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【セレナ編】ヘッドライトをLED化したい!適合表・メリット・注意点について解説!

セレナの鋭いヘッドライト

近年、日産セレナはファミリーカーとして高い人気を誇っています。特に、最新モデルでは安全性能や快適性が向上し、多くのドライバーから支持されています。しかし、純正のハロゲンヘッドライトが暗いと感じ、明るく視認性の高いLEDヘッドライトへの交換を検討している方もいるのではないでしょうか。

この記事では、セレナのヘッドライトをLEDに交換する方法について詳しく解説します。LED化のメリットや注意点、交換の手順についても触れているので、安全性の向上や、セレナのドレスアップを考えている方は、ぜひ参考にしてください。

目次

セレナのヘッドライト適合表

ヘッドライトを交換する場合、まずは車種ごとに適合したバルブ形状のものを選ぶ必要があります。セレナは種別が多いので、交換用のヘッドライトを購入する前に、必ず適合を確認しておきましょう。

表1 日産・セレナのヘッドライト適合表

スクロールできます
メーカー車種タイプ型式年式ヘッドライト
初月最終月LOWHIGH
日産セレナe-POWERハイウェイスターHC27H30.2R1.7LED or H11H9
日産セレナC27H28.8R1.7LED or H11H9
日産セレナハイウェイスターC27H28.8R1.7LED or H11H9
日産セレナC26H25.12H28.7H11 or LED9005(HB3)
日産セレナC26H24.8H25.119006(HB4) or HID(D2R)9005(HB3)
日産セレナHID仕様C25H19.12H22.11HID(D2S)H11
日産セレナハロゲン仕様C25H19.12H22.11H119005(HB3)
日産セレナC25H17.5H19.11H4 or HID(D2R)
日産セレナC24H13.12H17.4H4 or HID(D2R)H1
日産セレナハイルーフ仕様C24H13.12H17.4H4 or HID(D2R)H1
日産セレナハイルーフ仕様C24H12.6H13.11IH01 or HID(D2R)H1
日産セレナC24H11.6H13.11IH01 or HID(D2R)H1
日産セレナC23H10.1H11.5H4
日産セレナハイウェイスターC23H10.1H11.5H4
日産セレナGC27、GCF27R1.8R4.11H11 or LEDH9
日産セレナハイウェイスターGC27、GCF27R1.8R4.11H11 or LEDH9
日産セレナe-POWERHC27、HFC27R1.8R4.11H11 or LEDH9
日産セレナe-POWERハイウェイスターHC27、HFC27R1.8R4.11H11 or LEDH9

セレナのヘッドライトをLED化するメリット

芝生の駐車場に停まる黒のセレナ

セレナのヘッドライトをLEDに交換することで、以下のメリットがあります。

  • 視認性の向上
  • 長寿命
  • 省エネルギー
  • ドレスアップ効果

これらについて詳細に解説します。

視認性の向上

セレナのヘッドライトをLED化することで、視認性が大幅に向上します。LEDヘッドライトはハロゲンライトに比べて明るく、広範囲を均一に照らすことができます。この特性により、夜間や悪天候時の運転で道路全体を明るく照らし、運転者がより遠くまで視認できるようになります。LEDライトは色温度が高く白色光に近いため自然で見やすく、夜間の運転時に路面や周囲の状況をはっきりと認識できます。

加えて、LEDヘッドライトはスイッチを入れた瞬間に最大の明るさを発揮するため、トンネルや急な暗転時にも即座に対応できます。また、広範囲に光を拡散する能力があり、側面や路肩も効果的に照らします。これにより、歩行者や障害物の早期発見が可能となり、事故を未然に防ぐことができます。

このように、セレナのヘッドライトをLED化することで得られる視認性の向上は、安全運転に大きく関わります。

長寿命

セレナのヘッドライトをLED化することで、長寿命という大きなメリットが得られます。一般的なハロゲンライトの寿命が約500〜10,00時間であるのに対し、LEDライトは約30,000時間以上の寿命を持つことが多く、交換頻度が大幅に減少します。これにより、メンテナンスの手間やコストを削減することができます。

また、LEDライトは耐久性に優れています。固体状態で発光するため、フィラメントを持つハロゲンライトに比べて衝撃や振動に強く、車両の振動や道路の凹凸による影響を受けにくいです。これにより、長期間にわたり安定した明るさを保つことができます。

