「動ける広い部屋」をキャッチフレーズに、広い室内空間を魅力として2016年に登場したトヨタ・ルーミー。
発売以来、コンパクトな外装と広い室内空間のバランスが取れた実用的な車として、子育て世代を始め幅広い層から支持を得ています。
この記事では、そんなルーミーのバックランプを純正からLEDに交換するメリットや選び方、交換手順について解説します。
併せてルーミーにおすすめのLEDバックランプも紹介しますので、参考にしてみてください。
ルーミーのバックランプを純正からLEDに交換するメリットを解説
ルーミーのバックランプを純正バルブからLEDに交換するメリットは、視認性が大幅に向上することです。
LEDバックランプは純正バルブよりも明るい光を放つため、暗い環境でもバックカメラの映像が鮮明になり、安心して駐車や後退が行えます。
またバックランプの光が明るいと夜間に自宅の駐車場へ車を停める際や、狭い通路を通過して駐車する際に、後方の状況をより正確に把握でき安心です。
特に住宅街の狭い駐車スペースやマンションの機械式駐車場など、後退時の視界が限られるシーンでのLEDバックランプの明るさは、より大きな助けとなります。
ルーミーのような多目的に使える車にとって、LEDバックランプへの交換は、ドライバーや家族の安全と利便性の両方を向上させてくれるでしょう。
LEDバックランプ選びに重要な3つのポイントを解説
「バックランプをLEDに交換したいけど、どれを選べばいいの?」と迷われる方もいらっしゃるでしょう。
ルーミーに合うLEDバックランプを選ぶ際に、重要なポイントは以下の3つです。
- 適合するバルブ形状(T16)を選ぶ
- 車検に対応した製品を選ぶ
- 信頼のあるブランドから選ぶ
ここからは3つのポイントに分けて詳しく解説していきます。
適合するバルブ形状(T16)を選ぶ
ルーミーのバックランプをLEDに交換する際は、愛車に合ったバルブ形状(T16)を選びましょう。
ルーミーのバックランプのバルブ形状について、以下に適合表を作成しました。
年式 | 車両型式 | 仕様 | バルブ形状 |
R2.9~ | M900A・M910A | LED仕様 | T16 |
R2.9~ | M900A・M910A | ハロゲン仕様 | T16 |
H28.11~R2.8 | M900A・M910A | LED仕様 | T16 |
H28.11~R2.8 | M900A・M910A | ハロゲン仕様 | T16 |
表から分かるように、これまで販売されているルーミーに適合するバックランプのバルブ形状は、全て「T16」です。
なお、今後のマイナーチェンジ等でバックランプの適合バルブがT16から変更される場合もありますので、必ずご自身で取扱説明書や自動車ランプブランドの適合表などで、最適なバルブ形状を確認してください。
車検に対応した製品を選ぶ
ルーミーのバックランプをLEDに交換する際には、車検対応の製品を選ぶことが重要です。
車検に対応しているかは、保安基準を満たしているかどうかで決まります。
基準を満たしていない製品は車検を通過することができず、公道を走れなくなってしまいます。
保安基準でバックランプの色は「白色」と定められてられており、車検対応の白色のバックランプを選ぶためにはケルビン数(K)が重要です。
上記の図のとおり、白色に見える5,000〜6,500KのLEDバックランプを選びましょう。
信頼のあるブランドから選ぶ
ルーミーのLEDバックランプを選ぶ際には、信頼のあるブランドから選ぶことが大切です。
一般的に信頼性の高いブランドは厳しい品質基準をクリアした製品を提供しており、購入後のアフターサポートも充実しています。
一方で市場には多くのLEDバックランプが出回っており、その中には粗悪品も含まれています。
バックランプは、車両が後退していることを周囲に知らせる重要な設備です。
そんなバックランプに粗悪品を使用してしまうと、明るさが足りず視認性が低下し、後方が見えづらく夜間の駐車や後退が難しいものとなってしまいます。
さらには突然の不具合によって点灯せず、後続車や歩行者が気づくことができなくなり、重大な事故を引き起こす場合も。
このようなリスクを避けるためには、評価の高いブランドや実績のあるメーカーの製品を選ぶことが重要です。
ルーミーのバックランプの交換手順を解説
ルーミーのバックランプをDIYで交換しようと考えている方のために、交換手順解説します。
●紹介する交換手順はR2.9〜年式(M900A・M910A)のものであり、年式やタイプによって異なる場合があります。詳しくはメーカーHP等から取扱説明書をご確認いただくか、メーカーにお問い合わせください。
●DIYで取り付ける場合、必ず自己責任で行ってください。
ルーミーにおすすめのLEDバックランプを紹介
ルーミーには以下の2つのLEDバックランプがおすすめです。
- LEDバックランプ 6510lx 爆光ホワイト
- LEDバックランプ 11990lx
ここからは一つずつ詳しく解説していきます。
なおいずれの製品も販売実績が多く、「明るいと評判」の「HID屋」のラインナップからおすすめ製品を選んでいます。
LEDバックランプ 6510lx 爆光ホワイト
商品名 | LEDバックランプ 6510lx |
色 | 6500K (ホワイト) |
明るさ | 1灯あたり6510lx |
はじめにご紹介するのはロングセラーとして多くのユーザーに支持されているHID屋の「LEDバックランプ 6510lx 爆光ホワイト」です。
最大の特徴は、特注の明るいLEDチップを30基搭載し、驚異的な明るさを実現している点です。
純正バルブと比較して格段に視認性が向上し、特に夜間や暗所での後退時にその効果を発揮します。
また、広範囲を均一に照らすワイドな配光設計を採用しており、後方の視認性が大幅に向上します。
この明るくワイドに照らす光によってバックカメラの映像がクリアになるだけでなく、後続車や歩行者への注意喚起にも優れており、事故のリスクを低下させる効果も。
さらにアルミ削り出し加工が施されたデザインは、機能性を追求するだけでなく上品で高級感のある外観を実現しており、そのスタイリッシュな仕上がりによって愛車におしゃれなアクセントを加えます。
機能性とデザイン性を兼ね備えた「LEDバックランプ 6510lx 爆光ホワイト」は、バックランプに明るさと安全性を求める方におすすめです。
LEDバックランプ 11990lx
商品名 | LEDバックランプ 11990lx |
色 | 6500K (ホワイト) |
明るさ | 1灯あたり11990lx |
次にご紹介する「LEDバックランプ 11990lx」は、まるでヘッドライトのような圧倒的な明るさを誇る製品です。
光がリフレクターに効率良く反射することで、バックランプの光がより広い範囲に届き、後方の視認性を大幅に向上させます。
特に夜間の駐車や狭い場所での切り返しで、その効果を実感できるでしょう。
特注の高性能LEDチップを57基搭載しており、その明るさはまさにヘッドライト級。
真下へもワイドにはっきりと照射できて、暗い場所でも後方をしっかりと照らし安全な駐車や後退をサポートします。
また純正ランプと同等のサイズで、取り付け交換も簡単です。
「LEDバックランプ 11990lx」は、純正品からのアップグレードを検討している方や、明るさと視認性を最大限に求める方にぴったりです。
まとめ
この記事では、ルーミーのバックランプを純正からLEDに交換するメリットや選び方、交換手順について解説しました。
LEDバックランプは純正バルブよりも明るく、夜間や暗い場所での、後退時の視認性を大きく向上させます。
そして後続車や周囲の歩行者にも自車の動きをしっかりと伝えられるため、事故のリスクも軽減できます。
お子さまとの外出や夜間の駐車場での利用などを、より安心・安全にするために、LEDバックランプへの交換をぜひご検討ください。