薄暮時の事故対策

夜より夕方のほうが見にくい?
なぜかヒヤッとする薄暮時間帯とライトの関係

夕方(薄暮時間)の運転で、歩行者や自転車が急に近くに見えてヒヤッとしたことはありませんか。
周囲が薄暗くなり始める夕方は、実は夜より車と歩行者の死亡事故が多い時間帯だとされています。
警察庁のデータでも、死亡事故が最も多いのは夜ではなく夕方であると証明されています。

時間別の死亡事故件数のグラフ

参考:警察庁 薄暮時間帯における交通事故防止

本記事では、なぜ夜より夕方に事故が増えるのか、その理由とライトとの関係について詳しくお話ししていきます。

「まだ明るいのに危ない」
夕方の運転で何が起きているのか

日が完全に沈んだ夜ではなく、夕方に重大な事故が発生しやすい理由は、夕方特有の「薄暗さ」にあります。 夕方特有の「薄暗さ」は、運転中の私達や周囲に次のような変化を起こします。

  • ・周囲が暗くなったことに気づきにくくなる
  • ・「まだ見えている」という思い込みが生まれる
  • ・帰宅時間帯で車や歩行者が一気に増える
  • ・対向車のライトで一時的に視界が奪われやすくなる

こうした夕方の変化は、ドライバーの注意力だけで事故を回避するのがどうしても難しいため、「見え方そのもの」を変える対策が重要になってきます。 ここからは、上記の変化がなぜ「明るいのに危ない」につながるのか、詳しく解説していきます。

周囲が暗くなったことに気づきにくくなる

運転中、ふと「こんなに暗かったっけ?」「ヘッドライトを点灯していなかった!」といった経験をされた方も多いのではないでしょうか。
夕方は周囲が少しずつ暗くなります。この「少しずつ」が、私達に暗さの進行を気づかせにくくしています。

私たちが生活している環境は、明るさにしても、音にしても、一定ではありません。様々な異なる条件のもとでも、何かを見たり聞いたりといったことができるように、私たちの感覚のシステムには“ある程度の周囲の変化には無意識に適応できる”という能力が備わっています。特に、少しずつ変わっていく変化には適応しやすく、「継続的で自然で問題のない変化であり、注意を払うべきものではない」と認識されるので、気づきにくくなります。
引用:PR TIMS 「夕暮れ時の交通事故が多い理由は●●だった!心理学者の晴香葉子先生に学ぶ早期点灯の重要性」

このように、人は少しずつ変化することに無意識に適応してしまうため、いつのまにか日が落ちて暗くなっていることに気づきにくいのです。
そのため、ライトの点け忘れなどで事故が起こりやすい環境となってしまいます。
「まだ見えている」という思い込みが生まれます。

「まだ見えている」という思い込みが生まれる

あなたは夕方の運転時に、「まだ周囲には車の存在は見えているだろう」「ライトの点灯はまだ早いか」と判断したことはありませんか。
これは歩行者側も同じで、 「これくらい明るければ、車から自分は見えているだろう」と考えています。
しかし薄暗くなった道路環境では車や歩行者、自転車は想像以上に見えにくく、「思ったより近くにいた」というケースがよくあります。
筆者も、ライトが点いていない対向車や暗い服装の歩行者がすぐそばにいて、ドキっとした経験があります。
夜間であればヘッドライトを点けますし、歩行者も反射バンドや蛍光タスキを持ち歩くなどの意識が自然と高まりますが、夕方は明るさが残っているがゆえに油断してしまい、これが事故につながる原因となっています。
警察庁の分析でも薄暮時間帯に歩行者事故が多いことが指摘されています。

帰宅時間帯で車や歩行者が一気に増える

17時台から19時台にかけては、仕事や学校を終えた人たちが一斉に動き出す帰宅ラッシュの時間帯です。
この時間帯は、「車の交通量が増える」「歩行者が増える」「自転車が増える」といったように、道路環境があわただしくなります。
交差点や横断歩道、住宅街の細い道では、前方の車だけでなく、歩行者や自転車にも同時に注意を払う必要があり、ドライバーにかかる情報量は一気に増加します。
こうした複雑な道路環境は、事故につながるリスクを高めます。

