車のスマホホルダーは違反?罰則は?違反にならない位置とポイントを解説

車のスマホホルダーは違反?罰則は?違反にならない位置とポイントを解説

近年、運転中のスマホ利用に対する取り締まりが厳しくなっています。

「スマホホルダーも違反になるのかな?」

「違反になったら罰則があるの?」

と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

結論、スマホホルダーを車に取り付けること自体は、違反ではありません。

ただし、設置位置や運転中のスマホ操作などによって違反になる可能性があります。

この記事では、車のスマホホルダーが違反になるケースや罰則、違反にならない設置位置について解説します。

さらに、違反にならないためのポイントや、おすすめスマホホルダーも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

車のスマホホルダーが違反になり得るケースと罰則

先にも述べましたが、車のスマホホルダー自体が違反になるわけではありません。

違反になり得るケースとしては、以下のような場合があります。

  • 視界を遮ると判断された場合
  • ながら運転と判断された場合
  • フロントガラスに設置した場合
  • 操作を遮る位置に設置した場合

これらのケースは、運転中の視界不良や注意不足を招くおそれがあります。

その結果、思わぬ事故や怪我につながる危険があるため違反とされる場合が多いです。

ここからは、それぞれのケースに対する罰則や反則金、違反点数を解説していきます。

視界を遮ると判断された場合

ドライバーの正面に設置され視界を遮るスマホホルダー

スマホホルダーが運転者の視界の邪魔になったと判断されると、スマホを触っていなくても違反になる可能性があります。

この場合は、道路交通法の安全運転義務違反に該当します。

反則金と違反点数は以下のとおりです。(※1)

安全運転義務違反
反則金9,000円(普通車)
違反点数2点

※1 参考:
警視庁|交通違反の点数一覧表
警視庁|反則行為の種別及び反則金一覧表

視界を妨げているかどうかの判断は、以下の基準を参考にしてください。(※2)

運転者の前方2mにある、高さ1mの円柱が見えなくなる程度

※2参考:
国土交通省|直接前方視界の技術基準

例えば、ドライバーの正面の高い位置やバックミラー付近への設置は、視界を妨げる原因になりやすいため注意しましょう。

ながら運転と判断された場合

ながら運転でスマホを操作している様子

ながら運転とは、運転中にスマホを操作したり、画面を長時間見続けたりする行為です。

スマホホルダーに固定している場合でも、スマホの操作や注視は違反に該当します。

ながら運転の違反は、以下の2種類に分けられます。

  • 携帯電話使用等(保持)
  • 携帯電話使用等(交通の危険)

それぞれの詳しい罰則は以下のとおりです。

スクロールできます
携帯電話使用等(保持)携帯電話使用等(交通の危険)
該当例スマホの操作・注視スマホの使用による事故等
罰則6か月以下の拘禁刑
又は10万円以下の罰金
1年以下の拘禁刑
又は30万円以下の罰金
反則金18,000円(普通車)上記の罰則を適用
違反点数3点6点(免許停止処分)

※1参考:
政府広報オンライン|やめよう!運転中の「ながらスマホ」

特に、ながら運転が事故につながった場合は、携帯電話使用等(交通の危険)に該当する可能性があります。

この場合は反則金ではなく罰則が適用され、より重い処分になるため注意が必要です。

フロントガラスに設置した場合

フロントガラスにスマホホルダーを設置している写真

フロントガラスにつけてよいものは、保安基準によって定められています。

スマホホルダーは認められていないため、保安基準不適合になり、車検に通らない可能性があります。

ホルダーの取り付け方や状態によっては不正改造とみなされ、重い罰則になる場合もあるため注意が必要です。

不正改造の罰則は以下のとおりです。(※)

不正改造等の禁止
罰則6か月以下の拘禁刑又は30万円以下の罰金

※参考:
国土交通省|不正改造の具体例 
国土交通省|不正改造車を排除する運動

フロントガラスへの取り付けが認められているものは、車検ステッカーやETCアンテナなど、必要最低限に限られています。
スマホホルダーだけでなく、お守りや初心者マークなども取り付けできないため注意しましょう。

