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フォグランプのH8バルブとは?互換性と選び方のポイントを解説

フォグランプのH8バルブとは?互換性と選び方のポイントを解説

自動車には目的に応じて様々なライトが装備されており、フォグランプはそのうちの一つです。

この記事ではフォグランプや、フォグランプの多くに採用されているH8バルブについて、その特徴とおすすめする理由を解説します。

目次

H8バルブとは?

ランプの電球(バルブ)には様々な規格があり、アルファベットと数字の組み合わせで表せられます。

そのうちの一つで主にフォグランプ用として使用されているのがH8バルブです。 ここからはH8バルブの基本情報について説明していきます。

サイズと種類

H8バルブは主にフォグランプ用として使われており、仕様は以下のとおりです。

定格出力12V 35W
口金形状PGJ19-1
ガラス管T11

このバルブは本体を取り付けて回転させることでロックと防水ができるスナップ式であり、交換作業が簡単です。

H8バルブにはハロゲンとLEDの2種類が主に普及しており、ハロゲンはコストパフォーマンスに優れ、LEDは長寿命でエネルギー効率が高いという特徴があります。

なおHIDという明るさに優れた種類もありますが、発熱する特徴からか多くは出回っていません。

またH8バルブは交換作業の効率性と省エネ性能から、国内、とくに軽自動車で多く採用されています。

フォグランプとして利用されるH8バルブ

主にフォグランプ用として使用されているH8バルブは、悪天候時にドライバーの視界を助け、安全運転を支援するために重要な役割を果たしています。

フォグランプは濃霧・豪雨・降雪時に視界を確保し、他のドライバーに車両の存在を知らせる役割を担っています。

そのため、フォグランプは路面を効率的に照らし、対向車を眩惑させないようにしなければなりません。

このような役割を果たすためH8バルブは指向性が重要で、左右に広がる照射パターンを持ち、霧や水滴乱反射による視界悪化を防ぐ必要があります。

また発光色は白か淡黄色(イエロー)に限定されており、特に白いフォグランプを選ぶ際には、7,000ケルビン以下のものが推奨されます。

H8バルブはフォグランプの要求性能を兼ね備え、ドライバーの安全性を高める強い味方と言えるでしょう。

LEDフォグランプの特徴とメリット

フォグランプとして使用されるH8バルブはハロゲン・LED・HIDの3種類ありますが、そのうちLEDの人気が高く、様々な商品が販売されています。

そんなLEDフォグランプについて、その魅力を説明します。

LEDの特徴

LEDはハロゲンなど他のバルブと比べて優れた特徴があるため、近年フォグランプなど自動車のライトで採用されています。

一番の特徴は長寿命で、定格寿命40,000時間のものは約10年間使用可能と言われています。

また白熱電球の約1/6の電力で同じ明るさを実現し、低温環境でも即時に点灯するため、エネルギー効率が高く経済的です。

加えて紫外線や赤外線をほとんど含まず、人体に優しいとともに、環境への負荷も少ないも特徴です。

さらに衝撃や振動に強く防水性に優れているため、フォグランプとしての利用に適しています。

これらの特性により、LEDはフォグランプとして理想的な選択肢と言えるでしょう。

LEDフォグランプのメリット

様々な特徴を持つLEDをフォグランプに利用することで多くのメリットが得られます。

まずエネルギー効率が高く電力消費が低いことから、車両のバッテリー寿命を延ばし、燃費にも好影響を与えます。

またハロゲンに比べて明るいため、視界が悪い条件下でも前方をしっかりと照らすことが可能です。

そして長寿命で振動や衝撃などに強いことから、長期間安定した性能を提供します。

なおH8バルブの選択肢としてHIDも考えられますが、HIDのように発熱を原因とした部品の損耗が少なく、またHIDに比べてLEDはカットラインが鮮明であるため対向車が幻惑しにくくなるなどLEDが有利です。 これらのことから、LEDフォグランプは他のバルブと比べて優れた性能を持っていると言えるでしょう。

