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LEDヘッドライトバルブの種類は?おすすめ製品10選!

LEDヘッドライトは明るく寿命が長く、消費電力が少なめであるために最近の車でよく使われるようになってきました。

ただLEDヘッドライトといってもいくつものバルブ規格があり、自分の車にあった規格を選ばないと取り付けられません。

自分の車はどの規格なのかわからない方もいるでしょう。

この記事では、LEDヘッドライトのバルブ種類やおすすめの製品などを紹介します。

目次

LEDヘッドライトのバルブの種類

LEDヘッドライトバルブにはH1やH4 、H8などいくつも規格があります。

ここではどんな規格があるのか、主な種類を紹介します。

H1

4灯式ヘッドライトバルブの規格です。
現在ではほぼ使われておらず、1世代か2世代前の車に多く見られました。
バルブ先端へシェードが付いておらず、配光制御はプロジェクタータイプで行うのが一般的です。

HB3とHB4

4灯式のハイビーム用として使用されるバルブです。
現在も使われている規格であり、ハロゲンバルブはもちろんLEDバルブでも使用されます。
シングルフィラメントのバルブであるために、バルブ1つでロービームまたはハイビームでしか使えません。
ちなみにHB3とHB4に互換性はなく、バルブ台座のつめの厚さや角度、そしてバルブソケット口径などが違います。

H4

2灯式のヘッドライトに使われるバルブです。
1つのバルブでハイビームとロービームを切り替えられます。
ロービームには光を遮るシェードが付いており、シェードによってロービーム特有の光を照射可能です。
現在の車で多く使われる規格で、H4規格のLEDヘッドライト製品が多数販売されています。

H7

国産車や外車で広く使われている、4灯式ヘッドライトです。
ハイビームやロービームなどで広く使われています。
車だけではなくバイクにも使用される規格です。
コンパクトサイズでヘッドライト裏が狭い欧州車に多く使われ、さらに一部の中・大型バイクにも採用されています。

H11

LEDチップが1枚のバルブで、ヘッドライトとフォグランプに使用されます。
ヘッドライトであればロービームに使われることが多いです。
また、一部の国産セダンやミニバンのフォグランプに採用されています。
ちなみに、H8、H9、H11、H16と4つのバルブ形状は見た目が同じに見えますが互換性はありません。
ヘッドライトかフォグランプかと使用用途が違い、さらに消費電力が違うから互換性がないです。

D2R/D2S

純正HIDヘッドライトバルブの規格です。
D2Rはリフレクタータイプ、D2Sはプロジェクタータイプのヘッドライト形状となっています。
そしてD2Rはグレア光を防ぐ遮光塗膜加工が施されており、D2Sには遮光塗膜可能はありません。
さらにD2SとD2Rで台座口金形状も違います。

ドライバーユニット一体型と別体型の違いと特徴

ヘッドライトによってはドライバーユニットが必要です。

ドライバーユニットは主にLEDヘッドライトで使われるパーツで、LEDチップの光を制御しています。

バルブとドライバーユニットが1つになっているのが一体型、そしてドライバーユニットがバルブとは別になっているのが別体型です。

ドライバーユニット一体型

一体型はバルブとドライバーが1つになっており、車に取り付けるときはバルブ交換のみで行なえます。

配線を考えずに済むので、初めてバルブ交換を行う方でも作業しやすいです。

最初に古いヘッドライトバルブを取り外し、次に新しいバルブを取り付け、最後に電源コネクターやバッテリーへのコード接続を行えば使えます。

ただし一体型はバルブにドライバーユニットが備わっているために、バルブが大きくなりやすいです。

バルブ交換前には、十分な設置スペースがあるか確かめたほうが良いでしょう。

一体型の具体的取り付け手順

ドライバーユニット一体型は、以下の手順で取り付けます。

  1. 車のエンジンを切ってライトのスイッチを切る
  2. ボンネットを開ける
  3. バッテリーの端子を外す
  4. バルブのコネクターを外す
  5. 防水ゴムを外す 
  6. バルブを固定する金具を外す
  7. 車についている古いバルブを取り外す
  8. 新しいバルブを取り付ける
  9. 金具、防水ゴム、コネクターの順で取り付ける
  10. バッテリー端子を取り付ける
  11. ボンネットを閉めてライトのスイッチを入れて点灯確認する