操作を遮る位置に設置した場合

操作を遮る位置にスマホホルダーが設置されている写真

スマホホルダーが運転操作の妨げになった場合は、安全運転義務違反になる可能性があります。

安全運転義務違反の反則金と違反点数は、以下のとおりです。(※)

安全運転義務違反
反則金9,000円(普通車)
違反点数2点

※参考:
警視庁|交通違反の点数一覧表
警視庁|反則行為の種別及び反則金一覧表

特に、以下の3箇所は、安全な運転操作に支障が出る場合があるため注意が必要です。

  • エアバッグの作動を妨げる位置
  • ハンドル付近
  • シフトレバー付近

エアバッグの作動を妨げる位置は、万が一事故にあった際に正常作動できず、怪我につながるおそれがあります。

また、とっさの操作に対応できるよう、ハンドルやシフトレバー付近は、なるべく空けておくことを意識しましょう。

違反になりにくい車のスマホホルダーの設置位置

違反になりにくいスマホホルダーの位置は以下の3か所です。

  • エアコン吹き出し口
  • ドリンクホルダー
  • ダッシュボード(取り付け方による)

ただし、これらの位置に設置していても、スマホの操作や注視があれば違反になるため注意しましょう。

なお、具体的にどのような場合に違反になるかについては、以降の違反にならないポイントで詳しく解説しています。

エアコンの吹き出し口

エアコン吹き出し口に設置されているスマホホルダー

エアコンの吹き出し口は、少し視線を移すだけで画面を確認しやすく、スマホの注視を避けやすい位置です。

また、充電用のケーブルも配線しやすく、運転の邪魔にならない点もポイントです。

ドリンクホルダー

ドリンクホルダーに設置されているスマホホルダー

車のドリンクホルダーは、センターコンソールなど、ドライバーの手元に設置されている場合が多いです。

そのため、スマホホルダーを設置しても視界を遮ることがなく、安全に設置しやすいでしょう。

ドリンクホルダーの中にはめ込むタイプなど、安定して固定できる製品が多いのも特徴です。

ダッシュボード(取り付け方による)

