スペーシアで快適に車中泊する方法!段差対策や便利アイテムも紹介

スペーシア 車中泊の風景

スペーシアで車中泊をするなら、できるだけ快適に過ごしたいと考える方が多いのではないでしょうか。

実際、スペーシアはシートアレンジを活用することで車中泊ができますが、寝心地を左右する段差への対策や、車中泊マットなどのアイテム選びによって快適さは大きく変わります

この記事では、スペーシアで快適に車中泊する方法を中心に、フルフラットのやり方や段差対策、あると便利なアイテム、車中泊時の注意点を詳しく解説します。

車中泊をより快適に楽しむために、ぜひ参考にしてください。 

目次

スペーシアが車中泊に向いている理由

スペーシアが車中泊に向いている理由

スペーシアは、軽スーパーハイトワゴンならではの広い室内空間と、多彩なシートアレンジを備えているため、1人はもちろん大人2人での車中泊にも適した車です。就寝スペースを確保しやすいだけでなく、車内でゆったりと過ごせる設計になっているため、車中泊を快適に楽しめます。ここでは、スペーシアが車中泊に向いている3つの理由を紹介します。

シートをフルフラットにできる

スペーシアは、シートをフルフラットにして就寝できるスペースを確保できます。

大人でも足を伸ばして横になりやすく、車内でゆったりと休めます。また、シートは比較的簡単にアレンジできるため、車中泊の準備をスムーズに行える点も魅力です。

フルフラットに近い状態で休めることで、身体への負担を軽減しやすく、長時間の車中泊でも快適に過ごしやすくなります。

助手席側だけをフルフラットにすることもできるため、1人で車中泊をする場合は、荷物置き場を確保しながらゆったりと休めます。

ただし、シートを倒しただけでは段差や隙間が生じるため、そのままでは寝心地が気になる場合があります。より快適に車中泊を楽しむには、段差や隙間への対策が欠かせません。具体的な対策については、後ほど詳しく紹介します。

シートアレンジが豊富

スペーシアは、フルフラットだけでなく、後席を格納して荷室を広く使うレイアウトなど、多彩なシートアレンジに対応しています。

利用人数や荷物の量に合わせてレイアウトを変更できるため、1人で荷物を多く積んで車中泊を楽しみたい場合から、大人2人で就寝スペースを広く確保したい場合まで、さまざまなシーンに対応できます。

天井が高く室内が広い

スペーシアは、室内高1,415mmのゆとりある室内空間を確保しています。軽自動車でありながら天井が高いため、車内で着替えたり座ったままくつろいだりしやすく、車中泊でも窮屈さを感じにくいことが魅力です。

また、室内高が高いことから室内に圧迫感が少ないため、就寝前の時間をゆったり過ごしたり、悪天候で車内で過ごす時間が長くなったりしても快適に過ごしやすくなっています。車中泊では寝るときだけでなく、車内で過ごす時間の快適さも重要なポイントです。

スペーシアのシートをフルフラットにする方法

スペーシアのシートをフルフラットにする方法
フルフラットシートのイメージ(画像はスペーシアとは異なります)

スペーシアは、シートアレンジを活用することでフルフラットの就寝スペースを作れます。フルフラットにする手順は以下のとおりです。

  1. 前席のヘッドレストを外す
  2. 前席を最前部まで、後席は最後部までスライドさせる
  3. 前席の背もたれを最後まで倒す
  4. 前席の背もたれと後席の座面の隙間をなくすよう位置を調整する

まずは前席のヘッドレストを取り外します。ヘッドレストを外しておくことで、前席の背もたれを最後まで倒せるようになり、後席座面との隙間や段差も抑えられます。

次に、前席を最前部まで、後席を最後部までスライドさせます。前席の背もたれが後席座面にかぶらないようスペースを確保したら、前席の背もたれを最後まで倒します。

最後に、前席の背もたれと後席の座面の隙間をなくすよう調整すれば完成です。シート形状の影響で多少の段差や隙間は残るため、車中泊マットやクッションを使用すると、より快適に就寝できます。

スペーシアで車中泊するためのシートアレンジ

スペーシアは、車中泊のスタイルや荷物の量に合わせてシートアレンジを変更できます。ここでは、積載性を重視したレイアウトと、就寝スペースを広く確保できるレイアウトを紹介します。 