フォグランプの色と光の選び方

安全性の確保やドレスアップなど、様々な目的からフォグランプの色と光の選択は重要です。

しかし、自動車の部品は国が保安基準を定めており、フォグランプも例外ではありません。

これらを踏まえてH8バルブを適切にフォグランプとして利用するには、どのような色と光を選択すればよいか説明します。

イエローフォグランプの特性

国土交通省の基準でフォグランプの色は「白色または淡黄色(イエロー、黄色)」と定められており、2種類の色のうち、悪天候時に視認性を高めてくれる色はイエローです。

雨や雪の夜に光が雨粒などに反射して視界を悪化させる白色ライトに対し、黄色のライトは白色よりも波長が長いことから、路面に届く光の量が多くなり視界確保に役立ちます。

また黄色ライトは雨天時に乱反射を減少させ、路面の視認性を向上させます。

LEDフォグランプの場合、黄色は白色LEDに黄色フィルターを通して生成されるため、やや暗くなる可能性がありますが、悪天候時の視認性向上という点では黄色の利点が残ります。

白色LEDも普及していますが、利用者はドレスアップを目的としている場合が多く、必ずしも性能に基づくものではありません。

そのため、悪天候時の安全性を確保する場合、イエローフォグランプは重要な選択肢となります。

高輝度LEDの効果

高輝度フォグランプ、特に「爆光」と呼ばれるこれらのライトは、悪天候時にその明るさで運転の視界を向上してくれます。

光の強さはルーメン(LM)で表され、3000LMや6000LMなど高い数値はより強い光を意味します。

しかし適切な光軸と配光が調整されていなければ、この強い光を公道で使用することはできません。

不適切に調整されたフォグランプは、対向車や歩行者にとって極めて眩しいと感じられるためです。

そのため高輝度のフォグランプを使用する際には、実績があるメーカーの製品を選び、光軸の正確な調整を行うことが重要です。

そのため光軸調整を正しく行い、カットラインが鮮明になっているなど適切な製品を選べば、対向車や歩行者を眩惑させることなく使用できます。

H8バルブの互換性と選び方のポイント

ここまでH8バルブと、H8バルブが主に用いられるフォグランプについて説明してきました。

最後にH8バルブを購入する際の参考となるよう、H8バルブの互換性と選択のポイントを解説します。

H8と他バルブの互換性

H8バルブと他のバルブタイプ(H11、H16等)との間には互換性があるように見えますが、ハロゲンやHIDバルブの場合は特に注意が必要です。

これらのバルブは消費電力が増加すると共に発熱量も増えるため、純正と同じバルブ型式の使用が推奨されています。

たとえば、H8バルブをH11に変更するとバルブ周りのパーツが破損したり、ヘッドライトの樹脂が溶けたりなど様々なリスクがあります。

一方でLEDバルブは低発熱なため、多くのメーカーが「H8・H11・H16」などの共用LED製品を販売しており、これらは互換性が高いです。

特にH8バルブの明るさを向上させたい場合、LED化は発熱問題を解消し、省エネで明るくする効果的な選択肢となります。

バルブの交換を検討する際は、各バルブの特性と車両の要件を慎重に考慮することが重要です。

フォグランプH8バルブの選び方

フォグランプ用のH8バルブを選ぶ際は、車検通過することを最優先にしなければなりません。

この条件にはフォグランプの光の色が白または黄色であること、また光軸の正確な調整が含まれます。

光軸が適切でない場合、車検に通過しないだけでなく、運転中に対向車を眩惑させるリスクもあります。

またLEDバルブを選択する際には、放熱性能に注意し、熱暴走を防ぐために冷却効率の高い製品を選ぶことが重要です。

加えて車種によってフォグランプに適用できるバルブの種類が異なるため、H8バルブを選ぶ際は自分の車両に合っているか確認しましょう。

さらに、取り付けの容易さとメンテナンス性も選択基準として重要です。

簡単に取り付け可能で、必要に応じて光軸調整が行える製品を選ぶこと、後々の手間を省くことができます。

以上の点を踏まえてH8バルブを選ぶことで、安全かつ効果的にフォグランプを使用することが可能になります。

まとめ

主に軽自動車のフォグランプとして利用されているH8バルブ。

様々な種類や色などによって特性が異なりますが、適切なものを選ぶことによって、悪天候時の視認性と安全性を助けてくれるでしょう。

フォグランプのH8バルブをお探しの場合は、圧倒的な明るさとワイドに広がる配光で抜群の視認性を誇るHID屋のバルブがおすすめです。以下から購入できますので、ぜひチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

HID・LED専門店を運営。累計1,000社以上と取引しており、楽天月間優良ショップ14回受賞、お客様満足度97.4%。本メディアでは、HID・LEDを長年販売してきた経験から、車のヘッドライト・フォグランプ等の関するお役立ち情報を発信していきます。

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