手順を守ればとくに難しい作業ではありません。

バッテリー端子は感電を防ぐために外しておきます。

同じく感電防止のために、作業では手袋を装着しましょう。

防水ゴムはゴム製であるために、雑に扱うと破けるかもしれないので丁寧に扱ってください。

初めてバルブからコネクターを外すときは、固いので外しにくいかもしれません。

交換作業が完了したら、最後にライトの点灯確認を行います。

ドライバーユニット別体型

別体型はバルブがコンパクトであるために、多くの車に取り付けられます。

ドライバーユニットの設置場所を自由に決めることができ、バルブ設置の自由度が高いです。

ただしバルブ交換時には、ドライバーユニットを車の何処かに固定しないといけません。

タイラップや紐を使用してユニットを固定します。

またバルブとドライバーユニットの間は配線で繋がっているために、配線を取り回す位置も確認しておきましょう。 

おおよその設置場所を決めたら取り付けを開始します。

最初に取り付けば難しそうな場所からパーツの取り付けを開始しましょう。

作業を始めたばかりだと集中力が高いので、難しい作業も行いやすいです。

ドライバーユニットはタイラップや紐で固定しますが、車のボディに空いている穴を利用してください。

車のボディは最初から穴が空いている部分があります。

その穴を利用して、タイラップや紐でくくりつけてドライバーユニットを取り付けると固定しやすいです。

両面テープなどで固定すると、熱で剥がれる恐れがあるのでやめたほうが良いでしょう。

また振動が伝わりやすい場所は、タイラップや紐で固定しても外れるかもしれないので避けます。

バルブとドライバーユニットの固定が終われば、最後は配線です。

近くに何かのパーツの配線があれば、一緒に巻き付けて固定するのも良いです。

ただし、他の配線と固定する際は絶縁を忘れないでください。

もし絶縁を怠ると故障や出火に繋がりやすいので、必ず忘れないようにしましょう。

そして配線は動かないように車のボディに固定します。

配線が動くと他のパーツと干渉してトラブルが発生するかもしれないので、動かないように強く固定してください。

別体型でドライバーユニットをうまく固定する方法

ドライバーユニットがバルブとは別になっている別体型は、ユニットや配線の位置をどうするか考えないといけません。

特に最近の車は設置スペースが狭いので、下手に取り付けるとドライバーユニットが固定できないという事態になりかねません。

ドライバーユニットをうまく固定するには、以下の流れで作業しましょう。

  1. 設置スペースを見ておおよそ全体の設置位置を決める
  2. 配線をどこに通すか決める
  3. ドライバーユニットをどこに設置するか決める

まずは別体型バルブのすべてのパーツを把握し、車のどこに取り付けるか確かめます。

次に配線をどのようにするか決めます。

エンジンルーム内へ無造作に配線を通すと見た目が悪いのはもちろん、ホコリやゴミが溜まりやすくパーツが故障するかもしれません。

また無造作な配線は、エンジンルーム内で作業するときに誤って引っ張り外したり切ったりする可能性もあります。

どの車でも設置スペースはあるので、空いている部分に取り付けましょう。

回転するパーツや高温の場所には、配線に限らずドライバーユニットの設置も避けます。

そして最後にドライバーユニットの設置位置を決めましょう。

ユニットはある程度大きいので、配線の長さと設置スペースの広さを見てどのように固定するか考えます。

涼しい場所の設置が理想ですがエンジンルーム内は熱を持ちやすいので、通気性がよく涼しくなりやすい場所を探してください。

おすすめのヘッドライトバルブ10選

ヘッドライトバルブはH1やH3、H4、D2Rなどといくつか規格があります。

車に設置するならば、元あるバルブと同じ規格のバルブを使ってください。

色々なメーカーからヘッドライトバルブが発売されているので、その中からおすすめの製品を紹介します。

HID屋 H4 LEDヘッドライト【65W HID級の明るさ】ホワイト車検対応 Qシリーズ

規格H4、H7、H11、H16、D2Rなど
ケルビン数6500K