後席格納による荷室フルフラット

後席を格納すると、荷室から後席までがひと続きのフラットスペースとなり、広い荷室を確保できます。キャンプ用品や車中泊グッズなど、かさばる荷物も積み込みやすいため、アウトドアや長距離ドライブにも便利なシートアレンジです。

また、このレイアウトは荷物を運ぶだけでなく、車中泊を快適にするためのベースにもなります。目的地に到着して荷物を車外へ移動すれば、前席をフルリクライニングして、次に紹介する「室内全長を活用したフルフラット」へ変更できます。

移動時は積載性を優先し、就寝時は広い就寝スペースを確保できるため、状況に応じてシートアレンジを使い分けられます。

室内全長を活用したフルフラット

後席を格納して荷室までフラットなスペースを確保したら、前席をフルリクライニングすることで、室内全長を活用したより長い就寝スペースを作れます。荷物を車外へ移動した後にシートアレンジを変更すれば、積載性と快適な就寝スペースを両立できます。

ただし、前席の背もたれは格納した後席の上に重なるため、そのままでは高低差が生じます。厚みのある車中泊マットやクッションを敷いて高さを調整することで、フラットに近い寝床となり、快適性を高められます。

スペーシアの室内長は約2,170mmあるため、身長180cm前後の人でも足を伸ばしてゆったりと車中泊しやすい点も魅力です。長時間の休憩や仮眠はもちろん、車内で足を伸ばして快適に車中泊したい方にもおすすめのシートアレンジです。

スペーシアで車中泊を快適にする段差・隙間対策

スペーシアで車中泊を快適にする段差・隙間対策

スペーシアはシートアレンジによって車中泊に適した広い就寝スペースを確保できますが、シート形状の影響で段差や隙間が生じます。そのままでは寝心地が悪く、体に負担がかかることもあるため、事前に対策しておくことが大切です。

段差や隙間ができやすい箇所は、以下のとおりです。

  • 前席の背もたれと後席が重なる部分
  • 左右シートのつなぎ目
  • シート同士の継ぎ目にできるわずかな隙間や凹凸

ここからは、段差や隙間を解消し、スペーシアでより快適に車中泊するための方法を紹介します。

タオルやクッションで段差・隙間を埋める

シートアレンジによって生じる段差や隙間は、タオルやクッションを使って高さを調整することで、寝心地を改善できます。

フルフラット時や室内全長を活用したフルフラット時に生じる段差や隙間は、低くなっている部分に折りたたんだタオルやクッションを置き、高さを合わせましょう。

また、シート同士の隙間には、タオルやクッションを詰めることで身体が沈み込みにくくなります。段差や隙間の大きさに合わせて厚みを調整し、実際に横になって寝心地を確認しながら整えることで、より快適な就寝スペースを作れます。

車中泊マットを敷いて凹凸を軽減する

タオルやクッションで大きな段差や隙間を調整したら、その上に車中泊マットを敷くことで、シート表面の細かな凹凸や硬さを軽減できます。体圧が分散されるため、長時間横になっても身体への負担を抑えやすく、快適な睡眠につながります。

車中泊マットを選ぶ際は、スペーシアの就寝スペースに収まるサイズであることに加え、厚みや収納性も確認しましょう。厚みのあるマットほど寝心地は向上しますが、収納スペースを圧迫しやすくなるため、使用頻度や積載量に合わせて選ぶことが大切です。

なお、おすすめの車中泊マットは、後述する「スペーシアの車中泊におすすめのアイテム」で詳しく紹介します。

スペーシアの車中泊におすすめのアイテム

スペーシアは車中泊に適した室内空間を備えていますが、快適に過ごすためには車内環境を整えるアイテムも欠かせません

就寝時の寝心地を向上させるものから、目隠しや電源の確保、夜間の車内を明るくするものまで、用途に合わせて準備することで車中泊の快適性は大きく向上します。

ここでは、スペーシアでの車中泊におすすめのアイテムと、それぞれの役立つ場面を紹介します。

車中泊マット

車中泊マットは、シートの硬さや細かな凹凸を和らげ、快適な寝心地を確保するためのアイテムです。スペーシアで使用する場合は、就寝スペースに収まるサイズであることに加え、厚みや収納時の大きさも考慮して選びましょう。

