1993年に発売され、これまで狭い室内空間であった軽自動車から”トールワゴン”というジャンルを生み出したスズキ・ワゴンR。
現行車種は6代目となり、長年多くの方に愛用され続けています。
そんなワゴンRのバックランプを交換したい方に向けて、当記事では具体的な交換方法を紹介していきます。
長い生産年数に伴う様々な年式や、スティングレーやスマイルといった派生車種までモデル別にバルブ形状や交換方法を徹底的に解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
重要!バックランプを交換する前にバルブ形状を確認しよう
ワゴンRのバックランプを交換する前には、愛車にあったバルブ形状を確認しておきましょう。
「バルブ形状」は自動車用ランプに用いるバルブ(電球)のサイズなどを表す規格ですが、初めて見聞きした方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ここからはなぜ事前に確認することが重要なのか分かりやすく解説していきます。
併せてワゴンRのバックランプのバルブ形状を、年式・タイプ別に紹介します。
バルブ形状とは自動車用ランプのサイズ等を定めた国際規格
バックランプやヘッドライト、ウインカーなど自動車には目的に応じて様々なランプが装備されています。
そんなランプに用いられる電球のサイズや口金の大きさなどを定めたものがバルブ形状であり、このバルブ形状は国際規格として全世界で利用されています。
具体的には「H11」「D4S」「T16」など、アルファベットと数字の組み合わせで呼ばれており、各バルブ形状には互換性がありません。
また同じ取り付け箇所でも車種や年式で使用されるバルブ形状が異なるため、もし自車にあうバルブ形状を確認せず購入してしまうと、バルブをうまく装着できないなどトラブルにつながる恐れがあります。
そのためワゴンRのバックランプを交換する際にも、自車の年式やタイプなどをもとに、適合するバルブ形状を確認しましょう。
ワゴンRのバックランプのバルブ形状を適合表で紹介
ここからはワゴンRのバックランプのバルブ形状をタイプ(ワゴンR、スティングレー、スマイルなど)や年式(mh21s、mh23s、mh55s)別に一覧で紹介します。具体的には以下のとおりです。
ワゴンRのバックランプバルブ適合表はこちら
タイプ | 年式 | 車両型式 | 仕様 | バルブ形状 |
ワゴンR | R4.8~ | MH55S | LED | T16 |
スマイル | R3.9~ | MX91S | LED | T16 |
スマイル | R3.9~ | MX81S | ハロゲン | T16 |
スティングレー | H29.2~ | MH55S | LED | T16 |
ワゴンR | H26.11~H29.1 | MH44S | HID | T16 |
ワゴンR (MC前) | H24.9~H26.10 | MH34S | HID | T16 |
スティングレー | H24.9~H26.10 | MH34S | HID | T16 |
ワゴンR | H20.9~H24.8 | MH23S | ハロゲン | T16 |
スティングレー | H20.9~H24.8 | MH23S | ハロゲン | T16 |
ワゴンR | H17.9~H20.8 | MH22S | ハロゲン | T16 |
ワゴンR | H15.9~H17.8 | MH11/MH21 | ハロゲン | T16 |
ワゴンR (MC後) | H13.11~H15.8 | MH11/MH21 | ハロゲン | T16 |
ワゴンR (MC前) | H10.10~H13.10 | MH11/MH21 | ー | T16 |
上記の適合表のとおり、どのタイプや年式でもワゴンRのバックランプのバルブ形状はT16であることが分かります。
ワゴンRのバックランプの交換方法をモデル別に解説
ここからはワゴンRのバックランプ交換方法をモデル別に解説していきます。
●年式やタイプによって異なる場合があります。詳しくはメーカーHP等から取扱説明書をご確認いただくか、メーカーにお問い合わせください。
●DIYで取り付ける場合、必ず自己責任で行ってください。
ワゴンR(スティングレー含む)の場合
ワゴンR(スティングレー含む)のバックランプの交換方法は以下のとおりです。
●ボルト2本は、プラスドライバーなどで外してください。
●ランプ本体は、車両の後方へまっすぐ引いてはずします。
●バルブは上記図のように、抜き差しするだけで交換可能です。
●(3)のクリップ2か所を車体側の穴にあわせて、ランプ本体のつめを車体側の溝(4)にあわせて押し込みます。
紹介する交換方法はH29.2〜年式(MH55S)のものであり、年式やタイプによって異なる場合があります。
