーターリレーを取り付ける方法があります。次に、車両側の回路を改造してLEDに対応させる方法がありますが、専門知識が必要ですので整備工場に相談しましょう。最後に、LEDヘッドライト自体を交換する方法もあります。
これらの対策を検討し、適切な方法で問題を解決しましょう。また、電気系統の作業は危険を伴うので、自信がない場合は専門家に依頼することをお勧めします。安全運転のためにも、問題を解決することが重要です。
FJクルーザーのヘッドライトにおすすめのLEDライト3選
最後に、ヘッドライトをLED化する際におすすめのLEDバルブを3つ紹介します。ここでは、販売実績多数の「HID屋」のラインナップから特におすすめのものを選びました。HID屋では他にもさまざまな種類のバルブを販売しているので、気になる方はチェックしてください。
おすすめ1:LED ヘッドライト i シリーズ
夜道の運転に不安を感じたことはありませんか?「LEDヘッドライト iシリーズ」は、そんな不安を解消し、安全で快適なドライブをサポートする高性能LEDヘッドライトです。車検に対応した設計で、道路運送車両法の保安基準をクリアしているので、安心して使用できます。
特注LEDチップを採用し、28400cdの驚異的な明るさを実現しました。まるで昼間のように路面を照らし出し、視認性を大幅に向上させます。夜間の運転でも、前方や周囲の状況をしっかりと把握できるため、安心感を与えてくれます。
豊富なバルブ型式を取り揃えているので、多くの車種に適合します。愛車のヘッドライトを、よりスタイリッシュで安全なものにグレードアップすることができます。
6500Kのホワイト光は、太陽光に近い色味で、自然な視界を確保します。夜間の運転でも疲れにくく、長時間の運転も快適に行えます。さらに、車の外観をスタイリッシュに演出する効果も期待できます。また、冷却ファンを内蔵しているので、長時間の点灯でもLEDチップの劣化を防ぎ、長寿命を実現します。また、IP65の防水防塵性能を持つため、悪天候や悪路でも安心して使用できます。
LEDは、従来のハロゲンバルブと比べて消費電力が低いため、低燃費に貢献します。さらに、長寿命なので、頻繁なバルブ交換の必要がなく、ランニングコストを削減できます。さらに、1年間の保証が付いているので、購入後も安心です。万が一、製品に不具合があった場合は、迅速に対応させていただきます。
「LEDヘッドライト iシリーズ」は、夜間の運転をより安全で快適にするための最適な選択です。今すぐ、愛車のヘッドライトをLED化して、快適なドライブをお楽しみください。
シリーズ名 | iシリーズ |
明るさ | 28400cd |
色温度 | 6500K |
適合規格 | H4/H7/H8/H11/H16/HB3/HB4 |
おすすめ2:LEDヘッドライト / フォグランプ Sシリーズ
「Sシリーズ」LEDヘッドライトは、純正ハロゲンバルブの配光を忠実に再現し、対向車への眩しさを抑えつつ、路面や標識、通行人をしっかり照らす、車検対応の安心設計です。1灯あたり21600cdの明るさを実現し、車検基準の3.4倍の輝度を誇るため、夜間でも路面の状況を鮮明に把握でき、安全運転をサポートします。
小型ながらも高耐久性を備えたボディを採用しているので、長期間の使用が可能です。消灯時にはメッキ仕上げのボディが車体に溶け込み、高級感を演出します。さらに、高性能ICと特注LEDチップを使用し、さらに明るさを追求しました。ノイズキャンセラー機能も搭載しており、エンジンノイズなどの電気ノイズを低減し、クリアな視界を確保します。
視界不良や対向車のヘッドライトの眩しさにお悩みの方へ。「Sシリーズ」LEDヘッドライトは、快適で安全な夜間ドライブを可能にする最適なソリューションです。今すぐ、愛車のヘッドライトをLED化して、快適なドライブ体験を手に入れましょう。
シリーズ名 | Sシリーズ |
明るさ | 21600cd |
色温度 | 6500K |
適合規格 | H4/H8/H11/H16/HB3/HB4 |
おすすめ3:LEDヘッドライト Mシリーズ
夜間の運転をさらに快適で安全にしたいと考えている方へ、「Mシリーズ」LEDヘッドライトをおすすめします。このLEDヘッドライトは、1灯あたり49600cdという驚異的な光量を実現し、HIDヘッドライトと同等の明るさを誇ります。夜間でも路面状況を鮮明に把握でき、安全運転を強力にサポートします。
6500Kのホワイト光は、太陽光に近い色味で、自然な視界を確保します。夜間の運転でも疲れにくく、長時間の運転も快適に行えます。さらに、車の外観をスタイリッシュに演出する効果も期待できます。
悪天候や視界不良時にも安心の、フォグランプとしての使用も可能です。雨天や夜間の高速道路など、視界が確保しにくい状況でも、しっかりと路面を照らし出します。特注の明るいLEDチップを採用し、明るさと耐久性を両立しています。長期間にわたって、信頼性の高い性能を発揮します。
高性能なLEDヘッドライトでありながら、低価格を実現しています。コストパフォーマンスにも優れ、多くの方に手に取っていただきたい製品です。アルミニウム合金のボディ素材を採用し、耐久性に優れた設計です。長時間の使用にも耐え、安心して使用できます。
静音設計の冷却ファンを搭載し、快適な使用感を提供します。運転中の音に気を取られることなく、安全運転に集中できます。また、IP68の防水防塵性能を備え、雨天や悪路でも安心して使用可能です。過酷な環境下でも、安定した性能を発揮します。
12Vおよび24Vの電圧に対応しているため、幅広い車種に適用できます。多くの車種で、手軽にLEDヘッドライトを導入することができます。さらに、万が一の故障にも安心の1年保証が付いているため、購入後も安心して使用できます。
夜間の運転を快適かつ安全にするために、MシリーズLEDヘッドライトをぜひお試しください。圧倒的な光量と多彩な機能で、あなたの夜間ドライブをより安全で快適なものにします。
シリーズ名 | Mシリーズ |
明るさ | 49600cd |
色温度 | 6500K |
適合規格 | H1/H3/H3CH4/H7/H8/H10/ H11/H16/H19/HB3/HB4/ HIR2/PSX26W/PSX24W |
まとめ
FJクルーザーのヘッドライトを交換することで、視認性が上がりドレスアップ効果が高まります。正しい手順を理解して必要な道具をあらかじめ準備し、安全にヘッドライトをLED化しましょう。また、LEDヘッドライトのバルブを選ぶ際は、種類・実績ともに豊富な「HID屋」をぜひご利用ください。