車中泊マットには、バルブを開くだけで膨らむインフレーターマットや、コンパクトに収納しやすいエアマットなどがあります。それぞれ寝心地や収納性が異なるため、使用頻度や荷物の量に合わせて選ぶのがおすすめです。

サンシェード・カーテン

サンシェードやカーテンは、車外からの視線を遮り、プライバシーを確保するために役立つアイテムです。フロントガラスやサイドウインドウ、リヤガラスを覆うことで、着替えや就寝時でも車内の様子が見えにくくなります。

また、日差しを遮って車内温度の上昇を抑えたり、冬は窓から伝わる冷気を和らげたりする効果も期待できます。快適な車中泊環境を整えるためにも、季節を問わず活躍するアイテムです。

選ぶ際は、スペーシア専用設計、または窓のサイズに合った製品を選ぶと隙間ができにくく、遮光性や断熱性を高められます。あわせて、取り付けや収納のしやすさも確認しておきましょう。

ポータブル電源

ポータブル電源は、車中泊中にスマートフォンの充電や扇風機、電気毛布などの電化製品を使用する際に役立つアイテムです。エンジンを停止した状態でも電源を確保できるため、車中泊の快適性を高められます。

選ぶ際は、使用したい機器の消費電力や使用時間を確認し、必要な容量(Wh)と定格出力(W)を備えた製品を選びましょう。容量や出力が不足すると、使用できる時間が短くなったり、電化製品が動作しなかったりすることがあります。

また、車内で使用する際は、製品の取扱説明書に従い、高温になりやすい場所を避けるなど、安全面にも配慮して使用しましょう。

LEDルームランプ

LEDルームランプは、夜間の車内を明るく照らし、荷物の整理や着替え、食事の準備などをしやすくするアイテムです。純正ルームランプの明るさに物足りなさを感じる場合は、LEDルームランプへ交換することで、車内の視認性を向上できます。

LEDルームランプを選ぶ際は、車両に適合するバルブ形状やサイズを確認することが大切です。形状が合っていれば取り付けられるため、購入前に車種の適合情報を確認しておきましょう。

HID屋では、スペーシアに適合するLEDルームランプを取り扱っています 純正ルームランプより明るい車内環境を求める方は、ぜひチェックしてみてください。

スペーシアで車中泊するときの注意点

スペーシアは車中泊に適した室内空間を備えていますが、安全かつ快適に過ごすためには、いくつか注意したいポイントがあります

季節に応じた暑さ・寒さ対策や防犯対策に加え、車中泊する場所の選び方や守るべきマナーについて解説します。また、夜間に車中泊スポットへ移動したり、暗い場所に駐車したりする場合に備え、夜間の運転・駐車時に注意したい安全対策も紹介します。

夏・冬の車内温度に注意する

夏の車内は短時間でも高温になりやすく、熱中症の危険があります。日中の車中泊は避けるほか、サンシェードで直射日光を遮り、車用のウインドーネットや防虫ネットを活用して、虫の侵入を防ぎながら換気を行いましょう。

冬は窓から冷気が伝わりやすいため、フロントガラスやサイドガラスにサンシェードや断熱シート(銀マットなど)を設置すると、冷気の侵入を抑えられます。厚手のカーテンを併用すると保温効果が高まり、寝袋や毛布を使用することで寒さ対策にもつながります。結露を防ぐためにも、定期的な換気を心掛けましょう。

なお、降雪時は、積雪によってマフラーがふさがれると排ガスが車内へ流れ込み、一酸化炭素中毒を引き起こす危険があります。暖房が必要な場合は、ポータブル電源と電気毛布などを活用し、できるだけエンジンを停止した状態で過ごしましょう

参考:車中泊時の暖房テクニックと注意点―寒さ対策で快適な旅へ
参考:雪で埋まった場合の一酸化炭素中毒の危険性とは?(JAF)

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就寝中の防犯に注意する

車中泊では、就寝中も必ずドアを施錠し、貴重品を車外から見える場所に置かないなどの防犯対策を徹底しましょう。また、カーテンやサンシェードで車内を目隠しし、外から人や荷物が見えないようにすることも重要です。

