【ルークス編】ヘッドライトをLED化したい！適合表・メリット・注意点について解説！

2024年6月29日

2009年に発売されたH21年式ルークス。今もなお根強い人気を誇る、ミニバン界のロングセラーモデルです。広々とした室内空間、使い勝手の良い荷室、そして充実した安全装備で、ファミリーカーとして多くの人に愛されています。しかし、発売から数年経つと、ヘッドライトの劣化や暗さを感じるオーナーさんも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ルークスのヘッドライトをLED化する方法について解説します。LEDヘッドライトは、ハロゲンヘッドライトに比べて明るく長寿命なだけでなく、省電力で車体への負担も軽減できます。さらに、スタイリッシュな見た目も魅力です。

この記事では、ヘッドライトをLED化するメリット・注意点、交換手順、おすすめの商品について詳しく解説します。愛車を快適かつ安全にカスタムしたいと考えている方にとって、役立つ情報となるでしょう。

ルークスのヘッドライト適合表

ヘッドライトを交換する場合、まずは車種ごとに適合したバルブ形状のものを選ぶ必要があります。交換用のヘッドライトを購入する前に、必ず適合を確認しておきましょう。

表１ルークスのヘッドライト適合表

スクロールできます

メーカー	車種	型式	年式		ヘッドライト		フォグランプ	ポジション	バック
メーカー	車種	型式	初月	最終月	LOW	HIGH	フォグランプ	ポジション	バック
日産	ルークス	B4#A	R5.6		LED	–	LED	LED	T16
日産	ルークス	ML21S	H21.12	H25.3	H4 or HID(D2S)	–	H8	T10	S25シングル

ルークスのヘッドライトをLED化するメリット

ルークスのヘッドライトをLED化することで、以下のメリットがあります。

圧倒的な明るさ
長寿命
省電力
スタイリッシュな見た目

ここからは、これらについて解説します。

圧倒的な明るさ

LEDヘッドライトが従来のハロゲンヘッドライトと比べて際立って明るい理由は、以下の3つの要因に基づいています。

まず、LEDの発光効率が非常に高い点です。同じ電力でより多くの光を生み出すため、ハロゲンバルブの約10lm/Wに対し、LEDは約100lm/Wと10倍の効率を誇ります。これにより、同じ消費電力でもはるかに明るい光を提供します。

次に、LEDヘッドライトは広い照射範囲を実現します。これは、LEDが点光源ではなく面光源として光を発するためです。広範囲に均一に光を届けることで、視界全体が明るくなります。

さらに、車種ごとに最適化された配光設計が施されているため、ムラの少ない均一な照射が可能です。これにより、ロービームとハイビームの切り替えもスムーズに行われ、常に最適な視界が確保されます。

これらの特性により、LEDヘッドライトは夜間の視認性を大幅に向上させます。例えば、夜間や雨天時の運転で歩行者や障害物を早く認識できるようになりますし、高速道路での視界も良好です。また、トンネル内や薄暗い場所でも安全に運転できます。ロービームでも十分な明るさを持つため、ハイビームの使用頻度が減り、対向車への眩惑も軽減されます。

このように、LEDヘッドライトは安全運転に大いに寄与し、特に夜間や悪天候での運転が多いドライバーや、高速道路をよく利用する方にとって非常に有用です。

長寿命

LEDヘッドライトは、従来のハロゲンヘッドライトに比べて寿命が圧倒的に長いとされています。具体的には、LEDヘッドライトの寿命が約40,000時間であるのに対し、ハロゲンバルブは約3,000時間しか持ちません。これほどの寿命差の理由には、主に2つの要素が挙げられます。

まず、LEDの発熱量の少なさがポイントです。LEDは発熱が少ないため、フィラメント切れなどの故障が起きにくいのです。一方、ハロゲンバルブは発熱が多く、フィラメントが劣化しやすいことから寿命が短くなります。

次に、LEDの劣化の少なさが挙げられます。LEDは半導体素子で構成されており、経年劣化による光量低下が起きにくいという特徴があります。これに対して、ハロゲンバルブはフィラメントが徐々に劣化し、光量が低下しやすくなります。

これらの特性により、LEDヘッドライトは長寿命を実現し、いくつかの利点があります。ヘッドライトの交換頻度が減り、ランニングコストの削減が可能です。また、夜間の突然のヘッドライト切れのリスクが低減し、安全運転に寄与します。さらに、ヘッドライトユニットへの負荷が軽減され、愛車の寿命延長にもつながります。

このように、LEDヘッドライトの長寿命は経済性、安全性、利便性の観点から多くのメリットを提供します。特に、夜間運転が多い方や、車を長く使用したいと考えている方には、LEDヘッドライトへの変更は非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

