軽キャンピングカー新車のおすすめは?選び方・価格・維持費まで解説

軽キャンピングカー新車のおすすめは?選び方・価格・維持費まで解説

軽キャンピングカーの新車が気になるけれど、種類が多くてどれを選べばいいか分からない…とお悩みではないでしょうか。

当記事では、軽キャンピングカーのメリット・デメリットや価格相場・維持費まで解説します。さらに、ベース車ごとのおすすめモデルも紹介しているので、具体的な候補を比較したい方にも役立つ内容です。

自分にぴったりの1台を見つけたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

軽キャンピングカーのメリット

軽キャンピングカーを新車で購入する主なメリットは以下の通りです。

  • 維持費が安く経済的に所有できる
  • 普段使いにも対応できる
  • 小回りが利くためスムーズに運転できる
  • 売却時まで高い資産価値を維持できる

新車であれば最新の安全装備が標準搭載されているモデルが多く、架装内容も一から選べるのが大きな魅力です。さらに、メーカー保証やアフターサポートが充実している点も、中古にはない新車ならではの利点といえます。

維持費が安く経済的に所有できる

軽キャンピングカーは、軽自動車ベースのため自動車税や車検費用が普通車キャンピングカーより大幅に安くなります。とくに8ナンバー登録なら、自動車税は年間約5,000円です。

燃費も10〜15km/Lと比較的良好で、ランニングコストを抑えながらキャンピングカーライフを楽しめます。ただ、架装内容やオプションによって車両価格は変動するため、購入前にトータルコストを確認しておくと安心です。

普段使いにも対応できる

軽キャンピングカーは、通勤や買い物などの日常使いにも対応できるサイズ感が魅力です。「キャンピングカー=専用車」ではなく、メインカーとしても活躍します。

とくにバンコンタイプなら外観がほぼ変わらないため、街中で目立つこともありません。週末は車中泊旅、平日は通勤と、1台で二役こなせるのは軽キャンピングカーならではのメリットです。

小回りが利くためスムーズに運転できる

軽自動車規格のため、狭い道や駐車場でもスムーズに運転できます。大型キャンピングカーのように運転に不安を抱くことは、ほとんどありません。

普通免許で運転でき、車体も小さいため心理的にもハードルが低いといえます。そのため、キャンピングカー初心者の方でも気軽に運転できるでしょう。

売却時まで高い資産価値を維持できる

軽キャンピングカーは中古市場でも需要が高く、値崩れしにくい傾向にあります。人気モデルであれば、数年後に手放す際でも新車価格の約60〜70%の値段が残るケースが多いです。

将来的な乗り換えや売却を考えても、資産価値が残りやすいのは安心材料になります。ただ、状態や走行距離によってリセール価格は変わるため、日頃のメンテナンスを心がけましょう。

リセール価格:将来、売却する際の価格のこと。

軽キャンピングカーのデメリット

軽キャンピングカーの主なデメリットは以下の通りです。

  • 室内が狭く居住空間に限界がある
  • 走行性能に限界がある
  • 積載量が限られる
  • 納車までに時間がかかることがある

いずれも事前に把握しておけば対策できるポイントです。それぞれくわしく見ていきましょう。

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室内が狭く居住空間に限界がある

軽自動車規格のため、普通車ベースのキャンピングカーと比べると居住空間は狭い傾向にあります。大人2人が快適に過ごせるスペースが基本で、着替えや調理にはやや窮屈さを感じることもあるでしょう。

ただ、ポップアップルーフを装備したモデルなら天井が高くなり、開放感が大幅にアップします。2人以上の就寝を想定する場合は、ポップアップルーフ付きのモデルを検討してみてください。

走行性能に限界がある

架装による車重の増加で、乗用の軽自動車よりもパワー不足を感じやすくなります。とくに高速道路の合流や急な坂道では、加速にもたつきを感じる場面があるかもしれません。

加速性能にストレスを感じやすい方は、ターボ付きの車種を選びましょう。ターボモデルを選べば、走行性能は大幅に改善します。山道や高速道路を頻繁に走る方は、ターボ付きのベース車を選んでおくと安心です。