車のダッシュボードに設置されたベルト式のスマホホルダー

スマホホルダーといえば、ダッシュボードのイメージが強い方も多いのではないでしょうか。

ただし、ダッシュボードにスマホホルダーを設置する際は、高さや向きに注意が必要です。

高さのあるスマホホルダーは、運転者の視界に入りやすく、前方確認の妨げになる場合があります。

視界に死角ができる原因にもなるため、安全の観点からもおすすめできません。

ダッシュボードへの取り付けはできるだけ低い位置へ調整できるタイプを選ぶと安心です。

車のスマホホルダーで違反にならないためのポイント

車のスマホホルダーで違反を避けるためには、設置位置や使い方にも注意が必要です。

ここでは、車のスマホホルダーで違反にならないための以下の4つのポイントを解説します。

  • 視線移動が少ない位置に設置する
  • ナビ設定や操作は停車中に済ませる
  • 音声案内を活用して画面確認を減らす
  • 運転中にズレないよう固定する

これらは、違反を防ぐほかにも、安全に運転するために重要なポイントです。

それぞれ詳しく解説していきます。

視線移動が少ない位置に設置する

スマホホルダーは、できるだけ視線移動の少ない位置に設置することが大切です。

ナビとしてスマホを使用する場合、手元の低い位置や助手席側は、大きく目線を動かすことになるため注意しましょう。

目安としては、ドライバーが大きく頭を動かさなくても画面を確認できる位置が安心です。

ただし、フロントガラスやドライバーの正面などは視界の邪魔になるため避ける必要があります。

安全性と見やすさのバランスを考えながら、運転に集中しやすい位置へ設置することが大切です。

ナビ設定や操作は停車中に済ませる

ながら運転を防ぐためにも、ナビの設定や音楽の操作などは走行中に行わないようにしましょう。

出発前や安全に停車している間に、必要な操作を済ませておくのがおすすめです。

運転前に以下の項目を確認し、スマホの設定をしておくと安心でしょう。

  • 目的地の設定
  • 音楽のプレイリストの設定
  • スマホの音量
  • 通知のオンオフ

走行中のスマホの操作を最小限におさえることで、より運転に集中しやすくなります。

音声案内を活用して画面確認を減らす

違反を避けて安全に運転するためには、できるだけ画面を見る回数を減らすことが大切です。

ナビアプリの音声案内を活用すれば、交差点や曲がるタイミングを音声で確認できます。

画面を見る回数が減り、視線移動を減らすことにつながるでしょう。

また、SiriやGoogleアシスタントなどの音声操作を活用すれば、スマホに触れずに操作できるので便利です。

ただし、音声操作は前方確認がおろそかにならない程度に活用しましょう。

運転中にズレないよう固定する

スマホホルダーがしっかりと固定されていない場合、以下のような状況になる可能性があります。

  • 何度もスマホの位置を確認する
  • 反射的に触ってしまう
  • スマホががたついて画面が見づらくなり、注視につながる

これらは「ながら運転」につながるため危険です。

安全に使用するためにも、設置場所にあった方法でしっかりと固定することが大切です。

タイプ別おすすめのスマホホルダー

安全にスマホホルダーを使用するためには、ホルダーの選び方も重要です。

ここからは、違反を防ぎ、安全に使用できるスマホホルダーを、HID屋の商品からタイプ別に紹介します。

おすすめのスマホホルダーのタイプは以下の4つです。

  • 位置や角度を調整できるタイプ
  • しっかり固定できるタイプ
  • 設置方法が選べるタイプ
  • ワイヤレス充電ができるタイプ

それぞれ詳しくみていきましょう。

位置や角度を調整できるタイプ

HID屋ベルト型充電式スマホホルダーの商品写真
商品名HID屋ベルト型充電式スマホホルダー
本体サイズ187mm × 59.5mm × 19.5mm
ケーブル長約105cm
重量119g
固定方法真空吸着式(回転ロック構造)
スマホ固定方法マグネット式
充電方式ワイヤレス充電(USB Type-C 給電)
保証2年保証

位置や角度を細かく調整できるタイプなら、車内の形状に合わせて安全な位置にスマホホルダーを設置することができます。

HID屋のベルト型充電式スマホホルダーは、360度回転するベルトが特徴です。

車種に合わせてベストな位置や高さに調節することができるので便利で安心です。

HID屋ベルト型充電式スマホホルダーの角度調整の説明写真

家族で車を共有している場合や、ドライバーによって身長やシート位置が異なる場合でも、それぞれ見やすい位置に動かせるのも安心なポイントといえます。

しっかり固定できるタイプ

HID屋マグネット式スマホホルダーの商品写真
商品名HID屋マグネット式スマホホルダー
本体サイズ約60mm × 60mm × 45mm
重量130g
固定方法真空吸着固定方式
スマホ固定方法マグネット式
充電方式非電源タイプ(充電機能なし)
保証2年保証

運転に集中するためにも、走行中のがたつきや落下がなく、しっかりと固定力のあるタイプのスマホホルダーを選ぶことが大切です。

固定力でおすすめしたいのが、HID屋のマグネット式スマホホルダーです。

スマホホルダーの設置面は、真空吸着を採用しており、吸盤や粘着テープを使用せずとも強力に固定できます。

MagSafe対応スマートフォンに対応していますが、非対応端末でも付属の補助マグネットを使用することで使用可能です。

強力な磁石でスマホをぴたっと固定するため、安定した使用感です。

設置方法が選べるタイプ

HID屋2way取付スマホホルダーの説明写真
商品名HID屋2way取付スマホホルダー
本体サイズ約105mm × 68mm × 55mm
重量約85g
固定方法吸盤・粘着固定タイプ 
エアコン吹き出し口固定タイプ
スマホ固定方法解除ボタン式挟み込みアーム
充電方式非電源タイプ(充電機能なし)
保証2年保証

