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T10 LEDポジションランプの車検基準とは?通過するポイントについて詳しく解説!

車の位置を示すために点灯させるポジションランプ(車幅灯)には、T10というバルブ規格が広く採用されています。

最近ではカスタマイズの1つとして明るいLEDバルブに交換する方も増えてきています。読者の皆さんの中にも交換を考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

ただ交換するにあたり気になる点、それは「LED化して車検に通るのだろうか?」という点です。安心してください、基準さえ満たせば車検は問題なく通ります。この記事では、車検を通過するために必要な知識について詳しく解説します。

目次

ポジションランプとは?

そもそもポジションランプとはどのような役割のライトなのでしょうか?

ポジションランプは、車両の前後に設置され、夜間や悪天候時に車の存在と位置を知らせるためのライトです。

夕方や朝方など、薄暗く相手から車が見えにくくなる他のドライバーや歩行者に対して車の位置を示します。法律でも設置が義務付けられており、車検の検査項目の1つともなっています。

これらのランプは、安全運転を支援し、交通事故を防ぐために非常に重要な役割を果たしています

一方で、ポジションランプは車両のデザインを引き立てるアクセントとしても機能するため、最近ではLEDなど明るいライトに交換する人も増えてきています。

デイライトとは異なる役割

車両の位置を知らせるためのライト、と聞くとデイライトと間違える方もいらっしゃるのですが、デイライトとポジションランプは異なる役割になります。

ポジションランプは夜間や視界が悪い状況で車の位置を示すために設計されており、法律でその使用が定められています。

一方、デイライトは昼間の視認性を高めるために存在し、特に曇りや夕暮れ時に他のドライバーに車両を認識させるのに役立ちます。

デイライトは通常、車両の前面にのみ設置され、ポジションランプよりも明るく設計されています。この明るさの違いは、それぞれのライトが果たす役割に基づいています。

ポジションランプは控えめな光で十分ですが、デイライトはより強い光を必要とします。

このように同じようにみえる2つのライトは全く異なる役割をもっています。

T10バルブとは?

T10画像

T10バルブは、直径10mm程度と小型ながらも必要十分な明るさを保つ為、自動車の多くの場所で採用されています。

T10バルブは2種類のバルブ形状があり、それぞれの特徴を生かし、ルームランプ、サイドウィンカー、ポジションランプなど自動車のあらゆる場所で利用されています。

T10バルブの詳細についてもっと詳しく知りたい方は「T10規格とは?仕様や用途、LED化のメリットについて詳しく解説!」をご覧ください。

ポジションランプにT10 LEDバルブを利用するメリット

夜のドライブには必須ともいえるポジションランプですが、近年LED化する方が増えてきています。

それではLED化することにどのようなメリットがあるのでしょうか?ここではポジションランプをLED化する3つのメリットについてご紹介します。

明るさ

LEDバルブをポジションランプに使用することで、明るさの面で大きなメリットがあります。

LEDは従来のハロゲンバルブに比べて、より高い光度を実現します。これは、LEDが電力をより効率的に光に変換するためであり、小型でもハロゲンランプの何倍もの明るさを実現します。

さらに、LEDバルブの光は指向性が高く、光の拡散が少ないため、必要な場所を明るく照らすことができます。これにより、夜間の視認性が向上し、ドライバーの安全性が高まります。

また、LEDバルブは点灯から最大の明るさに達するまでの時間が非常に短いため、安全性にもつながります。

省エネ

LEDバルブへの交換は、低消費電力という省エネ効果をもたらします。

従来のハロゲンバルブと比較してLEDバルブは消費電力が少ないため、車のバッテリーへの負担を減らし、燃費を改善する効果があります。

この効率の良さは、特に長距離を運転するドライバーにとって経済的な利点となります。

また、エネルギー効率の高さは環境への影響も考慮した選択であり、近年世界中で取り組まれているカーボンニュートラルへの貢献にもつながります。

長寿命

省電力で稼働するというメリットは、バルブの長寿命化というメリットをもたらします。

従来のハロゲンバルブが約1,000時間の寿命であるのに対し、LEDバルブは平均して10,000時間以上の長寿命を誇ります。

この長持ちする特性は、ランプの交換頻度を大幅に減少させ、結果としてメンテナンスコストを削減します。

また、LEDバルブの寿命が長いことは、車両の故障率を下げ、車両全体の信頼性向上とメンテナンスコストの削減にもつながります。

T10 LED ポジションランプは車検に通るのか?

ポジションランプは、基準さえ守ればLED化しても車検通過は可能です。それでは車検に通過するLEDバルブの3つの選定ポイントについて解説しましょう。

①明るさ

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年式光源のワット数光度
平成17年度以前5~30W以下300cd以下
平成18年度以降5~30W以下300cd以下

ポジションランプには明るさについての基準が定められており、光源と光度という値で設定されています。基準値は製造年が平成17年度以前と18年以降で基準が異なっており、上記表の通りとなっています。

共に自車の位置を知らせながらも対向車が眩しくない程度の明るさと規定されています。目立ちたいからといってあまりにも明るすぎるT10 LEDバルブを選定すると車検に通過しない可能性もありますので注意しましょう。

②色

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年式色温度の範囲
平成17年度以前白、淡黄色、橙色
平成18年度以降
※但し、ウィンカーやハザードランプ、側方灯と一体化構造の場合のみ橙色も可

色についても明るさ同様、製造年が平成17年度以前と平成18年度以降で異なります。通年で白はOKであり、その他の色は製造年によってことなります。

最近の車の場合、基本は白であり、ウィンカー、ハザードランプ、側方灯と一体化している場合のみ橙色も可という基準であり、色については厳格な基準が設けられています。

最近ではネット通販等でブルー、ピンク、グリーンなどのT10 LEDバルブが販売されており、ポジションランプ等での利用例も紹介されています。しかしこのようなカラーバルブを使った場合、すべて車検NGとなってしまう為注意しましょう。

青白い色は車検NGな場合もあるので注意!