冷却方法ヒートシンク+冷却ファン

特注の特大LEDチップを使用する圧倒的な明るさを持つLEDヘッドライトで、ワイドに照射し視認性抜群です。

純正バルブと同じ綺麗なカットラインを実現しているために、車検は問題ありません。

付属の六角レンチを使えば簡単に配光調節できます。

バルブ先端全体を熱伝導性の高い赤銅を使用し、さらに小型冷却ファンを搭載しているので冷却性能が高くバルブが熱を持ちにくいです。

AUXITO H4 LEDヘッドライト 新基準車検対長寿命 ファンレス

出典 : amazon

規格H4、H8、H11
ケルビン数6000K
冷却方法ヒートシンク

高発光効率CSPLEDチップを採用し、精巧な配光でより明るいLEDヘッドライトになっています。

ロービームはカットラインがクリアで、ハイビームはハロゲン以上の明るさです。

高性能定電流保護回路を搭載しているので、過電流になる心配がありません。

IP65相当の防塵防水性能で、悪路や悪天候の中でも点灯します。

SUPAREE H4 LEDヘッドライト HI/LO切替 ファンレス

出典 : amazon

規格H4
ケルビン数6000K
冷却方法ヒートシンク

ファンレスのドライバーユニットがバルブと1つになった一体型で、コンパクトなために多くの車種に取り付けられます。

ハロゲンバルブよりも明るく省電力で長持ちするLEDヘッドライトです。

IP67相当の防塵防水で、様々な天候の中で使用できます。

コンパクトで一体型バルブであるために、車には古いバルブと交換するだけで設置可能です。

NOVSIGHT LEDヘッドライト H11(国産車対応) DC9V-32V車対応 車/バイク用

出典 : amazon

規格H4
ケルビン数6000K
冷却方法ヒートシンク

CSPチップを採用しており、明るく省電力なLEDヘッドライトです。

最先端集光技術で、グレア光を防止しながらも明るい集中光を実現しました。

ハロゲンバルブと同じ発光を再現し、カットラインが綺麗に出ます。

アルミ製の深溝ヒートシンクを備えており、独自の構造でより冷却性能が高いです。

LAEFLAEK HB3/HB4/9005/9006 LEDヘッドライト 新車検対応 5倍明るさUP

出典 : amazon

規格HB3、HB4、9005、9006
ケルビン数6500K
冷却方法ヒートシンク+冷却ファン

明るく安定性があり耐久性を備えたLEDヘッドライトです。

アルミ製のヒートシンクに冷却ファンを搭載し、冷却性能が高く耐久性を増しました。

IP68相当の防塵防水性能で、悪天候の中でも使用できます。

ドライバーユニットがバルブと1つになった一体型で、車への取り付けが簡単です。

SEALIGHT H11 LED ヘッドライト 冷却ファン付き 車検対応 省エネ

出典 : amazon

規格H4
ケルビン数6000K
冷却方法ヒートシンク+冷却ファン

くっきりした配光で、対向車や歩行者にも迷惑をかけません。

純正ハロゲンサイズと同じコンパクトバルブで、発光位置も同じです。

航空素材のアルミヒートシンクに、高速冷却ファンを搭載しています。

軽量化しながらも高い耐久性を持っており、高温にも耐えられる放熱性能です。

IPF LEDヘッドライト  HB3 HB4 ドライバーユニット別体型 ノイズ対策済

出典 : amazon

規格HB3、HB4
ケルビン数6000K
冷却方法ヒートシンク+冷却ファン

ドライバーユニットがバルブとは別になっているLEDヘッドライトです。

冷却ファンを搭載しますが、コンパクトなバルブであるために設置スペースを広く取りません。

遠くまで光が届き、中心光度が高く視界を確保しやすいです。

基盤部分には銅素材を採用しており、薄型基盤であるために基盤の熱がヒートシンクに伝わり放熱します。

AUXITO HB3 LEDヘッドライト純正ハロゲンサイズ ハイブリッド車・EV車対応

出典 : amazon

規格HB3、HB4
ケルビン数6500K
冷却方法ヒートシンク+冷却ファン

鮮明で高輝度で、ハロゲンランプの6倍明るいです。

コンパクトなバルブであるために、取り付けスペースの狭い車でも設置できます。

