かわいい見た目が人気のスズキ・ラパン。ボディカラーの種類が豊富なだけでなく、内装デザインもおしゃれで女性に人気の車種です。フルフラットにすることができ、使い勝手も抜群です。そんなラパンにフォグランプを後付けしたいと考える人も多くいるかと思います。
この記事では、ラパンにフォグランプを後付けするメリット・注意点、おすすめの商品について詳しく解説します。愛車を快適かつ安全にカスタムしたいと考えている方にとって、役立つ情報となるでしょう。
ラパンのフォグランプ適合表
フォグランプを交換する場合、まずは車種ごとに適合したバルブ形状のものを選ぶ必要があります。交換用のフォグランプを購入する前に、必ず適合を確認しておきましょう。
ラパンのランプ適合表
車種 | タイプ | 型式 | 年式 | ヘッドライト | フォグランプ | ポジション | バック | ||
初月 | 最終月 | HIGH | |||||||
ラパン | HE33S | H27.6 | R4.5 | H4 or HID(D4S) | – | H8 | T10 or LED | T16 | |
ラパン | ショコラ | HE22S | H25.6 | H27.5 | HID(D2S) | – | – | T10 | T16 |
ラパン | HE22S | H20.11 | H27.5 | H4 or HID(D2R) | H1 | H8 | T10 | T16 | |
ラパン | HE21S | H16.1 | H20.10 | H4 | – | H3α | T10 | T16 | |
ラパン | SSタイプ | HE21S | H16.1 | H20.10 | H4 | – | H8 | T10 | T16 |
ラパン | SSタイプ | HE21S | H15.9 | H15.12 | H4 | – | H8 | T10 | T16 |
ラパン | HE21S | H14.1 | H15.12 | H4 | – | H3α | T10 | T16 | |
ラパン | HE33S | R4.6 | LED | – | H8 | LED | T16 |
ラパンのフォグランプを後付けする手順
ラパンのフォグランプをDIYで取付する手順は、以下の通りです。
- 必要な部品を確認する
- 車検に対応した明るいバルブを選ぶ
- 取り付け位置を決める
- 取り付け方法を決める
これらの詳細については、以下の記事でも紹介しているため参考にしてください。
ラパンのフォグランプを後付けするメリット
ラパンのフォグランプは、後付けすることが可能です。
ここからは、フォグランプを後付けすることで得られるメリット2つを紹介します。
- 視認性と安全性が高まる
- 愛車のドレスアップになる
それぞれのメリットについて、詳しく説明します。
視認性と安全性が高まる
フォグランプを後付けすることで、視界が悪い状況でも見やすくなり、安全性が向上します。
前方を遠くまで照らすヘッドライトとは異なり、フォグランプは霧などで乱反射しにくく、足元を広範囲に照らす特徴があります。これにより、ドライバーは視界が悪い時でも路面の状況を正確に把握でき、歩行者や対向車を見つけやすくなります。
さらに、路面に届きやすいフォグランプの光は、周囲に自車の存在を知らせる役割も果たします。その結果、周囲の注意を引き、出会い頭の衝突などの交通事故を防ぐ効果が期待されます。
このように、フォグランプの後付けによって安心して運転できる環境を整えます。
愛車のドレスアップになる
フォグランプを後付けすることで、愛車をドレスアップすることが可能です。「ドレスアップ」とは車の外観をカスタマイズすることであり、フォグランプを取り付けることで愛車に個性を持たせることが出来ます。特に夜間では光源が増えることで、存在感が一層際立つでしょう。
他の車と差別化したいオーナーにとって、有効なドレスアップパーツとしてフォグランプがおすすめです。
ラパンのフォグランプを後付けする際の注意点
フォグランプを後付けする際には、いくつかの点に注意が必要です。
- 適合可能な商品を選ぶ
- 車検に適合した商品を選ぶ