さらに、LEDライトは発熱が少ないため、熱による劣化が少なく、結果的に長寿命に繋がります。効率的に電力を使用するため、環境にも優しい選択となります。廃棄物の量が減り、環境負荷が低減されるだけでなく、エネルギー効率の高さから車両の燃費向上にも寄与します。

セレナのヘッドライトをLEDにすることで、長期間にわたって安定した明るさを享受し、メンテナンスの手間やコストを削減できるため、非常に価値のあるアップグレードと言えるでしょう。

省エネルギー

セレナのヘッドライトをLED化することで、省エネルギーの大きなメリットが得られます。LEDライトは、同じ明るさを保ちながら消費電力がはるかに低く、ハロゲンライトの約55Wに対し、LEDライトは約20W程度しか消費しません。この差はバッテリーへの負担を軽減し、車両全体のエネルギー効率を高めます。

また、消費電力が低いことで発熱量も減少し、ヘッドライト周辺の部品への熱の影響が少なくなります。これにより、長期間にわたって安定した性能を維持できます。発熱が少ないため、夏場の高温環境でも劣化しにくく、安定した明るさを保つことが可能です。

さらに、省エネルギーなLEDライトは環境にも優しいです。電力消費が少ない分、燃料消費量が減り、結果的に二酸化炭素(CO2)の排出量も抑えられます。これは地球温暖化対策としても重要です。

以上のように、セレナのヘッドライトをLEDに交換することで、省エネルギー効果を享受でき、バッテリーの負担軽減や環境への配慮、車両全体の電力効率向上など、多くのメリットが得られます。

ドレスアップ効果

セレナのヘッドライトをLED化することで、車の外観を一新し、スタイリッシュでモダンな印象を与えることができます。LEDヘッドライトは、その明るく白い光が特徴で、従来のハロゲンライトやHIDライトに比べてよりシャープでクリアな光を放ちます。

また、LEDヘッドライトの取り付けは、カスタム感を増すための一環として多くのカーオーナーに支持されています。LED化することで、車全体の統一感が向上し、特にLEDテールライトやインテリアライトとも調和が取れたデザインが可能になります。この統一感が、車全体の美観を一段と高めるポイントです。

このように、セレナのヘッドライトをLEDにすることでドレスアップ効果が得られ、車の外観を一新し、個性を強調することができます。

セレナのヘッドライトをLED化する際の注意点

軒先に停まる赤のセレナ

セレナのヘッドライトをLEDに交換する際、以下のポイントに注意する必要があります。

  • 適合性の確認
  • 光軸調整の必要性
  • 電圧や電力の確認
  • 車検適応かどうか

これらについて詳細に解説します。

適合性の確認

LED化する際には、セレナのヘッドライトに適合するLEDバルブを選ぶことが重要です。車種や年式によって仕様が異なるため、適合表や取扱説明書で適切なバルブを確認しましょう。誤ったバルブを取り付けると、光軸の調整が難しくなり、視界不良や対向車への迷惑を引き起こす可能性があります。

また、適合しないバルブは取り付け作業を複雑化させるだけでなく、最悪の場合はヘッドライトユニットや車両の電装系にダメージを与える恐れもあります。購入前に適合性を確認し、安全かつ効果的なLED化を実現しましょう。

光軸調整の必要性

LED化する際に重要な注意点の一つが、光軸の調整です。LEDバルブは従来のハロゲンバルブと発光特性が異なるため、そのまま取り付けると光の配光が乱れることがあります。光軸がズレると、道路上の視認性が低下し、周囲のドライバーや歩行者にも迷惑をかけることになります。特に夜間や悪天候時には、しっかりと光軸を調整することが安全運転に欠かせません。

また、光軸調整は自動車メーカーの指示に従って正確に行う必要があります。適切な調整方法や範囲を守らないと、法定の点検や車検の際に問題が生じる可能性もあります。光軸が規定外である場合、車検に通らない恐れがあるため、注意が必要です

電圧や電力の確認

LED化する際に重要な注意点の一つが、セレナの電圧や電力に適したLEDバルブを選択することです。車両の電気系統は特定の電圧範囲内で動作するように設計されています。LEDバルブの電圧や電力が車両の仕様に合わない場合、電装系に異常を引き起こす可能性があります。