さらに、人通りが極端に少ない場所や周囲に人気のない場所は避け、防犯面に配慮された車中泊施設や明るい駐車場など、安心して過ごせる場所を選ぶようにしましょう。

車中泊する場所に注意する

車中泊をする際は、車中泊が認められているRVパークやオートキャンプ場などを利用しましょう。道の駅やサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)は車中泊を目的とした施設ではないため、長時間の滞在ではなく、運転中の休息や仮眠を目的とした利用にとどめることが大切です。

夜間の運転や駐車に注意する

車中泊では、夜間に目的地へ移動したり、照明の少ない場所で駐車したりする場面があります。出発前にはヘッドライトやバックランプが正常に点灯するか確認し、安全に走行・駐車できる状態にしておきましょう。

夜間走行ではヘッドライトを適切に使用し、歩行者や障害物を早めに確認することが大切です。また、暗い場所でバック駐車をする際は、バックランプの明るさを活用しながら周囲の状況を十分に確認し、安全を確保してから駐車しましょう。

純正ライトの明るさに物足りなさを感じる場合は、LEDヘッドライトやLEDバックランプへの交換も選択肢の一つです。HID屋では、スペーシアに適合するLEDヘッドライトLEDバックランプを取り扱っています夜間の視認性を高めたい方は、ぜひチェックしてみてください。

スペーシアの車中泊でよくある質問

スペーシアで車中泊を検討している方からよく寄せられる質問をまとめました。スペーシア ギア・スペーシア ベースとの違いや、何人まで快適に車中泊できるのかについて解説します。

スペーシアとスペーシア ギア・スペーシア ベースの違いは?

スペーシア・スペーシア ギア・スペーシア ベースは、それぞれ特徴が異なります。車中泊で使いやすいポイントを比較すると、以下のとおりです。

車種車中泊での特徴
スペーシア・広い室内空間
・多彩なシートアレンジ
・日常使いと車中泊を両立しやすい
スペーシア ギア・撥水加工シートを採用
・防汚タイプのラゲッジフロアを採用
・アウトドアで使いやすい装備が充実
スペーシア ベース・荷室のマルチボードを搭載
・フラットな空間を作りやすい
・車中泊や荷物の積載に適している

普段の買い物や通勤にも使いながら車中泊を楽しみたい方にはスペーシア、アウトドアでの使いやすさを重視する方にはスペーシア ギア、車中泊や荷室の使い勝手を重視する方にはスペーシア ベースがおすすめです。

スペーシアは何人まで快適に車中泊できますか?

スペーシアは大人2人でも車中泊できますが、荷物を置くスペースや寝返りのしやすさを考えると、快適に過ごすなら1人での車中泊がおすすめです。

2人で車中泊をする場合は、車内スペースを有効活用できるよう荷物を整理し、段差対策や車中泊マットを使用すると、より快適な就寝スペースを確保できます。

まとめ

スペーシアは、広い室内空間と多彩なシートアレンジを活用することで、1人はもちろん、大人2人でも車中泊を楽しめる軽スーパーハイトワゴンです。より快適に過ごすためには、シートを倒した際に生じる段差や隙間を車中泊マットなどで調整し、サンシェードなどの車中泊グッズを活用しましょう。

また、季節に応じた暑さ・寒さ対策や防犯対策を行い、車中泊が認められている場所を利用するなど、ルールやマナーを守ることも大切です。

夜間に車中泊スポットへ移動したり、暗い場所で駐車したりする機会が多い方は、ヘッドライトやバックランプ、ルームランプの明るさを見直すことも快適性や安全性の向上につながります。HID屋では、スペーシアに適合するLEDヘッドライトLEDバックランプLEDルームランプを取り扱っています夜間の視認性や車内の快適性を高めたい方は、ぜひチェックしてみてください。

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この記事はHID屋が監修しています

HID・LED専門店を運営。累計1,000社以上と取引しており、楽天月間優良ショップ14回受賞、お客様満足度97.4%。本メディアでは、HID・LEDを長年販売してきた経験から、車のヘッドライト・フォグランプ等の関するお役立ち情報を発信していきます。

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