【適合表付き】LEDバルブ形状の基本&形状の確認方法を解説!

LEDバルブ

自車のランプ類を交換する際、LEDバルブ形状に合わせたものを選ぶために「適合表」を参考にすることでしょう。しかし、適合表の活用方法や注意点が分からないと適切なバルブを選ぶことができません。

この記事では、LEDバルブの適合表の見方やバルブを選ぶ際の注意点について説明します。これからランプをLED化しようと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

LED車種の適合表を今すぐ確認したい方はこちら。

HID屋「LED車種別適合表

目次

LEDバルブ形状とは

複数のLEDバルブ

まずは、バルブ形状の基本的な知識を解説します。

バルブ形状の基本

自動車のランプ類を交換する際には、様々な形状のバルブが存在するため、正しい知識を持って選ぶことが重要です。ここでは、代表的なバルブ形状とその規格について、基本的な知識を解説します。

バルブ形状

自動車用バルブは、大きく分けて以下の2つの形状に分類されます。

  • フィラメント型: 従来の白熱灯と同じく、ガラス管内にフィラメントを封入した形状です。代表的なものとして、T型(T10、T16など)やW型(W5Wなど)があります。
  • ピン型: 金属製のピンで電極を接続した形状です。代表的なものとして、H型(H4、H7など)やD型(D2S、D4Sなど)があります。

主なバルブ形状

ここからは、ヘッドライト、フォグランプ、ポジションランプ、バックランプで使われるバルブ形状の主な規格について説明します。

ヘッドライト

ヘッドライトの主なバルブ形状は、以下のとおりです。

  • H4型:最も一般的なヘッドライト用バルブ形状です。ハイビームとロービームの両方に使用できます。
  • H7型:ロービーム専用の高効率バルブ形状です。
  • H11型:フォグランプやデイタイムランニングライトにも使用されるバルブ形状です。
  • D4S/D4R型:HIDバルブの代替として使用されるLEDバルブ形状です。
  • D2S/D2R型:HIDバルブの代替として使用されるLEDバルブ形状です。

フォグランプ

フォグランプの主なバルブ形状は、以下のとおりです。

  • H16型:フォグランプ専用の高効率バルブ形状です。
  • T10型:小型のフォグランプやポジションランプに使用されるバルブ形状です。

ポジションランプ

ポジションランプの主なLEDバルブ形状は、以下のとおりです。

  • T10型:小型のポジションランプやフォグランプに使用されるバルブ形状です。
  • W5W型:小型のポジションランプや室内灯に使用されるバルブ形状です。

バックランプ

バックランプの主なLEDバルブ形状は、以下のとおりです。

  • T16型:バックランプ専用の高効率バルブ形状です。
  • S25型:小型のバックランプやブレーキランプに使用されるバルブ形状です。

LEDバルブ形状の確認方法

複数のLEDバルブ形状

自車にあったLEDバルブ形状は、以下の方法で確認できます。

型式・初度登録年月日を調べる

車検証が手元にあれば、型式と初度登録年月日を簡単に調べることができます。車検証は、所有者や使用者が自動車を法令に従って使用していることを証明する書類であり、車種や型式、初度登録年月日、車体番号、ナンバープレート番号などの情報が記載されています。

型式は表紙の右上にある欄に、例えば「DBA-EK9」のように記載されています。一方、初度登録年月日は裏面の中央にある欄に記載されています。

実車での確認

車検証で型式や初度登録年月日を確認するだけでなく、実際のバルブを見て情報を得ることが大切です。手順は以下の通りです。

まずエンジンを切り、安全のためにボンネットを開けます。次に、交換したいランプのユニットを見つけ、使用中のバルブを取り外します。その際、バルブの形状と規格を確認しましょう。バルブ形状にはフィラメント型やピン型などの種類があります。また、規格は車種によって異なるため注意が必要です。

さらに、バルブのサイズやピン数も確認します。サイズやピン数が合わないと、取り付けや電気系統に問題が生じる可能性があります。バルブを取り外す際には、紛失や損傷を防ぐために注意が必要です。触る際は手袋を着用し、汚れや傷がないか確認してから取り付けましょう。

適合表での確認

LEDバルブを選ぶ際に便利なのが、適合表です。これは、各車種に対応するLEDバルブを一覧にまとめたもので、メーカーや販売店が提供しています。ウェブサイトにアクセスし、車種情報を入力することで、適合するLEDバルブを簡単に見つけることができます。LEDバルブの種類や明るさ、色温度、価格などを比較し、自分の愛車に最適なものを選びましょう。

なお、HID屋では豊富なラインナップから愛車にあったバルブが確認できるよう適合表も掲載しているので、お困りの際にはご利用ください。

LEDバルブを選ぶ際のポイント

青い眼光鋭いヘッドライト

LEDバルブの規格がわかったら、好みや目的に応じてLEDバルブを選びましょう。LEDバルブを選ぶ際、以下のポイントで選びましょう。

  • 明るさ
  • 色温度
  • 消費電力

ここからは、これらについて詳しく解説します。

明るさ

LEDバルブを選ぶ際には、明るさも重要な要素です。LEDバルブの明るさは、ルーメン値で表されます。適切な明るさのLEDバルブを選ぶためには、使用する場所に合わせてルーメン値を考慮する必要があります。

例えば、ヘッドライト用であれば6000ルーメン以上、フォグランプ用であれば3000ルーメン以上が目安とされます。ポジションランプやバックランプ用でも、それぞれ200ルーメン以上、100ルーメン以上を選ぶことが推奨されます。明るさを適切に選ぶことで、安全性や視認性を確保し、快適なドライビング環境を実現できます。

色温度

LEDバルブの選択において、色温度も重要な要素です。色温度はケルビン値で表され、その値によって光の色合いが異なります。

一般的に、ケルビン値が高いほど、光は青白くなります。ヘッドライト用には、4000K~6000Kが適切であり、フォグランプ用には3000K~4000Kがお勧めです。ポジションランプやバックランプ用では、3000K以下の温度を選ぶことが適切です。

消費電力

LEDバルブを選ぶ際には、消費電力も重要なポイントです。消費電力が低いLEDバルブを選ぶことで、省エネ効果を得ることができます。

特に、ヘッドライト用やフォグランプ用のLEDバルブは、長時間点灯することがありますので、消費電力の低さには十分に注意が必要です。低消費電力のLEDバルブを選ぶことで、車の電力を節約し、バッテリーの寿命を延ばすことができます。また、省エネ効果だけでなく、環境への負荷も軽減することができます。

まとめ

ライトをLEDに交換することで、視認性が上がりドレスアップ効果があります。車種にあったバルブの適合表を参考にしながら正しく選び、安全にライトをLED化しましょう。

LED車種の適合表を確認したい方は下記をご覧ください。

HID屋LED車種別適合表

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事はHID屋が監修しています

HID・LED専門店を運営。累計1,000社以上と取引しており、楽天月間優良ショップ14回受賞、お客様満足度97.4%。本メディアでは、HID・LEDを長年販売してきた経験から、車のヘッドライト・フォグランプ等の関するお役立ち情報を発信していきます。

目次