設置方法を選べるタイプのスマホホルダーは、無理な位置への設置を避けることができます。

HID屋の2way取付スマホホルダーは、エアコン吹き出し口とダッシュボードの2通りの設置方法を選べます。

HID屋2way取付スマホホルダーの設置方法の紹介写真

安全で見やすい位置や、内装に干渉しない位置は車種によって異なります。

そのため、2つの設置方法に対応した2WAYタイプなら、自分の車に合った使いやすい位置へ調整しやすいでしょう。

ワイヤレス充電ができるタイプ

車内でスマホの充電を行いたい場合は、ワイヤレス充電タイプがおすすめです。

運転中に充電コードを探す必要がなく、頻繁な視線移動や片手運転のリスクを減らすことができます。

また、充電し忘れもないため、ナビ使用によるスマホの電力消費にも対応できます。

先ほど紹介したHID屋2way取付スマホホルダーと、マグネット式スマホホルダーはワイヤレス充電タイプもあります。

気になる方はぜひチェックしてみてください。

マグネット式のワイヤレス充電タイプはこちらです。

車のスマホホルダーの違反についてよくある質問

車のスマホホルダーの違反に関するよくある質問をまとめました。

スマホホルダーを安全で快適に使用するためにも、ぜひ参考にしてください。

信号待ちなどでスマホを見るのは違反ですか?

スマホホルダーに固定されている場合、スマホのナビなどを目で確認するのは違反にならない場合が多いです。

ただし、メールの返信やSNSの確認など、操作や注視することは「ながら運転」につながります。

前方車両の急ブレーキや、歩行者に気づけない場合もあるため避けましょう。

運転中にBluetoothで通話するのは違反ですか?

スマホホルダーに固定し、ハンズフリーで通話すること自体は違反にならない場合が多いです。

ただしスマホを手に持っていた場合、スピーカーモードなどにしていてもながら運転とみなされるケースがあります。

また、テレビ電話などの画面を注視することは違反につながるうえ、危険なので行わないようにしましょう。

運転中の通話は注意が散漫になりやすいため、たとえ違反でなくても、安全な場所に停止してから使用するのがおすすめです。

車のスマホホルダーの規制が厳しくなったのはいつですか?

スマホの規制が厳しくなったのは、2019年12月1日の道路交通法の改正からです。(※)

この改正で、ながら運転による違反の違反点数と反則金が現在の内容に引き上げられました。

これは、スマホの使用に起因した事故が増えたことが背景と言われています。

スマホホルダーの使用が禁止されたわけではありませんが、使用方法や設置位置には注意が必要になっています。

※参考:
警察庁公式Webサイト|やめよう!運転中のスマートフォン・携帯電話等使用

スマホホルダーで違反になった場合どうしたらいいですか?

万が一、スマホホルダーで違反になってしまった場合は以下のように対応すると安心です。

  • 警察には落ち着いて誠実に対応する
  • 何が違反になったのかを確認する
  • スマホホルダーの設置位置や使用方法の見直し

何が原因だったのかを見直し、再発防止に努めましょう。

なお、スマホの使用中に事故を起こした場合は、状況によっては過失が重く判断される可能性があるため注意が必要です。

まとめ

車のスマホホルダーそのものが違反になるわけではありません。

ただし、以下のような場合は違反になる可能性が高くなります。

  • 視界を妨げる位置への設置
  • 運転中のスマホ操作や注視

運転中に注意が散漫にならないよう意識することが大切です。

また、スマホホルダーを選ぶ際は、固定力や設置位置の自由度、視線移動の少なさなどを確認してみましょう。

違反にならない安全な位置へ設置し、ルールを守って使用することが大切です。

なお、HID屋のスマホホルダーは、ドライバーの視線を遮らない位置に自由に変えられる設計のものや、固定力が高いものを取りそろえています。

どれも安全に配慮しながら使用しやすい設計なので、車用スマホホルダーをお考えの方は、ぜひチェックしてみてください。

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この記事はHID屋が監修しています

HID・LED専門店を運営。累計1,000社以上と取引しており、楽天月間優良ショップ14回受賞、お客様満足度97.4%。本メディアでは、HID・LEDを長年販売してきた経験から、車のヘッドライト・フォグランプ等の関するお役立ち情報を発信していきます。

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