ワゴンR スマイルの場合
ワゴンR スマイルのバックランプの交換方法は以下のとおりです。
●ボルト2個を外します
●ランプ本体は、まっすぐ車両後方へ引いて外します。
●リアコンビネーションランプ本体をもとに戻すときは、クリップ2か所(2)を車体側の穴にあわせて押し込みます。
紹介する交換方法はR3.9〜年式(MX91S/MX81S)のものであり、年式やタイプによって異なる場合があります。
ワゴンRのバックランプにはLEDがおすすめ
ワゴンRのバックランプにはハロゲンより優れたLEDがおすすめです。
LEDはハロゲンより明るい光を放つことができるため、バックカメラでの視認性も高くなり暗い場所でのバック走行が苦手な方も安心して行えます。
またLEDの光はハロゲンと比べて鮮やかで直進性が高く視認性が向上し、周囲から注目されやすくなくなるため、愛車のカスタムが趣味のワゴンRオーナーにもおすすめです。
以上のようにハロゲンバルブと比べて明るく鮮やかな光を放つことができるLEDは、ワゴンRワゴンのバックランプとして幅広いオーナーに向けておすすめすることができます。
おすすめのLEDバックランプを紹介
ここからはワゴンRワゴンにおすすめのLEDバックランプを紹介します。
紹介するのは販売実績が多く、明るいと評判の「HID屋」の製品で、以下の3つです。
- LEDバックランプ 6510lx 爆光ホワイト
- LEDバックランプ 9100lx 爆光
- LEDバックランプ 11990lx
ここからは一つずつ詳しく解説していきます。
LEDバックランプ 6510lx 爆光ホワイト
商品名 | LEDバックランプ 6510lx |
色 | 6500K (ホワイト) |
明るさ | 1灯あたり6510lx |
はじめにご紹介するのはロングセラーとして多くのユーザーに支持されているHID屋の「LEDバックランプ 6510lx 爆光ホワイト」です。
最大の特徴は、特注の明るいLEDチップを30基搭載し、驚異的な明るさを実現している点です。
純正バルブと比較して格段に視認性が向上し、特に夜間や暗所での後退時には効果抜群です。
また、広範囲を均一に照らすワイドな配光設計を採用しており、後方の視認性が大幅に向上します。
この明るくワイドに照らす光によってバックカメラの映像がクリアになるだけでなく、後続車や歩行者への注意喚起にも優れており、事故のリスクを低下させる効果もあります。
機能性とデザイン性を兼ね備えた「LEDバックランプ 6510lx 爆光ホワイト」は、バックランプに明るさと安全性を求める方におすすめです。
LEDバックランプ 9100lx 爆光
商品名 | LEDバックランプ 9100lx 爆光 |
色 | 6500K (ホワイト) |
明るさ | 1灯あたり9100lx(ルクス) |
次にご紹介する「LEDバックランプ 9100lx 爆光」は、特注の明るいLEDチップを搭載し、爆光の名にふさわしい明るさを誇っています。
ご購入いただいたお客様からは「雨の日でも見やすい明るさ」「視認性が抜群に良くなりオススメ」と好評の声が寄せられ、楽天市場の車用品ライト・ランプその他部門でNo.1を獲得。
また上記画像のような明るさにも関わらず車検にも対応しています。
より明るくて販売実績がある商品をお求めの方には、「LEDバックランプ 9100lx 爆光」がおすすめです。
LEDバックランプ 11990lx
商品名 | LEDバックランプ 11990lx |
色 | 6500K (ホワイト) |
明るさ | 1灯あたり11990lx |
最後にご紹介する「LEDバックランプ 11990lx」は、まるでヘッドライトのような圧倒的な明るさを誇る製品です。
光がリフレクターに効率良く反射することで、バックランプの光がより広い範囲に届き、後方の視認性を大幅に向上させます。
特に夜間の駐車や狭い場所での切り返しで、その効果を実感できるでしょう。
特注の高性能LEDチップを57基搭載しており、その明るさはまさにヘッドライト級。
真下へもワイドにはっきりと照射できて、暗い場所でも後方をしっかりと照らし安全な駐車や後退をサポートします。
「LEDバックランプ 11990lx」は、純正品からのアップグレードを検討している方や、明るさと視認性を最大限に求める方にぴったりです。
まとめ
ここまでワゴンRのバックランプの交換方法について、年式やモデル別に、人気商品と併せて紹介してきました。
バックランプは自動車用ライトの中でも小さいパーツですが、後退時の視認性を高めるなど安全運転には欠かせない部品です。
そんなバックランプをLEDに交換するだけでワゴンRが今まで以上に使い勝手がよく、個性的になり、より愛着が湧くことでしょう。
今回ご紹介した交換方法やおすすめ商品を参考に、是非あなたのワゴンRのバックランプもLEDに交換してみてはいかがでしょうか。