省電力

LEDヘッドライトは、従来のハロゲンヘッドライトに比べて消費電力が少なく、燃費の向上に寄与します。具体的には、LEDヘッドライトの消費電力が約20Wであるのに対し、ハロゲンバルブは約55Wとなっており、消費電力を約60％削減できます。

省電力の理由は、主に以下の2つです。

まず、LEDの発光効率が高いことです。LEDは、同じ電力でハロゲンバルブの約10倍の光を発生させることができます。具体的には、ハロゲンバルブの発光効率が約10lm/Wであるのに対し、LEDは約100lm/Wを誇ります。

次に、LEDの発熱量が低い点が挙げられます。LEDはハロゲンバルブに比べて発熱が少なく、無駄な電力消費を抑えます。ハロゲンバルブは発熱量が多いため、光に変換されない熱エネルギーが生じ、これが消費電力の増加につながります。

これらの特性により、LEDヘッドライトは従来のハロゲンヘッドライトに比べて圧倒的に省電力を実現します。具体的な効果として、燃費が向上しランニングコストが削減されます。また、バッテリーへの負荷が軽減されるため、バッテリーの寿命も延ばすことが期待できます。さらに、発電量が少ない車でも安心して使用でき、アイドリングストップ機能の作動時間も延長されます。

スタイリッシュな見た目

LEDヘッドライトは、従来のハロゲンヘッドライトに比べて、車の外観をよりスタイリッシュにすることができます。これにはいくつかの要因があります。

まず、LEDヘッドライトは小型で軽量なLED素子を使用しているため、シャープで洗練されたデザインを実現しています。様々な形状やサイズが揃っており、車種や好みに合わせた選択が可能です。

次に、クリアなレンズを使用していることも特徴です。ハロゲンバルブよりも透明度の高いレンズを採用しているため、ヘッドライトユニット全体がスッキリとした印象になります。また、ブラックアウト仕様のインナーレンズもあり、精悍（せいかん）な見た目を提供します。

さらに、多くのLEDヘッドライトにはデイタイムランニングライト（DRL）が搭載されています。昼間でも点灯することで車の存在をアピールし、安全性を高めます。DRLのデザインも多様で、個性的な外観を演出することができます。

最後に、カラーバリエーションが豊富である点も魅力です。白色だけでなく、青色や黄色などのカラーがあり、車のカラーや雰囲気に合わせて選ぶことができます。ただし、極端に白色から外れてしまうと車検に不合格になることがあるので、色温度などを参考に選ぶようにしましょう。

これらの要素が組み合わさることで、LEDヘッドライトはハロゲンヘッドライトに比べて圧倒的にスタイリッシュな見た目を実現します。具体的な効果としては、車の外観が一段と洗練され、個性を際立たせることができます。また、夜間の視認性も向上し、安全運転に寄与します。

このように、LEDヘッドライトのスタイリッシュなデザインは、外観、安全性、個性の3つの面で多くのメリットを提供します。特に、車の外観にこだわる方や個性を強調したい方にとって、LEDヘッドライトへの交換は非常に魅力的な選択肢です。

ルークスのヘッドライトをLED化する際の注意点

ルークスのヘッドライトをLED化する際、以下の点に注意しましょう。

車種適合
ヘッドライトの明るさ
放熱対策
ハイビームの互換性
車検対応

ここからは、これらについて解説します。

車種適合

LEDヘッドライトをルークスに取り付ける際には、車種適合が非常に重要です。適合しないヘッドライトを使用すると、取り付けが困難であったり、機能しない場合があります。

車種適合を確認する方法はいくつかあります。まず、LEDヘッドライトメーカーのウェブサイトでは、ルークスの型式（例：ML21S）を入力することで、適合する製品を見つけることができます。また、オンラインショップやカー用品店のウェブサイトでも同様に、適合情報を確認できます。

製品パッケージにも適合車種が記載されていますので、購入前に確認することが重要です。

なぜ車種適合が重要なのかというと、まず正確な取り付けが可能になり、安全性や機能性が確保されるからです。適合しないヘッドライトは、形状や取り付け方法が異なるため、車体やヘッドライトに負荷をかけることになり、故障のリスクを高めます。また、車検にも影響する可能性があります。

ルークスに関しては、前期型と後期型でヘッドライトユニットの形状が異なる場合があるため、購入前に型式を確認することが重要です。特にオプション装備車に関しては、注意が必要です。取り付けに際しては、場合によっては加工が必要となることもありますので、専門的な知識や適切な工具が必要です。

ヘッドライトの明るさ

ルークス用LEDヘッドライトを選ぶ際には、明るさが重要なポイントですが、単にルーメン数だけで判断するのは適切ではありません。ルーメンは光源から放出される光の総量を示す単位ですが、高いルーメン数が必ずしも視認性の向上を意味するわけではありません。人間の目は、色温度、照射範囲、配光といった要素にも大きく影響されるからです。