- ヘッドライトと適切なバランスを考える
- 放熱対策を考える
それぞれについて、詳しく解説します。
適合可能な商品を選ぶ
フォグランプを後付けする際には、適切な商品を選ばないと、取り付けが困難になったり、光軸の調整が不十分になってしまう可能性があります。また、車種にあったユニットでないとサイズが大きかったり、取り付け穴位置が合わなかったりして後付け出来ないことがあります。
LEDフォグランプを販売している店舗やメーカーのウェブサイトには、フォグランプの寸法が掲載されている場合もあります。ラパンに装着しても違和感がない寸法か、購入前に必ず確認しておくとよいでしょう。また、ユニットのサイズや取り付け方法を確認して、取り付けようとしている車種に後付けできることをあらかじめ確認しておきましょう。
もし、適合表を確認してもどの商品が適しているか判断に迷う場合は、販売店やメーカーに直接問い合わせることをおすすめします。車種や年式、型式を伝えることで、専門スタッフが適切な商品を案内してくれます。
車検に適合した商品を選ぶ
フォグランプを後付けする際には、車検適合品を選ぶことが極めて重要です。車検適合品とは、道路運送車両保安基準に適合した製品であり、法的に使用が認められたものを指します。
車検適合品を確認するためには、LEDフォグランプを取り扱う販売店やメーカーのウェブサイトをチェックするのが効果的です。多くのウェブサイトでは、「車検対応」や「保安基準適合」といった表記がされていますので、これらを確認することが大切です。
また、製品に貼られているラベルを確認する方法もあります。ラベルには「車検対応」や「保安基準適合」と記載されており、型式指定番号が明記されていることが多いです。この情報は、製品が保安基準に適合しているかどうかを判断するための重要な指標となります。
車検適合品を使用することは、安全運転の観点からも欠かせません。不適合品を使用した場合、車検に通らないだけでなく、保安基準違反となり罰則を受けるリスクもあります。また、不適合な製品が事故の原因となる可能性もあるため、適切な製品を選ぶことが求められます。
さらに、車種ごとの適合表を活用するのも有効です。適合表には、車種、年式、型式ごとに適合する車検対応の製品が記載されており、適切な選択をサポートしてくれます。
もし適合品の選定に迷った場合は、販売店やメーカーに問い合わせるのが良いでしょう。車種や年式、型式を伝えることで、適切な車検適合品を教えてもらうことができます。
ヘッドライトと適切なバランスを考える
フォグランプを後付けする際は、ヘッドライトとのバランスを考慮することが非常に重要です。バランスが取れていないと、対向車に強い眩しさを与え、視界不良や事故の原因になる恐れがあります。
まず、ヘッドライトの明るさを確認し、それに合わせたフォグランプの明るさを選ぶことが大切です。一般的には、ヘッドライトより少し控えめな明るさのフォグランプが適しています。また、明るすぎるフォグランプは車検に通らないことがあるため、注意が必要です。
次に、フォグランプの照射範囲にも配慮しましょう。対向車の眩しさを抑えるためには、前方10~20メートル程度の範囲に調整することが推奨されます。広すぎる照射範囲は他のドライバーに迷惑をかける可能性があるため、慎重に設定することが重要です。
さらに、実際にフォグランプを点灯させ、ヘッドライトとのバランスを確認することも欠かせません。夜間や暗い場所で照射をテストし、対向車に眩しさを感じさせないかどうかを確認すると良いでしょう。
放熱対策を考える
フォグランプを後付けする際には、放熱対策が不可欠です。LEDはハロゲン球に比べて発熱量が少ないものの、長時間の使用で熱を持つことがあり、適切な対策がなければ、LEDの劣化や車体へのダメージ、最悪の場合は火災のリスクも考えられます。
まず、LEDフォグランプの放熱対策として有効な方法にはいくつかの選択肢があります。ヒートシンクを使用することで、LEDから発生する熱を金属部品に効率よく伝え、放散させることができます。放熱面積が広いほど効果的です。また、ファンを取り付けて強制的に冷却することも効果的です。さらに、アルミ製などの放熱性に優れた素材で作られたボディを選ぶのも賢明な選択です。