そのため、適切な電圧や電力を持つLEDバルブを選択することが重要です。

車検適応かどうか

LED化する際に考慮すべき重要な要素の一つが、LEDバルブが車検適合であるかどうかです。車検は法定の整備点検であり、車両の安全性や環境性能を確認するためのものです。LEDバルブの取り付けが車検適合でない場合、車検に通らない可能性があります。

また、一部のLEDバルブは、純正のハロゲンバルブと同等の性能や仕様を満たしているため、車検適合とされることがあります。しかし、LEDバルブの性能が法定の基準に合致しているかどうかは製品ごとに異なります。製品の取扱説明書や仕様書をよく確認し、車検適合であることを確認しましょう。

LEDバルブの取り付けが車検適合かどうかを確認するためには、専門の整備士や車検場に相談することが最も確実です。安全性や法令遵守を確保するためにも、車検適合であることを十分に確認した上でLED化を行いましょう。

セレナのヘッドライトをLED化する手順

眼光鋭い紫のセレナ

セレナのヘッドライトをLEDに交換する際、以下の手順で作業します。

バッテリーのマイナス端子を外す

セレナのヘッドライトをLED化する際、まず最初に行うべき手順はバッテリーのマイナス端子を外すことです。これは作業を始める前に電源を切断し、安全性を確保するための重要なステップです。バッテリーのマイナス端子を外すことで、電気系統への誤った接続やショートを防ぎます。

バッテリーのマイナス端子を外す際には、まず車両のボンネットを開きます。次に、バッテリーを特定し、マイナス端子を示すマーク(通常は「-」)を見つけます。適切なサイズのレンチやスパナを使用して、端子の固定ナットを緩め、端子を取り外します。端子を外したら、必ず端子が他の金属部品に触れないように注意しておきます。

既存のバルブの取り外し

セレナのヘッドライトをLED化する際の次の重要な手順は、既存のバルブを取り外すことです。

まず、ボンネットを開き、ヘッドライトユニットにアクセスします。通常、ヘッドライトはカバーで保護されており、これを外すことでバルブにアクセスできます。カバーを外したら、バルブのホルダーにアクセスします。ホルダーは通常、回転やプッシュロックで固定されています。ホルダーを外したら、バルブを軽く押して回し、ユニットから取り外します。

バルブを取り外す際には、手袋を着用し、バルブに触れないように注意してください。ハロゲンバルブは高温になっている可能性があるため、直接触れると火傷の危険があります。バルブが取り外されたら、古いバルブを廃棄します。

LEDバルブの取り付け

次にLEDバルブの取り付けを行います。LEDバルブを取り付け位置に差し込み、適切に位置づけます。バルブがしっかりと固定されていることを確認し、回転やプッシュロックなどで固定します。

そして、LEDバルブに付属する電源や接続用の配線を適切に接続します。配線の極性に注意し、ポジティブ(+)とネガティブ(-)を間違えないようにします。最後に、LEDバルブの取り付けが完了したら、ヘッドライトの動作を確認します。

光軸の調整

光軸の調整は、LEDバルブを取り付けた後にする重要な作業です。適切な光軸を確保することで、道路上の視認性や周囲への影響を最小限に抑えることができます。まず、専用の光軸調整器具を使用して、フロントガラスに射影される光のパターンを確認します。遠方への適切な光の焦点を合わせることで、視界が広がり、安全なドライブをサポートします。

また、光軸の調整は法規制にも関係しており、適切な位置に調整されていることが求められます。車両の光軸が規定外である場合、車検などの点検で問題が生じる可能性があります。そのため、光軸の調整は車両の安全性だけでなく、法的要件を満たすためにも重要です。適切な光軸の調整は、安全なドライビングを確保する上で欠かせない作業です。

セレナにおすすめのLEDヘッドライト3選

最後に、セレナにおすすめのLEDバルブを3つ紹介します。ここでは、販売実績多数の「HID屋」のラインナップから特におすすめのものを選びました。HID屋では他にもさまざまな種類のバルブを販売しているので、気になる方はチェックしてください。