積載量が限られる

居住スペースを確保すると、荷物を載せるスペースが犠牲になりがちです。キャンプ道具や食材をたくさん積みたい場合は、収納の工夫が欠かせません。

ただ、ルーフキャリアやヒッチキャリアなどの外部キャリアを活用すれば、積載量を補えます。装備の取捨選択を事前に決めておくと、限られたスペースを有効に使えるでしょう。

ヒッチキャリア:車体後部に設置するキャリアのこと。

納車までに時間がかかることがある

軽キャンピングカーは、注文から納車まで3〜6ヶ月程度かかることも珍しくありません。人気モデルだと、数年かかることも考えられます。架装作業が必要なため、一般的な軽自動車よりも納期が長くなる傾向にあります。

キャンプシーズンに合わせて使いたい場合は、早めに注文しておくのがおすすめです。なお、展示車やキャンセル車があればすぐに入手できるケースもあるため、販売店に確認してみましょう。

軽キャンピングカーの種類と特徴

軽キャンピングカーは、大きく分けてバンコンとキャブコンの2タイプがあります。

ベース車両と架装方法の違いで、居住性や普段使いのしやすさが変わります。それぞれの特徴を押さえたうえで、自分の使い方に合ったタイプを選びましょう。

バンコン

バンコンのイメージ

バンコンとは、エブリイやアトレー、N-VANなどの軽バンの荷室を架装したタイプです。外観がノーマルに近く、普段使いと兼用しやすいのが最大の特徴です。

価格帯の目安は約200万〜400万円で、軽キャンピングカーの中ではリーズナブルなモデルが多い傾向にあります。「まずは気軽に車中泊を始めたい」「毎日の足としても使いたい」という方におすすめです。

ただ、室内高は軽バンの天井に制約されるため、車内で立って作業するのは難しい場合があります。ポップアップルーフ付きのモデルを選べば、室内空間をより広く使えます。

キャブコン

キャブコンのイメージ

キャブコンとは、軽トラックの荷台に居住用のシェルを架装したタイプです。

シェル:軽トラックの荷台に載せる箱型の居住ユニットのこと。ベッド・キッチン・収納などの設備を内蔵している。

バンコンと比べて室内高が高く、大人でも車内で立てるモデルが多いのが特徴です。FFヒーターや家庭用クーラーなど、本格的な設備を搭載しやすいメリットもあります。

FFヒーター:エンジン停止中でも車の燃料を使い、稼働できる車中泊用暖房。冬場の車中泊では必須ともいえる装備。

価格帯の目安は約250万〜400万円超で、バンコンより高価になる傾向にあります。キャブコンは、「居住性を重視したい」「長めの車中泊旅を楽しみたい」という方に向いています。

軽キャンピングカーのおすすめ車種

軽キャンピングカーのベース車は、主に以下の4種類です。

  • エブリイベース
  • アトレーベース
  • N-VANベース
  • 軽トラベース

ベース車の選択が使い勝手・走行性能・架装の自由度を左右します。各ベース車のメリット・デメリットを把握して、自分の用途に合うものを選びましょう。

エブリイベース

車中泊のエブリイ

スズキ・エブリイは、バンコンのベース車としてもっとも多くのビルダーに採用されています。架装のバリエーションが豊富で、予算や装備の希望に合わせて幅広い選択肢から選べるのが強みです。

ビルダー:メーカーから車を仕入れて架装し、キャンピングカーとして製作・販売する会社のこと。

ターボモデルもラインナップされており、走行性能を重視する方にも対応できます。どのベース車にするか迷っている方は、まずエブリイベースから検討してみるのがおすすめです。

