高圧洗浄機の正しい使い方は?基本の手順や用途別の使い方、注意点を解説

高圧洗浄機を使って洗車をしている様子

高圧洗浄機は、基本の手順で正しく使えば、洗車や家まわりの掃除など幅広く活用できる便利なアイテムです。

水圧で効率よく汚れを落とせるほか、手の届きにくい場所も洗いやすくなります。

ただし使い方を誤ると、思わぬけがや塗装の剥がれなど素材の傷みにつながりかねません。

本記事では、高圧洗浄機を使う基本の手順や用途別の使い方、注意点を解説しますので、高圧洗浄機を正しく使いたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

目次

高圧洗浄機を使う基本の手順

高圧洗浄機とノズルやホース等のイメージ画像

高圧洗浄機は、ホースをつないで空気を抜いてから噴射し、使い終えたら水を抜いて片付けるのが基本です。

ここでは、水道と電源につないで使うコード式の高圧洗浄機を例に紹介します。

具体的な手順は以下のとおりです。

  • ホースとノズルを本体に取り付ける
  • 蛇口を開けてホース内の空気を抜く
  • 電源を入れて噴射する
  • 使用後は残圧と水を抜いて片付ける

順番に見ていきましょう。

STEP

ホースとノズルを本体に取り付ける

はじめに、本体とトリガーガンを高圧ホースでつなぎます。

次に、本体の給水口と蛇口を水道ホースでつなぎましょう。

水漏れを防ぐため、接続部は奥までしっかり差し込んでください。

トリガーガンの先には、洗う場所に合わせて以下のようなノズルを付けます。

  • 広い面には広角ノズル
  • こびりついた汚れにはターボノズル
STEP

蛇口を開けてホース内の空気を抜く

ホースをつないだら、電源を入れる前に水を通してホース内の空気を抜きます。

水量が足りないとホースに空気が入り込むので、蛇口は全開にしましょう。

ホース内に空気が残っていると水圧が上がらないため、トリガーガンを握って水が安定して出るまで流します。

STEP

電源を入れて噴射する

空気を抜いたら電源プラグを差し込んでスイッチを入れ、トリガーガンを握って水を噴射します。

電源プラグは本体のスイッチが切れているのを確かめてから、乾いた手で差し込んでください。

噴射の反動があるため、トリガーガンは両手でしっかり持ちましょう。

洗うときに意識したい点は以下のとおりです。

  • 壁や網戸など高さのあるものは上から下へ洗う
  • ノズルは止めずにゆっくり一定の速さで動かす
STEP

使用後は残圧と水を抜いて片付ける

使い終えたら、ホース内の圧力と本体の水を抜いてから片付けます。

洗剤を使った場合は、電源を切る前に真水を通して本体の内部をすすいでおきましょう。

電源を切って蛇口を閉めたら、トリガーガンを握ってホース内に残った圧力を抜きます。

続いてホースを外して電源を入れ、本体から水が出なくなるまで(10秒以内が目安)動かします。

最後に、水気を拭き取ってから保管します。

※水抜きの方法は機種によって異なるため、取扱説明書を確認してください。

高圧洗浄機の用途別の使い方

高圧洗浄機を使ってガレージの床を洗浄している様子

高圧洗浄機は、用途に合わせて洗う順番やノズル・水圧を変えると汚れを効率よく落とせます。

ここでは、以下の用途に分けて使い方を紹介します。

  • 洗車
  • 駐車場・ガレージの掃除
  • 玄関まわり・ベランダの掃除
  • 外壁・ブロック塀の掃除
  • 網戸・窓の掃除

一つずつ見ていきましょう。

洗車

車は、泥が付着した足回りを先に水圧で洗い流してから、ボディの砂やホコリを上から下へ流します。

次に、泡立てたカーシャンプーとスポンジで車全体を洗います。

最後に泡を洗い流し、水滴が乾く前に拭き上げましょう。

なお、泡ノズルに対応している機種であれば、カーシャンプーを泡状にして吹き付けられます。

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駐車場・ガレージの掃除

駐車場やガレージの床は、水圧で土や落ち葉を洗い流してから黒ずみや苔を落とします。

コンクリートの黒ずみや苔は、水の勢いが強いターボノズルを使うと落としやすくなります。

ただし、ノズルを近づけすぎるとコンクリートの表面が削れてざらつく場合があるため、20〜30cmほど離して当て、一定の速さで動かしましょう。

最後に、汚れた水を排水口へ向けて流します。

玄関まわり・ベランダの掃除

玄関まわりやベランダは、落ち葉や砂などのゴミを先に取り除いてから水で流します。

ベランダを掃除する際は、詰まりを防ぐために排水口のゴミも取っておきましょう。

水で流すときは、排水口から離れた側から順に汚れを落としていきます。

玄関のタイルは、目地にたまった汚れも水圧で落とせます。

なお、水はねが気になるときは、床用のアタッチメントを使う方法もあります。

外壁・ブロック塀の掃除

外壁やブロック塀は、水が扇状に広がる広角ノズルを使い、水圧を抑えて汚れを落とすのがおすすめです。

ひび割れや欠けがある箇所は水圧で表面が剥がれるおそれがあるため、洗う前に確認し、水を直接当てないようにしてください。