放熱対策の確認には、製品の説明やユーザーレビューを活用することが重要です。ヒートシンクやファンの有無、ボディ素材の詳細について情報をチェックし、不明点があれば販売店に問い合わせることで安心して選択できます。
ラパンのフォグランプを選ぶポイント
ラパンのフォグランプを選ぶ際、以下のポイントに気をつけましょう。
- 色:安全性と法規制を基準に選ぶ
- 対応したバルブ規格のものを選ぶ
ここからは、これらについて詳細に解説します。
色:安全性と法規制を基準に選ぶ
フォグランプの色選びは、運転中の視界と安全性に大きな影響を及ぼします。特に、淡黄色のフォグランプは霧や雨の日に効果的です。なぜなら、黄色の光は波長が長く、水滴や霧を通り抜けやすいため、視界を妨げる光の散乱を抑えることができるからです。
また、淡黄色の光は眩しさを抑え、対向車に対しても優しい光となり、安全運転を助けます。対して、白色のフォグランプはヘッドライトとの統一感を生み、おしゃれに見えますが、悪天候下での視認性はやや劣ることがあります。運転頻度が高く、特に安全性を重視する方には、黄色のフォグランプがより適しているでしょう。
なお、LEDフォグランプの色については以下の記事でも詳しく書いているので、参考にしてください。
ラパンのフォグランプにおすすめのLEDライト4選
最後に、フォグランプをLED化する際におすすめのLEDバルブを4つ紹介します。ここでは、販売実績多数の「HID屋」のラインナップから特におすすめのものを選びました。HID屋では他にもさまざまな種類のバルブを販売しているので、気になる方はチェックしてください。
おすすめ1:LEDフォグランプ i シリーズ
夜間の運転は視界が悪くなり、事故のリスクが高まることがあります。その対策として、純正のハロゲンやHIDからLEDフォグランプへの交換が効果的です。特にHID屋の「LEDフォグランプ iシリーズ」は、安全基準を満たし、車検対応の高性能設計で、夜道を明るく照らすことができます。
このシリーズには特注のLEDチップが搭載されており、「28400cd」という驚異的な明るさを提供します。これにより、夜間の路面を鮮明に照らし、安全運転をしっかりサポートします。H4 Hi/LoやH7、H8/H11/H16、HB3/HB4など、幅広い車種に対応したバルブ型式が用意されており、6500Kのホワイト光は視認性を大幅に向上させるだけでなく、車の外観をスタイリッシュに演出します。
また、冷却ファンを搭載しているため、長時間の使用でもLEDが劣化しにくく、IP65の防水防塵性能によって、悪天候や悪路でも安心して使用可能です。さらに、エネルギー効率が高く、ハロゲンに比べて寿命が長いため、ランニングコストの削減にも貢献します。1年間の保証が付いているため、購入後も安心です。
夜間の運転をより安全で快適にしたい方に、「LEDフォグランプ iシリーズ」は最適な選択肢です。このシリーズを導入することで、夜間のドライブが一段と安全で快適、そしてスタイリッシュになるでしょう。
シリーズ名 | iシリーズ |
明るさ | 28400cd |
色温度 | 6500K |
適合規格 | H4/H7/H8/H11/H16/HB3/HB4 |
おすすめ2:LEDヘッドランプ / フォグランプ Sシリーズ
夜間の運転では視界が悪化し、事故のリスクが高まることがあります。これを解消するためには、HID屋の「LEDフォグランプ Sシリーズ」が役立ちます。このモデルは、純正ハロゲンバルブの配光を再現しつつ、対向車への眩しさを抑えながら、路面や標識、通行人をしっかり照らします。1灯あたり「21600cd」という明るさを誇り、車検基準にも対応しているため、夜間の安全運転をサポートします。
Sシリーズは、そのコンパクトな設計と耐久性の高いボディが特徴で、長期間の使用に耐えることができます。メッキ仕上げのボディは消灯時にも車体に溶け込み、高級感を引き立てます。さらに、純正ハロゲンバルブと同じ形状のため、取り付けが簡単で光軸調整も不要です。高性能なICと特注のLEDチップを組み合わせることで、明るさが一層向上しています。