代表的なモデル:キャメルやタジマキャンパー E340W。

アトレーベース

アトレーの車中泊

ダイハツ・アトレーは、ターボエンジンが全グレード標準装備のため、動力性能に余裕があるのが特徴です。高速道路や山道での走行を重視する方におすすめです。

スマートアシストをはじめとする先進安全装備が充実しており、安全面を重視する方にも安心です。

代表的なモデル:ミニチュアクルーズ アトレーやHAPPY1 Turbo。

N-VANベース

N -VANの車中泊

ホンダ・N-VANは、助手席側のセンターピラーをなくしたピラーレス構造が最大の特徴です。大きな開口部から荷物の出し入れがしやすく、車中泊時の乗り降りも快適です。

助手席を倒せば完全フラットな床面になるため、ベッド展開の自由度が高いのも魅力です。さらに、EVモデルのN-VAN e:をベースにした軽キャンピングカーも登場しています。

代表的なモデル:JOURNEYや、SEEK / SEEK POP。

軽トラベース

軽トラベースのキャンピングカー

スズキ・キャリイやダイハツ・ハイゼットトラックなどの軽トラックをベースに、荷台に居住用シェルを架装するのがキャブコンです。

広さと居住性を最大限に活かした本格的なレイアウトが可能で、バンコンでは実現しにくい室内高を確保できます。夫婦での長期旅行やゆったりとした車中泊を楽しみたい方に向いています。

代表的なモデル:バグトラック パネルバンや、Happy 1 premium。

軽キャンピングカーを新車で買う際の選び方

軽キャンピングカーを選ぶ際にチェックしたいポイントは以下の通りです。

  • 使い方で選ぶ
  • 就寝人数で選ぶ
  • 4WD・ターボが必要か確認する
  • 装備の優先順位を決める
  • 販売店・専門店を決める

用途・人数・走行環境・装備・販売店の順に検討すると失敗しにくくなります。購入後に思っていたのと違ったとならないよう、事前にしっかり整理しておきましょう。

使い方で選ぶ

軽キャンピングカーを普段使いと併用にするか、車中泊専用にするかで選ぶ車が変わります。

通勤や買い物にも使いたい場合は、外観がノーマルに近いバンコンが向いています。一方で、旅やキャンプに特化したい場合は、居住性の高いキャブコンも検討してみてください。

なお、メインカーとして使うのか、セカンドカーとして持つのかによっても選択肢が変わります。自分のライフスタイルと照らし合わせて判断しましょう。

就寝人数で選ぶ

就寝人数も、タイプ選びを左右する大きなポイントです。

ソロや夫婦2人での利用であれば、バンコンで十分対応できます。家族3〜4人で就寝したい場合は、ポップアップルーフ付きのモデルやキャブコンを検討するのがおすすめです。

なお、カタログ上の就寝定員は最大値であり、快適に眠れる人数とは異なる場合があります。可能であれば実車で寝心地を試してみましょう。

4WD・ターボが必要か確認する

雪道や山道を走る機会が多い方は、4WDとターボの組み合わせを検討しておくと安心です。架装による車重増加を考えると、ターボの恩恵はとくに大きくなります。

追加コストの目安は+20〜30万円程度です。街乗りが中心であれば2WD・NAでも問題ありませんが、走行シーンに合わせて判断してみてください。

NA:ターボではない、自然吸気のエンジンのこと。

装備の優先順位を決める

軽キャンピングカーは、装備を追加するほど価格と車両重量が上がります。すべてのオプションをつけると予算オーバーや重量超過の原因になるため、優先順位を決めておくのがおすすめです。

優先度の目安としては、ベッド→断熱→サブバッテリー→冷暖房の順で検討するとよいでしょう。まずは必須の装備から固め、余裕があればオプションを追加していく方法が堅実です。