なお、セレナに取り付け可能なLEDバルブの規格は、ロービームが「H4」、「H11」、「9006(HB4)」、「HID(D2R)」、「HID(D2S)」で多様あり、ハイビー「は「H9」、「9005(HB3)」、「H11」があります。少なくとも規格に合うものを選びつつ、ユニット内に収まる形状のものを購入しましょう。

おすすめ1:LEDヘッドライト iシリーズ

LEDヘッドライト iシリーズ

LEDヘッドライトiシリーズは、高性能LEDチップを使用し、車検対応の明るさ基準であるカンデラで28400cdの明るさを実現しています。光量の測定には、1灯あたり6400カンデラ以上の基準が適用されます。また、6500Kの色温度で、車検にも対応しています。冷却ファンを搭載し、IP65の防水防塵(ぼうすいぼうじん)性能を備えています。

消費電力は35Wで、12Vまたは24Vの電圧で動作します。1年間の保証が提供され、商品にはLEDバルブ2個と取扱説明書(保証書)が含まれています。このLEDヘッドライトは、HIDと同等の明るさと視認性を実現し、耐久性の高い性能を備えたLEDバルブであり、ハロゲンからホワイトへのアップグレードに最適です。美しいカットラインと強力な光で、視認性を向上させます。

シリーズ名iシリーズ
明るさ28400cd
色温度6500K
適合規格H4/H7/H8/H11/H16/HB3/HB4

おすすめ2:LEDヘッドライト / フォグランプ Sシリーズ

LEDヘッドライト Sシリーズ

LEDヘッドライト/ フォグランプ Sシリーズは、小型ながらも圧倒的な明るさを実現しています。1灯あたり21,600cdのカンデラ数は車検基準の3.4倍に相当し、優れた視界を提供します。

ボディはメッキ仕上げで、消灯時にはステルス性も向上します。純正ハロゲンバルブと同等の配光を再現し、対向車への配慮を備えています。取り付けは簡単で、バルブの光軸調整も不要です。耐久性も優れており、電動ファンやドライバーが内蔵され、防水・防塵性能も高いです。

LEDチップの特注やICの高性能採用により、明るさと耐久性を両立しています。また、配線レスの設計で省スペースも実現。運転時の安全性と快適性を高めるLEDヘッドライトで、ドライブをより安全で楽しいものにします。

※取り付けは比較的簡単に行える仕様ですが、必ず自己責任で行うようにしてください。

シリーズ名Sシリーズ
明るさ21600cd
色温度6500K
適合規格H4/H8/H11/H16/HB3/HB4

おすすめ3:LEDヘッドライト / フォグランプ Qシリーズ

LEDヘッドライト Qシリーズ

LEDヘッドライト / フォグランプ Qシリーズは、特大の68400cd高性能LEDチップを使用し、抜群の明るさと広範囲に広がる配光を実現しています。LEDバルブの先端は贅沢に赤銅素材で仕上げられ、熱伝導率を高め、効率的にバルブを冷却しています。その結果、視認性が大幅に向上しました。

取り付けも簡単で、ポン付けするだけで、手間がかかりません。また、フォグランプとしても使用可能であり、ヘッドライトと併用することで視認性が一層高まります。このLEDバルブは、高い明るさと視認性を求めるドライバーにおすすめのLEDヘッドライトです。

※取り付けは比較的簡単に行える仕様ですが、必ず自己責任で行うようにしてください。

シリーズ名Qシリーズ
明るさ68400cd
色温度6500K
適合規格H4/H7/H8/H10/H11/H16/HB3/HB4/HIR2/PSX26W/D2S/D4S

まとめ

セレナのヘッドライトを交換することで、視認性が上がりドレスアップ効果も得られます。ただし、安全に作業を行うことや保安基準を満たした製品を選ぶことが重要です。正しい手順を理解して、安全にヘッドライトをLED化しましょう。

HID屋では、自動車のLEDライトに関して豊富な商品を取り揃えています。多くのラインナップから交換用のLEDを選ぶ際には、ぜひご検討ください。

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この記事はHID屋が監修しています

HID・LED専門店を運営。累計1,000社以上と取引しており、楽天月間優良ショップ14回受賞、お客様満足度97.4%。本メディアでは、HID・LEDを長年販売してきた経験から、車のヘッドライト・フォグランプ等の関するお役立ち情報を発信していきます。

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