車のスモールライトとは、別名「ポジションライト」「車幅灯」とも呼ばれており、周囲に自車の車幅を知らせる役割を持っています。
狭い道や見通しが悪い天候時にスモールライトを点灯することで、対向車と安全にすれ違うことができます。
本記事では、スモールライトの概要や使い方、車検に通る条件などを解説しています。お読みいただくことで車のスモールライトについて理解できるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。
車のスモールライトとは?
スモールライトは車の前面の両端に付いている小さいライトのことで、「ポジションライト」「車幅灯」とも呼ばれています。その名の通り、周りに自車の車幅を知らせる役割があります。
点灯方法は、ウインカーレバー先端にあるスイッチを時計周りに1段階回転させると点けられます。
車に必ず装備されていなくてはいけないライトで、取り付け条件は保安基準で定められています。
使い方
対向車や人とすれ違う時や、路肩に停車する際、自車の車幅を周囲に知らせるために点灯させます。
また、曇天や雨天時など、ヘッドライトを点けるまでもないが、点灯しておいた方がより安全を保てると感じた場合などにも有効です。
なお、夜間にスモールライトのみで走行するのは「無灯火運転」となります。道路交通法違反に該当し、罰金が科せられます。
ヘッドライトとの違い
ヘッドライトは、夜間や悪天候時に前方を照らし、視認性を高めたり周囲に自分の存在を知らせる役割を持つライトです。
対してスモールライトは、周囲に自車の車幅を知らせるライトです。
スモールライトはヘッドライトと違い前方の視認性を高めるライトではありませんので、周囲が薄暗くなってきた際はヘッドライトを使用するようにしましょう。
車検に通るスモールライトの条件
スモールライトは車検の検査項目の対象となっており、保安基準を満たしていないと車検に通りません。
以降では車検に通るスモールライトの条件を紹介します。安全運転を保つためにも確認しておきましょう。
明るさ
スモールライトの、車検に通る明るさの基準は以下の通りです。
光源
・平成17年12月31日以前に製造された車/ 5W以上
・平成18年1月1日以降に製造された車/5W以上30W以下
※光源とは光を発するもと・物体のこと
色
スモールライトの車検に通る色は以下のように定められています。
・平成17年12月31日以前に製造された車/白、橙色、淡黄色
・平成18年1月1日以降に製造された車/白
※ウインカーやハザードランプと構造上一体化している場合、橙色でも基準を満たします。
位置
スモールライトの設置場所は以下のように定められています。
・平成8年1月31日以前に製造された車/ランプの中心の高さが地上より2m以下
・平成17年12月31日以前に製造された車/ランプの上縁の高さが地上より2.1m以下
・平成18年1月1日以降に製造された車/ランプの上縁の高さが地上より2.1m以下、ランプの下縁の高さが地上より0.35m以上
・横 : 最外側から4m以内
個数・大きさ
スモールライトの個数と大きさについても保安基準で定められています。
・平成17年12月31日以前に製造された車/規格なし
・平成18年1月1日以降に製造された車/個数 : 2~4個、大きさ : 15m2
スモールライトの交換方法
球切れしていると車検に通らないので、日頃から点灯チェックをしておくことが大切です。また、スモールライトの明るさや色味を変更すると車の雰囲気が変わります。
違反しない程度にドレスアップを楽しむのも良いでしょう。
スモールライトの交換方法は以下の通りです。
- ボンネットを開けて固定する
- スモールライトのソケットを外す
- ソケットからバルブ(電球)を外す
- 新しいバルブを取り付ける
- 点灯確認して終了
スモールランプの交換は比較的簡単で、10分ほどで作業が行えます。
しかし、車に詳しくない方や初めて交換する方は、プロにお願いすると確実に交換でき安心です。
車検OK!おすすめスモールライト
スモールライトを明るくしたい、車検に合格する範囲で色の変化を楽しみたい方はHID屋のLEDポジションランプがおすすめです。
商品名 | ポジション・ナンバー灯 T10 特注LED 16基 |
バルブ形式 | T10 ウェッジ球 極性あり |
カラー | 6500K(ホワイト) |
内容 | 特注の明るいLEDチップ16基搭載 |
上記のスモールライトはLEDチップを16基搭載しており、純正ハロゲンランプより12倍の明るさを誇っています。
LEDチップを贅沢に使用しているため、360度全方位へ光をムラなく照射し、安全走行をサポートします。
商品レビュー評価が★4.6と、購入者からの支持も高いため、安心してお使いいただけます。
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車のスモールライトに関するよくある質問
車のスモールライトに関するよくある質問に答えました。参考にしてください。
- 車のスモールライトとは何ですか?
-
スモールライトは車の前面両端に付いているライトのことです。「ポジションライト」「車幅灯」とも呼ばれており、自車の車幅を周囲に知らせる役割をもっています。
- 車のスモールライトは必要ですか?
-
必要です。車に必ず装備されていなくてはならないライトで、車検の検査項目の対象となっています。
- スモールライトの色を加工していると車検に通らないの?
-
平成18年1月1日以降に製造された車の場合、白色以外にしていると車検に通りません。しかし、ウインカーやハザードランプと構造上一体化している場合、橙色でも基準を満たします。
まとめ
今回は、車のスモールライトの概要や使い方、車検に通る条件などを解説しました。
スモールライトは自車の車幅を周囲に知らせるライトです。狭い道で対向車とすれ違う際や路肩に停車する際などに点灯し、安全を確保しましょう。
また、車に必ず装備されるべきライトで、車検の検査項目の対象です。検査基準を守り、正しく装着するようにしましょう。
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