販売店・専門店を決める

軽キャンピングカーは架装後のメンテナンスやアフターサポートが重要です。近隣でアフターサポートが受けられるかどうかを事前に確認しておきましょう。

販売店によって得意分野が異なるため、自分が重視する装備に強いショップを探すのがポイントです。

なお、キャンピングカーショーや展示会に足を運んで実車を比較するのがもっとも確実です。気になるモデルがあれば、ぜひ実際に触れてみてください。

軽キャンピングカー新車の価格相場は約180〜400万円超

軽キャンピングカー新車の価格帯は、主に以下の3つに分けられます。

  • 〜200万円台|シンプル装備のエントリーモデル
  • 200万〜300万円台|装備充実の主流モデル
  • 300万円〜400万円超|本格装備モデル

新車の全体相場は約180万〜400万円超です。価格はベース車両代+架装費で構成されており、オプションの追加で大きく変動します。価格帯ごとに装備の充実度やターゲット層が異なるため、自分の予算と用途に合わせて選びましょう。

〜200万円台|シンプル装備のエントリーモデル

最小限のベッドキットと収納を中心にした、シンプルなモデルが中心の価格帯です。「まず試してみたい」「普段使いがメイン」という方に向いています。

装備を絞ることやベース車のグレードを落とすことで、格安に抑えられるのがこの価格帯の特徴です。ただ、断熱や電装系を後から追加すると割高になるケースもあるため、どこまで自分で対応できるか事前に検討しておきましょう。

200万〜300万円台|装備充実の主流モデル

サブバッテリー・断熱加工・ポップアップルーフなど、車中泊に必要な装備がひと通りそろった価格帯です。もっとも選択肢が多く、車中泊を本格的に楽しみたい方の主流ゾーンとなっています。

快適性と価格のバランスがよく、各ビルダーの主力モデルが集まっている価格帯のため、比較検討もしやすいでしょう。

300万円〜400万円超|本格装備モデル

リチウムイオンバッテリー・家庭用クーラー・FFヒーターなど、本格的な設備を搭載したモデルが中心です。キャブコンが多い価格帯で、長期旅行で快適性を重視する方に向いています。

この価格帯では、電子レンジやソーラーパネルなどのオプションも充実しています。ただ、装備が増えるほど車両重量も増加するため、走行性能とのバランスを考慮して選びましょう。

軽キャンピングカーの年間維持費は約10〜16万円

軽キャンピングカー最大の魅力のひとつが維持費の安さです。年間維持費の目安は以下の通りです。

費目目安金額
自動車税(8ナンバー軽)約5,000〜10,800円
任意保険約4〜8万円
車検(2年ごと / 1年あたり)約5〜10万円
燃料費走行距離次第
合計目安約10〜20万円

8ナンバー登録の場合、自動車税は年間約5,000〜10,800円と軽自動車の中でも低い水準です。車検は2年ごとで、重量税にも優遇があります。

なお、任意保険は8ナンバー対応の保険を取り扱っていない会社もあるため、事前に確認しておきましょう。全体として、普通車ベースのキャンピングカーと比べると維持費は大幅に抑えられます。

まとめ

当記事では、軽キャンピングカーを新車で購入する際に知っておきたいポイントを解説しました。

  • 新車価格の相場は約180万〜400万円超。装備と予算のバランスで選ぶ
  • バンコンとキャブコンの2タイプから、使い方に合った方を選ぶ
  • ベース車の特徴を比較して選ぶ
  • 年間維持費は約10〜20万円と経済的

軽キャンピングカーは、手軽にアウトドアや車中泊を楽しめる魅力的な選択肢です。まずはお近くのキャンピングカー販売店や、キャンピングカーショーで実車を体験してみてください。自分にぴったりの1台がきっと見つかるでしょう。

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この記事はHID屋が監修しています

HID・LED専門店を運営。累計1,000社以上と取引しており、楽天月間優良ショップ14回受賞、お客様満足度97.4%。本メディアでは、HID・LEDを長年販売してきた経験から、車のヘッドライト・フォグランプ等の関するお役立ち情報を発信していきます。

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