上から下へ進めると、洗い終えた面に汚れた水が流れるのを防げます。

なお、延長パイプを付けると、高い場所にも水が届きやすくなります。

網戸・窓の掃除

網戸や窓は、水がやさしく当たる広角ノズルを使い、水圧を弱めて離れた位置から水を当てます。

室内に水が入らないよう、洗う前に窓が閉まっているかを確かめましょう。

洗い終えた面に汚れた水が流れないよう、上から下へ洗うのが基本です。

窓のレールにたまった汚れも、水圧で流せます。

高圧洗浄機を使うときの注意点

高圧洗浄機は使い方を誤ると、けがや塗装の剥がれなどにつながるため、以下の4点に注意してください。

  • 人や動物に向けて水を噴射しない
  • 洗うものにノズルを近づけすぎない
  • 傷つきやすい素材や電気機器に水を当てない
  • 水を残したまま保管しない

一つずつ解説していきます。

人や動物に向けて水を噴射しない

高圧の水が肌に当たると裂傷を負う場合があるため、まわりに人やペットがいないか確かめてから使ってください。

噴射中は、自分の手にも水が当たらないよう気をつけましょう。

洗うものにノズルを近づけすぎない

洗うものにノズルを近づけすぎると、水圧が一点に集中して塗装の剥がれや破損につながります。

ノズルと洗うものとの距離は、20〜30cmが目安です。

汚れが落ちないときは近づけるのではなく、ノズルの種類を替えるか洗剤を使いましょう。

傷つきやすい素材や電気機器に水を当てない

傷つきやすい素材や電気機器に水を当てると、表面の剥がれや故障につながります。

使用を避けたいのは以下のものです。

  • ひび割れや欠けがある外壁やコンクリート
  • 水を吸いやすい木材
  • エアコンの室外機などの電気機器

ひび割れや欠け、塗装の劣化がある部分は水圧で傷みが進むおそれがあるほか、木材は水を吸うと反りや割れにつながる場合があります。

傷みの程度が分からないときは、目立たない場所で試してから洗いましょう。

電気機器は内部に水が入ると故障するおそれがあるため、水がかからないよう注意してください。

水を残したまま保管しない

本体やホースに水を残したまま保管すると、故障の原因になるため注意が必要です。

残った水は内部の腐食やカビにつながるほか、冬場は凍結した水が膨張してポンプが破損するおそれがあります。

凍結による故障は、保証の対象外になる場合もあります。

水抜きは、使うたびに行いましょう。

水抜きをしても少量の水は残るため、氷点下になる時期は屋内で保管してください。

高圧洗浄機の使い方についてよくある質問

ここでは、高圧洗浄機の使い方についてよくある質問に回答します。

高圧洗浄機の水道ホースは家にあるものでも使える?

耐圧タイプのホースであれば、家にあるものでも使えます。

耐圧タイプではないホースは水圧でつぶれたり蛇口から外れたりしやすく、本体に水が十分に届かず故障の原因にもなります。

ホースの内径は、12〜15mmを目安に選びましょう。

散水用のホースリールも、耐圧タイプなら使用できます。

なお、蛇口の形によっては、接続用の部品が別に必要な場合があります。

高圧洗浄機に延長コードは使える?

高圧洗浄機に対応した太さ・長さの延長コードであれば使えます。

高圧洗浄機は消費電力が大きく、細いコードでは負荷に耐えられません。

15A対応で、断面積2.0mm²以上のコードの使用が推奨されています。

コードが長いと電圧が下がりモーターが焼けるおそれがあるため、長さは10m以内を目安に選びましょう。

コードリールは巻いたままだと電圧が下がり、水圧の低下や故障につながるおそれがあるので、コードをすべて引き出してから使ってください。

高圧洗浄機はバケツにためた水でも使える?

水を吸い上げる機能(自吸)のある機種であれば、バケツにためた水でも使えます。

給水には自吸用のホースを使用し、砂や泥が混じっている水を吸い上げる場合はフィルターを付けましょう。

ホース内に空気が残ると水を吸い上げられないので、使う前に空気を抜くのが大切です。

※空気の抜き方は機種によって異なるため、取扱説明書を確認してください。

まとめ

高圧洗浄機は、水圧で汚れを効率よく落とせる便利なアイテムです。

洗車や家まわりの掃除など、さまざまな場面で活用できます。

用途に合わせて、洗う順番やノズルを変えるのがポイントです。

水の当て方に注意すれば、けがや塗装の剥がれなども防げます。

高圧洗浄機を正しく使って、日々の掃除に役立てましょう。

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この記事はHID屋が監修しています

HID・LED専門店を運営。累計1,000社以上と取引しており、楽天月間優良ショップ14回受賞、お客様満足度97.4%。本メディアでは、HID・LEDを長年販売してきた経験から、車のヘッドライト・フォグランプ等の関するお役立ち情報を発信していきます。

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