色温度は光の色を示すもので、K（ケルビン）で表されます。低い数値は暖色系、高い数値は寒色系を意味し、一般的に5000K～6000Kの昼白色が最も見やすいとされています。

照射範囲には、近距離を照らすロービームと遠距離を照らすハイビームがあります。ロービームは対向車や歩行者を眩惑させないように設計されています。一方、配光は光の分布を意味し、均一に路面や路肩を照らすことが求められます。

適切な明るさのLEDヘッドライトを選ぶためには、以下のポイントに注意しましょう。

視力に合った明るさを選ぶ
夜間の運転頻度を考慮する
走行する道路環境を考える

例えば、3500lm～4000lmのヘッドライトは一般的な明るさで、多くのドライバーに適しています。4500lm～5000lmの明るさは夜間の高速道路走行に適しており、5500lm以上は悪天候や山道走行に最適です。

このように、ルークス用LEDヘッドライトを選ぶ際には、ルーメン数だけでなく、色温度や配光なども考慮することが大切です。これにより、安全で快適な夜間走行が可能になります。

放熱対策

LEDヘッドライトはハロゲンバルブに比べて発熱量が低いものの、放熱対策は欠かせません。特に密閉性の高いヘッドライトユニットでは、熱がこもりやすくなるため、注意が必要です。

放熱対策が不足すると、LEDチップの劣化が早まり、寿命が短くなります。また、内部の熱が原因でヘッドライトユニットの樹脂部品が変形や破損する恐れもあります。さらに、結露が発生すると、ヘッドライトが曇ることがあります。

ルークス用LEDヘッドライトでは、以下のような放熱対策が施されています。まず、ヒートシンクはLEDチップからの熱を効率的に放出するための部品で、放熱性の高いアルミなどの素材が使用されています。また、冷却ファンが内蔵されている場合もあり、強制的に冷却することで高温を避けます。

自分でできる放熱対策として、ヘッドライトユニット周辺の定期的な清掃が挙げられます。ホコリや汚れが溜まると放熱効率が低下するため、定期的に掃除を行いましょう。さらに、風通しの良い場所に取り付けることで、自然な冷却効果を高めることも重要です。

このように、LEDヘッドライトの放熱対策は寿命延長や性能維持に不可欠です。適切な対策を講じることで、安全かつ長期間にわたり、快適な夜間走行を楽しむことができます。

ハイビームの互換性

ルークス用LEDヘッドライトのハイビーム互換性には、2つの主なタイプがあります。

まず、バルブ一体型のLEDヘッドライトは、LEDヘッドライトとハイビームバルブが一体になっています。このタイプを選ぶ際には、ルークスに搭載されているH11タイプのハイビームバルブに対応しているかを確認する必要があります。

一方、バルブ別体型のLEDヘッドライトは、LEDヘッドライトとハイビームバルブが別々になっています。こちらの場合、ルークスに適合するH11タイプのハイビームバルブを別途購入する必要があります。

ハイビームバルブを選ぶ際に重要な点はいくつかあります。まずは明るさです。ルーメン数だけでなく、色温度や照射範囲も考慮する必要があります。一般的には、5000Kから6000K程度の昼白色がおすすめです。

車検対応

LEDヘッドライトを選ぶ際には、車検対応であるかどうかが肝要です。車検対応でない製品を取り付けると、車検不合格になる可能性があります。

車検対応とは、道路交通法で定められた保安基準に準拠していることが求められます。具体的には、光度、光色、配光、照射範囲、防眩性能が基準に適合している必要があります。また、国土交通省の型式認定を受けているかどうかも重要です。型式認定を受けていない製品は、車検で不合格となる恐れがあります。

車検対応のLEDヘッドライトを選ぶには、製品に車検対応のシールや型式認定番号、保安基準適合番号が付いているかを確認することがポイントです。これらの表示がない場合は、車検対応でない可能性があるため、購入前にしっかり確認しましょう。

選ぶ際の注意点としては、信頼できるメーカーの製品を選ぶこと、販売店にて車検対応を確認すること、製品自体に車検対応の明記があることが重要です。また、ルークス用LEDヘッドライトの場合、車種専用設計の製品も取り扱われており、これらは取り付けやすさと車検対応が保証されています。