15000RPMの高速回転冷却ファンを備えており、強力に冷却して基盤が熱を持つのを防ぎます。

純正フィラメントと同位置の発光で、そしてグレア光を可能な限り抑えました。

Torchbeam H4 LEDヘッドライト 冷却ファン搭載 ホワイト 50000時間以上寿命

出典 : amazon

規格H4
ケルビン数6500K
冷却方法ヒートシンク+冷却ファン

光の透過率を大幅に増やし、雨や雪などの悪天候でも前方の視界を確保できます。

アルミヒートシンクと冷却ファンで、放熱問題を解決しました。

ハロゲンやHIDよりも消費電力が少ないです。

純正ハロゲンと同じ配光パターンで、新車検のすれ違い光にも対応しています。

OPPLIGHT D4S LEDヘッドライト D4R兼用 純正同サイズ ノイズキャンセラー内蔵

出典 : amazon

規格D4S、D4R
ケルビン数6000K
冷却方法ヒートシンク+冷却ファン

純正より広い範囲を照射し、長時間点灯しても光量が落ちません。

純正HIDと同形状であるために、取り付けはHIDバルブを外した部分に設置するだけです。

高品質なLEDチップを搭載しており、HIDよりも明るいです。

アルミヒートシンクに最新放熱技術で、優れた放熱性能を持っています。

LEDヘッドライトのメリットは4つ

自分の車をLEDヘッドライトにすると、どんなメリットがあるのでしょうか?

メリットは以下のようなものがあります。

  • 寿命が長い
  • 明るい
  • 消費電力が少ない
  • 最大光量になるまでの時間が短い

寿命が長くずっと使える

車のヘッドライトの種類というと、ハロゲン、HID、LEDの3つが主流です。

ハロゲンは長くてもおよそ1000時間(約3年)、HIDはおよそ2000時間(約5年)の寿命ですが、対してLEDはおよそ10000時間(約15年)となっています。

車に設置してから15年使えるということは、場合によっては廃車にするまでヘッドライトを取り替える必要がありません。

コストパフォーマンスの良いヘッドライトだと言えるでしょう。

明るいので視界を確保しやすい

昔のLEDヘッドライトは今ほど明るくありませんでした。

最近になって消費電力1W以上のハイパワーLEDが登場します。

LEDに流せる電気が多くなったことで、明るくなりHID以上の明るさを持つLEDヘッドライトも登場しました。

明るいので夜間でも視界を確保しやすく、運転しやすいです。

瞬時に最大光量になる

明るいというメリットに似ていますが、瞬時に最大光量になるのもメリットの1つです。

トンネル内での点灯やパッシングなど、ヘッドライトをすぐ最大光量にしなければならない場面でLEDヘッドライトが活躍します。

ちなみにHIDは点灯してから最大光量になるまで数秒かかるために、トンネル内やパッシングでは使いにくいです。

消費電力が少なめでバッテリーへの負担が少ない

ハイパワーLEDの登場で使う電力が増えましたが、それでも消費電力の少ないLEDヘッドライトは多数あります。

消費電力が少なければ、バッテリーとライト本体への負荷が軽くなります。

従って車の寿命を延ばすのに効果的でしょう。

まとめ

LEDヘッドライトの規格はH1やH4、HB3などといくつもあります。

それぞれ互換性はないので、車に新しいLEDヘッドライトを取り付けるならヘッドライトユニットの規格にあった製品を使ってください。

ヘッドライトバルブはドライバーユニット一体型と別体型があります。

HID屋のQシリーズはドライバーユニット別体型となっており、ちょうど良い配線の長さでスペースを気にせず取り付けも簡単です。

HID屋 H4 LEDヘッドライト【65W HID級の明るさ】ホワイト車検対応 Qシリーズ

規格H4、H7、H11、H16、D2Rなど
ケルビン数6500K
冷却方法ヒートシンク+冷却ファン

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この記事はHID屋が監修しています

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