配線不要で簡単に取り付けできる点も、このフォグランプの魅力の一つです。視界の不安や眩しさにお悩みの方には、SシリーズのLEDフォグランプをぜひお試しいただき、安全で快適な夜間のドライブを実感してみてください。
シリーズ名 | Sシリーズ |
明るさ | 21600cd |
色温度 | 6500K |
適合規格 | H4/H8/H11/H16/HB3/HB4 |
おすすめ3:LEDフォグランプ Mシリーズ
夜間の運転時に視界が不安定で困っている方には、HID屋の「LEDフォグランプ Mシリーズ」が最適です。このフォグランプは、驚異の「49600cd」の光量を誇り、暗い夜道を昼間のように明るく照らします。その結果、路面や障害物を鮮明に確認でき、安全運転の助けになります。
6500Kのホワイト光は、視認性を大幅に向上させるだけでなく、車両の外観もスタイリッシュに演出します。また、このフォグランプは、悪天候や視界が悪い状況でもしっかりと機能します。特注の高輝度LEDチップが採用されており、明るさと耐久性の両方を兼ね備えています。さらに、コストパフォーマンスも優れており、高性能ながらもリーズナブルな価格を実現しています。
耐久性に優れたアルミニウム合金ボディと静音設計の冷却ファンが、快適な使用感を提供します。IP68の防水・防塵性能により、厳しい天候条件や悪路でも安心して使用可能です。12Vおよび24Vの電圧に対応しているため、さまざまな車両に取り付けることができます。万が一の故障に備え、1年保証も付いています。
夜間運転を安全かつ快適にしたい方には、MシリーズのLEDフォグランプが強く推奨されます。圧倒的な明るさと優れた耐久性、豊富な機能が揃ったこのフォグランプで、夜間のドライブをより快適で安全に、そしてスタイリッシュに変えてみてください。
シリーズ名 | Mシリーズ |
明るさ | 49600cd |
色温度 | 6500K |
適合規格 | H1/H3/H3CH4/H7/H8/H10/H11/H16/H19/HB3/HB4/HIR2/PSX26W/PSX24W |
おすすめ4:LEDフォグランプ Vシリーズ
夜間運転時に視界が不安定になることはよくありますが、HID屋の「LEDフォグランプ Vシリーズ」がその悩みを解消します。このフォグランプは、ホワイトとイエロー(レモンイエローおよびライムイエロー)の2色に切り替えられる機能を備えています。天候や路面の状態に合わせて、最適な視界を提供することができます。ホワイトの光は視認性を高め、イエロー系の光は霧や雪などの悪条件下での視界を改善します。
また、「レモンイエロー」は、路面をよりクリアに照らし、目の疲れを軽減する効果があります。光が均等に広がり、死角を減少させるため、より快適な視界が得られます。操作も簡単で、手元のスイッチでカラーチェンジが可能で、前回の設定を記憶する機能も付いています。
さらに、高輝度のLEDチップとエアロアルミボディが採用されており、優れた放熱性と防水・防塵性能を実現しています。これにより、悪天候でも安心して使用できます。1年間の保証もついており、長期間にわたって安心して使えるのも魅力です。Vシリーズの2色切替フォグランプで、夜間運転をさらに安全かつ快適に楽しんでみてください。
シリーズ名 | Vシリーズ |
色温度 | 6500K(white) / 3000K(yellow) |
適合規格 | H8/H11/H16/HB4 |
まとめ
ラパンにLEDフォグランプを取り入れることで、視認性と安全性の向上が期待できるだけでなく、車の外観をさらにスタイリッシュに仕上げることができます。
しかし、フォグランプの取り付けには法律に基づく規定があり、誤った位置に取り付けると車検に合格しない場合があります。そのため、適切なバルブ規格を選び、法令に従うことが重要です。LEDフォグランプの導入を考える際には、これらの点に注意しつつ、安全で快適なドライブを実現しましょう。
LEDフォグランプの選定には、豊富な種類と実績を持つ「HID屋」をぜひご検討ください。