具体的な製品例としては、大手メーカーの高品質な製品や、車種に特化した設計の製品があります。これらは、性能だけでなく車検対応も確実な選択肢となります。

※ヘッドライトの交換は必ず自己責任で行ってください。作業に不安がある方は、専門業者へ依頼すると安心です。

ルークスのヘッドライトにおすすめのLEDライト3選

最後に、ヘッドライトをLED化する際におすすめのLEDバルブを3つ紹介します。ここでは、販売実績多数の「HID屋」のラインナップから特におすすめのものを選びました。HID屋では他にもさまざまな種類のバルブを販売しているので、気になる方はチェックしてください。

おすすめ1：LED ヘッドライト i シリーズ

夜間の運転は、視界が悪くなり、事故のリスクが高まります。そんな不安を解消してくれるのが、HID屋のLEDヘッドライト iシリーズです。車検対応の高性能設計で、道路運送車両法の保安基準をクリアしており、安全に夜道を照らします。

特注LEDチップを採用し、28400cdの驚異的な明るさを実現。夜間でも路面を鮮明に照らし出し、安全運転を強力にサポートします。H4 Hi/Lo、H7、H8/H11/H16、HB3/HB4など、幅広い車種に対応するバルブ型式を取り揃えています。6500Kのホワイト光は、視認性を大幅に向上させ、夜間の運転をより安心に。車の外観もスタイリッシュに演出します。

さらに、冷却ファン内蔵で長時間の点灯でも劣化を防ぎ、IP65の防水防塵性能で悪天候や悪路にも対応。低燃費で長寿命なLEDは、ランニングコストの削減にも貢献します。1年間の保証付きで、購入後も安心です。

夜道を安全かつ快適に運転したい方は、ぜひLEDヘッドライト iシリーズをお選びください。iシリーズLEDヘッドライトで、夜間の運転を安全、快適、そしてスタイリッシュに変えましょう！

シリーズ名	iシリーズ
明るさ	28400cd
色温度	6500K
適合規格	H4/H7/H8/H11/H16/HB3/HB4

LEDヘッドライト iシリーズ

おすすめ2：LEDヘッドライト / フォグランプ Sシリーズ

夜間の運転は、視界が悪くなり、事故のリスクが高まります。そんな不安を解消してくれるのが、HID屋のSシリーズLEDヘッドライトです。

純正ハロゲンバルブの配光を忠実に再現し、対向車への眩しさを抑えつつ、路面や標識、通行人をしっかり照らします。1灯あたり21600cdの明るさを実現し、車検基準の3.4倍の輝度を誇るため、夜間でも路面の状況を鮮明に把握でき、安全運転をサポートします。

小型ながらも高耐久性を備えたボディを採用し、長期間の使用が可能です。消灯時にはメッキ仕上げのボディが車体に溶け込み、高級感を演出します。取り付けも簡単で、純正ハロゲンバルブと同じ形状のため、光軸調整は不要です。高性能ICと特注LEDチップを使用し、さらに明るさを追求しました。ノイズキャンセラー機能も搭載しており、エンジンノイズなどの電気ノイズを低減し、クリアな視界を確保します。

配線レスで簡単に取り付けられる点も魅力の一つです。視界不良や対向車のヘッドライトの眩しさに悩んでいる方には、このSシリーズLEDヘッドライトで、快適で安全な夜間ドライブをぜひ体験してみてください。

シリーズ名	Sシリーズ
明るさ	21600cd
色温度	6500K
適合規格	H4/H8/H11/H16/HB3/HB4

LEDヘッドライト Sシリーズ

おすすめ3：LEDヘッドライト Mシリーズ

夜間の運転で、もっと明るく、もっと安全に運転したいと思いませんか？そんな方に最適なのが、HID屋のMシリーズLEDヘッドライトです。

1灯あたり49600cdというHIDヘッドライトと同等の圧倒的な光量で、夜間でも路面状況を鮮明に把握でき、安全運転を強力にサポートします。6500Kのホワイト光は、視認性を大幅に向上させ、ドレスアップ効果も期待できます。

フォグランプとしても使用可能なので、悪天候や視界不良時にも安心です。特注の明るいLEDチップを採用し、明るさと耐久性を兼ね備えています。高性能でありながら低価格を実現しており、コストパフォーマンスにも優れています。

アルミニウム合金のボディ素材を採用し、耐久性にも優れた設計です。静音設計の冷却ファンを搭載し、快適な使用感を提供します。さらに、IP68の防水防塵性能を備え、雨天や悪路でも安心して使用可能です。12Vおよび24Vの電圧に対応しているため、幅広い車種に適用できます。万が一の故障にも安心の1年保証が付いているため、購入後も安心して使用できます。

夜間の運転を快適かつ安全にするために、MシリーズLEDヘッドライトをぜひお試しください。圧倒的な明るさと高い耐久性、充実した機能を備えたMシリーズLEDヘッドライトで、夜間のドライブを快適、安全、そしてスタイリッシュに変えましょう！