対向車のライトで一時的に視界が奪われやすくなる

夕方は周囲の車がライトを点灯し始める時間帯です。
それまで点灯していなかった対向車のライトが急に点灯し、強い光が目に入るとまぶしさによって一時的に視界が奪われてしまいます。
この現象は眩惑(げんわく)と言い、見にくくなる時間は数秒程度と短いものの、その間に、横断しようとする歩行者や道路脇を走る自転車といった情報を正確に把握できなくなる場合もあります。
こうした一瞬の視界低下が、事故を引き起こしてしまいます。

夕方の見づらさはライトを
見直すことで変えられる

夕方の運転リスクを下げる対策として「早めのライト点灯」が有効と言われていますが、純正のライトのままでは不十分です。
純正のライトの場合、点灯していても夕方の見えにくさを十分にカバーできません。
たとえば、先ほど筆者の経験談としてお伝えしましたが、愛車のライトの光が遠くまで届かない場合、薄暗さに紛れた歩行者を認識したときには距離がかなり近くなってしまうため、危険です。
また、道路脇や側道にいる歩行者・自転車は車の死角に入りやすく、ドライバーが注意していても、ライトが当たらず見落としてしまうことがあります。
夕方の安全性を高めるためには、「見えない」を「見える」にするライトが欠かせません。

夕方のヒヤッを防ぐ。
見えないを見えるに変えるライトとは

では「見えないを見えるに変えるライト」とはどんなものか。
ポイントになるのは、

  • ・夕方の薄暗さに紛れる歩行者を早く認識できること
  • ・ドライバーから死角になりやすい範囲を照らせること

です。
HID屋のヘッドライトは、遠くまで明るい光を届け、夕方の薄暗い時間帯でも歩行者をいちはやく捉えられる設計となっています。

さらに、ワイドな照射で側道までしっかり照らしつつも、対向車には眩しさを与えません。

ドライバーの見やすさを高めつつ見える範囲を広げ、周囲への配慮も欠かさないHID屋のヘッドライトは、夕方の運転時の安心感を支えてくれます。

夕方でも自分の動きがしっかり伝わる
ウインカー・バックランプ

「見えないを見えるに変える」はヘッドライトだけでなく、ウインカーやバックランプでも重要なポイントとなります。
夕方は、まだ明るさが残る時間帯です。
そのため、純正ライトのやさしくふんわりとした光では、周囲の明るさに紛れ、他車や歩行者がこちらのウインカーやバックの合図に気づくのが遅れてしまうことがあります。
HID屋のウインカーは、素早い点灯とキレのある明るさで、進行方向の意思を瞬間的に、はっきりと伝えます。
遠くにいる車や歩行者にも行動をしっかりと伝えられるため、夕方の交差点や車線変更時の事故防止につながります。

また、HID屋のバックランプは、ワイドに広がる配光で後方の視認性を高め、「車をバックさせる時に人影が見えなかった」といったヒヤリとする場面を防ぎます。

HID屋のバックランプの明るさは、ヘッドライト級です。
ショッピングセンターやスーパー、自宅の駐車場といった場面で、愛車の後方を横切る歩行者へ確実に注意を促します。

そのヒヤッが事故になる前に。
夕方の見づらさはライト選びで変えられる

夕方の見えにくさや事故を防ぐには、「なんとなく明るいライト」ではなく、どこを・どのように照らすのかまで考えられたライト選びが大切です。
夕方の運転で、「もう少し見えたら…」「今のライトで大丈夫かな」と感じたことがある方は、ぜひ一度ご自身のライト環境を見直してみてください。
HID屋では、見えない場所まで見える光と対向車に眩しさを与えない配光設計、そして夕方の薄暗い時間帯でも確かな明るさを届けるライトを取り揃えています。
ライトは年に何回も交換するパーツではありません。「とりあえず安いもの」で選んでしまい、見えにくさを感じたり、周囲へ眩しさを与えてしまっては、将来事故を引き起こしてしまうかもしれません。
安全、安心を長く続けるために、ライト選びを見直す際の選択肢のひとつとして、HID屋のライトをチェックしてみてください。