同じ白でもすべてのLEDがOK、というわけではありません。

白色でも7000ケルビン以上の製品になると青白い光を放つバルブがあります。全体的には白色の光に見えるので車検基準にクリアしているように見えますが、検査官によっては青色と判断し車検NGとされてしまうケースもあります

よって、製品選定時は6500K以下の製品を選択するようにしましょう。ちなみにこれはヘッドライトなどでも同じで、前方を照らすライトは6500K以下の製品をえらぶほうが無難です。

③取付位置と個数

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製造年高さランプ個数ランプの大きさ
平成8年1月31日以前ランプ中央が2m以下車両最外側から400mm以内(基準無し)(基準無し)
平成17年12月31日以前ランプ上縁が2.1m以下車両最外側から400mm以内(基準無し)(基準無し)
平成18年1月1日以降ランプ上縁が2.1m以下
ランプ下縁が0.35m以上
車両最外側から400mm以内2個または4個(左右対称)15平方cm以上

取付位置や個数、ライトの大きさについても、明確な取り付け基準が決められています。こちらも自社の位置を明確にしめしながら、対向車にまぶしくないという前提で定められた基準になっています。

取付位置については、製造年によって細かく定義されています。非常にややこしいように思えますが、純正位置から変えなければ問題ない、と考えてください。

ただ、後付けでポジションランプを追加する、あるいは車高アップ、ダウンを考える方などは注意しましょう。特に車高を変更すれば同時にポジションランプの位置も変更になってしまい、気づかない間に違法改造車、となってしまう可能性もあります。

T10 LEDバルブに交換する際の注意点

ここまで車検選定についての基準について詳しく解説しました。問題ない製品を選定し、「さあ交換!」と考える方、もうちょっと待ってください。交換時にも注意すべき点はいくつかあります。

ここでは作業時の基準について詳しく解説します。

車両に合ったバルブの選定

なにより車両に適したT10 LEDバルブを選定することは安全性だけでなく先に説明した車検対応とするためにも重要です。間違えない為には、車検対応、と書かれた製品を選ぶことをおすすめします。

また、同じT10とかかれた車検対応バルブであっても、車両のモデルや年式によっては電圧やサイズが異なる場合があります。そのため、バルブを選ぶ際には、メーカー提供の車両適合表を参照し、自車に合ったバルブを選定するようにしましょう。

また先に書いたとおり、製造年によって車検基準にも違いがある為、車検証とカタログ等を見比べて自分の車両にあった車検対応品を選びましょう。

正しい作業手順の確認

ポジションランプの交換作業を行う際には、正しい手順と必要な工具を事前に確認し準備しましょう。
間違った方法で作業を行うと、車両の損傷につながるだけでなく自身の怪我につながる可能性があります。

ポジションランプ交換は、車両によって難易度が異なります。簡単にバルブ交換できる車両もあれば、ライトハウジングやバンパーを取り外す必要があるなど難易度が高いケースもあります。よって作業に自信がない場合は、無理をせず専門家に依頼することをおすすめします。

T10 LEDポジションランプを使うならHID屋がおすすめ!!

HID屋が選ばれるポイント

T10 LEDポジションランプ製品をお探しならHID屋の製品がおすすめです。

HID屋は、高品質なT10 LEDランプを提供することで知られており、その製品は明るさ、耐久性、安全性の三つの要素で高く評価されています。

また、小型LEDを多数配置することで、純正同様360度ムラなく照射できる点も、多くのユーザーから支持されている理由となっています。

ポジションランプに適したのT10 LEDランプも多数ラインナップされています。車検対応ながら、爆光モデルから、純正同等品まで多くのバリエーションの中からあなた好みの製品をつけられるでしょう。

まとめ

この記事では、T10 ポジションランプのLED化が車検に通るかどうか?を詳しく説明しました。

T10ポジションランプをLED化した場合でも基準に従った製品を選定すれば、問題なく車検に通ります。但し車両や製造年によってその基準は異なりますので、マニュアル等でしっかり確認するようにしましょう。

また、交換作業についても車検に対応するだけでなく安全も踏まえチェックすべき項目がありますので、こちらも本記事を参考にしっかり準備するようにしてください。

なお、LEDバルブの購入を検討する際は、信頼と実績のあるHID屋の製品がおすすめです。HID屋では、高品質なLED製品を幅広く取り揃えており、優れた顧客サービスも提供しています。

車の照明をアップグレードするなら、ぜひHID屋の公式オンラインショップをご利用ください。あなたの要望にあった製品を見つけられるでしょう。

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この記事はHID屋が監修しています

HID・LED専門店を運営。累計1,000社以上と取引しており、楽天月間優良ショップ14回受賞、お客様満足度97.4%。本メディアでは、HID・LEDを長年販売してきた経験から、車のヘッドライト・フォグランプ等の関するお役立ち情報を発信していきます。

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